Audi Q5モデルチェンジ最新情報:2026年アップデートでUI・運転支援機能が進化
プレミアムSUVとして高い人気を誇るAudi Q5シリーズがアップデートされました。アウディ ジャパンは2026年4月、最新プラットフォーム「PPC(プレミアム プラットフォーム コンバッション)」を採用する現行Audi Q5シリーズに対するアップデートを発表。フルモデルチェンジではないものの、ハードウェア・ソフトウェア両面で見逃せない進化を遂げています。
ユーザーインターフェイスの刷新と、高速道路での車線変更を支援する「アダプティブクルーズアシストプラス」の標準装備化、そして駐車支援を強化したオプション「テクノロジーパッケージプロ」の新設定が主な変更点となっています。ここでは、今回のアップデート内容に加え、現行Audi Q5シリーズの魅力や価格情報まで、最新の詳細をご紹介します。
アウディ ジャパン、Audi Q5シリーズをアップデート:UI刷新と運転支援機能を強化
新型Audi A5
アウディ ジャパンは2026年4月21日、アウディのプレミアム プラットフォーム コンバッション(PPC)を採用するAudi Q5シリーズに、包括的なハードウェアおよびソフトウェアのアップデートを実施し、同日より全国のアウディ正規ディーラーで発売を開始しました。対象となるのは、SUVの「Audi Q5」とクーペスタイルの「Audi Q5 Sportback」、さらにハイパフォーマンスモデルである「Audi SQ5」および「Audi SQ5 Sportback」の計4モデルです。フルモデルチェンジではないものの、次期モデルチェンジを待たずとも最新装備を享受できる内容となっています。
今回のアップデートでは、主に3つのポイントで進化を果たしています。第一に、簡素化されたアイコンと明確な構造を備えた新しいユーザーインターフェイスの採用。第二に、高速道路での車線変更アシスト機能を含む「アダプティブクルーズアシストプラス」の標準装備化。そして第三に、エマージェンシーブレーキアシスト(フロント/リヤ)やパークアシストプロ、3Dサラウンドビューカメラなどを含む新オプション「テクノロジーパッケージプロ」の設定です。
メーカー希望小売価格(消費税込み)は、7,870,000円から10,980,000円となっています。
Audi Q5のエクステリア:ダイナミックなプロポーションと先進のライティング技術を融合
新型Audi A5
PPC採用の現行Audi Q5シリーズは、SUVらしい力強さと最新のデジタルテクノロジーが融合した、エモーショナルで洗練されたエクステリアデザインが魅力です。ここでは、購入検討にあたり押さえておきたいAudi Q5のデザインの見どころをご紹介します。
黄金比が生むSUVの力強さと洗練されたシルエット
Audi Q5シリーズのエクステリアは、アウディ伝統のエンジン縦置きレイアウトを活かしたロングノーズと、引き締まった高いショルダーラインが大きな特徴です。全体としてSUVらしい安定感に満ちた力強さを表現しながら、エッジを減らした連続的な面構成によって、シャープで洗練されたシルエットを両立させています。フロントフェイスには、フラットでワイドなシングルフレームグリルが配され、ブランドの象徴である2次元デザインのAudi ringsと大型エアインテークが、プレミアムSUVにふさわしい精悍な表情を作り出しています。
8通りの個性を演出する先進のライティングテクノロジー
Audi Q5シリーズのもうひとつの見どころが、アウディの真骨頂であるライティングテクノロジーです。鋭く立体的なデザインのマトリクスLEDヘッドライトは、8種類の点灯パターンから好みのデザインを選択できる「デジタルライトシグネチャー」を備えています。リヤビューにおいては、一直線に結ばれたライトストリップがワイドなスタンスを強調し、オプションのデジタルOLEDリヤライトでも8つの点灯パターンを切り替え可能です。さらに、車両の解錠・施錠などに連動してリヤウィンドウ上部にグラフィックを投影する「リヤウィンドウプロジェクションライト」も採用されており、視覚的な先進性を高めています。
異なる個性を放つ2つのボディタイプとSQ5の専用意匠
