リーフのモデルチェンジ最新情報!3代目クロスオーバーEVに高性能グレード「NISMO」を追加設定
排ガス規制の強化を背景に低燃費車が注目され始めた時代、トヨタのプリウスが世界初の量産ハイブリッド車として世界的な大ヒットを記録しました。その流れのなかで日産が世に送り出したのが、100%電気で走るEV(電気自動車)のリーフです。
当時の低燃費車はハイブリッド車が主流で、電気だけで走るEVは革新的でありながら「時代を先取りしすぎた技術」と受け止められることもありました。しかしリーフは世代を重ねるごとに、EVの弱点だった航続距離を大きく伸ばし、自動運転につながる「プロパイロット」「プロパイロット パーキング」や、1ペダルで加減速できる「e-Pedal」といった先進技術を磨いてきました。
そして2025年10月、リーフは3代目へフルモデルチェンジ。従来のハッチバックからクロスオーバーEVへと生まれ変わり、最大702kmという航続距離を手に入れました。2026年1月にはより身近な55kWhの「B5」を追加し、続く2026年7月22日には、走りを徹底的に磨き上げた高性能グレード「リーフNISMO」が追加設定されています。現行リーフがどのように進化を続けているのか、直近の動きから順に見ていきましょう。
日産が「リーフNISMO」を発表・発売 2026年7月22日、価格は660万1100円から
日産自動車は2026年7月22日、3代目リーフをベースとした高性能グレード「日産リーフNISMO」を発表し、同日より販売を開始しました。取り扱いは日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)で、全車が持込み登録車という位置づけになります。リーフにNISMOが設定されるのは2代目(ZE1型)に用意された2018年以来で、およそ8年ぶりのことです。
3代目リーフをベースとする「リーフNISMO」
今回のリーフNISMOは、日産が長年にわたって蓄積してきた電動化技術と、NISMOがモータースポーツの現場で培ってきた知見を掛け合わせたNISMOロードカーの最新作です。NISMOロードカーが共通して掲げる「より速く、気持ち良く、安心して走れるクルマ」という開発の軸はそのままに、ベース車の素性の良さをさらに引き出す方向でまとめられました。
商品コンセプトは「駿足のインテリジェント スポーツクロスオーバー」。開発陣は、静かなまま鋭く駆け抜ける「サイレントダイナミズム」と、都市をグライダーのように滑走する疾走感を味わってほしいと説明しています。ベースとなる3代目リーフがアリアと共通の高剛性プラットフォームを採用したこともあり、アリアNISMOで得たノウハウを2WDに落とし込んだかたちです。
グレードは3タイプ、価格は660万1100円から
設定されるのは「B5 NISMO」「B7 NISMO」「B7 NISMO RECARO装着車」の3タイプ。いずれも駆動方式は2WD(前輪駆動)のみで、電動4WDの「e-4ORCE」は用意されません。ベースとなるのは各バッテリー容量の最上級Gグレードですが、テールランプについては基準車の3Dホログラムタイプではなく2Dタイプへ変更され、NISMO専用デザインとの統一感が図られています。
価格はB5 NISMOが6,601,100円、B7 NISMOが6,952,000円、RECARO装着車が7,227,000円。ベースとなるB5 G(5,648,500円)、B7 G(5,999,400円)に対して、いずれもぴたりと952,600円のアップという設定です。カスタムモデルのAUTECH B7(6,513,100円)をも上回り、リーフのラインアップでは最上級のプライスゾーンに位置づけられます。
興味深いのがRECARO装着車の成り立ちです。単にシートを入れ替えただけのモデルではなく、軽量化を優先してBOSEサウンドシステム、リモコンオートバックドア、ヘッドアップディスプレイを非装着とし、プロパイロット2.0も非対応としています。その結果、車両重量はB7 NISMOの1,920kgに対して1,900kg。B7 NISMOにプロパイロット2.0を組み合わせると1,940kgに達するため、両者の差は最大で40kgにまで広がります。快適装備を残すか、削ってでも軽さを取るか——同じNISMOのなかに性格の異なる二つの答えが用意されているわけです。
| グレード | バッテリー容量 | 値段 |
|---|---|---|
| B5 NISMO | 55kWh | 6,601,100円 |
| B7 NISMO | 78kWh |
6,952,000円 |
| B7 NISMO RECARO装着車 | 7,227,000円 |
