丸目のヘッドライト車種を紹介!可愛い車だけではないレトロ感たっぷりの丸いヘッドライトを採用し新車購入できるモデルはこの車!
丸い目のヘッドライトを採用している車はファニーフェイスで、とても愛嬌のある顔をしていますよね。オーナーにとっても愛着がわきやすく、最近発売される車のほとんどはキリッとつり上がった目が採用されていて、丸いヘッドライトをもつ車を選ぶことは「他の人と違う個性」を演出することもできます。
その昔、自動車といえば丸いヘッドライトがほとんどでしたが、1980年代ころから角型や形状にそってデザインされた異形ライトが登場します。そこで採用されることが少なくなった丸いヘッドライトですが、ホンダのN-ONEやダイハツのミラトコットなど、丸目ヘッドライトを採用している車種も増えてきました。
そこで、新車で購入できる丸目ヘッドライトの車種を紹介します!レトロ感がありオーナーの所有欲を満たしてくれる丸いヘッドライトを装備している車はなにがあるのでしょうか?軽自動車だけではなく、普通車にもラインナップされていて、ゴツゴツとしたオフロードを力強く走るクロスカントリー車にも採用例があります。
愛嬌のある特徴的な丸目のヘッドライトを採用する「ホンダe」はEV系統のパワーユニットにRR駆動技術を組み合わせているクルマ
愛嬌があって可愛いらしい丸目のヘッドライトが印象的な「ホンダe」は、2020年に発売を開始したホンダにとっては初となる量産型EV。
近代化が進む都市部の街並みにマッチするような雰囲気を感じさせつつも、丸みを帯びている台形型フォルムのボディラインを採用する事で、親しみやすさも伴わせているのが同車のエクステリアの特徴。
ホンダeの室内空間の最大の魅力は、各スクリーンが個別の機能性を備えた5つのスクリーンを水平基調に配置させて、車載情報だけではなく、エンタメも思う存分に楽しめるワイドビジョンインストルメントパネル。
同車は、EV系統のパワーユニットにホンダが得意としてきたRR(リアモーター・リアドライブ)駆動技術を組み合わせる、運転を楽しめクルマでもあります。
全長 | 3,895mm |
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全幅 | 1,750mm |
全高 | 1,510mm |
ホイールベース | 2,530mm |
最低地上高 | 145mm |
モーター型式 | MCF5 交流同期電動機 |
最高出力 | 113kW/3,497-10,000rpm |
最大トルク | 315N・m/0-2,000rpm |
交流電力消費量 | 138 Wh/km |
丸いヘッドライトを採用している車は普通車から軽自動車まで意外とたくさんある
丸いヘッドライトを採用している車種は可愛い系の軽自動車だけではなく、普通車にも採用されています。レトロ感のある雰囲気を纏う丸目ライト採用の車種は国内メーカーの軽自動車・普通車のほかにも、外車(輸入車)もラインナップしています。
ホンダ・N-ONEはNシリーズで唯一の丸目を搭載した軽自動車である
ホンダのN-ONEは2012年11月に発売された軽自動車で、大きな丸目のヘッドライトを採用しています。可愛いボディカラーだけではなく、レーシーな黄色やアーミーなアッシュグリーンなど、男性にも似合うカラーも用意されています。
ラインナップしているのはガソリン車のみで、駆動方式はFFと4WDが用意され、価格帯は120万円からです。NA車のほかにターボ車も設定されているため、リッターカーにも迫るパワフルな走りを見せてくれます。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,610mm |
ホイールベース | 2,520mm |
最低地上高 | 150mm |
エンジン型式 | S07A |
排気量 | 658cc |
最高出力 | 43kW/7,300rpm |
最大トルク | 65Nm/4,700rpm |
燃費 | 28.4km/L |
スズキ・ジムニー、ジムニーシエラはモデルチェンジにて昔ながらの丸目に戻りクラシカルな雰囲気をまとう
スズキのジムニーには軽自動車の「ジムニー」と普通車の「ジムニーシエラ」の2モデルがラインナップしていて、どちらも2018年のモデルチェンジで丸目のヘッドライトへと戻りました。グリル内へ一直線に配置されたヘッドライトやウインカー類はレトロ感もあり昔から車に乗っている人には懐かしく、免許取りたての人には新しいデザインでしょう。
