フォルクスワーゲンのビートルがEVとなって生まれ変わる?IDシリーズの派生モデルとなって登場か
2011年から販売されているザ・ビートルが2019年に販売終了することとなり、後継モデルの発表はありません。ですが、将来的にEVとして復活する可能性も出てきました。ザ・ビートルではフロントエンジン・フロントドライブのFF車で、タイプ1と呼ばれる初代のRRではなくなっていますがモデルチェンジを繰り返し販売継続されてきました。
ガソリン車のビートルは3代目の「ザ・ビートル」で終了となりますが、ID.Buzzのようにタイプ2がインスパイアされた車種が展開されるとタイプ1をインスパイアしたIDシリーズが誕生する可能性もあります。ガソリン車の「ザ・ビートル」の今後や、ビートルのEV化について紹介します。
ガソリン車のビートルは2019年に生産終了!後継モデルは発表されていない
2019年に生産終了が決まったフォルクスワーゲンの名車ビートル
ガソリン車のビートルは2019年に生産終了し、フォルクスワーゲンでは終了直前に「See You The Beetle」キャンペーンを行っていました。2019年までの販売終了までに特別仕様車を続々発表していて、第1弾ではフェンダー社のサウンドシステムを搭載した「The Beetle SOUND」が発売され、第2弾ではダイヤモンドステッチを施したナッパレザーを装備した「The Beetle Exclusive」が発売されました。
The Beetle SOUND | 294万円(全国限定300台) |
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The Beetle Exclusive | 333万円(全国限定500台) |
2019年の販売終了までにSOUNDやExclusiveのほかにも様々な特別仕様車のビートルが発売されました。残念ながら後継モデルは販売される予定がなく、ワーゲンバスとも呼ばれるタイプ2をインスパイアしたID.Buzzがレトロ路線の後継となります。
ID.Buzzが出たあとにビートルは4ドアEVとして生まれ変わる?
EVのID.Buzzは2022年に販売予定でビートルの後継車になる可能性もある
タイプ2をインスパイアした電気自動車のID.Buzzは、2022年に発売予定でそれまで「タイプ1をインスパイアした電気自動車」というモデルは発売されないでしょう。噂ではありますが4ドアモデルの電気自動車が開発されていて、それがビートルやタイプ1の後継モデルになるのではないかと言われています。
Volkswagen E-Bugster
ボディタイプはザ・ビートルやタイプ1に酷似しているデザインで、Bピラー付近にドアハンドルが2つ見えることから4ドアタイプになるのではないかと言われています。ビートルEVの量産の前にはEVモデルであるIDシリーズの成功を収めなければならず、フォルクスワーゲンにはその手腕が問われると考えられます。
ビートルEVは構想中の段階で実現しないことも十分にあり得る
フォルクスワーゲンのビートルは2019年に生産終了し、日本仕様のものは手に入らなくなります。タイプ1から続いてきた道は一旦途絶えることになり、ザ・ビートルが今のところの最終モデルとなっています。4ドアのEVモデルになると見られているビートルEVは、構想中の段階で現実のものとなるのは同じEVであるIDシリーズにかかっています。