NSXは2022年に生産終了 後継EVは2027年登場の見方にとどまる
ホンダのフラッグシップスーパースポーツNSXは、2代目の最終モデル「Type S」をもって2022年に生産を終了しました。2026年7月時点で後継モデルは正式発表されておらず、名を継ぐEVスーパースポーツの登場は2027年という見方にとどまっています。ホンダのスペシャリティ枠は、2025年9月に発売された新型プレリュードが担っている状況です。
生産終了からの動きを新しい順に追ったうえで、2代目NSXがどのようなクルマだったのかを見ていきます。
次期NSXは全固体電池を積むEVスーパースポーツか 登場は2027年が有力
2022年4月のホンダ四輪ビジネス説明会で示された「2030年までにピュアEVのスペシャリティモデルを投入する」という方針は、その後も撤回されていません。現在の見立てでは、NSXの名を継ぐモデルは全固体電池を搭載するフル電動スーパースポーツとなる方向が有力です。最高出力は1,000psを超え、航続距離700kmを目標に開発が進められているとみられ、最新のAWD技術も投入される見込みです。
その裏づけとなるのが電池側の進捗です。ホンダは2024年11月に栃木県の全固体電池パイロットプラントを報道公開し、2025年1月から稼働を開始しました。電解質を固体に置き換えることで安全性・容量・出力特性のいずれも引き上げられ、劣化の少なさも狙えます。1,000ps級の出力と軽量化を同時に満たすには、この技術が前提になるという読み方ができます。
ワールドプレミアの時期は最速で2027年とみられています。ライバルとなるのはレクサスLFAの後継とされるLFRで、価格面では3,800万円前後と予想される同車に対し、NSXは3,000万円程度と見る向きが優勢です。ただしホンダからの正式発表はなく、2025年10月から11月にかけて開催されたジャパンモビリティショー2025でも、Honda 0シリーズのSUVプロトタイプやアキュラRSXプロトタイプは公開されたものの、NSX後継を示すコンセプトの展示はありませんでした。開発は進んでいても、公の場に出す段階には至っていないとみるのが自然でしょう。
ホンダは2026年からF1にワークス復帰し、アストンマーティンへパワーユニットを供給しています。参戦初年度は苦戦が続いていますが、電動化を前提とした新レギュレーションで得た知見が次のスーパースポーツに還元される可能性は十分にあります。
初代NSXベースのスーパーカー「Tensei」が2026年に北米販売体制を確立
ホンダ本体とは別の動きとして、初代NSXを現代に甦らせるプロジェクトが形になりました。イタリア・ミラノを拠点とするJASモータースポーツが手がける公道向けスーパーカー「Tensei(転生)」です。2025年12月5日に発表され、1990年型NSXのシャシーをベースに足まわりを完全に再設計。カーボンファイバー製ボディとインテリアのデザインはピニンファリーナが担当しています。
2026年3月3日にはエンジンチューンを英国のジャッド・パワーが担うことが明らかにされ、同年6月30日には北米の販売体制が正式決定しました。米国はインディカーでも知られるグラハム・ラハール・パフォーマンス(GRP)、カナダはファフ・リザーブがそれぞれ公式販売パートナーとなり、販売と顧客サービスを担当します。生産は35台限定で、2026年後半に一般公開が予定されています。
ホンダの純正プロジェクトではないものの、初代NSXの設計が30年以上を経てなお素材として選ばれた事実は、このクルマの完成度を物語っています。
初代NSX向け復刻パーツが2026年に始動 2代目にはリコールも
旧型オーナーにとって見逃せないのが、2026年4月30日に明らかにされた「ホンダ・ヘリテージ・パーツ・プログラム」です。初代NSX向けの復刻パーツが同年夏から米国で発売される計画で、生産終了から20年以上が経過したモデルの維持環境が整えられます。初代NSXの中古相場が上昇を続けるなか、部品供給の道筋がつく意味は小さくありません。
一方、2代目については2026年5月28日、ホンダオブアメリカが燃料装置に関するリコールを届け出ました。低圧燃料ポンプの不具合により、走行中にエンジンが停止し再始動できなくなるおそれがあるという内容です。生産終了後も対象車両への対応は続いており、購入を検討する際は対策の実施状況を確認しておきたいところです。
2025年9月 ホンダのスペシャリティは新型プレリュードが担う
NSX亡きあとのホンダのスペシャリティ枠を引き受けたのが、2025年9月4日に発表され、翌5日に発売された新型プレリュードです。2023年10月のジャパンモビリティショー2023でコンセプトが世界初公開され、ほぼその姿のまま市販化されました。