ジムニーには660ccのターボエンジンが、ジムニーシエラには1,500ccのエンジンが搭載されていて、どちらも余裕のある走りが実感できるでしょう。価格帯はジムニーが145万円から、シエラは176万円からになっています。
1960年代 | 丸型ヘッドライトのみ |
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1967年 | リトラクタブルヘッドライトの登場(トヨタ2000GTが初搭載) |
1970年代 | 角型ヘッドライトの登場 |
1980年代 | 異形ヘッドライトの登場 |
1996年 | HIDヘッドライトの登場(日産テラノが初搭載) |
2002年 | リトラクタブルヘッドライトが終焉(RX-7が最後) |
2007年 | LEDヘッドライトの登場(レクサスLS600が初搭載) |
スズキ・ハスラー、クロスビーは愛嬌のある顔で丸いライトの横に設置されたウインカーもポイント
スズキのクロスオーバーSUVであるハスラーは2014年に発売し大ヒットを記録した軽自動車で、ハスラーを普通車サイズにして、エンジンもアップサイジングしたのがクロスビーです。ジムニーのように完全な丸目ではないですが、ウインカー部分がアクセントになっているデザインです。
ハイブリッド仕様もあり、ハスラーの標準グレードにはマニュアル4WDも設定されているため、色々な人のニーズに応えてくれる頼もしさを持ちつつも、可愛げのある顔が憎めない車です。
価格帯はハスラーが110万円から、クロスビーは176万円からで、どちらも4WDモデルがラインナップしています。ハスラーにはマニュアルグレードが設定されていますが、クロスビーにはハイブリッドの6ATしかない点に注意が必要です。
ハスラー | クロスビー | |
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全長 | 3,395mm | 3,760mm |
全幅 | 1,475mm | 1,670mm |
全高 | 1,665mm | 1,705mm |
ホイールベース | 2,425mm | 2,435mm |
最低地上高 | 175~180mm | 180mm |
エンジン型式 | R06A型 | K10C型 |
排気量 | 658cc | 996cc |
最高出力 | 47kW/6,000rpm | 73kW/5,500rpm |
最大トルク | 95Nm/3,000rpm | 150Nm/1,700~4,000rpm |
モーター型式 | WA04A型 | WA05A型 |
モーター最高出力 | 1.6kW/1,000rpm | 2.3kW/1,000rpm |
モーター最大トルク | 40Nm/100rpm | 50Nm/100rpm |
燃費 | 26.2~32.0km/L | 20.6~22.0km/L |
スズキ・アルトラパンは丸目で可愛らしいフォルムがキュンとする軽自動車
スズキのアルトラパンはウサギをモチーフとした可愛らしい女性向けの軽自動車で、2015年に発売した3代目においても、初代から一貫して採用されている丸型ヘッドライトを装備しています。フェンダーアーチモールやスプラッシュガードを装備しボディ全体も丸くありつつ四角いスタイリングを持っています。
エネチャージやアイドリングストップを搭載して燃費もよく、2WDのオートマ(CVT車)では35.6km/Lの燃費を記録しています。価格帯もお手頃で、ベースグレードは107万円から最上級グレードでも138万円から購入することができます。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,525mm |
ホイールベース | 2,460mm |
最低地上高 | 155mm |
エンジン型式 | R06A型 |
排気量 | 658cc |
最高出力 | 38kW/6,500rpm |
最大トルク | 63Nm/4,000rpm |
燃費 | 33.2~35.6km/L |
スズキ・スペーシアギアはSUVルックになりジムニーのような丸いヘッドライトを搭載
スズキの軽自動車であるスペーシアに、2018年12月スペーシアギアと呼ばれるSUVルックの特別仕様車が発表されました。凹凸デザインのフロントバンパーやグリルガーニッシュは力強い印象を与え、ヘッドライトは丸いデザインになりウインカーはバンパーへ独立しています。
