ソリオのモデルチェンジ

ソリオがモデルチェンジでデュアルジェットエンジン+モーターのストロングハイブリッド追加

ソリオのモデルチェンジ内容は、安全性や快適性を追加した内容で2018年7月20日に行われました。デュアルカメラブレーキサポートでは夜間の歩行者に対応し、40km/hから100km/hのアダプティブクルーズコントロールなどを追加しました。

ソリオがモデルチェンジでデュアルジェットエンジン+モーターのストロングハイブリッド追加

スズキのソリオ・ソリオバンディットがモデルチェンジでデュアルカメラブレーキサポートなどの安全装備が進化

スズキが販売するコンパクトカーのソリオ・ソリオバンディットは、2018年7月20日にモデルチェンジの仕様変更を行い安全面やエクステリア面の強化を行いました。すでに搭載しているデュアルカメラブレーキサポートが、夜間の歩行者にも対応できるようアップデートを行い、バック駐車での自動ブレーキも追加されました。

ほかにもアダプティブクルーズコントロールやハイビームアシストが追加され、サポカーSワイドに該当し、対歩行者への自動ブレーキ・ペダル踏み間違い時加速抑制装置・車線逸脱警報・先進ライトの全てを搭載する車種になりました。
ソリオ・ソリオバンディットに施されるモデルチェンジでの仕様変更内容を解説します。

ソリオ・ソリオバンディットへ安全装備の車線逸脱抑制機能(LDP)を標準装備する一部改良2023年5月25日発売

  • 横から見たソリオ安全装備を強化したソリオ
  • 後ろから見たソリオソリオは両側スライドドアを搭載

ソリオとソリオバンディットが一部改良を受けて2023年5月25日から発売。
改良内容はソリオGグレード以外へ安全装備の車線逸脱抑制機能(LDP)を標準装備すること、ソリオバンディットへ後席両側ワンアクションパワースライドドア機能を標準装備すること、ボディカラーの追加などです。

ソリオ・ソリオバンディット2023年5月25日の一部改良内容

  • 車線逸脱抑制機能(LDP)の追加
  • ソリオバンディットへ後席両側ワンアクションパワースライドドア追加
  • キャラバンアイボリーパールメタリック追加
  • タフカーキパールメタリック追加

そのほかボディカラーの拡充なども実施。
車両価格が上昇し、ソリオは1,647,800円から2,293,500円。ソリオバンディットが2,125,200円から2,317,700円になっています。

ソリオとソリオバンディットにストロングハイブリッド追加するマイナーチェンジ(一部改良)を2022年12月15日実施

2022年12月15日に一部改良したソリオのエクステリア2022年の改良により待望のストロングハイブリッドモデルを追加したソリオ

ソリオとカスタムグレードのバンディットは、新型後初めてマイナーチェンジ(一部改良)を2022年12月15日に実施。
改良内容はソリオとソリオバンディッドのグレードにK12C型デュアルジェットエンジンとモーターを組み合わせたストロングハイブリッドシステム(5AGS)を搭載する、ソリオ HYBRID SZとソリオ バンディット HYBRID SVを追加することなど。

ソリオのストロングハイブリッドモデルは6Ahのバッテリーを搭載して、WLTCモード燃費で最大22.3km/Lを達成。エクステリアやインテリアは専用になっていて、フロント周りのブラックガーニッシュや、ブルーイルミネーションの専用コクピットメーターを搭載するなど、特別感のあるモデルです

ソリオ HYBRID SZの販売価格は2,222,000円、ソリオ バンディット HYBRID SVの販売価格は2,246,200円。
従来設定していたマイルドハイブリッドモデルも引き続き販売されているため、選択肢が広がった一部改良になりました。

新型ソリオ・ソリオバンディットが2020年12月4日に発売 全車速追従型のアダプティブクルーズコントロールを装備

新型ソリオとソリオバンディットのフロントマスク全長を延長することで室内空間を拡大した新型ソリオバンディットとソリオ

スズキのソリオが2020年11月25日にフルモデルチェンジを発表、2020年12月4日から発売します。次期ソリオ(80mm延長)とソリオバンディット(70mm延長)は全長3,790mmになり、荷室床面長も100mm延長して最大限の空間効率をはかります。