「電動化時代の新しいスペシャリティスポーツの先駆け・前奏曲」と位置づけられ、パワートレインは進化したe:HEV。シャシーはシビック タイプR譲りのものに専用セッティングを施しています。旋回時の回頭性と挙動安定性を高めるアジャイルハンドリングアシストは、ホンダ車として初めてブレーキング時まで作動範囲が広げられました。価格は618万円からで、新車販売オンラインストア「Honda ON」専用の2トーンカラー仕様は6,480,100円からとなっています。
3モーターハイブリッドで2,420万円だったNSXとは狙う層がまるで違いますが、「操る喜び」を電動化のなかで残すという発想そのものは、2代目NSXが背負っていたテーマの延長線上にあります。
2024年 Honda 0シリーズと全固体電池が後継の土台に
NSX後継の前提となる技術基盤が固まったのが2024年です。ホンダは2024年1月のCES 2024で新EVシリーズ「Honda 0シリーズ」を発表し、「0 SALOON」と「0 SPACE-HUB」の2台のコンセプトを公開しました。「Thin, Light, and Wise(薄く、軽く、賢く)」を開発思想に掲げ、従来のEVが陥りがちな重量増と真正面から向き合う姿勢を打ち出しています。
同年11月には全固体電池のパイロットプラントを報道公開。NSXの名を継ぐモデルがこのシリーズのフラッグシップに位置づけられるという見方は、ここに根拠を置いています。薄く軽いパッケージと全固体電池の組み合わせは、そのままミッドシップスポーツの要件と重なるためです。
また、記事公開当時に「2024年北米市場で販売予定」とされていたアキュラZDXおよびZDX Type Sも、同年に北米で発売されています。
NSXが2022年で生産終了 最後の特別仕様車タイプSが限定発売
NSXの改良モデルは2018年10月25日に発表され、2019年5月に発売されました。事前に改良モデルのティーザー画像がホンダのホームページで公開されています。
2018年8月24日にカリフォルニア州で開催された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス2018」では、米国仕様のアキュラNSXの改良モデルが公開されました。
2021年8月にはホンダ公式がNSXの生産終了を告知し、2022年12月での生産終了と最後の特別仕様車Type Sを発表しています。
NSXが最後の特別仕様車タイプSで生産終了 全世界限定350台で日本は30台割り当て
NSXは2016年8月に2代目を発表し、SPORT HYBRID SH-AWDという3モーターハイブリッドシステムを搭載するハイパーカーとしてデビューしましたが、日本市場では2020年に僅か9台しか販売していませんでした。
日本市場だけでなく、オーストラリア市場でも販売終了していたことから今後の展開に注目が集まりましたが、2021年8月3日にNSXの2022年生産終了の告知と最後の特別仕様車Type Sの先行情報が公式発表されました。
Type Sの詳細は2021年8月30日に正式発表。パワートレインが変更されるという見方もありましたが、エンジンはそのままでタービンを変更してブーストアップし、システム最高出力は448kW(610PS)、最大トルクは667N・mへ引き上げられました。標準モデルの427kW(581PS)/646N・mに対し、確実な上乗せです。
全世界350台の内訳は米国300台、日本30台、その他の市場20台。日本価格は2,794万円で、2021年9月2日からNSX PERFORMANCE DEALERで購入申し込みの受付が始まり、1か月を待たずに日本分30台が完売しました。納車をともなう発売は2022年7月です。専用色のカーボンマットグレー・メタリックは世界70台のみ(日本向けは10台)という設定で、インテリアにはシリアルナンバーが刻印されました。
次期NSXはBEV(ピュアEV)になり2030年までに復活か バッテリーには全固体電池を採用するという情報も
2022年4月に行われたホンダの四輪ビジネス説明会にて、2030年(早ければ2028年頃という見方も)までにピュアEVスペシャリティモデルを投入する、という発言があったことから、全固体電池を搭載する第三世代の新型NSXをBEVとして投入するのではないかと話題になりました。
パワートレインを100%モーターで駆動するBEVになるという点については、NSXを待ち望むファンからは賛否両論あるようです。
レクサスは伝説的なスポーツモデルLFAの後継をLFRとして準備し、日産もGT-Rの電動化を構想するなど、2020年代後半はスポーツモデルの転換期になりつつあります。
ホンダ・NSXが東京モーターショー2019に出展!
