プジョーのSUVである3008にディーゼルエンジンモデルとPHVモデルが登場 お手頃な価格帯も魅力的
プジョーのSUVである3008に2019年2月、ディーゼルエンジンを搭載したモデルが発売されました!搭載したエンジンは、2.0LのクリーンディーゼルエンジンであるBlueHDiで、トランスミッションには8速EATを組み合わせています。また、2019年6月にはPHVモデルもデビューしました。
プジョー3008は2017年にモデルチェンジしたばかりのSUVで、クロスオーバーらしいシャープでカッコいいSUVとなりました。日本での発売も2017年3月に行われ、アリュールグレードから販売されています。駆動方式はFFの2WDのみですがエンジンには1.6Lターボエンジンを搭載し、EAT6との組み合わせによりプジョーの猫足が持つスムーズな走行を体験できます。
プジョー3008に追加されたディーゼルエンジンとPHVのスペックや、3008のボディサイズ・価格帯などをチェックしてみましょう。
新型3008が2020年9月1日にオンラインデビュー 新型のパワートレインにPHEVを追加する可能性も
プジョーの3008がモデルチェンジします。新型は2020年9月1日に、オンライン上で発表する予定で、ボディサイズは現行モデルよりも大きくなり、グリルデザインも大きく進化します。
インテリアはキープコンセプトになりますが、パワートレインにはPHEV(プラグインハイブリッド)を搭載するモデルを新たに追加するという情報があります。近年のプジョーはデザインが洗練され、世界的に見ても高い安全性をもつため日本でも人気のモデルになるでしょう。
プジョー3008の特別仕様車「3008 GT Line BlueHDi」が発売
2019年12月9日、CセグメントSUVであるプジョー3008の特別仕様車として「3008 GT Line BlueHDi」が発売しました。価格は4,613,000円からとなっており、最高出力177psを発揮する2.0L BlueHDi ディーゼルターボにトランスミッションEAT8を組み合わせます。燃費性能についても21.2km/Lと、従来のエンジンよりも向上しています。
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パールホワイト -
ハリケーングレー -
アマゾナイトグレー -
マグネティックブルー
ボディカラーは「パールホワイト」「ハリケーングレー」「アマゾナイトグレー」「マグネティックブルー」の4色がラインナップ。ハリケーングレー以外は全て有料色となります。
運転席メモリー付き電動シートやシートヒーター、ハンズフリー電動テールゲートなどの装備を有するほか、オプションでパノラミックサンルーフをプラス153,000円で装備可能です。
プジョーが「3008」にPHVモデルを設定!フランスで受注スタートへ!
プジョーは「3008」にPHVモデルを設定しました。すでにフランスにおいて、新開発のPHVシステムを搭載する「3008ハイブリッド」の受注を開始しています。
新しくなったプジョー「3008ハイブリッド」では、「ハイブリッド」グレードが前輪駆動となっており、高性能の「GTハイブリッド4」は4WDと、2種類のPHVを設定しています。トランスミッションはいずれもPHV専用となる、8速AT「e-EAT8」です。
前輪駆動の「ハイブリッドグレード」のパワートレインは最高出力180hpを発揮する1.6L直列4気筒直噴ガソリンターボ「ピュアテック」エンジンを搭載。エンジンと電気モーターを組み合わせた場合、最高出力225hpを発揮します。蓄電容量13.2KWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、EVモードで最大40kmの排出を0にする、ゼロエミッション走行が可能となっています。
4WDの「GTハイブリッド4グレード」のパワートレインは、最高出力200hpを発揮する1.6L直列4気筒直噴ガソリンターボピュアテックエンジンを搭載。エンジンと電気モーターを組み合わせた場合の最高出力は300hp、0-100km/h加速は6.5秒となっています。
搭載しているリチウムイオンバッテリーは「ハイブリッドグレード」と同様ですが、EVモード走行は52kmのゼロエミッション走行が可能となっています。
走行モードは「EVモード」「スポーツモード」「コンフォートモード」「ハイブリッドモード」の4つから選択でき、「GTハイブリッド4」グレードでは「4WDモード」の選択もできます。バッテリーへの充電時間は標準コンセントで約7時間、急速チャージャーでは約1時間45分です。
インテリアでは、コンパクトになったステアリングホイールにはパドルシフトを、ドライバーの視界も広げ、足元も広々とした空間を確保しています。
プジョー「3008ハイブリッド」にはプジョーの新生代コックピット「i-Cockpit」を搭載しています。よ操作パネルは、より自然なドライビングを目指して設定され、ヘッドアップディスプレイやタッチスクリーンは人間工学に基づいて装備されています。
