日産NISMOシリーズとは レーシング・テクノロジーをフィードバックしたコンプリートカーの特徴と車種一覧
NISMOは、30年以上にわたり国内外のレースで技術力を磨いてきた日産のワークスチームです。公道よりも過酷なレースシーンで鍛え上げられたテクノロジーを量産車へと導入した「GT‐R NISMO」などのNISMOシリーズは、日産ラインナップの中でもとりわけ人気の高い特別な存在です。
ここでは、SUPER GT等のモーターレースに参戦する競技車両で構築されたレーシング・テクノロジーをフィードバックし、ECUチューニングをはじめとする専用仕上げが施されたコンプリートカー、日産NISMOシリーズの特徴やスペック情報を車種別に紹介します。
日産NISMOシリーズの特徴 専用チューニングと専用装備で市販車の走行性能を限界まで引き上げる
1984年に日産が100%出資して誕生した「NISMO(Nissan Motorsports International Co., LTD.:ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社)」は、SUPER GTやル・マン24時間レースなどの国内外レースに参戦する競技車両の開発に関わっています。
NISMOは国内外のモーターレースで好成績を収める競技車両に搭載されたモーターテクノロジーを日産の市販車へ積極的にフィードバックし、走行性能を引き上げます。
日産NISMOシリーズの主な特徴
- 先進の空力技術を導入したエアロパーツを装備し、デザイン性と機能性を両立
- 専用チューニングによってベース車よりもハンドリング性能・グリッピング力を向上
- レースシーンで磨かれた人間工学を取り入れたドライバー志向のコックピットを採用
「GT-R NISMO」等の日産NISMOシリーズは、専用チューニングを施したECUや吸排気系統への専用パーツ導入、先進の空力技術によるリヤスポイラー等の充実した専用エアロを備え、ドライバーが運転する歓びを最大限に引き上げます。
日産NISMOシリーズ車種一覧 各車のレーシング・テクノロジーとスペック情報
NISMOがSUPER GTなどのモーターレースで磨いてきたレーシング・テクノロジーをフィードバックした日産NISMOシリーズ各車の特徴とスペック情報を紹介します。なお、後述のモデルの中には生産・販売を終了しているものが複数含まれます。各モデルの現在の販売状況については本文中に明記しています。
GT‐R NISMOは日産フラッグシップスポーツカーの最上級モデル(R35型は2025年8月に生産終了)
「GT‐R NISMO」は、日産のフラッグシップスポーツカーGT‐Rの最上級モデルです。同車にはSUPER GTで活躍するレース車両「NISSAN GT‐R NISMO GT3」に搭載された最先端のレーシング・テクノロジーが積極的に導入されています。なお、現行R35型GT-Rは2025年8月をもって18年の歴史に幕を閉じました。新規注文受付は終了しており、中古車市場での流通は続いています。
| 全長 | 4,690mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,895mm |
| 全高 | 1,370mm |
| ホイールベース | 2,780mm |
| 最小回転半径 | 5.7m |
| エンジン | VR38DETT DOHC・V型6気筒 |
| 総排気量 | 3.799L |
| 最高出力 | 441kW/6,800rpm |
| 最大トルク | 652Nm/3,600‐5,600rpm |
GT‐R NISMOのコックピット 横Gに対応する専用カーボンバックバケットシートが特徴
GT‐R NISMOは、GT500クラスで総合優勝を果たしたGT‐R競技車両のテクノロジーをフィードバックすることで、最高出力441kWという圧倒的なハイパフォーマンスを誇ります。
コックピットには、サーキットのコーナリング時に発生する横Gに対してもドライバーの身体をしっかりとホールドする高剛性カーボンバックシートを採用しています。ステアリングやインストルメントパネル上部にはアルカンターラ素材を用い、視覚的にもドライバーを楽しませる設計となっています。
GT‐R NISMOの空力性能と足回り SUPER GT参戦エンジニアが手がける専用エアロと専用チューニング
「GT‐R NISMO」は日産の直系ワークスチームNISMOが開発に参加することでパフォーマンスを最高レベルに引き上げています。Vモーショングリルを強調するカーボン製フロントバンパーや、カーボンサイドシルプロテクター等の専用エアロパーツは、SUPER GTに参戦する競技車両を担当した空力エンジニアが開発を手がけています。
サスペンションはタイヤの路面追従性向上・接地荷重変動低減を目的にセッティングが再設定され、ECUのチューニング見直しや専用ホイールへの切削加工による軽量化も行われています。