ホンダNSXが、2019年10月より開催された東京モーターショーのホンダブースに展示されました。NSXタイプRがワールドプレミアされるのではとの情報もありましたが、出展されたのはサーマルオレンジ・パールのボディカラーに身を包んだ標準仕様の個体でした。結果としてNSXにタイプRが設定されることはなく、最後の特別仕様車はType Sとなっています。
2020年型ホンダ・NSXに「インディイエローパールII」を新設定!低迷中の販売台数の巻き返しなるか
2020年モデルのホンダ(アキュラ)NSXに新たなボディカラーとして「インディイエローパールII」が追加されました。インディイエローパールIIを追加したNSXは、2019年のモントレーカーウィークや東京オートサロン2020にも展示されています。
パワートレインには3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンに3基の電動モーターを採用。価格はおよそ2,420万円からで、日本での発売は2020年4月でした。製造はアメリカのオハイオ州メリーズビルに新設されたパフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター(PMC)で行われています。
なお、NSXのボディカラーには、カーブレッド、ベルリナブラック、130Rホワイトの3カラーのほか、有料色としてインディイエローパールII、サーマルオレンジパール、ソースシルバー・メタリック、カジノホワイトパール、バレンシアレッドパール、ヌーベルブルー・パールの9色がラインナップされました。
バレンシアレッドパールとヌーベルブルー・パールの2色は有料色の中でも特に高額で、特別感のある美しいボディカラーです。
販売台数が落ち込み気味だったNSX。2019年の販売台数は特に低迷しており、先代モデルでも人気の高かったインディイエローパールIIを復活させることで巻き返しが図られました。
NSXのエンジンサウンドには赤ちゃんの泣き止ませ効果アリ!?ホンダがエンジン音がなるぬいぐるみ「サウンドシッター」を開発
赤ちゃんの泣き止ませ効果があるとして、2018年にマイナーチェンジしたNSXのエンジンサウンドを再現した車のぬいぐるみ「サウンドシッター」が開発されました。ホンダでは「クルマのエンジン音には赤ちゃんを安心させる可能性がある」という実験結果を受け製品化しましたが、市販化はされていません。
ホンダの車のエンジン音には胎内音に近い鎮静効果のある周波数「250Hz」を含むとされ、NSXが250Hzに最も近い音ということが判明したようです。 実験では12人中11人の赤ちゃんが泣き止んだというから驚きです。「サウンドシッター」はホンダのイベントで展示されることがあるため、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
NSXは2018年10月25日から受付し2019年5月に発売
NSXの予約が2018年10月25日に始まり、発売は2019年5月でした。この改良ではボディ剛性を高め、スーパーカーをより楽しめる安定した走行を実現しています。またボディカラーには新色の「サーマルオレンジ・パール」を追加、インテリアにも新色の「インディゴ」を追加しました。
2019年発売のNSXの変更点
- 新色ボディカラー「サーマルオレンジ・パール」追加
- 新色インテリアカラー「インディゴ」追加
- ボディ剛性向上(フロントスタビライザー26%、リアスタビライザー19%、リアコントロールアームブッシュ21%、リアハブ6%)
- 新開発専用タイヤを採用
- インテグレーテッド・ダイナミクス・システムの最適化
- 駆動制御の熟成
- アルミ製スポーツペダル&フットレスト標準装備
2代目NSXは世界最高レベルのエンジンにホンダ独自の3モーターハイブリッドシステムを組み合わせる日本を代表するスーパーカー
