GRスープラの内装をグレード別にチェック!コックピット・シート・安全装備を解説
2019年5月17日に日本市場で発売されたトヨタ・GRスープラ(A90型)。17年ぶりの復活として大きな話題を呼んだGRスープラは、BMWのZ4(G29)とプラットフォームを共有する共同開発車で、内装にもそのデザインが色濃く反映されています。
なお、現行A90型GRスープラは2026年3月で生産終了となっています。2025年3月21日にはRZグレードの一部改良と、世界300台・国内150台限定の特別仕様車「A90 Final Edition」(1,500万円)が発売されましたが、これが現行モデルの集大成となりました。中古車や残存在庫での購入を検討している方の参考にご活用ください。
ここでは、GRスープラの内装について、RZ・SZ-R・SZの3グレード間の違いにも触れながら、コックピット・シートデザイン・コネクティッドサービス・安全装備・ラゲッジスペースを詳しく解説します。
スープラのコックピットはドライバーの心を掴む先進性に満ちあふれている
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トヨタ・スープラRZのコックピット(イグニッションレッド) -
トヨタ・スープラSZ-Rのコックピット(ブラック) -
トヨタ・スープラSZのコックピット(ブラック)
左からRZ・SZ-R・SZのコックピット画像です。オーナメントパネルはRZとSZ-Rにはカーボン、SZにはダークシルバー塗装が採用されており、ピュアスポーツらしいストイックな印象に仕上がっています。グレードが上がるほど内装の質感と先進装備が充実します。
全グレードに標準装備される8.8型TFT液晶式メーターは1眼デザインで視認性に優れ、デジタルスピードメーターのほか、タコメーター・シフトレバーポジション・ナビゲーション・オーディオ情報など、走行中の多彩な情報をスマートに把握できます。
カラーヘッドアップディスプレイはRZとSZ-Rに標準装備されており、ドライバーの視線の高さに合わせてナビ誘導や車速情報をフロントウインドウに投影します。視線移動が少ないため、スポーツ走行中も安全に情報確認できる利便性の高い装備です。
センターコンソールの専用リモートコントローラー(Toyota Supra Command)は全グレードに標準搭載されており、ナビ画面の遠隔操作に加えタッチパッドによる手書き入力にも対応しています。走行中もステアリングから手を大きく離さずに操作できるため、ドライバーの集中を妨げない設計です。
ステアリングスイッチが全グレードに標準搭載されており、ハンズフリー通話・音声認識・オーディオ・レーダークルーズコントロールなど、走行中の各種操作をハンドルから手を離さずスマートに行えます。
トヨタ スープラのシート内装はアルカンターラや本革を贅沢に使用したレーシーなデザイン
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スープラRZのイグニッションレッドのアルカンターラ+本革シート -
スープラSZ-Rのブラックのアルカンターラ+本革シート -
スープラSZのブラックのファブリックシート -
スープラRZには黒の本革シートをメーカーオプションで装備できる
シート素材はグレードによって異なります。RZにはアルカンターラ+本革コンビシート(イグニッションレッド)、SZ-Rにはアルカンターラ+本革コンビシート(ブラック)、SZにはブラックのファブリックシートが標準設定されています。RZとSZ-Rのスポーツシートはサイドサポート幅の調整が可能で、ワインディングやサーキット走行時の高いホールド性を発揮します。
RZにはメーカーオプションとしてブラックの本革シートが設定されており、さらに改良モデル以降はタンカラーの本革シートが追加されています。ボディカラーによっても設定されるシートデザインが異なるため、購入前に組み合わせを確認することをおすすめします。グレードごとのシート内装は以下の通りです。
| RZ | SZ-R | SZ | ||
|---|---|---|---|---|
| シート表皮 | アルカンターラ+本革 | 本革 | アルカンターラ+本革 | ファブリック |
| 内装色 | イグニッションレッド | ブラック | ブラック | ブラック |
| ホワイトメタリック | ● | 〇 | ● | ● |
| シルバーメタリック | ● | 〇 | ● | – |
| アイスグレーメタリック | ● | 〇 | ● | – |
| ブラックメタリック | ● | 〇 | ● | ● |
| プロミネンスレッド | ● | 〇 | ● | ● |
| ライトニングイエロー | ● | 〇 | ● | – |
| ディープブルーメタリック | ● | 〇 | ● | – |
| マットストームメタリック | ● | 〇 | – | – |
※●…標準装備 〇…メーカーオプション ※発売当初のカラーラインナップです。改良によりボディカラー・内装色の追加・廃止が行われています。
至れり尽くせりなスープラのコネクティッドサービスにも注目!
GRスープラのコネクティッドサービスとして搭載されていたのが「Toyota Supra Connect」です。以下の多彩なサービスでスープラとオーナーのカーライフをサポートしていました。
Toyota Supra Connectの基本サービス(無料)
- リモートサービス
- エマージェンシーコール
- ロードサイドアシスト
- バッテリーガード
Toyota Supra Connectのオプションサービス(発売当初3年間無料)
- ドライバーサポートデスク
- Toyota Supra Connectサービス
- 地図更新
- Apple Car Play
基本サービスのリモートサービスでは、スープラへの目的地送信やドアのロック/解除などの機能を利用できました。専用スマホアプリを使えば車両位置の特定も可能で、盗難時の追跡などに活用できる実用的な機能です。オプションサービスでは、DCM通信機能によるニュースや施設検索、Apple Car Playにも対応するなどスマートフォンとの連携も充実していました。
スープラは走りだけではなく安全性能も大幅に向上!
GRスープラはセーフティ・サポートカーS〈ワイド〉に該当しており、以下の予防安全・衝突安全装備を全車に標準装備していました。
- トヨタ・セーフティ・センス(プリクラッシュセーフティ)
- レーンデパーチャーアラート(ステアリング制御機能付)
- ブラインドスポットモニター/後方車両への接近警報
- アダプティブハイビームシステム
- レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
- クリアランスソナー(後方緊急ブレーキ付)
- リヤクロストラフィックアラート
- ポップアップフード
- 緊急ブレーキシグナル
- 全方位コンパティビリティボディ構造
- 歩行者障害軽減ボディ
- VSC(車両安定制御システム)
- TRC(トラクションコントロール)
- EBD(電子制動力配分制御)付ABS/ブレーキアシスト
スポーツカーとしては充実した安全装備が特徴で、サーキットから日常まで幅広いシーンでドライバーと乗員を守る設計となっていました。
スープラのラゲッジスペースは290Lを確保
GRスープラのラゲッジスペースは290Lを確保しており、ゴルフバッグや大型のスーツケースも収納できる広さです。2シーターのスポーツカーとしては実用的な積載性を備えており、日常的な荷物の積載にも支障ありません。
スープラの内装は17年の時を経て大幅にグレードアップ!
17年の沈黙を破り復活を遂げたスープラの内装は、ピュアスポーツにふさわしい質感の高さが魅力です。8.8型TFTメーターやカラーヘッドアップディスプレイ、専用リモコンなどの先進装備が充実したコックピットは、走りを愛するファンのスポーツマインドを強く刺激する運転環境です。充実した安全装備とスマホ連携の強化により、幅広いユーザーに受け入れられるモデルとなりました。
現行A90型は2026年3月に生産終了となりましたが、2025年3月に発売されたRZ一部改良モデルと最終限定仕様「A90 Final Edition」はGRスープラの集大成として高い注目を集めました。中古車市場では状態の良いRZグレードや特別仕様車は希少価値が高く、流通価格は今後も高値を維持すると見られます。
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