専用チューニングが生み出す「意のままで軽快な走り」
ワインディングを走るリーフNISMO
足まわりは、スプリングとスタビライザーに加え、メンバーブッシュの一部までNISMO専用品へ置き換えることで、サスペンション全体の剛性を底上げしています。なかでもフロントのサスペンションメンバーブッシュは、単体で約3割、車両全体では約2割も剛性を高めたとのこと。前輪駆動車ならではの操舵のダイレクト感にとことんこだわった部分だといいます。
ショックアブソーバーには、先に登場したエクストレイルNISMOで好評を得たKYB製のスウィングバルブ付きを採用しました。動き出しのごく低い速度域で減衰力を高めてコーナリング初期のロールを抑え込み、一方で中低速域では減衰を落として荒れた路面でも角の立たない乗り味を確保する、という二面性を持たせています。重量のあるEVで起こりがちな「グラッとくる」初期挙動を封じ込める狙いです。
高速域での安定性も高められている
タイヤは、グリップ力と操縦性を高い次元で両立するスポーツタイヤ「ミシュラン Pilot Sport 5」。サイズは235/45R19と基準車と同じですが、リム幅を0.5インチ広げた8.0Jとすることで接地面積を稼いでいます。組み合わされるエンケイ製19インチアルミホイールはMAT工法による軽量・高剛性設計で、ワイドリム化を果たしながら純正比で1本あたり約1kgの軽量化を実現しました。
ドライブモードは、基準車のECO・STANDARD・SPORTをそれぞれ専用に仕立て直し、SPORTを「NISMOモード」へと置き換えた3モード構成としています。いずれもアクセルの中間開度領域を広げており、たとえば40km/h付近からアクセルを半分ほど踏み込むコーナー立ち上がりの場面ではレスポンスを高め、80km/h付近からの追い越し加速では初期を抑えて伸び感を効かせるなど、シーンごとの作り分けが徹底されています。
さらに、EVのNISMOロードカーとしては初となる回生ブレーキコントロールパドルを装備。Lv.1では基準車よりもあえて減速力を弱め、グライダーが滑空するような抵抗の少ない走りを演出し、Lv.2〜4では逆に強めることで、強弱の幅とリズム感を広げています。
なお、モーターの最高出力・最大トルクはベース車から一切変更されておらず、B7系が160kW/355N・m、B5系が130kW/345N・mのまま。カタログ上の数値を上乗せするのではなく、既存のポテンシャルをどこまで引き出せるかに注力した点は、いかにもNISMOらしいアプローチと言えるでしょう。実際、旋回時の限界性能は基準車比で約10%向上し、社内テストでは1周400mほどのコースで約0.8秒、車間にして3.5車身ほどの差がついたとしています。
空気を味方につける専用エクステリア
先進的な表情を見せるフロントまわり
エアガイド機能を備える専用コーナーフィニッシャー
エクステリアは「性能向上のためのデザイン」というNISMOの思想に沿って造形されています。フロントバンパーには、エアガイド機能を持つ専用のコーナーフィニッシャーを設定。ツインブレード形状が前方からの気流を整えながらボディサイドへ受け流し、空気抵抗を抑え込みます。
バンパー下部を貫くレッドアクセント
NISMOエンブレムをセンターに配したアンダースポイラー
サイドには三角断面としたサイドスポイラーフィニッシャーを装着し、水平な下面で負圧を生み出してダウンフォースを稼ぎます。リヤは船底形状のアンダースポイラーを備えた専用バンパーに、2段重ねのレイヤードディフューザー、そしてフォーミュラEから着想を得たドット状のNISMO専用リヤフォグランプを組み込む凝った作り。バックドアスポイラーは、より後方かつ上方へ延ばしたダックテール形状とし、車体後方に巻き込む気流を遠ざけています。
ダックテール形状のバックドアスポイラーを備えたリヤビュー
各部に配される専用パーツとレッドアクセント
これら専用パーツの積み重ねにより、基準車のCd値(空気抵抗係数)を悪化させることなくダウンフォースを獲得したというのが最大のポイントです。速度を上げるほど車体が路面へ押し付けられる特性となり、高速走行時の安定性が向上。ライントレース性も基準車比で1割ほど高まっているとしています。エアロパーツというと見た目重視に流れがちですが、抵抗を増やさずに接地荷重だけを積み増すという地道な作り込みには、素直に感心させられます。
加えて、ボディ下部を一周するレッドのアクセントカラー「アルテリアマグマ」が、電動車ならではの力強さと先進性を主張。ドアミラーはグロスブラックをベースに、レッドラインを効かせた仕上げとしています。オプションでは、デジタル信号をモチーフとした「デジタルビートグラフィック」のフードデカールも選択可能です。
