2019年5月17日発売のスープラの内装をチェック!
17年ぶりの復活ということで大きな話題を呼んでいるトヨタ・スープラが、2019年5月17日に日本市場で発売。今回のモデルはBMWのZ4(G29)とプラットフォームを共有している共同開発車のため、内装においてもそのデザインが色濃く反映されています。
GRスープラの内装について、RZ・SZ-R・SZの3つのグレード間の違いにも触れながら解説していきます。
スープラのコックピットはドライバーの心を掴む先進性に満ちあふれている
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トヨタ・スープラRZのコックピット(イグニッションレッド) -
トヨタ・スープラSZ-Rのコックピット(ブラック) -
トヨタ・スープラSZのコックピット(ブラック)
上から順にRZ・SZ-R・SZのコックピット画像です。オーナメントパネルはRZとSZ-Rにはカーボン、SZにはダークシルバー塗装を採用しており、ストイックな印象に仕上がっています。
GRスープラのコックピットには、走りを快適に楽しむための先進装備が多数装備されています。そのうちのひとつが全グレードに標準装備される1眼デザインのTFT液晶式メーターです。8.8型と大きく見やすいディスプレイで、デジタルスピードメーター・その他走行情報、Bはタコメーター・シフトレバーポジション他、Cはナビゲーションやオーディオ情報など、走行中も多彩な情報をスマートに把握できます。
カラーヘッドアップディスプレイは、スープラのRZとSZ-Rの2モデルに標準装備されています。ドライバーの視線の高さに合わせてナビ・車速情報を表示します。
ナビ画面を遠隔で操作可能な専用リモートコントローラーは、グレードを問わず全てのスープラに標準搭載される機能です。タッチパッドによる手書き入力にも対応しています。
スープラのハンドルにはステアリングスイッチを搭載しています。ドライブ中もオーディオやクルコン機能など、様々な機能の操作をスマートに行えます。
トヨタ スープラのシート内装はアルカンターラや本革を贅沢に使用したレーシーなデザイン
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スープラRZのイグニッションレッドのアルカンターラ+本革シート -
スープラSZ-Rのブラックのアルカンターラ+本革シート -
スープラSZのブラックのファブリックシート -
スープラRZには黒の本革シートをメーカーオプションで装備できる
トヨタ スープラのシート内装は、最上級グレードのRZにはアルカンターラと本革のコンビシート(イグニッションレッド)、SZ-Rにアルカンターラと本革のコンビシート(ブラック)、SZにブラックのファブリックを設定。
RZとSZ-Rのスポーツシートはサイドサポート幅の調整が可能で、ファブリックシートでもチープな印象は感じられず、いずれのグレードも走りを極めたスープラに相応しいデザインです。
なお、RZの場合、メーカーオプションとしてスポーティーで高級感のあるブラックの本革シートも用意されています。グレードのほか、注文するボディカラーによっても設定されるシートデザインが異なります。グレードごとのシート内装は以下の通りです。
RZ | SZ-R | SZ | ||
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シート表皮 | アルカンターラ+本革 | 本革 | アルカンターラ+本革 | ファブリック |
内装色 | イグニッションレッド | ブラック | ブラック | ブラック |
ホワイトメタリック | ● | 〇 | ● | ● |
シルバーメタリック | ● | 〇 | ● | – |
アイスグレーメタリック | ● | 〇 | ● | – |
ブラックメタリック | ● | 〇 | ● | ● |
プロミネンスレッド | ● | 〇 | ● | ● |
ライトニングイエロー | ● | 〇 | ● | – |
ディープブルーメタリック | ● | 〇 | ● | – |
マットストームメタリック | ● | 〇 | – | – |
※●…標準装備 〇…メーカーオプション
至れり尽くせりなスープラのコネクティッドサービスにも注目!
GRスープラのコネクティッドサービスとして搭載されるのが「Toyota Supra Connect」。以下の多彩なサービスでスープラとオーナーのカーライフに寄り添い、手厚くサポートします。
Toyota Supra Connectの基本サービス(無料)
- リモートサービス
- エマージェンシーコール
- ロードサイドアシスト
- バッテリーガード
Toyota Supra Connectのオプションサービス(3年間無料)
- ドライバーサポートデスク
- Toyota Supra Connectサービス
- 地図更新
- Apple Car Play
基本サービスとなるリモートサービスでは、スープラへの目的地の送信やドアのロック/解除などの機能が使用できます。専用スマホアプリを使えば車両位置の特定も可能です。
オプションサービスのToyota Supra Connectサービスでは、DCM通信機能による情報検索が可能です。ニュースや施設検索など最新の情報を得ることができます。Apple Car Playにも対応するなど、スマートフォンとの連携も強化されています。
スープラは走りだけではなく安全性能も大幅に向上!
17年ぶりに復活し最新の安全機能を備えたGRスープラは、セーフティ・サポートカーS<ワイド>に該当します。予防安全・衝突安全を目的として以下の装備を全車に標準装備しています。
- トヨタ・セーフティ・センス(プリクラッシュセーフティ)
- レーンデパーチャーアラート(ステアリング制御機能付)
- ブラインドスポットモニター/後方車両への接近警報
- アダプティブハイビームシステム
- レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
- クリアランスソナー(後方緊急ブレーキ付)
- リヤクロストラフィックアラート
- ポップアップフード
- 緊急ブレーキシグナル
- 全方位コンパティビリティボディ構造
- 歩行者障害軽減ボディ
- VSC(車両安定制御システム)
- TRC(トラクションコントロール)
- EBD(電子制動力配分制御)付ABS/ブレーキアシスト
スープラのラゲッジスペースは290Lを確保
GRスープラのラゲッジスペースは290Lを確保しており、ゴルフバッグや大きめのスーツケースなども収納できます。日常生活においても問題なく使える積載性です。
スープラの内装は17年の時を経て大幅にグレードアップ!
17年の沈黙を破り復活を遂げたスープラの内装は、ピュアスポーツにふさわしい質感の高さが魅力です。
コックピットにはデジタルスピードメーターやカラーヘッドアップディスプレイ、ナビゲーションを遠隔操作できる専用リモコンなど、多彩な先進装備も多数搭載。走りを愛するスープラファンのスポーツマインドを強く刺激する運転環境が完備されています。
さらに、安全装備の充実度から見て、走行性能だけでなく安全性能にも重点を置いていることがわかります。スマホとの連携を強めたことで、若い層にも受け入れられやすいのもポイントです。
幅広いユーザーに愛される新たな魅力を引っ提げて登場したスープラ。今後の動向にも期待が高まります!
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