ヘッドアップディスプレイは12.3インチで高解像度のものを搭載し、ドライバーの目線内に、走行モードやバッテリーの残量、航続距離など、運転する際に重要となる情報をディスプレイに映し出します。
インストルメントパネルの中央に設置された10インチの大型タッチスクリーンはタブレットのように設置されています。タッチスクリーンには電費と燃費、エネルギーフローや充電ステーションの位置、EVモードの航続などの情報が表示されます。
トランスミッションは8速ATで、電動式のシフトレバーはワンタッチ操作が可能となっています。
プジョー3008に2.0LのディーゼルエンジンであるBlueHDiが搭載!2019年2月4日に発売済み
プジョーのミドルクラスSUVである3008に2019年2月4日、2.0Lのディーゼルエンジンを搭載した特別仕様車「3008 BlueHDi Clean Edition」がラインナップしました!いままでの1.6Lガソリンエンジンではなく、パワフルな2.0Lのディーゼルエンジンを搭載したモデルです。
トランスミッションには、8速EATが搭載されガソリン車のミッションより多段化しています。ボディサイズは変わらず、全長4,450mm・全幅1,840mm・全高1,630mmの3ナンバーサイズで、燃費は17.8km/Lを記録しています。
全長 | 4,450mm |
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全幅 | 1,840mm |
全高 | 1,630mm |
ホイールベース | 2,675mm |
最低地上高 | 175mm |
エンジン種類 | 直列4気筒ディーゼルターボ |
排気量 | 1,997cc |
最高出力 | 130kW/3,750rpm |
最大トルク | 400Nm/2,000rpm |
燃費 | 17.8km/L |
ボディカラーはマグネティックブルー・パールホワイト・アルティメットレッド・ハリケーングレーの4色で、グレー以外の3色はオプションカラーとなります。価格帯は399万円からで、シート素材をアルカンターラにするなど装備が豪華になったGTグレードもラインナップしており、価格帯は448万円です。
3008BlueHDi GTには、オプション装備として運転席メモリー付き電動シート・ランバーサポート・フロントシートヒーター・360°フロントカメラ・パークアシスト・パノラミックサンルーフの内容になった「ファーストクラスパッケージ」が30万円で、「ファーストクラスパッケージ・ナッパレザーシート」が60万円で設定できます。
プジョー3008BlueHDiの価格帯
- 3008 BlueHDi:3,990,000円
- 3008 BlueHDi GT:4,480,000円
プジョー3008は2009年に初代が発売されたSUVで2017年には2代目へとモデルチェンジ
プジョー3008は、カーラインナップの中でもミドルクラスのSUVで、2009年より販売されているモデルです。日本市場へは2010年から導入していて、1.6Lガソリンモデルのみラインナップしていました。全長は4,365mm・全幅1,835mm・全高1,640mmの3ナンバーサイズで、モデルチェンジした2代目とほぼ同じサイズです。
駆動方式はFFの2WDですが、ダイナミックロールコントロールやグリップコントロールなど、走破性の高い装備を搭載し、軽いオフロードなら走破しやすくなっています。ルーフのほぼ全てがガラスとなったパノラミックガラスルーフなど日本車にあまり見られない装備が魅力的です。
全長 | 4,365mm |
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全幅 | 1,835mm |
全高 | 1,640mm |
ホイールベース | 2,615mm |
2016年に欧州でモデルチェンジされたプジョー3008は、日本市場で2017年に発売されています。LEDを用いたポジションランプなど先進的な面も後押ししてヨーロッパでは半年で10万台のオーダーを獲得するほど人気の車種となっています。
ボディサイズは初代から少し大きくなり全長は4,450mm・全幅1,840mmですが、全高は下がり1,630mmになっています。ホイールベースは60mm伸びていて、直進安定性が良くなっています。新しく追加されたGTグレードの全幅はさらにワイドボディになり1,860mmになっています。
全長 | 4,450mm |
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全幅 | 1,840mm(1,860mm) |
全高 | 1,630mm |
ホイールベース | 2,675mm |
日本市場ではアリュール・アリュールLEDパッケージ・GTライン・CROSSCITY・BlueHDi・BlueHDi GTと、ガソリン仕様とディーゼル仕様がラインナップしています。
