エスクードのモデルチェンジ

エスクードのモデルチェンジは2024年か 欧州仕様と同様に1.0Lターボを搭載

エスクードのモデルチェンジはいつ行われるのでしょうか?噂によると次期型で1.0Lターボエンジンを搭載する仕様を追加するといわれています。バレーノに搭載されている1.0Lターボエンジンで同じくレギュラー仕様のものをエクスードにも積むでしょう。

エスクードのモデルチェンジは2024年か 欧州仕様と同様に1.0Lターボを搭載

エスクードのモデルチェンジはいつ?1.0Lターボを搭載し燃費向上・乗り出し価格の低下を狙う

2015年より販売しているスズキのエスクードは次のモデルチェンジで1.0Lターボエンジンを搭載すると噂されています。日本仕様は2018年に一部改良を施し1.4Lターボのみとなり、フェイスリフトを施していますが、一部改良モデルが発売されてから1年足らずでモデルチェンジが行われるのでしょうか?

欧州モデルのビターラには1.4Lモデルのほかに1.0Lモデルを投入すると発表されていて、搭載するエンジンは1.0Lのブースタージェットエンジンだと考えます。さっそく、新型エスクードに搭載する1.0Lターボエンジンのスペックや発表時期、現行エスクードのマイナーチェンジ歴をチェックしてみましょう。

エスクードが2024年春に生産終了 2024年中に代替車種のフロンクスを日本で発売する噂

スズキ フロンクスのエクステリア2024年中に日本導入の噂があるスズキ フロンクス

エスクードが2024年春頃に廃止される噂。
エスクードの替わりに日本に導入されるのが、2023年にインド市場で発売したコンパクトSUVフロンクスです。
フロンクスはインドのコンパクトSUVで販売数1位を獲得するなど、完成度の高さが際立つモデルで、日本市場ではホンダのWR-Vやトヨタのライズ・ダイハツのロッキーなどがライバルに該当します。

フロンクスの導入時期はエスクードが販売終了した春以降で、2024年中に発売する可能性が高いとのこと。
インド生産の輸入モデルなので販売台数は多くはないと予想、販売価格はエスクードと同等か、少し高い300万円から330万円になると考えます。

エスクスードのモデルチェンジは2024年以降 現行モデルは2021年6月に生産終了して次期モデルにシフトする可能性

エスクードの4代目にあたるモデルが2021年6月に生産終了。そして2022年4月にマイナーチェンジ版として復活。
元々新型エスクードは2023年に発売する、という噂が多かったですが、今回のマイナーチェンジにより、翌年のフルモデルチェンジの可能性は消滅しました。

オーストラリア市場で販売するエスクード(ビターラ)は2023年にマイナーチェンジ、特別仕様車のシャドウエディションを追加しました。日本市場で発売するエスクードの次期型の登場は、早くても2024年以降になるでしょう。

スズキ次期型エスクードはスポーティなクーペスタイルに!48Vマイルドハイブリッド搭載か

次期エスクードの予想エクステリア次期エスクード(海外名ビターラ)の予想イメージ

5代目を迎えるエスクードに関する新たな情報を掴みました。
エスクードの次期型モデルでは、丸みを帯びたクーペスタイルのボディへと進化。フェンダーは強く張り出し、シャープなヘッドライトとグリルを採用するとのことで、2024年に発売されると予想します。

前から見たエスクード(ビターラ)エスクード(ビターラ)のフロントビュー

横から見たエスクード(ビターラ)エスクード(ビターラ)のサイドビュー

後ろから見たエスクード(ビターラ)エスクード(ビターラ)のリヤビュー

新型エスクードのパワートレインは1.0L直列3気筒ブースタージェットターボエンジンや、1.4L直列4気筒ブースタージェットターボエンジンに新開発の48Vマイルドハイブリッドを組み合わせ、燃費性能も大きく向上する可能性があります。四輪制御システムのALLGRIP(オールグリップ)やドライビングモードもアップグレードするでしょう。

新型エスクードは1.0Lターボエンジンが搭載され乗り出し価格が安くなり2024年に発表するという噂がある

エスクードのエクステリアスズキが欧州で販売するビターラ(エスクード)は、2020年モデルに1.0Lターボを搭載すると発表されている

スズキがヨーロッパ市場で販売しているビターラの2020年モデルは、日本市場のエスクードにもラインナップしている1.4Lターボのほかにダウンサイジングされた1.0Lターボをラインナップするとしています。

1.0Lターボエンジンは「ブースタージェット」と呼ばれるエンジンで、ハイオク指定だった旧型バレーノXTに搭載されていたエンジンと同様のモデルです。もし、日本仕様のエスクードに1.0Lターボエンジンが搭載されるなら、現行バレーノXTと同様にレギュラー仕様になったものが来るのではないかと考えます。

