ランドクルーザーの内装

ランドクルーザー300系の内装を徹底比較 グレード別シートや装備の違いを解説

ランクル300系の各グレードの内装を比較。本革シートやステアリングヒーターの有無、マルチテレインセレクト・指紋認証など上位グレードならではの装備を整理。生産終了した200系グレード別シート素材やオプション装備との違いも掲載しています。

200系ランドクルーザーの内装を上級グレードから最廉価モデルまで徹底チェック

ここではランドクルーザー200系の内装を紹介します。ランドクルーザー200系は2007年に登場し、2019年9月時点でランドクルーザーシリーズの世界累計販売台数1000万台突破が発表されるなど絶大な人気を誇りました。なお、200系は2021年3月末に生産終了しており、後継モデルとして同年夏に300系が発売されています。現在は中古車市場での流通が中心です。

ランクル200の内装をデザイン・先進安全装備・ラゲッジルームやシートアレンジなどに注目して解説していきます。

ランドクルーザー200の内装はナッパレザーや木目調のインパネが上質なデザイン

ランドクルーザー200系のグレードは全部で4タイプ。最上級グレードの「ZX」、「AX”Gセレクション”」、「AX」、エントリーモデルで5人乗り仕様の「GX」が展開されており、それぞれシートの素材や内装カラーが異なります。

ランドクルーザーZXの内装

ランドクルーザーZXのシート表皮とオーナメント

ZXの内装カラーは3種類が設定されています。ブラック×ダークブラウンのオーナメント、ニュートラルベージュ×ミディアムブラウン、ブラウン×ダークブラウンの組み合わせで、シート表皮には触り心地のよいプレミアムナッパ本革を採用しています。

ランドクルーザーAX“Gセレクション”の内装

ランドクルーザーAX“Gセレクション”のシート表皮とオーナメント

AX”Gセレクション”にはブラック×ダークブラウン、ニュートラルベージュ×ミディアムブラウンの2種類の内装カラーを用意。いずれも本革シートが標準装備されています。

ランドクルーザーAXの内装

ランドクルーザーAXのシート表皮とオーナメント

AXは温かみのあるモケット素材のシートを標準装備。内装カラーはミディアムグレー×ダークブラウン、ニュートラルベージュ×ミディアムブラウンから選択できます。

ランドクルーザーGXの内装

ランドクルーザーGXのシート表皮

最廉価グレードのGXにはオーナメントは装着されません。シートはトリコット表皮で、ミディアムグレーとニュートラルベージュの2種類から選択できます。

ランクル200の上級グレードにはパワーシートや乗降を助けるパワーイージーアクセスシステムを用意

ZXとAX”Gセレクション”の運転席・助手席には最適なドライビングポジションに調整できる電動パワーシートを搭載。ZXの運転席には、乗降時に運転席とステアリングホイールが自動でスライドするパワーイージーアクセスシステムが標準装備されており、乗り降りのしやすさが大幅に向上しています。

ランドクルーザー200の車内には快適な空調を保つ装備が充実

GX以外の全グレードに前後左右独立温度コントロールフルオートエアコンを搭載。席ごとの寒暖差に対応し、どの座席でも快適な移動空間を提供します。GXには前席左右独立温度コントロールのフルオートエアコンが標準装備となります。

ZXとAX”Gセレクション”にはステアリングヒーターとシートヒーターを標準装備。冬道や寒冷地での運転でも快適なドライビングポジションを保てます。

シートベンチレーションは送風により座面の蒸れを防ぐ機能で、シートヒーターとの連動も可能です。ZXにのみ標準装備されています。夏場の長距離ドライブで快適さを保つのに役立ちます。

ランドクルーザー200のコックピットはドライバーが運転に集中できる環境を完備

ランクル200には多彩な走行情報を確認しやすい6眼オプティトロンメーターを採用。タコメーターとスピードメーターの間にレイアウトされた4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイには速度・タイヤ切れ角・エコドライブインジケーターなどを表示します。

4本スポークステアリングホイールはGXを除く全車に本革巻きを採用。ZXとAX”Gセレクション”は木目調加飾付きで高級感のあるデザインです。シフトノブは全車本革巻きで、パーキングブレーキレバーもZXとAX”Gセレクション”には本革巻きが採用されています。チルト・テレスコピック機構も搭載しており、ZXは電動+メモリーつき、AX”Gセレクション”は電動タイプです。