コンパクトサイズながら広々とした車内空間を有する現行型ソリオは2015年に登場。今回のフルモデルチェンジでエクステリアも刷新、ライバル車種のダイハツのトールやトヨタのルーミーに匹敵する実用性を備えるでしょう。

パワートレインについて、従来のストロングハイブリッドを廃止して、自然吸気の1.2L直列4気筒エンジンと、同じ1.2Lエンジンにモーターアシストを加えたマイルドハイブリッドを用意しています。

新型ソリオはスズキの小型車では初めてのカラーヘッドアップディスプレイを設定しました。その他にも9インチのナビゲーションシステムを設定していたり、全車速追従のクルーズコントロールを搭載するなど、注目のフルモデルチェンジになっています。

新型ソリオHYBRID MZのスペック
全長 3,790mm
全幅 1,645mm
全高 1,745mm
ホイールベース 2,480mm
室内長 2,500mm
室内幅 1,420mm
室内高 1,365mm
最低地上高 140mm
最小回転半径 4.8m
車両重量 1,000kg
総排気量 1.242L
エンジン最高出力 67kW(91ps)/6,000rpm
エンジン最大トルク 118Nm(12.0kgm)/4,400rpm
モーター最高出力 2.3kW(3.1ps)/1,000rpm
モーター最大トルク 50Nm(5.1kgm)/100rpm
乗車定員 5名
WLTCモード燃費 19.6km/L

販売価格はソリオが1,581,800円から2,148,300円、カスタムモデルのソリオバンディットが2,006,400円から2,131,800円になっています。ソリオのガソリンモデルのGグレードとハイブリッドモデルのHYBRID MXグレードにはスズキ セーフティサポートの非装着車も用意しているため、安全装備を必要としない方は車両価格を抑えることもできます。

2020年新型ソリオの販売価格
グレード 駆動方式 販売価格
G スズキセーフティサポート非装着車 2WD(FF) 1,515,800円~
4WD 1,641,200円~
G 2WD(FF) 1,581,800円~
4WD 1,707,200円~
HYBRID MX スズキセーフティサポート非装着車 2WD(FF) 1,767,700円~
4WD 1,893,100円~
HYBRID MX 2WD(FF) 1,850,200円~
4WD 1,975,600円~
HYBRID MZ 2WD(FF) 2,022,900円~
4WD 2,148,300円~
2020年新型ソリオバンディットの販売価格
グレード 駆動方式 販売価格
HYBRID MV 2WD(FF) 2,006,400円~
4WD 2,131,800円~

2トーンカラーは新型ソリオバンディットのみラインナップ

新型ソリオは8色のボディカラーを用意、新型ソリオバンディットには11色のボディカラーを用意しています。2トーンカラーはソリオバンディットのみ4色用意しています。

2020年新型ソリオのボディカラー一覧

  • メロウディープレッドパール
  • フレイムオレンジパールメタリック
  • クラッシーブラウンメタリック
  • ピュアホワイトパール(22,000円高)
  • スピーディーブルーメタリック
  • ネオンブルーメタリック
  • スターシルバーメタリック
  • スーパーブラックパール

新型ソリオのボディカラー

2020年新型ソリオバンディットのボディカラー一覧

  • グリッターバイオレットパール(22,000円高)
  • メロウディープレッドパール
  • フレイムオレンジパールメタリック
  • ピュアホワイトパール(22,000円高)
  • プレミアムシルバーメタリック(22,000円高)
  • スピーディーブルーメタリック
  • スーパーブラックパール
  • メロウディープレッドパール/ブラック2トーンルーフ(44,000円高)
  • フレイムオレンジパールメタリック/ブラック2トーンルーフ(44,000円高)
  • スピーディーブルーメタリック/ブラック2トーンルーフ(44,000円高)
  • プレミアムシルバーメタリック/ブラック2トーンルーフ(66,000円高)

新型ソリオバンディットのボディカラー

スズキ・ソリオに特別仕様車「GX2」「GX4」が新設定!