ボディタイプは、SUVらしい存在感を放つ標準モデルと、弧を描くルーフラインが優雅なSportbackモデルの2種類が展開されています。Sportbackモデルは、鋭く傾斜したリヤウィンドウにより、静止していても力強く機敏な走りを予感させるクーペシルエットが特徴です。また、ハイパフォーマンスモデルのSQ5では、マットシルバークロームの装飾やS専用のディフューザー、そして圧倒的なパフォーマンスを象徴する4本出しテールパイプが装備され、よりアグレッシブなスタイルへと仕上げられています。
Audi Q5のインテリア:曲面OLEDディスプレイと「デジタルステージ」による先進空間【2026年UI刷新】
新型Audi A5
Audi Q5シリーズのインテリアは、「デジタルステージ」と称される先進のインフォテインメントシステムと、乗員を包み込むような「ヒューマンセントリック(人間中心)」なデザインが融合し、まるでラウンジのような居心地のよさと直感的な操作性を両立させています。2026年のアップデートでは、このインテリアのなかでも特にユーザーインターフェイスが刷新され、操作性がさらに向上しました。
【アップデートのポイント】新ユーザーインターフェイスの採用
2026年4月のアップデートで刷新されたのは、MMI(マルチメディアインターフェイス)のUI部分です。簡素化されたアイコンと明確な構造により操作性が向上し、バーチャルコックピットプラスでは「クラシック(丸型メーター)」「ドライバーアシスト」「ナビゲーション」の3つの表示モードが選択可能となりました。また、バーチャルコックピット内の各種車両機能を操作する従来のタッチ式インターフェイスの一部を物理的スイッチに置き換えることで、より直感的な操作環境を創出しています。
「デジタルステージ」:曲面OLEDディスプレイとパッセンジャー用画面
インテリアの象徴となるのは、ダッシュボードに美しく統合された曲面OLED採用のMMIパノラマディスプレイです。これにはバーチャルコックピットプラスも内蔵されており、ドライバーの視線移動を最小限に抑える最適な配置がなされています。また、助手席正面にはMMIパッセンジャーディスプレイが設定(一部オプション)され、インテリアの一部としてシームレスに調和しています。
ラウンジのような上質空間:素材へのこだわりと開放的な意匠
室内空間は、ドアからコックピット、センターコンソールにわたって乗員を包み込むようなデザインが採用されています。フロントドアを結ぶように配置されたデコラティブパネルが水平基調を強調し、広々とした開放感を演出しています。素材にもこだわり、標準装備のレザー/アーティフィシャルレザーのほか、オプションでダイヤモンドステッチを施したファインナッパレザーも用意されています。
さらに、利便性を高める装備として、グロスブラック仕上げのスマートドアパネルを搭載。ここにはエクステリアミラー調整やヘッドライト操作、シートメモリー機能などが統合されており、ソフトタッチによる優れた応答性で直感的な操作を可能にしています。
感情に訴えるライティングと高機能インフォテインメント
室内を彩る「ダイナミックインタラクションライト」は、30色のカラーチャートから自分好みの色を選択できるだけでなく、インディケーターやハザードランプ、車両の施錠・解錠と連動して流れるように点灯し、車両の作動状況を視覚的に伝えます。
また、エンターテインメント面では、16個のスピーカーを備えたBang & Olufsen 3Dプレミアムサウンドシステムや、最大100Wの給電が可能なUSBクイックチャージングなどが設定され、移動の快適性を高めています。実用面でも妥協はなく、広々とした居住空間に加え、SUVモデルで520ℓ、Sportbackモデルで515ℓのゆとりあるラゲッジ容量を確保しています。
Audi Q5の走行性能:48Vマイルドハイブリッド「MHEV plus」と進化したquattro
新型Audi A5
Audi Q5シリーズは、新世代のPPC(プレミアム プラットフォーム コンバッション)をベースに、最新の48Vマイルドハイブリッドシステム「MHEV plus」を全モデルに採用。エモーショナルで直感的、かつ効率的なドライビングエクスペリエンスを提供します。
「MHEV plus」による電動化の恩恵と高効率パワートレイン