1.0Lブースタージェットエンジンスペック
指定燃料 ハイオク レギュラー
種類 直列3気筒ターボ
排気量 996cc
最高出力 82kW(111PS)/5,500rpm 75kW(102PS)/5,500rpm
最大トルク 160Nm/1,500~4,000rpm 150Nm/1,700~4,500rpm

ハイオク指定のエンジンは111PSの出力を発揮しますが、レギュラー仕様だと少しパワーが下がり102PSとなっています。日本仕様の1.4Lターボのエスクードはレギュラー仕様のため、2024年以降に追加されるという噂の1.0Lターボもバレーノと同様にレギュラー仕様で発売するのではないかと予想します。

また、1.4Lターボモデルの価格帯は265万円からですが、1.0Lターボモデルは少し値下がりし旧型の1.6Lモデルと同等の234万円付近になるのではないかと予想します。旧型エスクード1.6Lモデルの出力は117PSで、少しパワーが落ちますが、排気量は996ccのため自動車税は1番安い29,500円で済みます。

エスクードのフルモデルチェンジはフランクフルトモーターショーで発表されると予想

エスクードのフロントビュー新型エスクードはパリモーターショーで発表することが多いため2023年はマイナーチェンジに留まる

4代目エスクードが発表されたのは2014年のパリモーターショーでのことで、フェイスリフトが行われた新型エスクードが発表されたのも2018年のパリモーターショーです。一部改良が行われた時期も2018年で、1年しか経過していないため1.0Lターボを搭載するモデルの発表はマイナーチェンジとして扱う可能性もあります。

エスクードの欧州仕様であるビターラは2020年モデルで1.4Lターボのほかにも1.0Lターボを搭載しているため日本仕様も追従する可能性が高い

カスタマイズされたエスクードエスクードの2019モデルには1.4Lターボのほかに1.0Lターボを搭載することが発表されている

欧州で販売されているビターラには、1.0Lブースタージェットエンジンが搭載されているモデルもあり、イギリスのスズキで販売されているVitaraのSZ4と呼ばれるベースグレードから搭載されています。販売価格は16,999ポンドからで、日本円では約251万円(1ポンド:148円)となっています。

また、ベースグレードのSZ4は2WDで5MTのため日本仕様では、このグレードが適用されず6ATの4WDモデルが導入されるでしょう。イギリスモデルのエスクードで、1.0Lブースタージェットと4WDシステムのAll Gripを選ぶとグレードはSZ-Tとなり5速MTで、20,799ポンド(約306万円)となります。

4代目エスクードは2015年にモデルチェンジし初期型は2WDも販売されていたが、2018年の一部改良で1.4Lターボと4WDモデルだけになった

初代から3代目のエスクードは、日本で生産されラダーフレームを採用したクロスカントリーでしたが、4代目からはハンガリーで生産されSX4 Sクロスと同様のプラットフォームを搭載しています。初期型には2WDモデルも存在し、1.6Lエンジンのみでしたが2018モデルでは1.4LターボエンジンとAll Gripの4WDシステムを搭載しています。

欧州のスズキでは順次1.6Lエンジンを廃止し、1.4Lターボと1.0Lターボの2種類へ換装されています。日本仕様も2018年10月にはM16A搭載モデルは廃止されているため、1.0Lモデルが2024年に追加されるのではないかと予想しています。

クロスカントリーセダンを開発コンセプトに登場したエスクードのモデルチェンジ遍歴

エスクードはスズキが販売しているSUVで、「SUV」という言葉が浸透していなかった頃に登場した「RV」と呼ばれていたモデルで。SUVの先駆けとも言えます。当時のクロスカントリー車は本格的なオフローダーで日常使いには配慮されておらず、日常での走行性能を高めた「クロスカントリーセダン」として開発されました。

エスクード 初代 TA01R / TA01V / TA01W / TA11W / TA31W / TA51W / TD01W / TD11W / TD31W / TD51W / TD61W型:1988年~1997年

1988年5月、初代エスクードが誕生しました。コンバーチブルとハードトップの他、4ナンバーのバンが設定されていました。ライトクロカンの先駆けとも言われる存在でした。
1989年、特別仕様車が夏季限車「ヘリーハンセンリミテッド」がと冬季限定車「ゴールドウィンリミテッド」が発売されます。
1990年8月、マイナーチェンジを実施。馬力の向上とバンモデルが廃止になりました。同年9月、サブネーム「ノマド」の5ドアモデルが追加になりました。
1994年12月、2.0L V6エンジンと2.0L直4ディーゼルターボモデルを追加。
1996年にマイナーチェンジを実施し、2.5L V6エンジンモデルを追加。スズキでは初の3ナンバーになり、サブネーム「ノマド」の呼称が消滅。
1997年10月、2代目と入れ替わりで販売終了。

