ジムニーのモデルチェンジ

ジムニーがモデルチェンジで安全装備標準化 価格・内外装・シエラベース5ドアの噂など

ジムニーのモデルチェンジはシエラと同時に2018年実施、発売しました。伝統のラダーフレーム+コンパクトボディで、世界的にもトップクラスの走破性を継承、安全装備も標準化することで日常でも使いやすく、四角いスタイルも人気で今後はシエラベースの5ドアロングホイール版ジムニーも日本発売の可能性も。

新型ジムニーのモデルチェンジ情報!新型の装備や内外装や価格

ジムニー(jimny)は、スズキが販売する本格オフロードの軽自動車です。1970年に初代ジムニーが販売されて以来、これまでフルモデルチェンジを2回しか行っていないロングライフな車種です。3代目ジムニーは1998年から販売され、細かなマイナーチェンジを繰り返し、2018年現在20年間もの間、販売しています。

そのジムニーが2018年7月5日におよそ20年ぶりとなる新型へのフルモデルチェンジを行いました。ボディとシャーシを別にした伝統的なラダーフレームを採用、高い悪路走破性の実現、さらに安全装備の追加など、ジムニーのモデルチェンジ情報、エクステリア・インテリアの変更点、搭載されるエンジンや安全装備などを紹介。

ジムニーが5ドアモデルを設定 2025年日本市場投入に期待

スズキ・ジムニーに5ドアモデルが設定されるのではないかという情報が、各メディアで報道されていましたが、2023年インドで行われたオートエキスポ2023にて、遂に5ドア搭載のジムニーが初お披露目となりました。数々のレンダリング画像も作成されていた通り、全世界のジムニーファンが待ち望んだモデルです。

ジムニー5ドアモデルはインド市場で2023年中にも発売、日本市場でも型式認定を受けたとの噂があることから、安全装備などが充実した新型5ドアジムニーが2025年に登場するのではないかと予想します。

ジムニーが2024年に一部改良 法規対応を一部仕様変更で車両価格上昇

ジムニーが2024年に法規対応やリヤパーキングセンサーを追加した一部仕様変更を実施。
車両本体価格も上昇しジムニーの5MT(マニュアルミッション)モデルで1,654,400円から1,903,000円、4AT(オートマチック)モデルで1,753,400円から2,002,000円。
一部改良後のジムニーの発売は2024年4月11日です。

ジムニーのMTモデルにアイドリングストップを追加 スズキセーフティサポートも全グレードに標準化

スズキの新型ジムニー5MTモデルへアイドリングストップを追加。
安全装備のスズキセーフティサポートも全てのグレードで標準装備になり、安全性能を向上しています。

ジムニーの一部改良は2021年にも行われており、今回は安全面や環境面にスポットを当てた改良になりました。
改良後の新型ジムニーの販売価格は1,555,400円から1,903,000円で、ATモデルの上位グレードで据え置き価格になっています。

ジムニーが安全装備を充実化する一部改良を2021年9月16日に実施

ジムニー全車にオートライトを標準化する一部改良を実施。2021年10月20日から販売を開始します。その他にも4ATモデルにはアイドリングストップ機能を装備して、スペアタイヤロアカバーを追加しています。
新型ジムニーの販売価格は1,485,000円から1,903,000円です。

Nikita Chuko氏によるスズキ・ジムニーの5ドアモデルのレンダリングが公開!

スズキ・ジムニーの5ドア仕様のレンダリングがNikita Chuko氏によって公開されています。5ドア化しロングホイールベースとなることで、メルセデスベンツが販売するGクラスに近いエクステリアとなっています。

現在は3ドアモデルのみのラインナップですが、今後5ドアの生産も予定されているスズキ・ジムニー。ユーザーからは市販化に関する問い合わせが殺到しているとのこと。
具体的な発売時期は未定ですが、COBBYでは今後、開発に関する有力な情報が得られ次第お伝えしていきます。

スズキ 新型「ジムニー」の納期が長くなっている問題解消のためインド工場で製造するとの噂が浮上!

