バレーノの内装

バレーノの内装を徹底解説 コックピット・シート・安全装備をXT・XSグレード別に比較

バレーノの内装をコックピット・シート・ラゲッジ・安全装備に分けて詳細解説。エコドライブアシスト照明や6速パドルシフト、レーダーブレーキサポート2など、当時のコンパクトカーでは希少な装備が揃った魅力的な1台です。中古車選びの参考にどうぞ。

バレーノの内装を徹底解説 コックピット・シート・安全装備をXT・XSグレード別に比較

スズキ バレーノの内装の特徴は?コックピット・シート・ラゲッジをグレード別に解説

インドのマルチ・スズキ・インディアが製造を手掛けたハッチバック車「スズキ・バレーノ」の内装を、XT・XSのグレード別の違いに触れながらコックピット・シートデザイン・ラゲッジルーム・安全装備のカテゴリ別に詳しく解説します。
バレーノは2016年3月に日本市場で発売されたコンパクトハッチバックで、シンプルで上質な内装デザインと充実した安全・快適装備が特徴でした。残念ながら日本では2020年7月をもって販売終了しており、現在は中古車市場での流通のみとなっています。なお、インド市場では2022年に2代目バレーノが発売されていますが、日本への導入は現時点で予定されていません。中古車選びの参考として、バレーノの内装をあらためて振り返ります。

バレーノのコックピットは近未来を感じさせるスタイリッシュな設計。シルバーの加飾がポイント

バレーノのコックピットスズキ・バレーノ XTのコックピット。シルバー加飾が上質感をプラスしている

バレーノのコックピットは、グレード間でデザインの大きな差はありません。ブラックを基調とした内装にシルバーの加飾を施し、ステアリングホイールには握り心地の良い本革巻を採用した、洗練された質感の高い仕上がりとなっています。

バレーノのカラードット液晶ディスプレイカラードット液晶ディスプレイで視認性に優れたバレーノのメーターが運転をサポート

バレーノの2眼メーター

バレーノの2眼メーターはハイコントラストで走行中も確認しやすい設計です。グラフィカルなマルチインフォメーションディスプレイは燃費情報・走行時間・エコスコアなどの多彩な情報をわかりやすく表示します。

バレーノのエコドライブアシスト照明エコドライブアシスト照明はXSに標準装備。燃費に合わせてイルミネーションがブルーからグリーンへ変化する

エコドライブアシスト照明はバレーノXSにのみ標準装備されるシステムです。エコ走行が実現されるほど、メーターのイルミネーションがブルーからグリーンへと変化し、燃費状況を視覚的に知らせてくれます。

バレーノのパドルシフト素早いシフトチェンジを可能とする6速マニュアルモード付パドルシフトはドライブをより楽しくしてくれる

手元でシフト操作を行える6速マニュアルモード付パドルシフトはバレーノXTの標準装備です。ステアリングホイール裏に配置されており、走行中のスムーズなシフトチェンジを実現します。

バレーノのシートデザインはブラックカラーで統一。グレードによって素材が異なる

バレーノのシートバレーノのシートは落ち着きのあるブラックカラーを採用

バレーノのシート内装はグレードによって素材が異なります。上級グレードのXTには本革表皮を、ベースグレードのXSにはファブリック表皮を採用しており、どちらもブラックカラーで内装色と統一感を持たせた設計です。

バレーノのシートスライドとシートリフタードライバーの体格に合わせてドライビングポジションを最適に設定できる

バレーノのシートはシートスライドとシートリフターを搭載しており、ステアリングのチルト・テレスコピック機構と組み合わせることで、体格に合った最適なドライビングポジションに細かく調整できます。長距離ドライブでの疲労軽減にも役立ちます。

バレーノのシートヒーター運転席と助手席のシートヒーターはバレーノ全車に標準装備

シートヒーターはオプション設定となることが多い装備ですが、バレーノではXT・XS両グレードに標準装備されています。本革シートのXTは夏場に熱くなりやすいため、シートカバーの使用も検討するとよいでしょう。

バレーノのラゲッジルームは320Lの荷室容量を確保。ゴルフバッグも積載できる実用的な広さ

バレーノのラゲッジルーム320Lのラゲッジルームを有するバレーノには9.5インチのゴルフバッグも積める

バレーノのラゲッジスペースは荷室容量320Lを確保しており、ゴルフバッグ(9.5インチ)の積載にも対応しています。深さを調整できるラゲッジボードを活用すると収納の自由度がさらに高まり、ボードを上段に設置してリアシートを倒せばフラットな大型スペースも確保できます。後部座席は6:4分割可倒式のため、乗車人数や荷物の量に合わせた柔軟なシートアレンジが可能です。

バレーノの収納気の利く収納スポットを多数配置したスズキ・バレーノ

車内の収納スペースは運転席を中心に充実しており、運転中でも手を伸ばしやすい位置に配置されているのが特徴です。ドリンクホルダー・ドアポケット・グローブボックスなど日常使いに便利な収納が揃っています。

バレーノは全車にミリ波レーダー方式の衝突被害軽減ブレーキを標準装備

衝突被害軽減ブレーキを全グレード標準装備するバレーノは、政府が普及啓発するサポカー(サポートカー)に該当します。以下の安全装備をXT・XS両グレードで標準装備しています。

  • 軽量衝撃吸収ボディー TECT(テクト)
  • 歩行者傷害軽減ボディー
  • 頭部衝撃軽減構造インテリア
  • 運転席・助手席SRSエアバッグ
  • 頚部衝撃緩和フロントシート
  • レーダーブレーキサポート2(前方衝突警報・衝突警報ブレーキ・被害軽減ブレーキアシスト・自動ブレーキの4機能搭載)
  • アダプティブクルーズコントロール(先行車追従機能付)
  • エマージェンシーストップシグナル
  • ESP(横滑り防止装置)
  • ヒルホールドコントロール
  • 4輪ABS(EBD・ブレーキアシスト付)
  • ディスチャージヘッドランプ(ハイ/ロービーム、マニュアルレベリング機構付)
  • オートライトシステム
  • LEDポジションランプ
  • フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ
  • ハイマウントストップランプ(LED)
  • 防眩式ルームミラー
  • フロントベンチレーテッドディスクブレーキ

特に注目したいのがアダプティブクルーズコントロール(先行車追従機能)の全車標準装備です。バレーノが発売された2016年当時、コンパクトカーでアダプティブクルーズコントロールを標準装備していた国産車はほぼなく、価格を考慮しても際立った装備内容でした。高速道路や長距離ドライブでの疲労軽減に大きく貢献する機能です。

スズキ・バレーノの内装は充実した装備と随所の高級感が魅力。中古車選びの参考に

バレーノの内装

整理されて操作しやすいインパネ周り、スタイリッシュなブラック×シルバーのデザイン、そして全車標準のシートヒーターやアダプティブクルーズコントロールなど、バレーノの内装・装備は価格帯を超えた充実ぶりが魅力でした。XT・XSどちらのグレードを選んでも満足度の高い仕上がりとなっています。
日本での販売は2020年7月で終了しており、現在は中古車市場のみで流通しています。走行距離や整備履歴をしっかり確認したうえで選ぶことをおすすめします。フロアイルミネーションやシートカバーなど純正アクセサリーも充実していたため、カスタムしながら長く乗り続けているオーナーも多いモデルです。