スズキのソリオ特別仕様車「GX2」「GX4」スズキのソリオに便利な快適装備を備える特別仕様車「GX2」「GX4」が新登場

2019年7月11日、スズキ・ソリオの特別仕様車として、ベースモデルよりも快適装備を充実させつつも手頃な価格設定とした「GX2」「GX4」が発売されました。「GX2」は2WD車、「GX4」は4WD車で、ベース車両にはソリオGスズキ セーフティ サポート装着車が使われています。
爽やかなホワイトルーフを備える2トーンカラーがオプションとして追加され、全部で7色のボディカラーがラインナップしています。

スズキ・ソリオ特別仕様車「GX2」「GX4」のインテリア

インテリアはスポーティーなブラックでまとめてあり、後席両側ワンアクションパワースライドドアやロールサンシェード、後席シートバックスライドレバー/リクライニングレバーといった快適装備も完備。ショッピングや家族の送迎など様々なシーンで活躍してくれます。

また、ソリオGX2とソリオGX4は、安全装備として以下の機能を標準搭載しています。全方位モニター用カメラはメーカーオプションで装備可能です。

ソリオGX2/GX4に標準装備されるセーフティシステム

  • デュアルカメラブレーキサポート
  • 誤発進抑制機能
  • 車線逸脱警報機能
  • 先行車発進お知らせ機能
  • アダプティブクルーズコントロール
  • 後退時ブレーキサポート
  • ふらつき警報機能
  • ハイビームアシスト

デュアルカメラブレーキサポートに夜間歩行者検知機能が追加されて夜の運転も安心に

ソリオのデュアルカメラブレーキサポート

自動ブレーキシステムのデュアルカメラブレーキサポートが、夜間の歩行者にも対応できるように進化しました。車の速度が約5km/hから100km/hの間で検知し、障害物や車両の場合は50km/h未満、歩行者の場合は30km/h未満の場合に自動ブレーキをかけて、衝突を回避できる可能性のあるシステムです。

ハイブリッドSZ・SX・MZに標準装備され、ハイブリッドMXとGには、メーカーオプションのスズキセーフティサポートを装着している車に搭載されます。

後退時バックブレーキサポートが追加されて駐車の基本であるバック駐車も安全に行えるようになった

後退時バックブレーキサポート

後退時バックブレーキサポートは、バック時にリアバンパーのセンサーが障害物までの距離を測り、ぶつかるまでの距離を4段階の音で教えてくれ、衝突の危険性があると判断すると自動ブレーキをかけてくれます。ドライバーが「まだ下がれる」と思っていても目測を誤りぶつけてしまったなどのことが少なくなり安心できます。

搭載できるグレードはデュアルカメラブレーキサポートと同様にハイブリッドのSZ・SX・MZには標準装備で、ハイブリッドMXとGにはメーカーオプションのスズキセーフティサポートの装着が必要になります。

アダプティブクルーズコントロール・ハイビームアシストが追加されソリオ・ソリオバンディットはサポカーSワイドに進化

ソリオのハイビームアシスト

今までのソリオ・ソリオバンディットには搭載されていなかった「ハイビームアシスト」と「アダプティブクルーズコントロール」の2つが追加されて更に快適性が増しました。ライトのスイッチをAUTOでハイビーム側に倒しておくことで作動してくれます。

ハイビームアシストは、周囲が暗い・先行車と対向車がいないと判断した時に自動的にハイビームにして前方を照らし、電灯が多くあり明るい・先行車や対向車が来たと判断するとロービームへと切り替えてくれる機能です。

ソリオのアダプティブクルーズコントロール

アダプティブクルーズコントロールは、先行車がいてもお構いなしに一定の速度で走行するモードではなく、先行車がいると自動的に減速して追従し、いなくなると設定した速度まで加速するクルーズコントロールです。設定できる速度は約40km/hから100km/hまでなので、渋滞など低速で走行するときは作動しない点に注意が必要です。

