フランクフルトモーターショー2019で「MINI Cooper SE」がお披露目
BMWはフランクフルトモーターショー2019で、新型EVモデル「MINI Cooper S E」を公開しました。
この個体はドイツ・ミュンヘンにあるBMW本社からフランクフルトモーターショー会場までの400kmの道程を実際に走行しました。会場入りまでのルート途中では、MINI コネクテッドシステムによる提案に従って急速充電ステーションに立ち寄り、35分間の急速充電で80%までバッテリーが回復したとのことです。
英国オックスフォードの工場で2019年11月から生産をスタートし、2020年から北米や中国などで販売される予定ですが、日本への導入については現時点では触れられていません。なお、ドイツでの販売価格は3万2500ユーロ(日本円で約386万円)となる見込みです。
MINI Cooper S Eは「MINIエレクトリック・コンセプト」の量産市販モデルで、最高出力135kW(184HP)、最大トルク270Nmの電気モーターを搭載。最高速は150km/h、0-100km/h加速は7.3秒で到達します。
加速・減速の操作はアクセルペダルのみで行うワンペダル仕様となっています。
エースマンはミニ初の電動SUV(BEV)で2024年にワールドプレミア予定
エースマンと呼ばれるモデルが2024年に発表するようです。エースマンはSUVタイプの電気自動車(BEV)で、フル電動車としてはミニSEに次ぐ電動モデルです。
SUVタイプのBEVはミニとして初設定されることから、ユーザーの期待も大きいモデルに。
MINI クーパーSEが欧州市場で2020年3月より発売
MINI クーパーSEが2020年3月からヨーロッパで発売されることが明らかになりました。クーパーSEは、全世界で10万人が購入を検討しているとのことで、期待値の高い一台です。
クーパーSEはフロントのボンネットの中に電気モーターを設置し、トランスミッションやパワーエレクトロニクスと一体化することでコンパクトな設計となっています。0~60km/h加速は3.9秒、0~100km/h加速は7.3秒に到達し、最大出力は184hp、最大トルクは27.5kgmを発揮。一度の充電での後続可能距離は270km、急速充電ステーションを利用すれば35分で8割の充電を完了することができます。
ドライブモードは「スポーツモード」「グリーン+モード」など4種類が用意されていて、加速減の操作はアクセルペダルひとつで行う仕様。ナビゲーションシステムなどを利用できるMINI コネクテッドサービスも搭載しています。
MINIのEVモデル「クーパーSE」がロサンゼルスモーターショー2019に出展が決定!
2019年11月より開催されるロサンゼルスモーターショーで、MINIハッチバックのEV車「クーパーS E」が出展されることが明らかになりました。
MINIクーパーSEはフランクフルトモーターショーにも出展されており、市販型EVを示唆するモデルとして登場。イエローのアクセントカラーを取り入れるなど、EV専用デザインが散りばめられます。冷却機能が不要なため、フロントグリルはクローズされています。
車内には5.5インチのカラースクリーンやデジタルディスプレイを搭載。4つのドライブモードを選択可能で、本格スポーツ走行から航続距離重視のエコ走行まで好みの走り味を選べます。
MINIの新型EV車ミニE(MINI E)のコンセプトモデルから市販車を予想
2017年9月12日から始まるドイツのフランクフルトモーターショーで、MINIが「エレクトリックコンセプト」を初公開するとBMWグループが発表しました。
MINIが計画する2019年からの市販EV車ラインナップ計画を示すコンセプトモデルとして登場することから、非常に注目されているモデルとなっています。
MINIはこれまで2008年にMINI Eと呼ばれるEV車を発表したことがあり、その時はEV車の課題である航続距離に問題があるなど試験的な車両にとどまりました。
その時のノウハウはBMWの市販EV車であるi3に活かされています。
今回はMINIが販売する市販EV車となるコンセプトモデルの初公開ということで、エレクトリックコンセプトがMINI Eとして市販された時の仕様を予想しながら紹介します。
MINIの新型EVがいよいよ正式発表!2019年発売開始の可能性が濃厚
かねてより発売が噂されていたミニ初の量産電気自動車を独BMWが正式に公開しました。車名は「ミニ・クーパーSE」、英国では「ミニ・エレクトリック」として発売される予定です。
「ミニ・クーパーSE」は32.6kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、1回の充電での航続可能距離は235km~270km。リチウムイオンバッテリーは、新プラットフォームにより上手く格納され、室内空間やラゲッジスペースは、ほぼ従来のミニと同サイズです。
ドライブトレインはBMW「i3 S」から流用し、電気モーターは最高出力184ps、最大トルク270Nmを発生させます。0-60km/h加速3.9秒、0-100km/h加速7.3秒と、走りの良さも期待できる電気自動車となるでしょう。
2019年9月のフランクフルト・モーターショーで更なる詳細が明かされる見込みです。2019年秋に生産開始予定ですが、本格的に納車が始まるのは2020年の可能性が高いです。北米・中国への配車を優先し、イギリスでの販売は2020年3月以降、日本への導入は現段階では不明です。
ライバル車としては、2019年5月に欧州予約を開始し、2020年に日本導入予定の「ホンダe(アーバンEV)」が挙げられるでしょう。
世界初となるEVホットハッチ「MINI S E」の市販形開発車両がカモフラージュなしで激写される!
