ミラココアのモデルチェンジ

ミラココアはモデルチェンジせず販売終了 次期モデルはミラトコットへ

ミラココアのモデルチェンジは行われずに販売終了。派生車種は1代限りで販売終了することが多く、ミラココアはミラトコットに統合されました。女性らしく可愛らしいムーヴキャンバスや都会的なキャストスタイルなど、ラインナップが充実。

ミラココアはモデルチェンジせず販売終了 次期モデルはミラトコットへ

ミラココアはフルモデルチェンジせずに販売終了

ダイハツが2009年から販売していたミラの派生車種である「ミラココア」は、2018年3月に販売終了してから2代目発売の発表は行われていません。

2代目ミラココアを販売するのかどうか、女性をターゲットとした車種やミラココアの周りの環境、一緒に販売されていた「ムーヴラテ」や「ムーヴコンテ」は、どのような状況なのか?様々な噂が流れましたが、ミラココアは2018年6月25日に発売されたミラトコットに統合されました。
ミラココアのフルモデルチェンジの噂をまとめましたのでご紹介します。

ミラココアは2018年3月30日に販売終了済み

ミラココアのエクステリアミラココアは2018年3月末に生産終了しダイハツ公式ページからも消えた

ダイハツが販売していたミラココアは、2018年3月末には販売終了していてダイハツ公式ホームページの車種ラインナップからも消えています。プラットフォームを共有していた軽自動車の「ミラ」もラインナップから消えていて、ミラシリーズは2018年5月の時点で「ミライース」のみになっています。

ミラ・ココア・ミライースシリーズ年表
2006年12月 プラットフォームを共有する7代目ミラが発売
2009年8月 ミラココアが発売
2011年9月 初代ミライースが発売
2017年5月 2代目ミライースにモデルチェンジ
2018年3月 ミラ・ミラココアともに販売終了

また、ダイハツのトールワゴン系統である「ムーヴ」でも、派生車種の「ラテ」「コンテ」はモデルチェンジされず販売終了しており、後継車種には女性向けの「ムーヴキャンバス」が発売しています。

ムーヴ・ラテ・コンテシリーズ年表
2002年10月 3代目ムーヴが発売
2004年8月 ムーヴラテが発売(3代目ムーヴがベース)
2006年10月 4代目ムーヴが発売
2008年8月 ムーヴコンテが発売(4代目ムーヴがベース)
2009年3月 ムーヴラテが販売終了
2014年12月 6代目ムーヴが発売
2016年9月 ムーヴキャンバスが発売
2017年3月 ムーヴコンテが販売終了

女性向けのムーヴラテは2004年から2009年の5年間、ムーヴコンテは2008年から2017年の9年間販売していて、新しい派生車種で女性向けのムーヴキャンバスは2016年に新発売しています。

ミラシリーズはミライースのみ、ムーヴシリーズはムーヴ・ムーヴカスタム・ムーヴキャンバスの3車種で展開されていて、腰が高いキャストもSUVルックの「アクティバ」、都会的な「スタイル」、スポーティな「スポーツ」の3車種展開されています。

女性向けの車種がすでに十分ラインナップしている環境

ミラココアは可愛いスタイリングで女性をターゲットとした車種で、残念ながら2018年3月に販売終了していますが2代目にモデルチェンジするのでしょうか?ダイハツのラインナップの中では女性向けの車種がすでに2車種展開されているので、ボディタイプなどの個性をつけて3車種目をラインナップする可能性は低いと考えられていて、2018年6月25日に発表されたミラトコットがミラココアの後継車種になりました。

ムーヴキャンバス(後部スライドドア装備)

ムーヴキャンバスのエクステリアムーヴキャンバスは豊富な収納とスライドドアを装備した使い勝手の良さが魅力

ミニバス風のデザインで後部ドアにスライドドアを採用したムーヴキャンバスは、2016年9月に発売したモデルで、助手席アンダートレイや後部座席下にも収納ボックスを備えているなど、使い勝手がいい1台です。