GT‐R NISMOのエンジン GT3専用タービンを採用した最高出力441kWの圧倒的パワー
GT‐R NISMOが搭載するVR38DETT型エンジンは、競技車両「NISSAN GT‐R NISMO GT3」にも採用されている高効率大容量の専用ターボチャージャーを組み込み改良を加えることで、最高出力441kWという圧倒的なパワーを実現しています。
高出力エンジンと組み合わせる4WDシステム「ATTESA E‐TS」は優れたトラクション性能を発揮します。標準装備のチタン合金製マフラーからは、フラッグシップスポーツカー最上級モデルにふさわしいエンジンサウンドが奏でられます。
「FAIRLADY Z NISMO」はNISMOテクノロジーで走行性能とデザインを高めたスポーツカー
「フェアレディZ NISMO」は、デザイン性の高い専用エアロパーツを装着し、専用チューニングを施すことで走行性能を引き上げたモデルです。現行のフェアレディZ NISMO(RZ34型ベース)は2023年8月に登場し、台数限定の抽選販売が行われています。フェアレディZ NISMOの内装は、レカロ社と共同開発した専用シートや専用大型タコメーター等を設置して、よりスポーティでスタイリッシュな空間へと仕上げています。
| 全長 | 4,330mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,870mm |
| 全高 | 1,315mm |
| ホイールベース | 2,550mm |
| 最小回転半径 | 5.2m |
| エンジン | VQ37VHR DOHC・V型6気筒 |
| 総排気量 | 3.699L |
| 最高出力 | 261kW/7,400rpm |
| 最大トルク | 374Nm/5,200rpm |
「フェアレディZ NISMO」のコックピット 専用RECAROシートと大型タコメーターでスポーツマインドを刺激
「フェアレディZ NISMO」のコックピットは、NISMOを象徴するレッドとブラックの2色でまとめられた空間に、サーキット走行にも対応する「専用チューニングのRECAROシート」や、NISMOロゴ入りの専用大型タコメーター等、ドライバーのスポーツマインドを刺激するパーツが散りばめられています。
専用シートはシェル構造を採用し、腰からわきにかけてのサイドサポート性能を高めることで乗車時の安定感と長距離運転時の疲労軽減を実現しています。
「フェアレディZ NISMO」の専用エアロパーツ 前後のダウンフォースを最適化して安定した走りを実現
「フェアレディZ NISMO」にはSUPER GT参戦競技マシンの空力テクノロジーをフィードバックしたフロントバンパーやリヤスポイラー等の専用エアロパーツを多数装備し、前後のダウンフォースを最適化しています。
ワイドサイズの専用フロントバンパーはボディ下部からフロア下への空気流入を調整し、コンパクト化されたリヤスポイラーは加速時のノーズアップを抑制する効果を持ちます。これらエアロパーツの協調効果によって路面にフィットするような抜群の安定走行を実現します。
エンジンシステム バンク別独立フルデュアルエキゾーストとECUチューニングで高回転域の伸びを実現
「フェアレディZ NISMO」が採用するエンジンはバンクごとに独立したフルデュアルエキゾーストシステムを導入して排気ロスを削減しています。搭載する車載コンピューターのセッティング最適化により、高回転域においてもシームレスで伸びやかな加速性を実現しています。
向上した走行性能にボディを対応させるため、YAMAHA製パフォーマンスダンパーやフロントメンバーブレース等の補強パーツを各部に装備しています。
「LEAF NISMO」はEVならではのレスポンスにNISMOチューニングを加えた新感覚スポーツEV
「リーフNISMO」は、モーターならではのシームレスで伸びやかな走りの特性に、NISMOのレーシング・テクノロジーを組み合わせることで、新感覚のスポーツEVドライブの可能性を広げたモデルです。
| 全長 | 4,510mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,790mm |
| 全高 | 1,550mm |
| ホイールベース | 2,700mm |
| 最小回転半径 | 5.4m |
| モーター(原動機) | EM57 |
| 最高出力 | 110kW/3,283‐9,795rpm |
| 最大トルク | 320Nm/0‐3,283rpm |
「リーフNISMO」のコックピット ガンメタクローム加飾の専用電制シフトがスポーツEVをイメージさせる
