XL6のモデルチェンジ

XL6がインドで予約を開始!高級MPVの日本市場への導入予定は?

XL6に関する最新情報。2019年秋にインド市場で発売される見込みの新型クロスオーバーMPVである同車が採用する、機能的でデザイン性も兼ね備える内外装の特徴や、厳格化される排ガス規制「BS6」を満たすスマートハイブリッドシステムの魅力などについて紹介します。

インド市場でのヒットが予想されるスズキの新型クロスオーバーMPV「XL6」の内外装やパワートレイン

スズキのインド部門であるマルチスズキが、2019年8月21日に3列シートのプレミアムクロスオーバーMPVの新型車である「XL6」の予約受注をスタートさせた事を発表しました。

日本で言えばミニバンに該当する同車は、MPV(Multi-Purpose Vehicle)にSUVのような走行性能やエクステリアの力強さを加えた、エルティガの上級モデルとして位置付けられています。

ここでは、2019年秋に発売が予定され、インド市場でのヒットが予想されるスズキの新型MPVである「XL6」が採用する内外装の特徴や、搭載するパワートレインの魅力などについて紹介していきます。

XL6のエクステリアはワイルド&スタイリッシュで機能性の高いパーツによって構成

XL6のフロントマスクはワイルドかつスタイリッシュで魅力的

2019年秋頃にインド市場で発売されるスズキの新型車「XL6」は、シグネチャーアットLEDヘッドランプや、メッキ加飾を施すフロントグリルを採用します。同車はLEDのデイタイムランニングライトも装備して機能性も向上させます。

ホイールアーチとブラックアルミホイールの組み合わせは迫力がある

XL6はブラックのアルミホイールを採用。ホイールアーチには大胆な立体加工を施してサイドビューにオフロード感を与えます。

XL6が採用するルーフレールはドレスアップ効果が高い

ボンネットフードを隆起させる・ルーフレールを設置する・サイドグラッディングパネルに特徴を持たせている「XL6」は、ベース車とする「エルティガ(Ertiga)」よりも、ダイナミックかつ筋肉質なボディを完成させています。

XL6のリヤ部は機能性の高いパーツによって構成されている

XL6のリヤ部は、ライトガイド付きLEDテールランプやリヤスキッドプレート等のパーツによって構成されています。

XL6 はタイヤサイズ185/65R15を採用している

XL6のタイヤ・リムサイズ
タイヤサイズ 185/65R15
リムサイズ 15×5 1/2J
XL6のボディサイズ
全長 4,445mm
全幅 1,775mm
全高 1,700mm
ホイールベース 2,740mm

XL6の内装は各シートに着座する乗客を満足させるために快適装備を充実

XL6のコックピットは運転をサポートする装備を最適配置している

スズキの新型MPV「XL6」のコックピットは、革巻きフラットボトムステアリングホイール、各種メーターや、カスタマイズも可能とする最新の車載コネクティビティである「スマートプレイスタジオ」等のパーツによって構成されています。

XL6が搭載する「スマートプレイスタジオ」はスマホアプリなどと連携する

タッチスクリーン式のモニターで燃費などの車両情報を確認する「スマートプレイスタジオ」では、Apple CarPlay やAndroid Autoなどのスマートフォンのアプリや、クラウドサービスへのアクセスも可能としてサービスの質を向上させます。

XL6のインテリアは高級感があって着座時の快適性は高い

XL6のインテリアはブラックを基調として統一感を持たせながらも、各部にシルバー加飾などの装飾を施して華やかさを加えます。

シートの素材はレザーを採用、一人一人が快適に座れるように2列目はキャプテンシートを選択して、3列目シートにはリクライニング機能を付与させます。

リヤシート用のエアコンは後部座席に着座する方達が車内で過ごしやすいように空調を整える

XL6は操作性の優れたオーバーヘッドコントロール、アクセサリーソケット、後部座席用のエアコンを装備して、各シートに着座する一人ひとりの満足度を高めます。

XL6の2列目シートと3列目シートを倒せば荷室容量は3倍以上も拡張される

2列目シートと3列目シートは、ワンタッチ操作で簡単にスライドでき、シートアレンジを楽しめ、乗降性を高める事ができます。2列目シートと3列目シートをフロント側に折り畳めば、通常時は209Lの荷室容量を最大で692Lへと拡張できます。

スズキの新型MPV「XL6」はインド国内で新たに導入される排ガス規制をクリアする環境性能の優れたパワートレインを採用

XL6が導入するスマートハイブリッドシステムは新たな排ガス規制「BS6」をクリアする

K15型1.5L直列4気筒ガソリンエンジンに、リチウムイオンバッテリーを組み合わせるプログレッシブ・スマートハイブリッドシステムを搭載する「XL6」は、2020年4月よりインド国内で新たに導入される厳格な排ガス規制「バートラ・ステージ6(BS6)」をクリアする環境性能を備えます。

「XL6」はBS6の排ガス規制をクリアするだけではなくて、最大出力は105hp/6,000rpm・最大はトルク14kgm/4,400rpmと走りの魅力も兼ね備えているクロスオーバーMPVです。

XL6は第5世代の「HEARTECT」をプラットフォームに採用して先進装備を充実

XL6は、高剛性と軽量化を両立させるスズキの次世代型プラットフォームである「HEARTECT」の第5世代を導入して開発を行います。

同車はドライバーの運転をアシストする先進運転支援システム(ADAS)や、クラウドに接続可能なコネクトシステムを導入して利便性を追求します。

新型MPV「XL6」のボディカラーは全6色で4グレードが展開

  • ネクサブルー
  • オーバーンレッド
  • プレミアムシルバー
  • ブレイブカーキ
  • マグマグレー
  • アークテックホワイト

XL6のボディカラーは「Nexa Blue」「Prime Auburn Red」「Metallic Premium Silver」「Pearl Brave Khaki」「Metallic Magma Grey」「Pearl Arctic White」の全6色ラインナップ。

XL6はスズキのスマートハイブリッドシステムに、トランスミッションは5速MTあるいは4速ATを組み合わせた「ゼータ(MT)」「ゼータ(AT)」「アルファ(MT)」「アルファ(AT)」の4タイプのグレードを展開します。

XL6の販売はマルチスズキの高級ショールーム「NEXA」で行われる

新型クロスオーバーMPV「XL6」の販売は、マルチスズキが2015年7月に立ち上げられた高級ショールームであるNEXAにて行われます。

インド国内の200を超える都市で、300以上の店舗にまで営業拠点を広げているいるNEXAでは、「Sクロス」「バレーノ」「イグニス」「シアズ」といったスズキ車も販売しています。

インド市場でのヒットが予想されるスズキの新型車「XL6」の日本での販売も期待

スズキの3列シートの新型クロスオーバーMPV「XL6」は、ワイルドかつスタイリッシュなエクステリアを特徴とし、各シートに着座する乗客の満足度を高める快適装備を充実させています。

同車は、2020年4月よりインド国内で導入される厳格な排出ガス規制である「BS6」をクリアしながらも、クロスオーバーMVPに相応しい刺激的な走りを楽しませます。

先進の運転支援システム(ADAS)を搭載して、予防安全性能を引き上げる「XL6」のインド市場でのヒットは確実視されています。COBBYは日本市場での販売も期待される「XL6」の今後の動向についても随時紹介していきます。