アダプティブクルーズコントロール・ハイビームアシストは、後退時バックブレーキサポートなどと同様にハイブリッドのSZ・SX・MZに標準装備され、ハイブリッドのMXとGにはメーカーオプションになっています。

全方位モニター用カメラに3Dビューと左右確認サポート機能を追加

ソリオの全方位モニター

全てのグレードにメーカーオプション設定となっている全方位モニター用カメラパッケージを装着し、ディーラーオプションのナビゲーションを組み合わせると、上空から見下ろしたような映像が映し出せ縦列駐車などが楽になります。

また、死角から近づいてくる人の存在を教えてくれる「左右確認サポート機能」があるので、バック駐車時での巻き込み事故の可能性を少なくしてくれます。

モニターだけを確認しながらの駐車は見落としの可能性もあるので、自分で目視しながら補助的にモニターを活用することが安全な駐車のコツになると考えます。

ソリオ・ソリオバンディットの一部改良で快適装備が拡充

ソリオやソリオバンディットの一部改良により、助手席シートヒーターが2WD車にも採用、ステアリングにもパドルシフトが追加され快適性が増すアップデートが行われました。

ソリオ・ソリオバンディットの快適性アップデート内容

  • 2WDのハイブリッド仕様車に助手席シートヒーターを採用
  • ハイブリッドの走行モードスイッチがステアリングホイールに移設
  • ソリオハイブリッドのMZ・SX・SZ、バンディットにパドルシフトを採用

特にソリオハイブリッドは助手席シートヒーター・走行モード切り替えスイッチの移設・パドルシフトの採用など快適装備がてんこ盛りで、お得感のあるモデルです。走行モード切り替えスイッチの移設は、ソリオのハイブリッドSX・SZ、ソリオバンディットのSVだけですので注意が必要です。

ソリオ・ソリオバンディットの全グレードに標準装備されている安全・快適装備はコレだ!

ソリオ・ソリオバンディットの全グレードに標準装備されている安全装備は「エマージェンシーストップシグナル」「車両走行安定補助システム」「オートライトシステム」「ヒルホールドコントロール」の4つです。

ソリオ・ソリオバンディットの主な安全・快適装備の標準搭載

  • エマージェンシーストップシグナル
  • ESP(車両走行安定補助システム)
  • オートライトシステム
  • ヒルホールドコントロール

エマージェンシーストップシグナルは、約55km/h以上の速度で走行中に急ブレーキをかけた時にハザードランプが高速点滅して後続車に急ブレーキをかけたことを注意喚起します。

ESPとも呼ばれている車両走行安定補助システムは、様々なセンサーにより車両の安定性をサポートするシステムで、車両コンピューターがエンジン制御やブレーキ制御を行い、横滑り防止装置によるカーブでのスリップやABSによるタイヤロックの防止をサポートしてくれます。

オートライトシステムは、センサーが周囲の明るさを判断して暗くなったと感じたら自動的にヘッドライトを点灯するシステムです。エンジンを停止した時は消灯するのでライトの消し忘れによるバッテリー上がりを防ぐことができます。

オートマチック車の特徴でもあるクリープ現象と呼ばれるブレーキを離しても前に進む事象がありますが、急な坂道で停止した場合はクリープがあっても後ろにずり下がることがあります。ヒルホールドコントロールを搭載することで、坂道での発進時に2秒間ブレーキをかけてくれるので、ずり下がりによる後続車への接触の可能性を下げてくれます。

ソリオのエクステリアはフロントロアグリルメッキが追加され上品な印象に

新型ソリオのフロントビューフロントグリルにメッキ加飾が追加された

新型ソリオのリアビュースッキリした印象のリヤでファミリーユースにもピッタリ

ソリオはフロントロアグリルにメッキ加飾の追加やバックドアガーニッシュのデザイン変更などエクステリアが上品にアップデートされました。ボディカラーにも新色の「クラレットレッドメタリック」「ラッシュイエローメタリック」の2色が採用されています。