日本や欧州市場でも大人気のスズキのオフロード車「ジムニー」ですが、多少納期が短くはなったものの、人気は衰えることなく、納車が追いついていない現状で、欧州市場では1年以上納車を待つ状態に変りはありません。

スズキ 新型「ジムニー」をインド工場でも製造開始か!?

これまでジムニーの製造は静岡県の湖西工場で行われていましたが、今後インド工場でも製造をする可能性があるとの情報があります。これは、これ以上の長納期を避けたいのに加え、中東やアフリカ市場へ輸出するために、インドでの生産ラインを構築する可能性があるとのことです。

すでにインドではコストパフォーマンスが充実していることと、走破性が高いことから注目されているジムニー。角ばったエクステリアに丸目のヘッドライト、ホイールアーチにはオーバーフェンダーを装着し、15インチのアルミホイールは上位グレードに装着されているもので、かなり充実した装備内容です。

パワートレインは1.5L K15B型直列4気筒エンジンで最高出力102ps、サイダイトルク130Nmを発揮、トランスミッションは5速MTか4速ATから選択することができます。

スズキ 新型「ジムニー」のインテリアも充実している

インテリアではボッシュ製SmartPlayインフォメントユニットを搭載し、Apple CarPlayやAndroidAuto、Sat-navをサポートします。安全性能も充実しています。

販売価格についてはまだ発表されていませんが、100万円台で購入できるだろうと言われています。

大人気過ぎて生産が追いつかない!新型ジムニーとシエラの納期はどうなってる?

2018年7月に新しくなって登場した新型ジムニーとジムニーシエラですが、2018年12月時点での販売台数は、ジムニーで計画の約2倍となる1706台、ジムニーシエラに至っては、計画の約10倍となる937台となっています。

販売目標台数を上回る受注に、納車どころか生産が追いつかず、急遽生産ラインを増やして大量生産をする緊急指令が出る事態に陥っていました。

2019年6月現在で新車購入する場合、ジムニーが納期が約8ヶ月から1年待ち、ジムニーシエラが約10か月から1年半以上待ちと言われています。

発売直後の7月と8月に注文が殺到し、この分の納車が先延ばしになっていましたが、販売店によって納期にバラつきがあると予想されるものの、今後は生産ラインを増やした効果もあり、予想される納期よりも早く納車される可能性があります。

ジムニーサバイブが登場!市販化が期待される超絶カッコイイ新型ジムニーのカスタムスタイル

東京オートサロン2019で公開される「ジムニーサバイブ」孤高の世界観などをイメージ

新型ジムニーのカスタムカー「ジムニーサバイブ」が2019年1月11日(金)から13日(日)まで幕張メッセで行われる東京オートショー2019で公開されました。
2018年最大のヒットモデルのジムニーを「極限の状況下、厳しい自然の中を進んでいく力強さ」や「孤高の世界観」をイメージしたコンセプトモデルです。

ブラックアウトしたフロントグリルが特徴的で、個性的でクールな印象のブラックホイールに変更れています。
ジムニーにはベンツGクラス風にするエアロパーツの「Gミニ」や、ランドローバーのディフェンダー風にする「ジムニー リトルD」などが販売されていますが、ジムニーサバイブのコンプリートカーも是非市販化して欲しいです。

新型ジムニーが大ヒット!年内の納車も微妙なほど売れている

新型ジムニーの予約は全国的に好調です。COBBYが、スズキの販売店の担当者に聞いたところ、あまりにも予約が殺到しているため、年内に納車できるかは微妙との事です。

初代モデルが1970年に誕生し、長い歴史を誇りながらも、フルモデルチェンジは数えるほど。世界中に数多くいる「ジムニスト」と呼ばれる愛好家達を魅了し続ける車。

2018年7月5日、そんなジムニーに待望の4代目が誕生するインパクトは大きく、予約が殺到しています。走行性・安全性・快適性など全ての面で進化した新型ジムニーは大ヒットします。納車待ちまで1年以上という情報もあり早めの納車を希望される方は、できるだけ早いタイミングで予約する事をお勧めします。