Audi Q5には、2.0ℓの直列4気筒ガソリンターボ(TFSI)およびクリーンディーゼル(TDI)エンジンが用意されています。これら全てのエンジンに、パワートレインジェネレーターが加速を最大18kW/230Nmサポートする「MHEV plus」が組み合わされています。これにより、走り出しから厚いトルクが得られるだけでなく、回生ブレーキによるエネルギー回収や、特定の条件下での電気走行も可能となり、効率と快適性を両立。ガソリンモデルは150kW(204PS)の最高出力を発揮し、ディーゼルモデルも同様の出力ながら400Nmという圧倒的なトルクを誇ります。
状況を先読みするquattroと俊敏なハンドリング
アウディの代名詞である4WDシステムquattroは、電子制御式AWDクラッチを用いて走行状況に合わせてトルクを前後アクスルへ最適に配分します。定速走行時にはプロペラシャフトを切り離してFWD(前輪駆動)とすることで燃費を向上させ、オフロードや急な坂道など4WDが必要な場面では自動かつ予測的に切り替えるインテリジェントな制御が特徴です。また、独自の累進的なギア比設定により、中立付近の安定性とスポーツ走行時のダイナミックな操舵を両立するプログレッシブステアリングが、あらゆる運転状況で爽快なドライビングフィールをもたらします。
4.5秒の加速を誇るSQ5と路面を捉えるサスペンション
ハイパフォーマンスモデルのAudi SQ5には、最高出力270kW(367PS)、最大トルク550Nmを叩き出す3.0ℓ V型6気筒TFSIエンジンが搭載され、0-100km/h加速は4.5秒(メーカー測定値)という驚異的なパフォーマンスを誇ります。足回りは、標準のサスペンションのほか、SQ5には路面にしっかりと追従するSスポーツサスペンションを装備。さらにオプションとして、車高の調整が可能なアダプティブエアサスペンションも設定され、乗り心地と走行安定性をより高いレベルで両立可能です。走りの特性をシーンに合わせて選択できるアウディドライブセレクトにより、コンフォートからダイナミック、オフロードまで、好みに応じたセッティングを瞬時に呼び出すことができます。
【アップデートの目玉】Audi Q5の運転支援・安全機能が大幅進化
新型Audi A5
今回の2026年4月のアップデートで最も大きな進化を遂げたのが、運転支援および安全機能の領域です。より高度なセンサーと最新のソフトウェアを導入することで、「より安全に、より快適に」というアウディの哲学がさらに具現化されました。ハードウェア面での刷新は限定的ですが、この領域の充実ぶりはモデルチェンジと言っても過言ではないほどの内容となっています。
【新標準装備】高速道路での車線変更もサポートする「アダプティブクルーズアシストプラス」
今回のアップデートで全車標準装備となったのが「アダプティブクルーズアシストプラス」です。従来のレーンガイダンス(車線中央維持)や車間距離を考慮した速度維持・加減速制御に加え、新たに高速道路での車線変更アシスト機能が追加されました。車線変更が可能な状況でドライバーがターンシグナル(方向指示器)を操作すると、システムが周囲の環境を判断し、ステアリング操作を支援して希望の車線へと導きます。従来よりも高度なセンサーの採用により、制御の緻密さと状況認識の精度が向上し、よりスムーズで自然な運転支援を実現しています。
【新オプション】駐車時の衝突回避と利便性を高める「テクノロジーパッケージプロ」
今回のアップデートで新たに設定されたオプションが「テクノロジーパッケージプロ」です。これを選択することで、駐車や狭い場所での取り回しが劇的に進化します。具体的な内容は以下の通りです。
- エマージェンシーブレーキアシスト(フロント/リヤ):車両後方の歩行者との衝突リスクがある際に自動で介入し、車両前後の安全をサポート(Audi SQ5はリヤ機能が標準装備)。
- パークアシストプロ:並列駐車時の前向き駐車および退出サポート、縁石警告(カーブストーンアシスト)、狭い道での後退をサポートするリバースアシスト、最長200mの駐車経路を記憶・再現するメモリー機能などを搭載。
- 3Dサラウンドビューカメラ:MMI画面上でズームや視点変更が可能で、後方の視界をクリアに確保。