クラレットレッドメタリックの新型ソリオクラレットレッドメタリック

ラッシュイエローメタリックの新型ソリオラッシュイエローメタリック

ソリオ一部改良後の価格帯
2WD 4WD
ハイブリッドSZ 2,219,800円
ハイブリッドSZ・全方位モニターパッケージ装着 2,272,600円
ハイブリッドSX 2,057,000円
ハイブリッドSX・全方位モニターパッケージ装着 2,109,800円
ハイブリッドMZ 1,991,000円 2,119,700円
ハイブリッドMZ・全方位モニターパッケージ装着 2,043,800円 2,172,500円
ハイブリッドMX 1,734,700円 1,863,400円
ハイブリッドMX・スズキセーフティサポート装着 1,822,700円 1,951,400円
ハイブリッドMX・セーフティ・全方位パッケージ装着 1,875,500円 2,004,200円
G 1,486,100円 1,614,800円
G・スズキセーフティサポート装着 1,574,100円 1,702,800円

ソリオバンディットはフロントフォグランプをLEDにするなど他車からの視認性と存在感が増すアップデート

ソリオバンディットのエクステリアガーニッシュがデザイン変更されアクティブな印象になったソリオバンディット

ソリオバンディットは、フロントバンパー・フロントグリル・バックドアガーニッシュがデザイン変更され、フロントフォグランプがLEDに変更されるなど他車からの視認性も増して安全性が増しています。明るいLEDフォグランプならいち早く他車や歩行者に気がついてもらえるので、自車の存在を教えることができ事故回避にも繋がります。

ソリオと同様に新色のクラレットレッドメタリック・ラッシュイエローメタリックが追加され、ブラック2トーンルーフと組み合わせると13通りのカラーラインナップがあります。

クラレットレッドメタリック×ブラックルーフの新型ソリオバンディットクラレットレッドメタリック×ブラックルーフ

ラッシュイエローメタリック×ブラックルーフの新型ソリオバンディットラッシュイエローメタリック×ブラックルーフ

ソリオバンディット一部改良後の価格帯
2WD 4WD
ハイブリッドSV 2,208,800円
ハイブリッドSV・全方位モニターパッケージ装着 2,261,600円
ハイブリッドMV 1,980,000円 2,108,700円
ハイブリッドMV・全方位モニターパッケージ装着 2,032,800円 2,161,500円

スペイン語で王様を意味するソリオのモデルチェンジ遍歴

ソリオはスズキが販売するAセグメント急の小型トールワゴンで、初代の発売当初はワゴンRの後継モデル、ワゴンR+として販売されていました。

ソリオ初代 MA63S/64S/34S型(1999年~2011年)

1999年5月、ワゴンRワイドの後継車種として「ワゴンR+」を販売開始。10月、特別仕様車「XVエクストラ」を発売。
2000年2月、スポーティな特別仕様車「リミテッド」を発売。5月にはスズキの創立80周年を記念した特別仕様車「80周辺記念車XVエクストラⅡ」を発売。12月、一部改良時に車名を「ワゴンR+」から「ワゴンRソリオ」に改名されました。グレード体系が見直され、標準仕様の「1.0X」、上級装備の「1.0 21世紀記念スペシャル」になりました。
2001年9月、スポーティなスタイリングに上質なインテリアの「1.0 X-Ⅱ」を追加設定しました。
2002年6月、一部改良で新グレードの「1.3WELL」を追加。「X」・「X-II」・「21世紀記念スペシャル」・「1.0 SWT」を廃止しました。11月には「1.3WELL S」を追加しました。
2003年12月、特別仕様車「Sリミテッド」を、2004年5月には「SリミテッドⅡ」」を、12月には「C-セレクション」を発売しました。

2005年8月、一部改良。車名から「ワゴンR」がなくなり、「ソリオ」となりました。燃費性能を向上し、「WELL S」が廃止されました。
2011年1月、ワゴンRから独立したモデルとして、2代目と入れ替わりで販売を終了。

ソリオ 2代目 MA15S型(2011年~2015年)