搭載エンジンは自然吸気のNA車とターボ仕様車の2種類で、燃費は2WDのNA車が1番良く28.2km/Lを記録しています。安全装備もスズキセーフティサポートを搭載しているため安心で、価格帯は161万円から設定されています。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,800mm |
ホイールベース | 2,460mm |
最低地上高 | 150mm |
エンジン型式 | R06A型 |
排気量 | 658cc |
最高出力 | 38kW/6,500rpm |
最大トルク | 60Nm/4,000rpm |
モーター型式 | WA05A型 |
モーター最高出力 | 2.3kW/1,000rpm |
モーター最大トルク | 50Nm/100rpm |
燃費 | 24.0~28.2km/L |
ダイハツ・コペンCeroは3グレードの中でもクラシカルな雰囲気をまとうフラッグシップモデル
ダイハツのフラッグシップモデルであるコペンは、2シーターオープンの軽自動車です。スイッチ1つでルーフを自動で開閉する機構を備えた使いやすいモデルでもあります。コペンのバリエーションは3種類あり、最初にローブが発売し、半年後にはエクスプレイを販売開始していますが、これらのモデルはキリッとした吊り目タイプのヘッドライトを搭載しています。
エクスプレイから半年後、ローブから1年後の2015年6月には大きな丸型のヘッドライトを装備したCero(セロ)が発売し、新しくも懐かしいクラシカルな出で立ちをしています。トランスミッションにはCVTと5速MTが搭載されていて、エンジンには直列3気筒ターボを積んでいるため走行性能も高いです。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,280mm |
ホイールベース | 2,230mm |
最低地上高 | 110mm |
エンジン型式 | KF型 |
排気量 | 658cc |
最高出力 | 47kW/6,400rpm |
最大トルク | 92Nm/3,200rpm |
燃費 | 22.2~25.2km/L |
ダイハツ・キャストはクロスオーバーな見た目でコロンとした瞳が可愛いルックスの軽自動車
ダイハツのクロスオーバーであるキャストは、アクティバ・スタイル・スポーツと3種類のテイストを販売していますが、コペンとは違い全て同じ丸目のヘッドライトを装備しています。丸いヘッドライトがレトロな雰囲気を出していて、可愛くもありクロスオーバーな見た目が頼もしさもあるモデルです。
搭載エンジンにはNAとターボがあり、駆動方式もFFの2WDと4WDが用意されているため、軽いオフロードなら難なく越えていくことができます。燃費も24.8~30.0km/Lを記録していて、ガソリン代もかかりにくいのが嬉しいポイントです。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,600mm |
ホイールベース | 2,455mm |
最低地上高 | 150~180mm |
エンジン型式 | KF型 |
排気量 | 658cc |
最高出力 | 38kW/6,800rpm |
最大トルク | 60Nm/5200rpm |
燃費 | 24.6~30.0km/L |
フィアット500・500C・500Xは1936年より続く長寿モデルで最新型が2007年に販売
2007年に新型へとモデルチェンジしたフィアット500は、ルーフがオープンする500C、クロスオーバーの500Xと、3種類のバリエーションがあります。500と500Cはクリンとした丸いヘッドライトですが、500Xは少し伸びて卵型に近い丸目になっています。
搭載エンジンは1.2Lの8Vエンジンで、59kWの出力を発揮します。トルクは102Nmで燃費は19.4km/Lですので、街中を走るには十分なスペックです。ほかにもターボを搭載した2気筒エンジンのツインエアもラインナップしていて、排気量は少ないですが1.2Lエンジンよりもパワフルな走りを実感できます。しかし、どちらもハイオクガソリンを使用するという点に注意が必要です。
500 | 500C | 500X | |
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全長 | 3,570mm | 3,570mm | 4,250mm |
全幅 | 1,625mm | 1,625mm | 1,795mm |
全高 | 1,515mm | 1,505mm | 1,610mm |
ホイールベース | 2,300mm | 2,300mm | 2,570mm |