「リーフNISMO」のコックピットでは、新時代のスポーツEVをイメージさせるガンメタクローム加飾が施された専用電制シフトが存在感を発揮します。レッドセンターマーク付きアルカンターラ巻3本スポークステアリングや、インストルメントパネルの専用カーボン調フィニッシャー等が室内のスポーティさを演出しています。
「リーフNISMO」の専用エアロパーツ 競技車両のエアロダイナミクスをフィードバックしてダウンフォースを強化
「リーフNISMO」には、SUPER GTに参戦する競技仕様GT‐Rで構築したエアロダイナミクスを導入した専用エアロパーツを搭載し、車体を路面へ押し付けるダウンフォースを強化して高速走行時の直進安定性を向上させています。「レイヤード・ダブル・ウイング」と「バンパー両サイドL字形状」の協調効果によってもダウンフォースを高めています。
「リーフNISMO」の足回りと走行性能 専用サスペンション・電動制御ブレーキ・18インチアルミで強化
「リーフNISMO」はさらなる刺激的なEVドライブを追求するため、電動型制御ブレーキ・専用サスペンション・18インチアルミホイール等を装備して足回りを強化しています。コンチネンタルのスポーツタイヤはコーナリング安定性をサポートし、車速感応式電動パワーステアリング等のシステムもバージョンアップされています。
専用チューニングコンピューターにより、停止・発進を繰り返す市街地では標準リーフ比約2倍の加速立ち上がりを実現し、ワインディングロードではコーナリング時の加速レスポンスに改良を加えることで、走行シーンに適したエキサイティングな走りを追求しています。
「NOTE e-POWER NISMO」は日産の電動化技術とNISMOのレーシング・テクノロジーを融合させたコンパクトスポーツ(販売終了)
「ノートe-POWER NISMO」は生産を終了しており、現在は新車での購入ができません。後継として「ノートオーラNISMO」が販売されています。本モデルは、日産の電動化技術とNISMOのレーシング・テクノロジーが融合し、e-Pedalを踏み込むことで優れた静粛性と力強い加速を体感できるコンパクトスポーツでした。
NISMO専用にチューニングされたe-POWER Driveシステムを採用し、VCMをシャシーに合わせて最適制御することでEVの特性を最大限に活かした瞬発力のある加速を実現していました。専用のフロントクロスバーやトンネルステー等の補強パーツによってワンクラス上の乗り心地と操縦安定性を達成していた点も特徴です。
| 全長 | 4,165mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,695mm |
| 全高 | 1,535mm |
| ホイールベース | 2,600mm |
| 最小回転半径 | 5.2m |
| エンジン | HR12DE DOHC水冷直列3気筒 |
| 総排気量 | 1.198L |
| 最高出力(エンジン) | 58kW/5,400rpm |
| 最大トルク(エンジン) | 103Nm/3,600‐5,200rpm |
| モーター(原動機) | EM57 |
| 最高出力(モーター) | 80kW/3,008‐10,000rpm |
| 最大トルク(モーター) | 254Nm/0‐3,008rpm |
「NOTE e-POWER NISMO S」はシリーズ最高出力100kWと最大トルク320Nmを実現したトップモデル(販売終了)
ノートe‐POWERシリーズのトップモデルにあたる「ノートe-POWER NISMO S」もすでに生産を終了しています。インバーターへの改良とVCMの専用チューニング・モーター出力増加・減速機強化により、同シリーズトップの最高出力100kWと最大トルク320Nmを実現していました。
「D」「B」の2レンジにそれぞれ「NORMAL」「S」「ECO」の3モードを設定してEVドライブモードを細分化し、市街地からワインディングロードまで走行状況に合った走りを選べる設計でした。
ノートe-POWER NISMO Sの主な専用装備
- NISMO S専用エンブレム(フロント/リヤ)
- LEDヘッドランプ(ロービーム、オートレベライザー付)
「NOTE NISMO」は専用装備で内外装の魅力と走行性能を高めたコストパフォーマンスの高いコンパクトカー(販売終了)
「ノートNISMO」はすでに生産を終了しており、新車での購入はできません。GT‐Rの競技車両にフィードバックされるレーシング・テクノロジーを応用したリヤスポイラー・リヤバンパーや、専用チューニングされたHR12DDTエンジンとエクストロニックCVTの組み合わせによる伸びやかな加速レスポンスが特徴のコストパフォーマンスに優れたモデルでした。
| 全長 | 4,165mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,695mm |
| 全高 | 1,540mm |
| ホイールベース | 2,600mm |