ランクル200は「トヨタ・セーフティ・センス」を全車に搭載し安全性能を向上

ランクル200は「プリクラッシュセーフティ」「レーンディパーチャーアラート」「オートマチックハイビーム」「レーダークルーズコントロール」などの先進安全機能をランクル全車に標準装備しており、政府が普及啓発する「セーフティ・サポートカー」に該当します。

車線変更時に後方から迫る車両を検知する「ブラインドスポットモニター」と、バック時に後方車両を検知する「リヤクロストラフィックアラート」もグレード別に設定されています。ブラインドスポットモニターはZXに標準装備、AX”Gセレクション”とAXにメーカーオプションで装備可能。リヤクロストラフィックアラートはZX・AX”Gセレクション”・AXにメーカーオプションで装備できます。

T-Connect SDナビゲーションシステム装着車にはマルチテレインモニターをメーカーオプションで搭載可能です。車両4隅のカメラ映像を合成してナビ画面に表示することで、死角を減らして周囲の安全確認を支援します。

ランクル200の内装にメーカーオプションで設定可能な便利装備

飲み物を保管できる便利なクールボックス

センターコンソールボックス内のクールボックスはZX・AX”Gセレクション”・AXにメーカーオプションで装備可能。500mlのペットボトルが6本入るスペースを確保しており、ドライブ中の飲み物管理に便利です。

Qi規格対応のおくだけ充電(ワイヤレス充電)はZX・AX”Gセレクション”・AXにメーカーオプションで装備可能で、インパネセンターロアに設置されます。ケーブル接続不要でスマートフォンを充電できます。

UVカットガラス採用で夏場も安心な電動ムーンルーフ

ZXに標準装備されるチルト&スライド電動ムーンルーフはUVカット機能付きプライバシーガラスを採用。紫外線を気にせず開放的なドライブを楽しめます。AX”Gセレクション”・AX・GXの3グレードにもメーカーオプションで設定可能です。

ZX・AX”Gセレクション”・AXにはスマートフォン感覚で操作できるT-Connect対応SDナビゲーションをメーカーオプションで用意。地上デジタルTVチューナーやブルーレイディスクプレーヤーも搭載されています。

全車オーディオレス設定ですが、ZXには18スピーカー構成のトヨタプレミアムサウンドシステム、AXにはランドクルーザー・スーパーライブサウンドシステムをメーカーオプションで設定可能です。特にZXのトヨタプレミアムサウンドシステムは幅広い音域をカバーし、リアルで広がりのあるサウンドを車内に届けます。

ZXにはフロントシートバックに11.6インチFHDディスプレイを搭載可能で、HDMI端子接続により後部座席でも映像を楽しめます。ワイヤレスリモコン付きで、ディスプレイの角度も調整できます。

ランドクルーザー200はシーンに応じて多彩なシートアレンジが可能で荷室も広い

荷物や人数に対応したシートアレンジができるランクル200

ZX・AX”Gセレクション”・AXのサードシートは跳ね上げ機能付きで、非力な方でも簡単に操作できます。セカンドシートはタンブル・スライド機構付きで容易に折りたためます。GXには荷物を隠せるトノカバーをメーカーオプションで装備可能です。ランプ付きグローブボックスやコートフック、ボトルホルダー付きドアポケットなど、車内各所の収納スペースも充実しています。

盗難率の高いランドクルーザーはセキュリティも充実

車両盗難対策として、ランドクルーザー200はイモビライザーシステムを全車に標準装備しています。GXにはオートアラームが、その他グレードにはオートアラーム・進入センサー・傾斜センサーを搭載。より精度の高い盗難防止を求めるユーザーにはリモートセキュリティシステムをメーカーオプションで装備できます(T-Connect SDナビゲーションシステム装着車のみ)。

後継モデルの300系では指紋認証スタートスイッチが採用され、ディーラーで所有者の指紋に登録し直すことで第三者による不正始動を防ぐ仕組みが実装されています。中古でランドクルーザーを検討する場合は、セキュリティの追加対策も合わせて検討することをおすすめします。

ランドクルーザーの内装は硬派な魅力に先進性をプラスしたスタイル

ランドクルーザー200系は「トヨタ・セーフティ・センス」を全車に標準装備するなど、エントリーモデルのGXでも満足度の高い一台に仕上がっています。大きなボディを活かした広々とした室内・荷室スペースと、ワイヤレス充電やムーンルーフなど快適装備も充実。2021年3月末に生産終了し現在は中古車市場での流通が中心ですが、後継の300系とあわせてランドクルーザーの内装を比較検討する際の参考にしてください。