よろしくメカドックの車一覧

よろしくメカドックの車!チューニングされた劇中車を画像つき解説

よろしくメカドックに登場した車、セリカXXやサバンナRX-7、フェアレディZなどのスポーツカー、スバル360やトヨタ・スポーツ800などの登場人物たちの愛車を紹介。車のチューニングをわかりやすく面白く描いた『よろしくメカドック』には、1970~80年代の国産名車が多数登場!

よろしくメカドックの車!チューニングされた劇中車を画像つき解説

よろしくメカドックに登場した車の特徴を画像つきで解説

『よろしくメカドック』は1982~1985年まで週刊少年ジャンプで連載されていた漫画作品で、単にスポーツカーによるレースだけではなく、車のチューニング内容をわかりやすく面白く描いている点が特徴的な作品です。
メカドックとは、主人公である風見潤が働くチューニングショップの名前であり、「Mechanical Doctor」すなわち「車の医者」を意味しています。

アニメ化もされ、プラモデルでもその世界を楽しめる『よろしくメカドック』。風見潤が搭乗したり、チューニングした印象的な車を画像つきで紹介します。

セリカXXなど『よろしくメカドック』に登場したレース出場車両

風見潤のメカドック、那智渡率いるチャンプ、渡辺俊光のレーシングワタナベなどの出場車両として、レースシーンで登場した劇中車をまとめました。

トヨタ・セリカXX(MA60)

セリカXXのエクステリア風見潤の搭乗車セリカXX

セリカXXのリヤビューセリカXX シャープなスタイリングで優れた空力特性を誇る

風見潤が搭乗した『よろしくメカドック』を代表する車セリカXX。劇中車2800GT(MA型)は、2.8Lの直列6気筒エンジンを搭載しており、世界トップクラスの空力特性を誇った。F1マシンの天才設計者コーリン・チャップマンをCM起用。

マツダ・サバンナRX-7(SA22C)

RX-7のエクステリア小型軽量のロータリーエンジンにより「フロントミッドシップ」を実現した初代RX-7

風見潤のライバルであり、ロータリーエンジンを愛する男「チャンプ」のオーナー那智渡の愛車は初代RX-7(1978~1985)。排ガス規制の影響を受けつつも、リトラクタブルヘッドライト搭載のスポーツカーらしいルックスで大勢が憧れた名車。

日産・フェアレディZ 240ZG(S30)

フェアレディZ 240ZGのエクステリアフェアレディZ 240ZG  当時の新車価格は150万円

レーシングワタナベのオーナー・渡辺俊光が搭乗。1971年に国内市場へ追加された2.4L直6エンジン搭載の240ZGは、Gノーズやオーバーフェンダーが特徴的なスタイリング。日本専売のため、米国ではオプションの「ノーズキット」がよく売れた。

日産・フェアレディZ 300ZX(Z31)

フェアレディZ 300ZXのエクステリアフェアレディZ 300ZX 1984年に発売された特別モデル

東日本サーキットGPメカドック出場車両の3代目Z(1983~1989年)。300ZXは3.0LのV6ターボエンジンにより230馬力と当時の国産車最高のパワーを発揮。作中ではスバル・レオーネのパーツを用いてフルタイム4WD化した「グレーサーZ」として登場。

バラードスポーツCR-X

シビックCRXのエクステリアバラードスポーツCR-X 『よろしくメカドック』では前期型1.5Lエンジン搭載車をチューニング

ゼロヨンGP編でメカドックがチューニングしたバラードスポーツCR-X(1983~1987年)。国外では「シビックCRX」として発売。ホンダが「FFライトウェイトスポーツ」という言葉を初めて用いたクルマ。作中ではミッドシップの「CR-Xミッド」として登場。

ホンダ・シティターボ2

シティターボのエクステリアシティターボ2 1984年にカブリオレも追加されている

東日本サーキットGP編のメカドック出場車両。「トールボーイ」の愛称で人気車となった初代シティに1983年に追加。3,000rpm以下でフルスロットにすると約10秒限定で過給圧を約10%向上する「スクランブル・ブースト」機能が最大の特徴。

いすゞ・ピアッツァ(原作JR130系/アニメJR120型)

いすゞ・ピアッツァのエクステリアいすゞ・ピアッツァ 名車として知られたいすゞ117クーペの後継モデル

チューニングショップ「ハイギャード」の東條誠が搭乗した初代ピアッツァ(1981~1991年)。原作ではNA、アニメではターボ車として登場。ジョルジェット・ジウジアーロがデザインを担当しており、内外装は専用パーツを多数使用。

トヨタ・MR2(AW11)

MR2のエクステリアMR2はミドシップレイアウトを採用する日本初の量産車

東日本サーキットGP編で東條誠が搭乗したのは日本初のミッドシップ量産車となった初代MR2(1984~1989)。エンジンや足回りなどは前輪駆動のE80型カローラの流用や強化によるもの。1986年後期型からはTバールーフも採用。

日産・スカイライン2000GT-R(KPGC110)

2000GT-Rのエクステリア2代目GT-RにあたるKPGC110型スカイライン2000GT-R

キャノンボール・トライアル編「チームGT-R」のリーダー二階堂の愛車は、生産台数197台、1973年に3か月のみ発売されたKPGC110型2ドアハードトップ2000GT-R。オーバーフェンダーやラジエーターグリルを装備し、丸型4灯テールランプを初採用。

トヨタ・ソアラ(Z10)

Z10ソアラのエクステリアZ10ソアラは「未体験ゾーンへ。」がキャッチコピー

ゼロヨングランプリ編で登場した「紫電改」のハイパーソアラは、初代ソアラ(1981~1986年)がベース。元祖ハイソカーとしての装備の豪華さだけでなく、新開発の5M-GEUエンジンや国産車初4輪ベンチレーテッドディスクブレーキなどを採用している。