エンジン型式 | 312A2 | 312A2 | 55263624 |
排気量 | 875cc | 875cc | 1,368cc |
最高出力 | 63kW/5,500rpm | 63kW/5,500rpm | 103kW/5,000rpm |
最大トルク | 145Nm/1,900rpm | 145Nm/1,900rpm | 230Nm/1,750rpm |
燃費 | 24.0km/L | 24.0km/L | 15.0km/L |
MINIはおしゃれな車としての代名詞!丸目がとってもキュートでファニーな顔は男女ともに人気のある車
MINIはBMWが展開するブランドの1つで、おしゃれな車は?と聞いてイメージする中の1台でしょう。ミニはクーパーとも呼ばれますが実はグレード名で、MINI(ミニ)が車名となります。ボディタイプは3ドア・5ドア・コンバーチブル・クラブマン(ワゴン)・クロスオーバーと様々な種類があり、スポーツ仕様のジョンクーパーワークスも設定されています。
グレード展開はベースのONE(ワン)、中間グレードのCOOPER(クーパー)、上級グレードのCOOPER S(クーパーS)があり、ボディタイプごとにマニュアルやオートマ、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどが設定されています。
価格帯は3ドアのONEで238万円からで、ガソリンモデルだと燃料がハイオクになるため注意が必要です。しかし、国内メーカーの車よりも維持費や乗り出し価格が多少高くてもミニに乗っている満足感は代えがたいものがあります。
全長 | 3,835mm |
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全幅 | 1,725mm |
全高 | 1,430mm |
ホイールベース | 2,495mm |
エンジン型式 | B38A15A |
排気量 | 1,498cc |
最高出力 | 75kW/3,900rpm |
最大トルク | 190Nm/1,380~3,600rpm |
燃費 | 17.8km/L |
フォルクスワーゲン ビートルが新車で購入できるチャンスは2019年まで!ミニと双璧をなすファッショナブルな車
フォルクスワーゲンのビートルは、世界で1番多い生産台数の記録を持っているフォルクスワーゲンタイプ1(ビートル・かぶとむし)の後継モデルで、1998年には「ニュー・ビートル」、2011年には「ザ・ビートル」とモデルチェンジし、2019年には生産終了になります。
大きな丸目が特徴的で、BMWのMINIと比較されることが多いオシャレな車です。ボディタイプは3ドアのハッチバッククーペで、1.2Lターボエンジンを搭載したFFの2WDです。価格帯は239万円からで、ベースグレードのほかにスポーティなRラインがあります。
ボディサイズは3ナンバーサイズで余裕があり、燃費もベースグレードで17.6km/Lを記録しています。使用するガソリンはハイオクのため、注意が必要です。
全長 | 4,285mm |
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全幅 | 1,815mm |
全高 | 1,495mm |
ホイールベース | 2,535mm |
エンジン型式 | CBZ |
排気量 | 1,197cc |
最高出力 | 77kW/5,000rpm |
最大トルク | 175Nm/1,500~4,100rpm |
燃費 | 17.8km/L |
レネゲードはジープのエントリーモデルとして2015年から発売!丸目でコンパクトな車体が頼りがいのあるモデル
ジープのレネゲードは2015年より販売されたモデルで、フィアット500Xの兄弟車でもあります。ジープの中では1番コンパクトなモデルで、価格帯は299万円からです。ジープの特徴である7スロットグリルや台形のホイールアーチを採用し、丸目のヘッドライトを装備しています。
日本仕様のレネゲードはロンジチュードとリミテッド、トレイルホークの3グレード展開で、4WDモデルはトレイルホークのみの設定になっています。ですが、ロンジチュードとリミテッドはハイオク仕様なのに対し、トレイルホークのエンジンはレギュラー仕様のためお財布にも優しいです。
ボディサイズは全長4.2メーターの幅が1.8メーターで3ナンバーサイズですが、全長が長すぎることもないため運転はしやすいでしょう。
全長 | 4,255mm |