2018年9月時点の納期は1年半待ち!ジムニーシエラは約3年待ちとの情報もあるが2019年1月から増産が決定したため納期が短くなる

新型ジムニーが予想以上の人気で2018年9月時点の納期がジムニーが18か月~19か月(1年半~1年7か月)待ち、ジムニーシエラが33か月~34か月(2年9か月~2年10か月)待ちになっています。
2018年7月5日に発表された新型ジムニーは初日に国内年間販売目標台数の15,000台(ジムニーシエラは1,200台)を達成したという情報もあります。

20年振りのフルモデルチェンジということ、先代ジムニーの走破性を引き継いで進化したこと、可愛らしいスクエアボディになったことなど、待ちに待ったフルモデルチェンジは大成功だと言えるでしょう。
また長い納期を解消するためにスズキがジムニーの増産を決定しました。時期は2019年1月からで、月産能力を1.5倍にして7,000台にするという情報もあるため今後はジムニーの納期がグッと縮まることになりそうです。

新型ジムニーの実車を見に行きました!ヘッドライトやエンジンルーム・インテリアの中身は?

見てきた新型ジムニーはキネティックイエロー・ブラックトップ2トーン

新しいジムニーのXCグレード、見に行ったのはキネティックイエロー・ブラックトップ2トーン。実際に見てみるとJB23ジムニーより角ばっているぶん大きく見えます。ヘッドライトより出っ張っているバンパーにはヘッドライトウォッシャーも装備されていて泥や雪がついても安心です。

オレンジ配色のブラックメーター

メーターはブラックメーターでオレンジ色の配色になっています。運転席ドアを開けた状態で撮影しましたが、メーターランプの表示のほかにも真ん中のインフォメーションディスプレイに開いているドアが表示されているのが分かります。

手触りの良い本革巻きステアリングホイール

ハンドルは本革巻きで手触りもよく円型のハンドルで回す時のハンドルさばきも楽に行えそうです。クラクションは真ん中についているので、ハンドルがどの位置でも真ん中にクラクションボタンがあるので緊急時に押すときでも迷うことはありません。

よく使うスイッチ類はハンドルの右下に設置

ハンドルの右下にはボタン類が集中していて、車線逸脱警報をOFFにするスイッチやエンジンをかけるプッシュスタートボタン、サイドミラー調整スイッチやミラー電動開閉スイッチがあります。

エアコンスイッチやヒルホールドスイッチはセンタークラスターに設置

センタークラスターにはフルオートエアコンのほかに、内気外気切り替えスイッチ・エアコンの設定、ヒルホールドコントロールやヒルディセントコントロールのスイッチがあります。

押し間違えのないスイッチ類

フルオートエアコンスイッチの上には、エアコン吹き出し口の間にハザードスイッチが配置されていて、プッシュスタートボタンとかなり離れて設置されているのでハザードとエンジンボタンを間違えることはありません。

ストレート式のATシフト

AT車のシフトはフロアに設置されたフロアシフトでゲート式ではなくストレート式を採用しています。左側にはシフトロックリリースボタンがあり、もしも動かなくなった時に押しながら動かすとエンジンがかかっていなくてもシフトを変えることができます。

復活したパートタイム4WDのセレクトレバー

運転席と助手席の間には手で引くタイプのサイドブレーキがあり、パートタイム4WDのセレクトレバーが設置されていてボタン式ではなくなっています。上から2WD・4WDとなり、押しながら下に引くことで4WDローに入れることができます。

エンジンルームは頑丈な作りになっている

エンジンルームを開けようとすると意外とボンネットが重く感じましたが、頑丈な作りになっていると思われます。左にはバッテリーが見え、右側には大容量のウィンドウォッシャータンクが見えます。真ん中に鎮座している頼もしそうなエンジンは「R06A」で、上に見える黒いカバーがエアクリーナーです。

新型ジムニーのバッテリー

エンジンルーム左側にどっしりと構えているバッテリーのサイズは「55B24L」で、車体側がプラス・ヘッドライト側はマイナスを向いていました。もっと大容量のバッテリーを積みたい時は「65B24L」や「70B24L」のバッテリーを選ぶといいでしょう。

