テリオスのモデルチェンジ

テリオスはインドネシアでモデルチェンジし3列シート7人乗りへ

テリオスのモデルチェンジ情報を紹介します!テリオスの後継モデルであるビーゴは2016年に販売終了しましたが、インドネシアでは継続して販売して2017年11月23日にモデルチェンジしました。全長が伸びて3列シート7人乗り仕様になっています。

テリオスはインドネシアでモデルチェンジし3列シート7人乗りへ

ダイハツのテリオスがモデルチェンジ!7人乗りSUVに進化

ダイハツのテリオスがインドネシアでフルモデルチェンジしました。日本では1997年からテリオス、2006年からビーゴとして販売していたモデルで、トヨタにOEMでラッシュとして供給していました。

インドネシアでは2代目テリオス(ビーゴ)からロングに改良されていて、3列シートを備えた7人乗り仕様になっています。コンパクトな7人乗りSUVのエクステリアやインテリア、搭載エンジンに発売日や価格帯、日本でビーゴとしての復活はあるのか、チェックしていきましょう。

テリオス モデルチェンジ後のエクステリアはメッキグリルを採用した押し出しの強いスタイルに

新型テリオスのエクステリア

新しくなったテリオスは、メッキグリルを全面に押し出した迫力のあるデザインで、ヘッドライトは、東京モーターショーでジャパンプレミアされた「DN MULTI SIX」に似ています。

新型テリオスのサイドビュー

サイドビューは、フロントドアハンドルからテールランプへと次第に上がっていくデザインで躍動感があります。フロントからリアまで繋がった黒い樹脂バンパーは、まさにSUVをイメージする装備で、フェンダーとタイヤの隙間もかなり広くとられています。

新型テリオスのリヤビュー

リアビューは、エンブレムから広がるリアガーニッシュと繋がるテールレンズのデザインで、バックドア側にバックランプ、ボディ側にウインカーが装備されていると考えられます。

テリオス モデルチェンジ後のインテリア

新型テリオスの内装

モデルチェンジするテリオスのインテリアでは、7人乗りになっていて「2:2:3」と「2:3:2」のアレンジ可能なシートになっています。

モデルチェンジするテリオスの搭載エンジンは1.5Lのガソリンエンジン

新型テリオスのエンジン

テリオスのモデルチェンジ後に搭載されるエンジンは、「2NR-VE」と呼ばれる1.5Lのガソリンエンジンです。

新型テリオス搭載エンジンスペック
型式 2NR-VE
種類 直列4気筒
排気量 1,496cc
最高出力 104PS/6,000rpm
最大トルク 136Nm/4,200rpm

日本で2NR-VEエンジンが搭載されている車はありませんが、トヨタの「アバンザ」と呼ばれる7人乗り小型ミニバン(MPV)にも搭載されているエンジンです。トランスミッションはパワフルな運転が出来る5速マニュアルと、4速オートマチックが装備されています。

駆動方式はFRで、雪の降らないインドネシアで4輪駆動は、デコボコのモーグル路やがれき路などを走行する以外必要のないものなのかもしれません。

ボディサイズは、全長4,435mm、全幅1,695mm、全高1,705mmの日本基準で5ナンバーにあたるサイズ感です。ビーゴの全長をロング化したイメージです。

新型テリオスのボディサイズ
全長 4,435mm
全幅 1,695mm
全高 1,705mm

また、テリオスのモデルチェンジは2017年11月23日に発表され、その後発売されています。

ギリシア語の「願いを叶える」を意味するテリオスのモデルチェンジ遍歴

テリオスはダイハツが販売するコンパクトカーで、日本で「テリオス」として販売されたのは初代のみとなり、国内で2代目以降は「ビーゴ」のネーミングで販売されています。

テリオス初代 J100/102/122G型(1997年~2006年)

1997年4月、「Virgin 4WD」をキャッチフレーズに掲げ、初代テリオスがデビューしました。
1998年8月、マレーシアで「クンバラ」のネーミングで販売を開始。9月には最初のマイナーチェンジを実施。
1999年4月、新たに「エアロカスタムⅡ」を追加。
2000年5月、2度目のマイナーチェンジを実施し、エンジンの変更や駆動方式にFRを追加。ターボエンジンを搭載した「ターボエラロダウンカスタム」を追加しました。
2006年1月、日本向けの販売を終了し、「ビーゴ」にバトンタッチします。

テリオス 2代目 J200/F700型(2006年~2018年)

2006年1月にモデルチェンジを実施し、日本向けは「ビーゴ」となりました。海外向けでは7人乗り仕様のロングボディも用意されました。

テリオス 3代目 F800/F850型(2018年~)

2018年1月、3代目のテリオスがインドネシアで販売を開始しました。
2023年6月、マイナーチェンジを実施しました。

テリオスのモデルチェンジ遍歴
テリオスのモデル 販売年表
初代 J100/102/122G型 1997年~2006年
2代目 J200/F700型 2006年~2018年
3代目 F800/F850型 2018年~

テリオスは日本で新型ビーゴとして販売されるのか?

新型テリオスのフロントビュー

テリオスは、1997年から発売され2006年にビーゴへフルモデルチェンジ、2016年には販売終了となった普通車のSUVです。インドネシアではテリオスの名前で販売を続けており2代目テリオス(ビーゴ)の売れ行きも好調です。

3列シート7人乗りの仕様で、同じ仕様なのはトヨタのランドクルーザー、日産のエクストレイル、マツダのCX-8、三菱のパジェロなど、SUVのフラッグシップモデルやファミリーSUVに設定されている仕様です。

テリオス

どの車種も3ナンバーで大きなサイズですので、キューブキュービックのように5ナンバーで3列シートのミニバンが欲しいと思っている人にモデルチェンジ後のテリオスはピッタリな車種です。