2016年8月に発表された2代目NSXは、373kWという高出力を誇る「3.5L V6 DOHC ツインターボエンジン」に、高効率・高出力の3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」を組み合わせる突出した運動性能が魅力的な車です。システムトータルでは427kW(581PS)/646N・mを発生し、トランスミッションは9速デュアル・クラッチ・トランスミッションを採用しました。
誰もが運転操作をしやすい「人間中心のスーパースポーツ」という初代NSXのコンセプトを受け継いで進化した2代目は、エンジンだけでは達成が難しいハイレベルなレスポンスとハンドリング性能をホンダ独自の電動化技術によってクリアしました。
販売価格は24,200,000円と国産車最高価格でしたが、新時代のスポーツ走行を実現する圧倒的性能が評価されて、2018年までの全世界販売台数は1,900台を突破しています。
そのうち1,000台以上をアメリカで販売しており、北米市場の人気の高さがうかがえました。日本では年間販売計画台数100台に対して2016年夏の発表から約400台の受注数となり、納期が長期化して「幻のスーパーカー」とも言われています。
もっとも、生産終了が決まった2021年時点での2代目の累計販売台数は2,558台にとどまりました。初代の約1万8,000台と比べると差は大きく、この販売低迷が生産終了を決めた理由のひとつとされています。
NSXのティザー画像からはボディカラーに新色が加わり、フロントグリルのビークがボディカラーと同色を採用している事がわかる
ホンダのホームページで公開された2019年モデルのNSXのティーザー画像からは、それまでのモデルにはないエネルギッシュで重厚感のあるオレンジがボディカラーとして追加されることが読み取れました。これがのちのサーマルオレンジ・パールです。
また、フロントグリル上端に設置されるメッキ加飾のビークは、従来モデルではシルバーだったのに対し、改良モデルではボディカラーと同じ色が採用されています。
そして、美しくかつ斬新な幾何学的なデザインを採用するホイールの隙間からは、抜群の存在感を発揮するレッドカラーのブレーキキャリパーが確認できます。
米国仕様のアキュラNSXは新開発の専用タイヤを装備しシャシーを強化しソフトウェアをアップグレードして走行性を更に高める
米国仕様のアキュラNSXの改良モデルは、2018年8月24日より開催されたカリフォルニア州のペブルビーチ近郊で行われた「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス2018」に出展されました。
同車の特徴は、ボディカラーに新色「サーマルオレンジパール」を設定し、シャシーの剛性も強化して新開発の専用タイヤを装備、パワーユニット・ダンパー・電動パワーステアリング等を制御するソフトウェアをアップグレードしている点です。
アキュラNSXの改良モデルは、コンチネンタル製の新開発専用タイヤ「ContiSportContact 6」を採用しました。従来型の「ContiSportContact 5P」と比較すると、トレッドパターンやゴムコンパウンドが見直され、ハンドリング性能とオールラウンド性能が向上しています。
改良後のアキュラNSXは、サーキット走行を楽しみたいというオーナーに対して、スポーツ走行に適したピレリ「P ZERO Trofeo R」をオプション設定で用意しました。
インテリアの改良点は、フルレザーシートにレッドを、レザーとアルカンターラ素材を組み合わせるシートにインディゴブルーをオプションカラーとして追加設定できるようにした点です。
コーナリング性能などが向上するNSXの2019モデルはドライバーとクルマとの一体感を堪能できる車
2代目NSXはオールアルミモノコックボディに3.5L V6ツインターボエンジンをミッドシップ方式で搭載し、SPORT HYBRID SH-AWDと9速デュアル・クラッチ・トランスミッションを組み合わせることで実現する群を抜く走行性能が魅力的な車です。
そんな2代目NSXの改良モデルのテスト走行を収録した動画で、レーシングドライバーの佐藤琢磨選手は次のような感想を述べています。