ヘッドライトにはLEDを採用

フォグランプも丸型で可愛い

ヘッドライトは明るいLEDを採用していてフォグランプは4200K付近のハロゲンランプを装備しています。スモールランプはヘッドライトユニットの魚眼の下にある小さいランプです。ウインカーを良く見ると六角形の花型装飾がしてあり可愛いです。

ハロゲンのテールランプ

テールランプはハロゲンランプを採用していて、ストップランプではなくテールランプを点灯した状態でも明るく感じます。1番左側がバックランプ・真ん中にはウインカーが装備されています。

16インチの専用アルミホイール タイヤはブリヂストンのデューラーH/T

16インチアルミホイールデザインは10本スポークを採用したシブい銀色で、タイヤはデューラーH/Tを履いていました。タイヤサイズは175/80R16で3代目と変わりありません。

下から見た新開発のラダーフレーム

助手席側のタイヤハウス

フロント側から車体下部を覗くとしっかりとラダーフレームが装備されているのが分かります。助手席側のタイヤハウス内部で、タイヤとフロントサスペンション受けが近いのであまり大きな幅のタイヤは履けなさそうな気がします。

マフラーのタイコ フロントパイプやリヤピースも見える

車体後部から覗き込むとマフラーのタイコが見え、フレーム奥の真ん中にはガソリンタンクが見えます。ちょうど助手席と助手席後部の間に位置すると考えられます。左側にはエンジンから伸びるフロントパイプやリヤピースが見えます。

ホーンは助手席側に設置

新型ジムニーのサイドミラーには補助ミラーが装備されている

エンジンルーム内から覗き込んだホーンの位置で、助手席側に設置されています。運転席側には見えなかったのでシングルホーンの「ピッ」という音でした。助手席側のサイドミラーには補助ミラーも装備されていて、左後ろも見やすくなっています。

寒い冬に重宝する運転席と助手席のシートヒーター

運転席と助手席の間にあるセンターコンソールには、シートヒーターのボタンが設置されていて1つのスイッチのみでしたので、HI・LOW切り替えはできません。エンジンをかけてすぐの状態では暖房を入れても冷たい風しかこないので寒い冬には重宝する装備です。

ライセンスランプは2つ装備

リヤナンバープレートを照らすライセンスランプはレンズに覆われた状態で2つ装備されています。少し触ってみましたが、スライドして外れる感じではなかったのでバックドアの内張りを剥がさなければ交換できないと考えられます。

新しいジムニーのグレード別装備を紹介!デュアルセンサーブレーキは全車装備

新型ジムニーのフロントフェイス スクエアボディと丸いヘッドライトが特徴

ジムニーのグレードは標準グレードのXG・中間グレードのXL・上級グレードのXCと3種類あり、XGでは必要最小限な装備が搭載され、XLでは快適装備をプラス・XCでは安全装備やLEDヘッドランプなどの最新装備を追加しています。

ジムニー・XGグレードの装備

  • 運転席・助手席SRSエアバッグ
  • SRSカーテンエアバッグ
  • フロントシートSRSサイドエアバッグ
  • マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ
  • マニュアルエアコン
  • 16インチスチールホイール

ジムニー・XLグレードの装備

  • フロントハロゲンフォグランプ
  • フルオートエアコン
  • キーレスプッシュスタートシステム
  • 電動格納式リモコンドアミラー
  • スモークガラス(リア・バックドア)

ジムニー・XCグレードの装備

  • デュアルセンサーブレーキ
  • LEDヘッドランプ
  • ヘッドランプウォッシャー
  • クルーズコントロールシステム
  • LEDサイドターンランプ付きドアミラー
  • 16インチアルミホイール

上級グレードのXCには自動ブレーキが搭載されているデュアルセンサーブレーキサポートやLEDヘッドランプが装備され16インチのアルミホイールも履いている豪華な仕様です。デュアルセンサーブレーキは中間グレードや標準グレードのXL・XGにもメーカーオプションで設定できるので安心感があります。