なお、専用エアロの装着により全長は4,415mmとなり、基準車の4,360mmから55mm伸びています。全幅1,810mm、全高1,550mm(プロパイロット2.0装着車は1,565mm)、ホイールベース2,690mmは基準車と共通です。
ボディカラーは専用色を含む全6種類
ボディカラーは、モノトーン4色と2トーン2色の合計6種類が用意されます。ベース車から引き継ぐ「プリズムホワイト」「ミッドナイトブラック」「ダークメタルグレー」に、NISMOロードカー専用色である「NISMOステルスグレー」を加えた4色がモノトーン。2トーンは「NISMOステルスグレー/スーパーブラック」と「プリズムホワイト/スーパーブラック」の2種類となります。
専用色のNISMOステルスグレーは、サーキットの風景に溶け込みながらも確かな存在感を放つ、余計な装飾を削ぎ落としたストイックな世界観を狙った一色。派手さで主張するのではなく佇まいで語らせるという方向性は、静かに速いEVという性格ともよく合っています。
リーフNISMOのボディカラー(NISMOステルスグレー/スーパーブラック 2トーン〈NISMO専用色〉〈特別塗装色〉)
リーフNISMOのボディカラー(プリズムホワイト/スーパーブラック 2トーン〈特別塗装色〉)
リーフNISMOのボディカラー(NISMOステルスグレー〈NISMO専用色〉〈特別塗装色〉)
リーフNISMOのボディカラー(プリズムホワイト〈特別塗装色〉)
リーフNISMOのボディカラー(ダークメタルグレー)
リーフNISMOのボディカラー(ミッドナイトブラック〈特別塗装色〉)
質感と高揚感を両立させた専用インテリア
ブラックを基調にレッドアクセントを効かせた運転席まわり
シートやスイッチ類にも専用の仕立てが与えられる
インテリアは質感の高いブラックを基調に、レッドアクセントを差し込んだコーディネート。インストルメントパネルのアッパー部からドアトリムにかけてはブラックスウェードファブリックで包み込み、水平方向へ走らせたアルテリアマグマのレッドパイピングが、空間の広がりと視覚的な安定感を演出しています。
NISMO専用パワースイッチ(スイッチ照明付)
パワースイッチは金属調レッドの専用品。乗り込んで指を伸ばしたその瞬間から、スポーツドライビングへの気持ちを引き上げてくれる仕掛けです。
専用グラフィックのアドバンスドドライブアシストディスプレイ
メーターグラフィックには、ガソリンエンジン時代のNISMOのタコメーターから脈々と受け継がれてきたレッドの3DファンネルグラフィックとNISMOロゴを配置。奥行きのある立体表現で、前へ進むスピード感を表現しています。
NISMOメタルエンブレムと金属調レッドのスイッチ
センターのシフトフィニッシャーはグロスブラック仕上げとし、NISMOメタルエンブレムと金属調レッドのモード切替スイッチを配置。ステアリングには、ナッパレザーのような触感を持ちながら高い耐久性を備えた合成皮革素材「テーラーフィット™」を巻き、レッドセンターマークとレッドステッチを施しています。前席シートにもレッドパーフォレーションやNISMOロゴの刺しゅうが入り、細部までクラフトマンシップが行き渡っています。
シートは仕様によって性格が明確に分かれます。スタンダードシートはレッドパーフォレーション付きのテーラーフィットを主材とし、ヘッドレストにBOSEのスピーカーを内蔵。パーフォレーションのピッチまで音響性能に配慮したというこだわりようです。対するNISMO専用チューニングRECARO製スポーツシートは、レッドレザーとブラックアルカンターラを縦に貼り分け、体幹を面で支えるパッド形状と滑りにくい素材でホールド性を高めています。スムースかつ無段階の調整が可能なパワーリクライニング機能も備わり、長時間のドライブでも姿勢を微調整できる点は見逃せません。
リーフNISMOの全景
出力を上げずにここまで走りを変えてくるあたりに、NISMOの成熟が表れているように思います。EVは重量とバッテリー消費という制約から逃れられませんが、そこを空力と足まわりの作り込みで解いていくアプローチは、これからの電動スポーツモデルの一つの答えになりそうです。
| B5 NISMO | B7 NISMO | B7 NISMO RECARO装着車 |
|
|---|---|---|---|
| 全長 | 4,415 mm | ||
| 全幅 | 1,810 mm | ||
| 全高 (プロパイロット2.0装着車) |
1,550(1,565)mm | 1,550 mm | |
| ホイールベース | 2,690 mm | ||
| 最低地上高 | 135 mm | ||
| 車両重量 | 1,820 kg | 1,920 kg | 1,900 kg |