3008の日本市場でのラインナップ
- Allure:3,570,000円
- Allure LED Package:3,750,000円
- GT Line:3,990,000円
- BlueHDi Clean Edition:3,999,000円
- CROSSCITY:4,050,000円
- BlueHDi GT:4,480,000円
プジョー3008に搭載されているエンジンはガソリン仕様のほかにディーゼル仕様が追加
2017年に発売された2代目3008に搭載されているエンジンは、1.6Lのガソリンターボエンジンで、最高出力は121kW(165PS)、最大トルクは240Nmを発揮します。ダウンサイジングターボエンジンらしく燃費も上々で14.5km/Lを記録しています。
トランスミッションには6速オートマが搭載されていて、パドルシフトを装備しているためハンドルから手を離さずともマニュアルシフト感覚のドライビングを楽しめます。
エンジン種類 | 直列4気筒ターボ |
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排気量 | 1,598cc |
最高出力 | 121kW(165PS)/6,000rpm |
最大トルク | 240Nm/1,400~3,500rpm |
燃費 | 14.5km/L |
また、2019年2月に追加されたBlueHDiクリーンエディションでは、そのモデル名の通りクリーンディーゼルエンジンを搭載していて、排気量もトランスミッションもパワーアップしています。ディーゼルを搭載したGTグレードでは、さらに全幅が広がり最上級グレードとしての貫禄も漂います。排気量は2.0Lのディーゼルターボを搭載し、トランスミッションは8速へと多段化しています。燃費も上がり17.8km/Lをマークしていますが、ガソリンモデルに比べて42万円値上がりしています。
エンジン種類 | 直列4気筒ターボ |
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排気量 | 1,997cc |
最高出力 | 130kW(177PS)/3,750rpm |
最大トルク | 400Nm/2,000rpm |
燃費 | 17.8km/L |
高級感のあるプジョー3008のモデルチェンジ遍歴
プジョー・3008はフランスのプジョーが販売するミドルサイズのクロスオーバーSUVです。4007や4008は三菱からOEMを受けていますが、3008はプジョーが開発と生産を行っています。
プジョー3008 初代 T84型/2009年~2016年
2008年のパリモーターショーで公開されたコンセプトカー「プロローグHybrid4」から市販仕様が2009年3月のジュネーブ国際モーターショーがワールドプレミアされました。2010年6月より、日本市場への導入が開始されました。日本ではベーシックの「Premium」と、高級感のある「Griffe」のグレード展開です。
2013年9月には後期型をフランクフルトモーターショーで発表しました。
プジョー3008 2代目 P84型/2017年~
2017年、新世代PSA EMP2プラットフォームを採用した2代目が登場。日本では3月に発売を開始し、「アリュール」「アリュールLEDパッケージ」の2種類が用意されました。さらに、限定80台で「アリュールデビューエディション」と、限定180台で「GTラインデビューエディション」が日本導入記念特別仕様車として発売されました。
2020年9月にフェイスリフトが施され、外観が刷新されました。日本では翌2021年1月にフェイスリフト版が発売され、「GT HYBRID 4」が新たに追加になりました。
プジョー3008のモデル | 販売年表 |
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初代 T84型 | 2009年~2016年 |
2代目 P84型 | 2017年~ |
プジョー3008はミドルクラスSUVで燃費のいいディーゼルエンジンを搭載しさらに使いやすく進化した
プジョーの3008は、2008と5008の間にあるミドルクラスSUVで、2019年2月にディーゼルエンジンを搭載する特別仕様車のBlueHDiクリーンエディションを発売しました。上級グレードにはGTが設定され、20mmワイドになったボディでラインナップしています。
価格帯は399万円からで、燃費は向上し出力・トルクともに上がっています。排気量は2.0Lのため自動車税の金額はガソリン車と比べても同じで、ディーゼルエンジンに変わったことによるマイナスの面はありませんが、強いて言うならば車両価格が上がったことでしょう。
兄弟車には3008をベースにした7人乗り仕様の5008がラインナップしています。先進的で燃費もよく燃料代も安いディーゼルエンジンを搭載した3008はこれからも日本市場だけではなく、欧州や中国市場でも愛される車となるでしょう。