海外で大人気のオフロード車 ジムニーのモデルチェンジ遍歴

ジムニーはスズキが販売する軽自動車のオフロード四輪駆動車です。小型自動車登録のジムニーシエラやジムニーワイドのラインナップもあります。

ジムニー 初代 第1期/1970年~1971年

1970年4月、軽自動車では初となる、本格四輪駆動のオフロード車「ジムニー」が登場しました。スポーツ性を取り入れたデザインとしつつ、商用車としても維持費を抑えられる実用性のある軽自動車となりました。

ジムニー 初代 第2期/1972年~1976年

1972年5月、第2期の「LJ20-1」型ジムニーが登場しました。エンジンが空冷から水冷に変更され、追加されたバンモデルの「LJ20V」が耐候性や安全性にすぐれ、寒冷地や雪の降る地域での販売台数を伸ばしました。7月には18型テレビとビデオを装備した「ビデオジムニー」が発売されましたが、1台も売れることはありませんでした。
1973年11月、「LJ20-2」型が発売になりました。方向指示器と車幅灯が分かれ、リアの方向指示器がオレンジに変更されています。
1975年12月、「LJ20-3」型が登場します。昭和50年排出ガス規制の対策車として登場しましたが、4か月という短い生産期間で終了しています。

ジムニー初代 第3期/1976年~1981年

1976年6月、「SJ10-1」型が登場しました。軽自動車規格の変更に対応しています。排気量を550ccに拡大し、「ジムニー55(ゴーゴー)」の愛称で親しまれました。
1977年6月、「SJ10-2」型が登場。新しい軽自動車規格に合わせ、車体サイズが拡大し、海外向け仕様は800ccエンジンを搭載しました。
1978年11月、マイナーチェンジで「SJ10-3」型となり、フロントのデザインが一新されます。メタルドアモデルが幌タイプに追加され、運転席からの視認性と操作性が向上しました。
1979年11月、マイナーチェンジで「SJ10-4」型になり、装備が充実したタイプになりました。

ジムニー 2代目 第1期/1981年~1984年

1981年5月、快適性や操作性を向上してフルモデルチェンジをした「SJ30-1」型が登場しました。ソフトトップの幌ドア、ハーフメタルドア、フルメタルドアとメタルチップバンの個人向けと業務用が用意されました。
1983年8月、マイナーチェンジで「SJ30-2」型に。サイドミラーがドアミラーに代わり、幌ドアの「F」を廃止しました。
1984年6月のマイナーチェンジで「SJ30-3」型となり、インパネ全面が樹脂になりました。
1986年2月のマイナーチェンジで「SJ30-4」型になり、ELRシートベルトを全車種に標準装備しました。
1987年9月、マイナーチェンジで「SJ30-5」型になり、車種が整理され、幌とバンの2車種のみとなりました。11月には生産を終了しています。

ジムニー 2代目 第2期/1986年~1990年

1986年1月、「JA71」が発売になりました。電子制御燃料噴射装置と4サイクルターボエンジンを搭載しています。静粛性が高まり、高速走行での安定も向上しました。
1987年11月にはインタークーラー装着車と、パノラミックルーフが追加されました。フォグランプが内蔵されたフロントグリルを装備しています。
1989年11月、初の特別仕様車「ワイルドウインドリミテッド」を1,000台限定で発売しました。

ジムニー 2代目 第3期/1990年~1995年

1990年2月、「JA11」型を発表。排気量が軽自動車の企画拡大によって110ccアップし、バンパーを大型化。オン/オフロードでの乗り心地と操縦安定性がアップしています。10月には1,000台限定「ワイルドウインリミテッド」を発表しました。
1991年11月、2型に移行。パワーステアリングを装備した2,400台限定の限定車「ワイルドウインリミテッド」を発売。
1992年7月、3型となり一部のグレードにパワーステアリングを標準装備。バンに3速ATが設定されました。また、ルーフキャリアを標準装備したSCOTTとのタイアップモデル「スコットリミテッド」を3,000台限定で発売しました。11月には3,500台限定の限定車「ワイルドウインリミテッド」を発売。
1993年6月、3,000台限定の「スコットリミテッド」を、11月には5,000台限定の「ワイルドウインリミテッド」を発売しました。
1994年4月、4型となり、3速ATをパノラミックルーフECに追加。安全装備の見直しも行われました。6月には4,500台限定の「サマーウインド」を、11月には5,000台限定の「ワイルドウインリミテッド」を発表しました。
1995年2月、マイナーチェンジで5型に移行し、特別仕様車「ランドベンチャー」も発売しています。