| 最高出力 | 130 kW | 160 kW | |
| 最大トルク | 345 N・m | 355 N・m | |
| パワーウェイトレシオ | 14.0 kg/kW | 12.0 kg/kW | 11.9 kg/kW |
| タイヤサイズ (リムサイズ) |
235/45R19(8.0J) | ||
| 駆動方式 | 2WD | ||
日産、新型「リーフ」に55kWhバッテリー搭載の「B5」グレードを追加 438万円から
日産自動車は2026年1月29日、フルモデルチェンジした3代目「リーフ」のラインアップに、55kWhバッテリーを搭載した新グレード「B5」を追加し、同日より注文受付を開始しました。あわせて、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)からもカスタムモデル「AUTECH B5」が発表されています。納車開始は3月を予定しています。
リーフB5のエクステリア
リーフB5のインテリア
日常使いに最適な「ちょうどいい」EV
昨年10月に先行して発表された78kWhバッテリー搭載の「B7」に対し、今回登場した「B5」は、より日常の使い勝手とコストパフォーマンスを重視したモデルです。
「EVに興味はあるけれど、大容量モデルは価格が高すぎて手が出ない……」と、購入を躊躇していた方も多いのではないでしょうか? 今回のB5は、まさにそんな“等身大のEVライフ”を求める層に向けた、待望の選択肢と言えます。
- 航続距離: 最大521km(WLTCモード/B5 Sグレード)を達成しました。買い物から週末のドライブまでカバーする十分なスタミナを備えています。
- 走行性能: 最高出力130kW、最大トルク345N・mの力強く静かな走りはそのまま継承されています。
- 利便性: プロパイロット2.0(一部グレードに設定)をはじめとする先進の運転支援技術を搭載しています。
毎日の通勤や近所での買い物がメインなら、55kWhというバッテリーサイズは驚くほど「ちょうどいい」バランスです。フル充電で500km以上走れるなら、スマホと同じように数日に一度の充電で十分運用できますよね? ライフスタイルに過不足のないスペックを選ぶことは、賢い車選びの第一歩かもしれません。
プレミアムスポーティな「AUTECH」にもB5が登場
カスタムブランド「AUTECH」からもB5グレードが登場しました。「東京国際カスタムカーコンテスト2026」で優秀賞を受賞した洗練されたデザインはそのままに、より身近な選択肢として提供されます。
リーフAUTECH B5のエクステリア
リーフAUTECH B5のインテリア
- 専用装備: メタル調フィニッシュの外装パーツ、ブルーを基調とした上質なテーラーフィットシートなど、プレミアムな内外装を採用しています。
- 機能性: 寒冷地仕様(後席ヒーター、バッテリーヒーター等)を標準装備しています。
- 限定色: ブランドカラーの「ディープオーシャンブルー」を含む全5色のラインアップです。
「せっかく最新のEVに乗るなら、駐車場で自分の車を眺めた時に少し気分が上がるような、特別感が欲しい」。そんなこだわり派の方にとって、B5グレードによって手が届きやすくなったAUTECHは、今もっともチェックすべき一台と言えるでしょう。
| B5 G | B5 X | B5 S | |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4,360 mm | ||
| 全幅 | 1,810 mm | ||
| 全高 (プロパイロット2.0装着車) |
1,550(1,565)mm | 1,550 mm | |
| ホイールベース | 2,690 mm | ||
| 最低地上高 | 135 mm | ||
| 車両重量 | 1,820 kg | 1,770 kg | 1,750 kg |
| 最小回転半径 | 5.3 m | ||
| 一充電走行距離 (プロパイロット2.0装着車) |
469(461)km | 521 km | |
| 交流電力量消費率 (プロパイロット2.0装着車) |
131(135)Wh/km | 118 Wh/km | |
| モーター型式 | YM52(交流同期原動機) | ||
| 最高出力 | 130 kW(177 ps) | ||
| 最大トルク | 345 N・m(35.2 kgf・m) | ||
| サスペンション 前 | 独立懸架ストラット式 | ||
| サスペンション 後 | 独立懸架マルチリンク式 | ||
| タイヤサイズ | 235/45R19 | 215/55R18 | 215/55R18 |
| グレード | バッテリー容量 | 値段 |