| 最小回転半径 | 5.2m |
| エンジン | HR12DDR DOHC水冷直列3気筒 |
| 総排気量 | 1.198L |
| 最高出力 | 72kW/5,600rpm |
| 最大トルク | 142Nm/4,400rpm |
「NOTE NISMO S」は1.6Lエンジン+5速MTで走行性能を極限まで高めたパフォーマンスモデル(販売終了)
「ノートNISMO S」はすでに生産を終了しています。NISMOのレーシング・テクノロジーを積極的に導入した1.6Lエンジンと5速マニュアルを搭載し、走行性能を徹底的に引き上げた究極のパフォーマンスモデルでした。
専用シリンダーヘッド・専用ピストンで圧縮比を高め、カムシャフトのハイリフト化・専用吸排気システムの導入により低回転から高回転域にわたるパワフルな走りを実現していました。ブリヂストンのスポーツタイヤPOTENZA S007の装着・サスペンションのチューニング再設定のほか、リヤアンダーフロアVバーやリヤサスペンションメンバーステー等の補強パーツもボディに装備していました。
ノートNISMO Sの主な専用装備
- NISMO S専用フロントバンパー(エアダクト付)
- 専用ブリヂストンPOTENZA S007タイヤ&17インチアルミホイール
- 専用コンビメーター(nismoロゴ入り、260km/hスケール)
- 専用アルミ製アクセル・ブレーキ・クラッチペダル
- 専用スポーツシート(nismoロゴ入り、レッドステッチ付)
- NISMO S専用チューニングコンピューター(ECU)
- 専用スエード調スポーツシート(nismoロゴ入り、レッドステッチ付)
「MARCH NISMO」は小回りの利くコンパクトボディに専用チューニングを施した街乗りスポーツカー(販売終了)
「マーチNISMO」はすでに生産を終了しています。ベース車のマーチ自体も日本国内での販売を終了しています。最小回転半径4.5mと小回りが利いて運転しやすいマーチをベースに、1.2LエンジンとエクストロニックCVTを組み合わせ、専用フロントバンパーや専用サスペンション等を装備してドライブ時の高揚感を高めたモデルでした。
| 全長 | 3,870mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,690mm |
| 全高 | 1,500mm |
| ホイールベース | 2,450mm |
| 最小回転半径 | 4.5m |
| エンジン | HR12DE DOHC水冷直列3気筒 |
| 総排気量 | 1.198L |
| 最高出力 | 58kW/6,000rpm |
| 最大トルク | 106Nm/4,400rpm |
「マーチNISMO」のコックピットと走行性能 ブラック&レッドの内装とGT‐Rフィードバックのエアロでゼロリフトを実現
「マーチNISMO」の室内空間はブラックとレッドを基調とし、常時ドライバーの手が触れるステアリングホイールにレッドセンターマークを採用してデザイン性と質感を高めていました。
SUPER GTシリーズに参戦するGT‐R競技車両の空力テクノロジーを取り入れた専用デザインのフロントバンパーやルーフスポイラーによって空気抵抗を低減しダウンフォースを効果的に発生させてゼロリフトを実現。ステアリング・ブレーキ等各ユニットの専用チューニングにより足回りとハンドリング性能を強化し、軽量ボディと組み合わせることで高速走行時も安定した走りを可能としていました。
「MARCH NISMO S」は1.5Lエンジン・5速MT・専用ブレーキシステムを装備したドライバーズカー(販売終了)
「マーチNISMO S」もすでに生産を終了しています。圧縮比・エキゾーストシステム・ECUの電子制御システムに改良を加えた1.5Lエンジン、5速マニュアルトランスミッション、専用ブレーキシステムを組み合わせた走り重視のモデルでした。
MARCH NISMO Sの主な専用装備
- HR15DEエンジン(専用チューン)
- 5速マニュアル
- 専用シフトノブ&シフトブーツ(レッドステッチ付)
- 専用アルミ製アクセル・ブレーキ・クラッチペダル・フットレスト(nismoロゴ入り)
- NISMO S専用エンブレム
- 専用スポーツシート(nismoロゴ入り、レッドステッチ付)
- 専用ブレーキシステム
- 専用チューニングコンピューター(ECU)
「JUKE NISMO」はヨーロピアンテイストのクロスオーバーSUVに専用装備で存在感を際立てたモデル(販売終了)
「ジュークNISMO」はすでに生産を終了しています。先代ジュークをベース車両として、専用フロントグリルやフロントバンパー等のアイテムを装備し、ボディ全体をレッドラインで貫いたモデルです。走行性能だけでなくヨーロピアンテイストのエクステリアが評価されていた先代ジュークのスタイリッシュなボディの存在感をさらに高めました。なお、2代目以降のジュークにはNISMOグレードは設定されていません。