エスクード 2代目 TA02W / TD02W / TD32W / TD52W / TD62W / TL52W型:1997年~2005年

1997年11月、フルモデルチェンジで2代目へ。
1998年10月、ドレスアップ車「エスクードV6スペシャル」を設定。同年11月、限定1,000台で特別仕様車「Gリミテッド」を発売。
1999年6月、1,000台限定の特別仕様車「Sリミテッド」を発売。
2000年4月、一部改良で環境性能を強化。同12月、仕様変更。「グランドエスクード」を発売。
2001年6月、アウトドアやレジャーに特化した装備の特別仕様車「2.0 5ドア ヘリー・ハンセン リミテッド」を発売。
2002年1月、ファッションデザイナーの山本寛斎が内装デザインを施した特別仕様車「KANSAI」を設定。同年6月、特別仕様車「ヘリー・ハンセン リミテッド」を発売。同11月、一部改良で3ドアモデルを廃止。国際スキー連盟とタイアップした特別仕様車「FISフリースタイルワールドカップリミテッド」を設定。
2004年5月、特別仕様車「エスクード S-エディション」を発売。
2005年4月、3代目と入れ替わりで販売を終了。

エスクード 3代目 A74W / TD54W / TD94W / TDA4W / TDB4W型:2005年~2017年

2005年5月、フルモデルチェンジでグランドエスクードの2代目扱いとして登場した世界戦略車で、「Grand Vitara」とグローバル市場で名乗ります。
2006年6月に一部改良で「1.6 XC」を新グレードとして追加。それまで輸出向けだった3ドアを日本市場に再投入します。特別仕様車「スーパーサウンドエディション」を発売。同年12月、特別仕様車「2.0/2.7 サロモンリミテッド」を発売。
2007年5月、一部改良で新グレード「2.7 XG」の追加と共に、「1.6 XC」の国内販売を終了。同年6月、限定800台で約5年ぶりに特別仕様車「2.0/2.7 ヘリー・ハンセン リミテッド」を発売。
2008年6月、マイナーチェンジを実施。限定1,000台で特別仕様車「2.4 ヘリー・ハンセン リミテッド」を発売。同年11月、限定1,000台で第3期モデルとなる特別仕様車「サロモンリミテッド」を発売。
2009年6月、一部仕様変更。「2.4 XG」のみのラインナップに。限定600台の特別仕様車「2.4 オニール リミテッド」を発売。
2012年7月、マイナーチェンジで外観を大きく変更。特別仕様車「X-Adventure」はサロモンとのタイアップ。
2014年8月、特別仕様車「ランドブリーズ」を発売。
2017年4月、日本での3代目モデルの販売を終了。

エスクード 4代目 YD21S / YE21S / YEA1S型 / YEH1S型:2015年~

2015年10月、マジャールスズキの「ビターラ」を輸入車として日本市場向けに販売開始。
2016年に孫仕様車の仕様変更。ボディカラーの変更と2WDモデルが廃止されました。
2017年7月、直噴ターボエンジンモデルの「1.4ターボ」を追加設定。
2018年10月、「1.6」を廃止。同年12月、安全性能と環境性能を強化。
2020年11月、特別仕様車「Sリミテッド」を発売。
2021年9月、日本での販売を終了。
2022年3月、プ収支上向けの「ビターラハイブリッド」を発売し、4月にはマイナーチェンジで日本での販売を再開しました。

エスクードのモデルチェンジ遍歴
エスクードのモデル 販売年表
初代 TA01R / TA01V / TA01W / TA11W / TA31W / TA51W / TD01W / TD11W / TD31W / TD51W / TD61W型 1988年~1997年
2代目 TA02W / TD02W / TD32W / TD52W / TD62W / TL52W型 1997年~2005年
3代目 A74W / TD54W / TD94W / TDA4W / TDB4W型 2005年~2017年
4代目 YD21S / YE21S / YEA1S型 / YEH1S型 2015年~

スズキのエスクードは2024年に1.0Lターボを搭載するモデルチェンジを行う可能性

エスクード

日本仕様のエスクードは2017年7月に1.4Lターボエンジンを搭載しましたが、欧州仕様の1.0Lターボは採用されていません。噂では2024年頃にモデルチェンジするといわれていて、そこで1.0Lターボエンジンが搭載されるのではないでしょうか。