第一印象、すごく正常進化したなというのを感じ取ることができました
高速コーナー、一発飛び込んだ時のフロントの入り方もいいし
リアの動きが格段にいいな
すごく綺麗に立ち上がる
全然いいですね引用元:NSX|Honda
2018年秋に発表されたNSXの2019年モデルは、コーナリング性能やレスポンス、スムースさなどが向上し、ドライバーとクルマとの一体感をより体感できる車になっています。
高性能なスポーツカー NSXのモデルチェンジ遍歴
NSXはホンダがかつて販売していた2シーターのミッドシップスポーツカーです。「New Sports car X」を略したネーミングで、初代は16年間フルモデルチェンジがされることなく販売されました。NC1型は初代の販売終了から11年の時を経て、2代目としてハイブリッドシステムを搭載して登場しています。
NSX 初代 NA1/2型(1990年~2005年)
1990年9月、NSXが登場しました。販売当初は標準モデルのみで、1992年11月に「タイプR」を追加設定。1994年2月にマイナーチェンジを実施し、翌1995年にもマイナーチェンジでオープントップ仕様の「タイプT」を追加設定しました。
1997年2月、マイナーチェンジでMT仕様車のエンジンを変更し、6速MTに。MT仕様車に新たにスポーツグレードの「タイプS」「タイプS-Zero」を設定。
2001年12月のマイナーチェンジではエクステリアを大きく変更。ヘッドライトが固定式になったほか、フロント周りやリヤ周りを改良しました。
2002年5月、「NSX タイプR」から「NSX-R」に名称を変更。「タイプS-ZERO」を廃止しました。
2003年10月、マイナーチェンジでタイプRを除く全車にCDチェンジャーを、また、イモビライザーを全車に標準装備しました。
2005年2月、限定5台の特別仕様車「NSX-R GT」を発表。価格は5,000万円で、実際に販売されたのは1台のみでした。12月には欧米で2006年から始まる燃費・排ガス環境規制に対応できず、生産を終了します。累計販売台数は全世界で約1万8,000台でした。
NSX 2代目 NC1型(2016年~2022年)
2016年8月、初代の販売終了から11年を経て2代目NSXが登場します。販売開始は2017年2月。
2018年10月、改良型の2019年モデルを発表。発売は2019年5月。
2019年12月、2020年モデルが発表され、2020年4月に発売。
2021年8月3日、2022年12月での生産終了と最後の特別仕様車の先行情報を公表。同月30日に「Type S」を正式発表し、9月2日から購入申し込みを受付。全世界350台(米国300台/日本30台/その他20台)で、日本価格は2,794万円。1か月を待たずに日本分は完売しました。
2022年7月、Type Sの納車を開始。同年、2代目NSXは生産を終了しました。累計販売台数は2,558台です。
| NSXのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| 初代 NA1/2型 | 1990年~2005年 |
| 2代目 NC1型 | 2016年~2022年 |
| 3代目(後継EV) | 未発表 |
スペシャルな車NSXは生産を終えてもホンダの頂点であり続ける
国産車最高価格を誇ったNSXはスペシャルな車でした。NSXは全国に数あるホンダディーラーの中でも、専用装備を備えNSXに関する特別な知識を持ったスペシャリストが在籍するディーラーしか販売を許されていません。
生産終了から4年が経ち、初代向けの復刻パーツ供給が始まり、初代のシャシーを使ったピニンファリーナ製スーパーカーまで生まれました。名前が途切れてもなお、クルマそのものが求められ続けているという事実は、NSXという企画の強さを示しています。
次にNSXを名乗るモデルが現れるとすれば、それは全固体電池を積んだEVスーパースポーツになる公算が大きく、時期は2027年が有力です。人間中心のスーパースポーツという初代からの旗印を、モーターだけでどう表現するのか。そこがいちばんの見どころになるでしょう。