ルックスも可愛らしくボディカラーもミントやライトローズ、シルキーブルーなど女性らしいカラーリングが用意されています。

ムーヴキャンバスのスペック
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,655mm
ホイールベース 2,455mm
室内長 2,115mm
室内幅 1,345mm
室内高 1,285mm
最低地上高 150mm
燃費 28.6km/L
価格帯 118万円~

キャストスタイル(トールワゴン)

キャストスタイルのエクステリアキャストスタイルは可愛らしい配色が特徴で女性に人気のモデル

キャストは2015年9月に販売を開始した軽自動車で、トールワゴンの「スタイル」と「スポーツ」、SUVルックの「アクティバ」の3種類展開されています。都会的でクラシカルなルックスの「スタイル」は、女性に人気のモデルです。

ボディカラーは、ホワイトやブラックなどの基本的なカラーに加えてライトローズやダークエメラルドなど可愛らしい色やオシャレな色が揃っています。メーカーオプションでルーフカラーを変更することができ、カーボン調のワインレッド、クリスタル調のホワイトがラインナップしています。

キャストスタイルのスペック
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,600mm
ホイールベース 2,455mm
室内長 2,005mm
室内幅 1,320mm
室内高 1,245mm
最低地上高 150mm
燃費 30.0km/L
価格帯 122万円~

ホットココアのようにほっとする存在を目指したミラココアのモデルチェンジ遍歴

ミラココアはダイハツが販売していたハッチバック型の軽自動車で、ミラシリーズに属するモデルです。7代目ミラの派生モデルとして誕生し、ミラジーノの後継車種でもあります。

ミラココア L675S/L685S型(2009年~2018年)

2009年8月、ミラの派生モデルとしてミラココアがデビューしました。最上級グレードの「プラスG」には自動防眩機能付のバックモニター内臓ルームミラーが日本車として初めて装備されました。
2010年5月、「X Special」を追加すると共に、「L」と「プラスL」が廃止されました。
2011年6月、一部改良で「第2世代KFエンジン」に4WD車のエンジンを変更。
2012年4月、マイナーチェンジを実施し、燃費性能を向上。一部外観の変更や快適性の向上。グレード体系の見直しで「X Special」を廃止し、廉価グレードとして「L」が復活しました。

2013年4月、特別仕様車「スペシャルコーデ」を発売。
2014年5月、特別仕様車「スペシャルコーデ スマートセレクションSN」を発売。8月にはマイナーチェンジを実施し、ボディカラーの拡大とフロントバンパーのデザインを「L」を除く全車で変更し、グレードごとの外観を差別化しました。特別仕様車の「スペシャルコーデ スマートセレクションSN」はカタロググレードとして「X ”スマートセレクションSN”」「プラスX ”スマートセレクションSN”」としてラインナップされました。

2015年4月、一部改良で「X ”スマートセレクションSN”」「プラスX ”スマートセレクションSN”」のグレード名を「X ”Limited” 」「プラスX ”Limited”」 に変更し、ボイスコントロールナビゲーションシステムを搭載。燃費性能も向上しています。
2016年、海外で初となる軽自動車の販売として、海外9か国で販売されます、
2018年3月、無印ミラの販売終了と共にミラココアも販売を終了。

ミラココアのモデルチェンジ遍歴
ミラココアのモデル 販売年表
L675S/L685S型 2009年~2018年

モデルチェンジはなく既に新型の後続車が登場しているので可能性は低い

ミラココア

ダイハツが最近販売してきた歴代の派生車は1代限りのモデルが多く、モデルチェンジを行った車種といえば1999年から2009年まで販売していた「ミラジーノ」と2017年にモデルチェンジした「ミライース」です。

ダイハツの派生車種まとめ

  • ミラ:ミラジーノ・ミラココア・ミライース
  • ムーヴ:ムーヴラテ・ムーヴコンテ・ムーヴキャンバス

クラシカルなミラジーノはキャストスタイル、可愛らしい女性向けのミラココアやムーヴラテはムーヴキャンバスが後継車種といわれていて、すでにミラココアは後継モデルともいえるミラトコットが発売しているのでモデルチェンジせず販売終了になりました。