子供やペットを守る「リヤオキュパントディテクション」(全Q5シリーズに標準装備)
Audi Q5シリーズ全モデルには、「リヤオキュパントディテクション」が標準装備されています。これはヘッドライニングに内蔵されたレーダーセンサーにより、後部座席に取り残された子供やペットを直接検知するシステムです。降車時の置き去り事故を防止するための先進的な機能であり、大切な家族全員の安全をサポートします。
先進のライティングテクノロジーによる視認性と被視認性の向上
安全性能はソフトウェアだけでなく、アウディが誇るライティング技術によっても高められています。カメラシステムで配光を最適に制御するマトリクスLEDヘッドライトは、状況に合わせて対向車や歩行者を眩惑することなく前方を明るく照らします。また、「リヤウィンドウプロジェクションライト」は、車両の解錠・施錠時にグラフィックを投影することで、後続車や周囲への視覚的な合図として機能し、安全性の向上に寄与しています。
Audi Q5シリーズ:メーカー希望小売価格および主要諸元一覧
アウディ ジャパンが発表したAudi Q5シリーズは、最新プラットフォーム「PPC」を採用し、SUVとSportbackの両ボディタイプに高効率な2.0ℓエンジンおよびパワフルな3.0ℓ V6エンジンをラインアップしています。全モデルに4WDシステム「quattro」が標準装備され、卓越した走行安定性とダイナミックな走りを実現しています。今回のアップデートはフルモデルチェンジではありませんが、最新の運転支援機能や新UIが追加されており、次期モデルチェンジを待たずとも現行モデルを選ぶ価値が十分にあると言えるでしょう。
各モデルのメーカー希望小売価格および主要諸元は以下の通りです。
| モデル名 | メーカー希望小売価格(税込) | 全長×全幅×全高 (mm) | 総排気量 (cc) | 最高出力 (kW (PS) / rpm) | 最大トルク (Nm (kgm) / rpm) |
|---|---|---|---|---|---|
| Audi Q5 TFSI quattro 150kW advanced | 7,870,000円 | 4,715×1,900×1,655 | 1,984 | 150 (204) / 4,300 – 6,000 | 340 (34.7) / 2,000 – 4,000 |
| Audi Q5 TDI quattro 150kW advanced | 8,150,000円 | 4,715×1,900×1,655 | 1,968 | 150 (204) / 3,800 – 4,200 | 400 (40.8) / 1,750 – 3,250 |
| Audi SQ5 | 10,630,000円 | 4,715×1,900×1,655 | 2,994 | 270 (367) / 5,500 – 6,300 | 550 (56.1) / 1,700 – 4,000 |
| Audi Q5 Sportback TFSI quattro 150kW advanced | 8,220,000円 | 4,715×1,900×1,650 | 1,984 | 150 (204) / 4,300 – 6,000 | 340 (34.7) / 2,000 – 4,000 |
| Audi Q5 Sportback TDI quattro 150kW advanced | 8,500,000円 | 4,715×1,900×1,650 | 1,968 | 150 (204) / 3,800 – 4,200 | 400 (40.8) / 1,750 – 3,250 |
| Audi SQ5 Sportback | 10,980,000円 | 4,715×1,900×1,645 | 2,994 | 270 (367) / 5,500 – 6,300 | 550 (56.1) / 1,700 – 4,000 |
※全モデル共通:ホイールベースは2,820mm、駆動方式はquattro(4WD)、トランスミッションは7速Sトロニックです。
※数値は標準仕様のものです。アダプティブエアサスペンション装着車など、オプション装備により全長・全高・車両重量等の数値が異なる場合があります。




