日産・パルサーエクサ(N12)

パルサーEXAのエクステリアパルサーEXAのターボモデル

キャノンボール・トライアル編劇中車。1982~1986年生産、リトラクタブルヘッドライト採用のスポーティーな2ドアノッチバッククーペ。パルサークーペの後継として誕生しており、この初代モデルのみに「パルサー」の名前がつく。

三菱・スタリオン

スタリオンのエクステリアスタリオン 1980年代にレースでも活躍した三菱のスポーティカー

ゼロヨングランプリ編劇中車。1982~1990年生産のFRスポーティカー。「元祖ガンダムっぽい車」とも評されるエクステリアは、アメリカ輸出を意識したものであり、エンジンのセッティングもトルク重視。

トヨタ・2000GT

2300GTのエクステリアトヨタ2000GT(通称「2300GT」と称される市販化されていない2253ccエンジン搭載モデル)

2000Tのエクステリアトヨタ2000T(MF12L型/輸出仕様)のリア

2000GTのエクステリアトヨタ2000GT 総生産台数337台の超人気クラシックカーで1億以上の値が付いたケースもある

東日本サーキットGP編で資金繰りのためにヨタハチを売った麗子が南条から借り受けたのは、1967~1970年にかけて生産されたトヨタ2000GT。エンジン等はヤマハ発動機との共同開発。専用トランスミッションやマグネシウムホイールを装備した国産スーパーカー。

フェラーリ・308GTB

フェラーリ 308GTBのエクステリアフェラーリ・308GTB 70年代のスーパーカーの王道リトラクタブルヘッドライトを採用

東日本サーキットGP編チームMDMの出場車両。1975~1985年まで生産された2シーターのMRスポーツカーで、クーペがGTB、スパイダーがGTS。308は「3000cc・8気筒」の意味。最高出力255PS/7,000rpm、最大トルク30.0kgf·m/5,000rpm。

スバル360やヨタハチなど『よろしくメカドック』の印象的な劇中車

『よろしくメカドック』は、レースだけでなく、チューニングショップとしての日常的な仕事の話もおもしろいのが特徴。アニメ版のマスコットカーとなったスバル360など登場人物たちの魅力的な愛車を紹介します。

スバル360

スバル360のエクステリア1958~1970年まで生産された軽自動車スバル360(愛称てんとうむし)

スバル360のリヤビュースバル360のリヤ 2016年には「機械遺産」としての認定を受ける

アニメ版『よろしくメカドック』ではピンクのスバル360がマスコットカー的役割を果たした。最高出力20PS程度のためエンジン換装は現実でも時折見られるが、作中では「ロータリーエンジン+ターボ」のエンジンスワップを実施。

日産・シルビア(S110)

シルビア2000ZSE-Xのエクステリアシルビア2000ZSE-X

那智渡の双子の弟・徹が搭乗していたチューニングパトカーは3代目シルビアS110型(1979~1983年)。角型4灯式ヘッドランプをはじめとした直線基調デザインがかっこよく、ムーディーな足元灯などでも人気を博したデートカー。姉妹車は日産ガゼール。

トヨタ・セリカ1600GTV(TA22)

初代セリカのエクステリア大ヒットカー初代セリカ(1600GTV)

落ちこぼれ暴走族・松桐坊主の愛車は、1970~1977年まで発売されていた初代セリカ(愛称ダルマセリカ)の1600GTV。「V」は「victory」の意味で、レース向けのハードサスペンションやラジアルタイヤが特徴。

トヨタ・スポーツ800

ヨタハチのエクステリアスポーツ800(通称ヨタハチ)全長3,580×1,465×1,175mm

ヨタハチのリヤビュースポーツ800 コンポーネントの多くは大衆車パブリカからの流用

女暴小町・小野麗子の愛車。1965~1969年の4年間で生産台数3131台、タルガトップを採用した車両重量580kgの軽さと空気抵抗の少なさが特徴的な元祖ライトウェイトスポーツ。愛称ヨタハチ。作者の次原隆二氏は、憧れの車として名前を挙げていた。

ホンダS800

ホンダS800のエクステリアホンダS800(1966~1970年)当時はオープンとクーペの2種類が販売されていた

交通課の早坂優の愛車はホンダSシリーズ第3段として発売された小型スポーツカーS800(通称エスハチ)。もう1人のヒロイン小野麗子の愛車はトヨタ・スポーツ800(通称ヨタハチ)だが、両車はライバル関係にあった。

スズキ・セルボ SS20

セルボSS20型のエクステリア丸型ヘッドランプと角型フォグランプが特徴の初代セルボSS20型

交通課の早坂優のミニパトは初代セルボ。総排気量539cc、最高出力28PS、車両重量550kg。原作では手配中のシボレー・コルベット・スティングレーを検挙するために風見にチューニングを依頼。ワイドタイヤを装着し、防音マットを取り払うなど更なる軽量化が施された。

よろしくメカドックは今読んでも面白い!70~80年代の国産車にワクワク!

『よろしくメカドック』は、ストーリーが荒唐無稽で面白みに溢れる一方で、車の「チューニング」を理解する入門書として役立ち、当時最先端の自動車技術についても取り上げていた意欲的な作品です。1980年代は、車の性能が飛躍的に向上した時期だったため、作品全体がワクワクとした高揚感に溢れています。

1970年代・1980年代の国産車がよく出てくるので車好きなら当然楽しめますし、車好きじゃなくてもストーリーの面白さで読み進めて、気づけば車に詳しくなってしまうのが『よろしくメカドック』の面白いところです!