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全幅 | 1,805mm |
全高 | 1,695mm |
ホイールベース | 2,570mm |
最低地上高 | 170mm |
エンジン型式 | 55263624 |
排気量 | 1,368cc |
最高出力 | 103kW/5,000rpm |
最大トルク | 230Nm/1,750rpm |
燃費 | 15.5km/L |
ジープのラングラーは伝統的に丸目ヘッドライトを装備していて新型でも歴史は受け継いでいる
ジープが販売するラングラーは伝統的に丸目ヘッドライトを装備したモデルで、2ドアのほかにもロングホイールベースとなり4ドアになったラングラーアンリミテッドもラインナップしています。2018年11月からは4代目ラングラーが日本でも販売されていて、価格帯は459万円からです。アンリミテッドスポーツには2.0Lターボエンジンを搭載し維持費もかかりにくくなっています。
2ドアの全長は4,320mm、アンリミテッドは4,870mmで、全幅はどちらとも1,895mmあるため迫力のあるボディサイズです。使う燃料はどちらもレギュラーで、2ドアのスポーツには3.6LのV6エンジンが搭載され、アンリミテッドには直4ターボの2.0Lエンジンが搭載されます。
全長 | 4,320mm |
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全幅 | 1,895mm |
全高 | 1,825mm |
ホイールベース | 2,460mm |
最低地上高 | 200mm |
エンジン型式 | G |
排気量 | 3,604cc |
最高出力 | 209kW/6,400rpm |
最大トルク | 347Nm/4,100rpm |
燃費 | 9.6km/L |
昔は丸いヘッドライトが主流だったが異形ライトの登場によりデザインの幅が広がった
日産のブルーバードやトヨタのカローラ、ホンダのN360など、1960年代に発売された車の初代モデルは全て丸型ヘッドライトを搭載しています。しかし、ブルーバードは1979年の910ブルーバードから、カローラも4代目モデルから角型ヘッドライトに変更され、次第に丸型ヘッドライトは特定の車種を除き減少していきます。
真四角の角型ヘッドライトが流行り出すと、次はウインカーが車体サイドに回り込んだデザインなど「車のデザインに合わせた形状」の異形ライトが登場し、流行の兆しを見せます。すると次は今までと同じサイズのバルブで大光量を発するHIDヘッドライト(バイキセノン・ディスチャージ)が登場し、灯体の小型化が流行りました。
そして、2007年に登場したのがLEDヘッドライトで、HIDより小さい灯体で眩しいくらいの光量を放つヘッドライトの登場により、今度はデザインの幅が広がっています。
1960年代 | 丸型ヘッドライトのみ |
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1967年 | リトラクタブルヘッドライトの登場(トヨタ2000GTが初搭載) |
1970年代 | 角型ヘッドライトの登場 |
1980年代 | 異形ヘッドライトの登場 |
1996年 | HIDヘッドライトの登場(日産テラノが初搭載) |
2002年 | リトラクタブルヘッドライトが終焉(RX-7が最後) |
2007年 | LEDヘッドライトの登場(レクサスLS600が初搭載) |
丸目のヘッドライトはレトロな雰囲気がおしゃれでミニやビートルなど1度は乗ってみたい車にも採用
丸いヘッドライトは、車が普及し始めたころの車にほとんどが採用していたヘッドライトの形で、時代が進むにつれて角型や異形、リトラクタブルなど様々に変化していきました。ハロゲンランプだけではなく、光源もキセノンランプやLEDなどに変化していき灯体が小さくなったことでデザインも自由になっています。
2019年ではキリッとした吊り上がったデザインのヘッドライトが流行していて、丸目のヘッドライトを採用している車種は再び少なくなっています。ですが、クラシカルな雰囲気をまとい可愛らしさもアピールできる丸いヘッドライトは国内メーカーのほか外車でも採用例がある形です。
国内メーカーではスズキを中心にラインナップしていて、海外メーカーではジープやフィアット、フォルクスワーゲンにミニなどオシャレな車種に採用されています。ほかの車と違う個性を発揮できる丸目の車で、楽しい毎日を過ごしましょう。