ジムニー 2代目 第4期/1995年~1998年

1995年11月、「JA12」「JA22」を発表。全車ドアミラーに変更になり、オンロードでの快適性と操縦安定性が向上しています。これまで4ナンバーの見でしたが、幌ccとバンHA以外は全て5ナンバーになりました。
1997年5月、パノラミックルーフ車を廃止。
1998年10月、3代目と入れ替わるため販売を終了しました。

ジムニー 3代目/1998年~2018年

1998年10月、フルモデルチェンジで「JB23-1」型、3代目ジムニーになりました。軽自動車規格改正に適合するもので、車体サイズが拡大され、丸みのあるデザインで、5ナンバーのワゴンのみとなります。オンロードでの操縦安定性と、オフロードでのすぐれた走破性を誇ります。グレードはベーシックの「XA」、量販グレードの「XL」、最上級の「XC」のラインナップです。
1999年6月、山本寛斎がプロデュースした特別仕様車「KANSAI」を発売。10月、「JB23-2」型となります。全車にエアバッグとABSを標準装備しました。

2000年4月には「JB23-3」型に移行し、キーレスエントリーが電波式に変更になり、普及グレードの「XG」が追加されました。5月にはジムニー発売30周年を記念した限定車「ワイルドウインド」を発売。11月には冬季特別仕様の「FISフリースタイルワールドカップリミテッド」を発売。
2001年5月、特別仕様車「ランドベンチャー」を発売しました。
2002年1月、「JB23-4」型になり、エンジンフードの形が変更になり、フロントグリルが分けられました。2WDの「J2」が同時に廃止されています。
2004年10月、マイナーチェンジで「JB23-5」型に移行しました。フロントグリルとインパネの意匠が変更になりました。
2005年10月、「JB23-6」型に。マニュアルのヘッドライトレベライザーを装備し、ドアミラーが変更になりました。
2008年6月、「JB23-7」型に移行し、トルクが改善されました。
2010年4月、特別仕様車「X-Adventure」を発売。9月には「JB23-8」型となり、OBCの追加やキャタライザーの変更、インテリアや装備の変更が施されました。
2012年5月、「JB23-9」型に。保安基準の「衝突時の歩行者頭部への衝撃緩和」へ対応するため、一部仕様変更を実施しました。
2014年8月、「JB23-10」に移行いました。シート表皮やメーダ―などのデザインを変更。
2018年7月、4代目と入れ替わるため、生産を終了しました。

ジムニー 4代目/2018年~

2018年7月、フルモデルチェンジで「JB64W型」4代目ジムニーが誕生しました。月間販売目標の3,000台を大きく上回る15,000台以上の受注があり、長く納車待ちとなる事態になりました。外観はスクエア形状となり、ヒルホールドコントロールとヒルデイセントコントロールが標準装備となり、ジムニー専用チューニングが施されたR06A型ターボエンジンが搭載されています。安全装備も充実しています。
2021年9月、一部仕様変更で「JB64W-2」型になりました。全車にオートライトシステムと、ライト自動消灯システムが標準装備となりました。燃費性能も向上しています。
2022年6月、一部仕様変更で「JB64W-3」型に移行。5MT車にも停車時アイドリングストップを標準装備することで、燃費性能が向上しました。

ジムニーのモデルチェンジ遍歴
ジムニーのモデル 販売年表
初代 第1期 1970年~1971年
初代 第2期 1972年~1976年
初代 第3期 1976年~1981年
2代目 第1期 1981年~1984年
2代目 第2期 1984年~1990年
2代目 第3期 1990年~1995年
2代目 第4期 1995年~1998年
3代目 1998年~2018年
4代目 2018年~