2011年1月、11年7か月ぶりに「ソリオ」としてフルモデルチェンジをして発売を開始しました。グレードは装備が充実した「X」と、上級グレードの「S」の2グレードが用意されました。2月には廉価グレードの「G」を追加設定。11月、特別仕様車「BLACK&WHITE」を発売と同時に、アイドリングストップを搭載した「G アイドリングストップ」「X アイドリングストップ」「S アイドリングストップ」を追加しました。
2012年2月の一部改良では燃費性能が向上。6月の一部改良でも燃費性能の向上と、安全性能と快適性能も向上しています。また、派生モデルの「ソリオ バンディット」も発売されました。12月には特別仕様車「BLACK&WHITE Ⅱ」を発売。
2013年1月、廉価グレードの「G」をベースにした特別仕様車「Gリミテッド」を発売。11月にはマイナーチェンジを実施し、デュアルジェットエンジンに置き換えられます。フロント周りやリヤバンパーが刷新され、ボディカラーの入れ替えも行いました。
2014年2月、先進の安全装備を搭載した「レーダーブレーキサポートⅡ装着車」を追加発売。搭載車は「X」「S」「BLACK&WHITE Ⅱ」に設定されています。8月、一部改良で安全装備の向上を実施。12月には特別仕様車「BANDIT J STYLE」を発売。
2015年4月、仕様変更。8月、3代目と入れ替わりのため、販売を終了しました。

ソリオ 3代目 MA26S/36S/46S型(2015年~2020年)

2015年8月、新開発のプラットフォームを導入してフルモデルチェンジをして3代目になりました。グレード体系は、ソリオはガソリン車の廉価グレード「G」、マイルドハイブリッド車の普及グレード「HYBRID MX」、マイルドハイブリッド車の上級グレード「HYBRID MZ」の3グレード。ソリオバンディッドでは「HYBRID MV」のみのラインナップとなります。
2016年11月、東京モーターショー2015に出品した「ソリオ ハイブリッド」を市販化して発売。グレード体系はソリオの「HYBRID SX」と「HYBRIDSX」、ソリオバンディッドは「HYBRID SV」のラインナップ。12月にはソリオバンディッドの特別仕様車「Fリミテッド」を発売。
2017年4月と9月に仕様変更。燃費性能の向上やボディカラーの見直し、安全装備の充実などが行われました。12月にはソリオの特別仕様車「S セレクション」を発売。バンディットの特別仕様車「F リミテッド」の販売を終了しました。
2018年8月、マイナーチェンジを実施。安全性能、快適性能が充実し、ボディカラーに新色が追加されました。
2019年7月、特別仕様車「GX2」「GX4」を発売。
2020年11月、4代目に移行のため、販売を終了しました。

ソリオ 4代目 MA27「S/37S/47S型(2020年~)

2020年12月、フルモデルチェンジで4代目に進化しました。グレード体系は3代目のグレードをそのまま踏襲。
2022年12月、ガソリン車とマイルドハイブリッド車のデザインが差別化されました。
2023年5月、一部仕様変更で安全装備と快適装備の向上、ボディカラーの変更などが実施されました。

ソリオのモデルチェンジ遍歴
ソリオのモデル 販売年表
初代 MA63S/64S/34S型 1999年~2011年
2代目 MA15S型 2011年~2015年
3代目 MA26S/36S/46S型 2015年~2020年
4代目 MA27「S/37S/47S型 2020年~

ソリオ・ソリオバンディットは一部改良により使い勝手が向上し安全性も増した

ソリオ

ソリオとソリオバンディットは、2018年7月20日の一部改良マイナーチェンジで夜間の歩行者にも対応した自動ブレーキを手に入れ、アダプティブクルーズコントロール・ハイビームアシストも追加されて安全性が増しています。

他にもボディカラーに新色を2色追加、エクステリアのフェイスリフトなどが行われ存在感が増した1台になりました。一部改良後の価格帯は、ソリオで148万円から227万円、バンディットで198万円から226万円になっています。

ハイブリッドモデルは2WDのみですが、マイルドハイブリッドモデルでは4WDもラインナップしているので、雪が降る地域の人でも安心して購入できます。さっそく新しいソリオの見積もりをとって、快適性や安全性が増した車へアップデートしましょう。