|---|---|---|
| B5 S | 55kWh |
4,389,000円 |
| B5 X | 4,738,800円 | |
| B5 G | 5,648,500円 | |
| AUTECH B5 | 6,162,200円 |
3代目リーフが2025年のフルモデルチェンジで航続距離702km達成 先進装備満載クロスオーバーSUVに
3代目リーフのフロント
3代目リーフのリヤ
3代目リーフのサイド
3代目リーフのサイド
格納式のフラッシュドアを採用
リーフのホイールは19インチの設定もある
2本の横線と3本の縦線でニッサンを表現
一文字と四角形を縦に並べたヘッドライト
3代目リーフ
3代目リーフ
3代目リーフ
3代目リーフ
リーフのモデルチェンジは2025年10月に実施され、2025年10月17日から受注を開始しました。
新型への切り替えと同時に、ハッチバックだったリーフのボディタイプはクロスオーバーSUVへ変更されています。
フロントまわりは一文字のLEDライトを配し、サイドはスクエア形状のライトを縦に並べて立体感を表現。ピュアEVらしくグリルレスとしたことで、先進的でスッキリとした印象にまとまりました。
最上級グレードのテールランプは一文字ではなく、特徴的な2本の横線と3本の縦線を組み合わせた「ニッサン」を意味するデザインを採用。
フェアレディZをオマージュしたようなリヤビューが、リーフを力強く印象づけています。
リーフの基本骨格となるプラットフォームは、先に発売されたピュアEVのアリアと同じCMF-EVを採用します。アリアのボディサイズが全長4,595mm、全幅1,850mm、全高1,655mm、ホイールベース2,775mmであるのに対し、リーフは全長4,360mm、全幅1,810mm、全高1,550mm、ホイールベース2,690mm。
ホンダのヴェゼル、トヨタのヤリスクロス、スバルのクロストレックなどとサイズ感が近い一台です。
モーター・インバーター・減速機を一体化した3-in-1パワートレインを採用することで、ユニットを従来比で約10%小型化。高遮音カーペットの採用などにより、車内の騒音も従来比で大きく低減しています。
リチウムイオンバッテリーは55kWh仕様と、最大航続距離702kmを達成する78kWh仕様の2種類を用意。
ピュアEVのウィークポイントともいえる充電性能については、約14分の急速充電で最大約250km分を走行できるとされています。
3代目リーフのインテリア
リーフのシートには、ロングドライブでも疲れを感じにくいゼログラビティシートを採用。レザー調・合成皮革・ファブリックの3種類のシート素材に、ブラック・ホワイト・ライトグレーの3種類のインテリアカラーを組み合わせられます。
ルーフには調光式パノラミックガラスルーフを設定。紫外線もカットできる仕様で、シェードを付けない分ヘッドクリアランスが非搭載モデルより20mm広い140mmを確保しています(非搭載モデルは120mm)。
リーフの運転支援技術には、日産が新規開発したインテリジェントディスタンスコントロールを搭載。
加速・減速を繰り返す状況下でも前車の速度に合わせてアクセル・ブレーキをコントロールし、ドライバーの負担を軽減します。
インテリジェントアラウンドビューモニターには、左右確認に役立つフロントワイドビューや、目視しづらい路面状況を確認できるインビジブルフードビュー機能を搭載。
プロパイロットも最新の2.0を採用しています。
3代目にあたるリーフは2025年10月8日に日本で正式発表され、10月17日から受注を開始しました。まず先行したB7の販売価格は、兄貴分のアリアを下回る5,188,700円から5,999,400円(AUTECH B7は6,513,100円)に設定されています。その後、55kWhバッテリーを積むB5グレードが2026年1月29日に追加され、438.9万円からと、より手の届きやすい価格帯を実現しました(詳細は上記のB5の項目を参照)。
また、この3代目リーフをベースとしたOEM車を三菱自動車が導入することも決まっており、2026年後半に北米市場へ「エクリプス スポーツバック」の名称で投入される予定です。リーフにとって初の兄弟車の誕生となります。
| B7 G | B7 X | |
|---|---|---|
| 全長 | 4,360 mm | |
| 全幅 | 1,810 mm | |
| 全高 (プロパイロット2.0装着車) |
1,550(1,565)mm | |
| ホイールベース | 2,690mm | |
| 最低地上高 | 135mm | |
| 車両重量 | 1,920kg | 1,880kg |
| 最小回転半径 | 5.3m | |