| 全長 | 4,165mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,770mm |
| 全高 | 1,835mm |
| ホイールベース | 2,530mm |
| 最小回転半径 | 5.3m |
| エンジン | MR16DDT DOHC直列4気筒 |
| 総排気量 | 1.618L |
| 最高出力 | 140kW/5,600rpm |
| 最大トルク | 240Nm/1,600‐5,200rpm |
「ジュークNISMO RS」は最高出力157kW・最大トルク250Nmを誇るハイパフォーマンスクロスオーバーSUV(販売終了)
「ジュークNISMO RS」もすでに生産を終了しています。先端のレーシング・テクノロジーを積極的にフィードバックして最高出力157kW・最大トルク250Nmを実現し、8速マニュアルモード付パドルシフトを備えるCVT-M8や専用チューニングのエンジン・サスペンション等を搭載して走行パフォーマンスを飛躍させていました。フロアクロスメンバーステーやリヤシートバックブラケット等の補強パーツも装備し車体剛性を高めていました。
ジュークNISMO RSの主な専用装備
- 専用チューン1.6L直噴エンジン(MR16DDT)
- インテリジェント4×4(NISMO RS専用チューンド・トルクベクトル付)
- 専用スピードメーター(RSロゴ入り、240km/hスケール)
- 専用車速感応式電動パワーステアリング
- 専用スエード調メーターフードカバー(レッドステッチ付)
「SERENA NISMO」はミニバンの実用性に走行性・デザイン性を加えたファミリーカー(現在はAUTECHに移行)
「セレナNISMO」は、最大8名が乗車できる日産の主力ミニバン「セレナ」をベースに、専用サスペンション等の追加装備や専用チューニングのパワートレイン等を設定したモデルです。なお、現在セレナNISMOはAUTECHグレードに移行しています。
| 全長 | 4,805mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,740mm |
| 全高 | 1,850mm |
| ホイールベース | 2,860mm |
| 最小回転半径 | 5.7m |
| エンジン | MR20DD DOHC管内直接燃料噴射直列4気筒 |
| 総排気量 | 1.997L |
| 最高出力 | 110kW/6,000rpm |
| 最大トルク | 200Nm/4,400rpm |
「セレナNISMO」の内外装 エアロパーツ・各メーター・シートにレッドラインを効果的に配置してスポーティさを向上
「セレナNISMO」は採用するエアロパーツやドアミラー・各メーター・シートなどの内外装パーツにレッドラインやステッチを効果的に用いて、NISMOらしい上質感とスポーティさを両立させていました。
「セレナNISMO」の走行性能 専用エアロパーツと補強パーツで空力・ボディ剛性・乗り心地を強化
「セレナNISMO」にはSUPER GTに参戦するNISSAN GT-Rが蓄積した空力技術をフィードバックした、エアダクト付き専用フロントバンパーや専用リヤスポイラー等のエアロパーツが搭載されていました。これらの協調効果により空気抵抗を増やすことなく効率的なダウンフォースを発生させ、スポーティな走りと安定走行を両立していました。
各部にセンタークロスバーやセンターアンダーブレース等の補強パーツを設置して高剛性ボディを実現し、ミニバン特有の高重心・高重量によるふらつきを抑えるためブリヂストンの高性能タイヤ「POTENZA Adrenalin RE003」を装着していました。専用サスペンションと専用車速感応式電動パワーステアリングとの組み合わせで乗員全員が快適に乗れる乗り心地を追求していました。
日産NISMOシリーズはレーシング・テクノロジーを市販化し走りの歓びを追求してきたブランド
「GT‐R NISMO」や「フェアレディZ NISMO」などのNISMOシリーズは、SUPER GT等に参戦する競技仕様車で磨かれたレーシング・テクノロジーを導入した専用エアロパーツと専用チューニングによって、ベース車の走りの魅力を大幅に引き上げてきました。
R35型GT-Rは2025年8月に生産を終了し、ノートNISMO・マーチNISMO・ジュークNISMOなども順次生産を終えています。現在のNISMOロードカーとしてはリーフNISMO・フェアレディZ NISMO等が継続展開されており、NISMOブランドは電動化技術とレーシングテクノロジーの融合を軸に新たな走りの可能性を追い求め続けています。中古車で歴代モデルを探すという楽しみ方も多くのスポーツ志向のドライバーに支持されています。