世界初で注目されているMINIのEVホットハッチ「MINI S E」の市販型プロトタイプが、カモフラージュなしの状態でキャッチされました。随所にイエローのアクセントが見られ、フロントマスクを見るとクローズドグリルには「MINI Electyic」のロゴが見えます。
フランクフルトモーターショー2017で公開された「エレクトリックコンセプト」とはデザイン異なるヘッドライトユニットやバンパーになっており、コンセプトカーにはなかったフォグランプやアエスクープも確認でき、右にあった充電ポートが開発車両では後部に設置されています。
コンセプトカーではスポーティな印象を受けましたが、今回目撃された車両を見ると派手で目を引くホイールはそのまま装着されていますが、エアロなどの装備はなく、シンプルなエクステリアになっています。
パワートレインはBMWの「i3 S」を流用すると考えられ、44.2kWh、120Ahバッテリーパックを搭載することで、最高出力184ps、最大トルク270Nmを発揮します。航続距離は約274km程度になると考えられます。駆動方式は前輪駆動になるでしょう。
ワールドプレミアは早ければ2019年内と見られますが、2020年にずれ込む可能性もあります。
エレクトリックコンセプトが市販EV車のMINI E
フランクフルトモーターショー2017に先駆けて発表されたエレクトリックコンセプトの画像には2008年のMINI Eで採用されたグリーンとグレーの配色パターンが採用されています。
この画像を見て分かる通り、開発が順調に行くと今回発表されるエレクトリックコンセプトが時期市販EV車のMINI Eとなることがわかります。
ベース車両はMINI3DOOR
2017年8月30日にBMWから公開された画像を見ると、3ドアのMINIをベースにしているのが分かります。
2008年に発表されたMINI EもMINI3DOORをモデルにしたことから、2019年に市販が開始される予定の新型MINI EもMINI3DOORをベースとしていると見て間違いありません。
ボディサイズは変わらず重量は増える
2017年3月に発売したMINIのPHEV(充電できるハイブリッド車)はベース車両となったMINI CROSSOVERと比較すると120kg重くなっています。これはEV車の弱点である航続距離を伸ばすために必要なモーターの電池を大量に積んでいるためです。
そのため市販されるMINI Eも、ベース車両と同じボディサイズでも重量は重くなるでしょう。
MINI Eの発売は2019年~2020年
MINIのEV市販車である新型MINI Eは2019年~2020年に登場するでしょう。
現在欧州を中心にガソリン車、ディーゼル車を廃止する動きがでています。
フランスが2040年までにガソリン車とディーゼル車の販売を禁止することを発表、その後イギリスが追従し、スウェーデンに本拠地を置く自動車メーカーのボルボは2019年以降の新モデルをEV車のみにすると発表しています。
自動車大国であるドイツのBMWも2019年のラインナップにMINIの市販EV車を投入すると発表しています。
そのMINIの市販EVこそ「MINI E」として発表されることは間違いありません。
航続距離はEV車でトップレベルを目指す
現在世界一売れている日産のリーフと、そのリーフを予約販売の時点で上回ったと言われるテスラのモデル3、MINIを傘下に収めるBMWのi3を比較してみます。
どの電気自動車も完成度が高く、航続距離が短くなりがちなEV車の問題を克服したモデルと言われています。
日産 リーフ | テスラ モデル3 | BMW i3 | |
---|---|---|---|
全長 | 4,445mm | 4,676mm | 4,010mm |
全幅 | 1,770mm | 1,885mm | 1,775mm |
全高 | 1,550mm | 1,435mm | 1,550mm |
ホイールベース | 2,700mm | 2,870mm | 2,570mm |
航続距離 | 280km | 345km | 390km |
乗車人数 | 5名 | 5名 | 4名 |
価格 | 3,197,880円~ | 約385万 | 5,090,000円~ |
比較した3車種ではBMWのi3が最長の航続距離を持っています。しかし2017年にフルモデルチェンジを控える日産リーフは現在の航続距離の倍を達成するという噂もあります。
MINI EがEV市場の強豪を抑え、より長い航続距離を持った場合は、世界のEV市場のシェアに変化が起きるかもしれません。
MINI Eの販売価格は300~400万円台
MINIのPHEV車であるMINI COOPER SEクロスオーバー ALL4の販売価格は4,790,000円~、ディーゼルモデルが4,930,000円~となりPHEVモデルのほうが14万円安く販売しています。
これを踏まえるとMINI EのベースとなるMINI3DOORのディーゼルモデルが3,760,000円~となっているので、販売価格は300~400万円台と予想します。
また、EV車市場でライバルとなるリーフやモデル3の販売価格も300万円台で抑えているのを見ると、MINI Eもこの辺りの300~400万円台の販売価格に合わせてくると考えられます。
2019年のMINI E登場でガソリン車からEV車の時代へ
2019年から2020年にかけて、アメリカのテスラモーターズ、ドイツのBMW、スウェーデンのボルボなどがEV市場へ本格参入してきます。
100年に1度と言われる自動車革命の中、日本でも熱狂的なファンを持つMINI初のEV車は大きな注目を集めています。