| 一充電走行距離 (プロパイロット2.0装着車) |
685(670)km | 702(687)km |
| 交流電力量消費率 (プロパイロット2.0装着車) |
133(137)Wh/km | 130(133)Wh/km |
| モーター型式 | YM52(交流同期原動機) | |
| 最高出力 | 160kW(218ps) | |
| 最大トルク | 355N・m(36.2kgf・m) | |
| サスペンション 前 | 独立懸架ストラット式 | |
| サスペンション 後 | 独立懸架マルチリンク式 | |
| タイヤサイズ | 235/45R19 | 215/55R18 |
| グレード | バッテリー容量 | 値段 |
|---|---|---|
| B7 X | 78kWh |
5,188,700円~ |
| B7 G | 5,999,400円~ | |
| AUTECH B7 | 6,513,100円~ |
100%電気で走行するリーフのモデルチェンジ遍歴

リーフは日産が販売する、100%電気で走行する5ドアハッチバック(現行はクロスオーバー)型のBEVです。量産電気自動車としては世界初となります。
リーフ 初代 ZE0型/2010年~2017年
2010年12月、世界に先駆け、日本でBEVのリーフが誕生しました。
2012年11月、マイナーチェンジが実施され、航続距離が延長、廉価グレードの「S」を追加しました。
2014年1月、オーテックジャパン扱いの特別仕様車「エアロスタイル」を発売しました。5月、日産の創立80周年を記念した特別仕様車「X 80th Special Color Limited」を発売しました。
2015年12月、マイナーチェンジを実施。30kWhの駆動用バッテリーを搭載したモデルの追加、安全装備の強化、ボディカラーの変更が施されました。
2016年10月、世界累計販売20万台達成を記念した特別仕様車「thanks edition」を発売しました。
2017年10月、2代目と入れ替わりのため、日本での販売を終了しました。
リーフ 2代目 ZE1型/2017年~2025年
2017年10月、フルモデルチェンジで2代目リーフが登場しました。
2018年6月、特別仕様車「X 10万台記念車」を発売。7月には「NISMO」を発表しました。
2019年1月、62kWhバッテリーを搭載した「リーフ e+」を発売。6月にはオーテックジャパン扱いの「AUTECH」を発売。7月、特別仕様車「X Vセレクション」を発売。12月にはマイナーチェンジを発表し、安全性能の強化、快適装備の充実、ボディカラーの変更などが施されました。
2020年1月、「プレミアムパーソナライゼーションプログラム」が「AUTECH」に設定されました。
2021年4月、一部仕様向上。ボディカラーの一部変更と内外装の変更などが実施されました。
2022年4月、一部仕様向上を発表。フロントデザインの変更やボディカラーの入れ替え、グレード「S」の廃止などが実施されました。
2023年12月、日産の創立90周年を記念した記念車「90th Anniversary」を発売しました。
2025年10月、3代目へのフルモデルチェンジにともない、約8年にわたる販売を終えました(ZE1型:2017年10月〜2025年10月)。
リーフ 3代目 ZE2型/2025年~
2025年6月17日、3代目リーフがグローバル向けに発表されました。
2025年10月8日、日本仕様を発表。ハッチバックからクロスオーバーEVへと全面刷新し、10月17日に78kWhの「B7」の受注を開始、2026年1月より順次納車を開始しました。
2026年1月9日、東京オートサロンでカスタムモデル「AUTECH(B7)」を発表・発売しました。
2026年1月29日、55kWhバッテリーを搭載する「B5」と、そのカスタムモデル「AUTECH B5」を追加しました。
2026年7月22日、NISMO専用チューニングを施した高性能グレード「リーフNISMO」を発表・発売しました。
| リーフのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| 初代 ZE0型 | 2010年~2017年 |
| 2代目 ZE1型 | 2017年~2025年 |
| 3代目 ZE2型 | 2025年~ |
2代目リーフ
2代目リーフの説明
2代目リーフ
2代目リーフ
2代目リーフ
2代目リーフ
2代目リーフ
初代リーフ
初代リーフ
初代リーフ
初代リーフ
初代リーフ
2代目リーフNISMO
2代目リーフNISMO
日産 リーフ 90周年記念車
日産 リーフ 90周年記念車
日産 リーフ 90周年記念車


















