エスクードのモデルチェンジはいつ?1.0Lターボを搭載し燃費向上・乗り出し価格の低下を狙う
2015年より販売しているスズキのエスクードは次のモデルチェンジで1.0Lターボエンジンを搭載すると噂されています。日本仕様は2018年に一部改良を施し1.4Lターボのみとなり、フェイスリフトを施していますが、一部改良モデルが発売されてから1年足らずでモデルチェンジが行われるのでしょうか?
欧州モデルのビターラには1.4Lモデルのほかに1.0Lモデルを投入すると発表されていて、搭載するエンジンは1.0Lのブースタージェットエンジンだと考えます。さっそく、新型エスクードに搭載する1.0Lターボエンジンのスペックや発表時期、現行エスクードのマイナーチェンジ歴をチェックしてみましょう。
エスクスードのモデルチェンジは2024年以降か 現行モデルは2021年6月に生産終了して次期モデルにシフトする可能性
エスクードの4代目にあたるモデルが2021年6月に生産終了。そして2022年4月にマイナーチェンジ版として復活。
元々新型エスクードは2023年に発売する、という噂が多かったですが、今回のマイナーチェンジにより、翌年のフルモデルチェンジの可能性は消滅したと考えます。
オーストラリア市場で販売するエスクード(ビターラ)は2023年にマイナーチェンジ、特別仕様車のシャドウエディションを追加しました。日本市場で発売するエスクードの次期型の登場は、早くても2024年以降になると予想します。
スズキ次期型エスクードはスポーティなクーペスタイルに!48Vマイルドハイブリッド搭載か
次期エスクード(海外名ビターラ)の予想イメージ
5代目を迎えるエスクードに関する新たな情報を掴みました。
エスクードの次期型モデルでは、丸みを帯びたクーペスタイルのボディへと進化。フェンダーは強く張り出し、シャープなヘッドライトとグリルを採用するとのことで、2023年に発売されると予想します。
エスクード(ビターラ)のフロントビュー
エスクード(ビターラ)のサイドビュー
エスクード(ビターラ)のリヤビュー
新型エスクードのパワートレインは1.0L直列3気筒ブースタージェットターボエンジンや、1.4L直列4気筒ブースタージェットターボエンジンに新開発の48Vマイルドハイブリッドを組み合わせ、燃費性能も大きく向上する可能性があります。四輪制御システムのALLGRIP(オールグリップ)やドライビングモードもアップグレードするでしょう。
新型エスクードは1.0Lターボエンジンが搭載され乗り出し価格が安くなり2023年に発表するという噂がある
スズキが欧州で販売するビターラ(エスクード)は、2020年モデルに1.0Lターボを搭載すると発表されている
スズキがヨーロッパ市場で販売しているビターラの2020年モデルは、日本市場のエスクードにもラインナップしている1.4Lターボのほかにダウンサイジングされた1.0Lターボをラインナップするとしています。
1.0Lターボエンジンは「ブースタージェット」と呼ばれるエンジンで、ハイオク指定だった旧型バレーノXTに搭載されていたエンジンと同様のモデルです。もし、日本仕様のエスクードに1.0Lターボエンジンが搭載されるなら、現行バレーノXTと同様にレギュラー仕様になったものが来るのではないかと考えます。
指定燃料 | ハイオク | レギュラー |
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種類 | 直列3気筒ターボ | |
排気量 | 996cc | |
最高出力 | 82kW(111PS)/5,500rpm | 75kW(102PS)/5,500rpm |
最大トルク | 160Nm/1,500~4,000rpm | 150Nm/1,700~4,500rpm |
ハイオク指定のエンジンは111PSの出力を発揮しますが、レギュラー仕様だと少しパワーが下がり102PSとなっています。日本仕様の1.4Lターボのエスクードはレギュラー仕様のため、2023年に追加されるという噂の1.0Lターボもバレーノと同様にレギュラー仕様で発売するのではないかと予想します。
また、1.4Lターボモデルの価格帯は265万円からですが、1.0Lターボモデルは少し値下がりし旧型の1.6Lモデルと同等の234万円付近になるのではないかと予想します。旧型エスクード1.6Lモデルの出力は117PSで、少しパワーが落ちますが、排気量は996ccのため自動車税は1番安い29,500円で済みます。
エスクードのフルモデルチェンジはフランクフルトモーターショーで発表されると予想
新型エスクードはパリモーターショーで発表することが多いため2023年はマイナーチェンジに留まるかもしれない
4代目エスクードが発表されたのは2014年のパリモーターショーでのことで、フェイスリフトが行われた新型エスクードが発表されたのも2018年のパリモーターショーです。一部改良が行われた時期も2018年で、1年しか経過していないため1.0Lターボを搭載するモデルの発表はマイナーチェンジとして扱う可能性もあります。
エスクードの欧州仕様であるビターラは2020年モデルで1.4Lターボのほかにも1.0Lターボを搭載しているため日本仕様も追従する可能性が高い
エスクードの2019モデルには1.4Lターボのほかに1.0Lターボを搭載することが発表されている
欧州で販売されているビターラには、1.0Lブースタージェットエンジンが搭載されているモデルもあり、イギリスのスズキで販売されているVitaraのSZ4と呼ばれるベースグレードから搭載されています。販売価格は16,999ポンドからで、日本円では約251万円(1ポンド:148円)となっています。
また、ベースグレードのSZ4は2WDで5MTのため日本仕様では、このグレードが適用されず6ATの4WDモデルが導入されるでしょう。イギリスモデルのエスクードで、1.0Lブースタージェットと4WDシステムのAll Gripを選ぶとグレードはSZ-Tとなり5速MTで、20,799ポンド(約306万円)となります。
4代目エスクードは2015年にモデルチェンジし初期型は2WDも販売されていたが、2018年の一部改良で1.4Lターボと4WDモデルだけになった
初代から3代目のエスクードは、日本で生産されラダーフレームを採用したクロスカントリーでしたが、4代目からはハンガリーで生産されSX4 Sクロスと同様のプラットフォームを搭載しています。初期型には2WDモデルも存在し、1.6Lエンジンのみでしたが2018モデルでは1.4LターボエンジンとAll Gripの4WDシステムを搭載しています。
2015年10月 | 4代目エスクードの発売 |
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2016年11月 | ボディカラーの追加、2WD(FF)の廃止 |
2017年7月 | 1.4Lターボエンジンの追加 |
2018年10月 | 1.6Lエンジンモデルの廃止 |
2018年12月 | デュアルセンサーブレーキサポートの搭載、フェイスリフトの実行 |
欧州のスズキでは順次1.6Lエンジンを廃止し、1.4Lターボと1.0Lターボの2種類へ換装されています。日本仕様も2018年10月にはM16A搭載モデルは廃止されているため、1.0Lモデルが2023年に追加されるのではないかと予想しています。
スズキのエスクードは2023年に1.0Lターボを搭載するモデルチェンジを行う可能性
日本仕様のエスクードは2017年7月に1.4Lターボエンジンを搭載しましたが、欧州仕様の1.0Lターボは採用されていません。噂では2023年にモデルチェンジするといわれていて、そこで1.0Lターボエンジンが搭載されるのではないでしょうか。