ヘッドライトが丸目の車種

丸目ヘッドライトの車種一覧 軽自動車から輸入車まで個性的な丸目ライト搭載モデルを解説

丸いヘッドライトの車種が知りたい方へ。軽自動車から普通車・輸入車まで、丸目ヘッドライト採用モデルをまとめて比較。生産終了モデルの情報や、ヘッドライトデザインの歴史も解説します。

丸目ヘッドライトの車種一覧 軽自動車から輸入車まで個性的な丸目ライト搭載モデルを解説

丸目ヘッドライトの車種一覧 可愛いだけじゃないレトロ感あふれる国産・輸入車まとめ

丸いヘッドライトを持つ車はファニーフェイスで愛嬌があり、オーナーの愛着もわきやすいのが特徴です。近年発売される車のほとんどはキリッとつり上がった目を採用しており、丸目ヘッドライトを選ぶことは「他の人と違う個性」を演出する手段にもなっています。

かつて自動車といえば丸型ヘッドライトがほとんどでしたが、1980年代ごろから角型や車体形状に沿ってデザインされた異形ライトが登場し、丸目ライトは徐々に採用が減っていきました。しかしホンダのN-ONEやスズキのジムニー、ダイハツのコペンなど、丸目ヘッドライトを採用する車種は一定数存在しています。

本記事では丸目ヘッドライトを搭載した国産・輸入車を紹介します。可愛い軽自動車から力強いオフロードSUVまで、レトロ感あふれる丸いヘッドライトの車種を幅広くご覧ください。なお、記事内で取り上げる一部の車種は生産終了・販売終了となっています。各車種の販売状況については本文中に明記しています。

ホンダe~愛嬌のある丸目ヘッドライトを採用したホンダ初の量産型EV(生産終了)

ホンダeのエクステリア「ホンダe」は丸目のヘッドライトにもマッチするプラチナホワイト・パールなど全6色のボディカラーを展開していた

愛嬌のある丸目のヘッドライトが印象的な「ホンダe」は、2020年10月に発売されたホンダ初の量産型EVです。ただし2024年1月に生産終了となっており、新車での購入はできません。

近代的な都市の街並みにマッチするよう丸みを帯びた台形型フォルムを採用し、親しみやすさと先進性を両立したエクステリアが特徴でした。室内には5つのスクリーンを水平基調に並べたワイドビジョンインストルメントパネルを採用し、車載情報だけでなくエンタメも楽しめる空間を実現。EV系パワーユニットにホンダが得意とするRR(リアモーター・リアドライブ)駆動技術を組み合わせた、走りを楽しめる一台でした。

ホンダeのスペック(参考値・生産終了モデル)
全長 3,895mm
全幅 1,750mm
全高 1,510mm
ホイールベース 2,530mm
最低地上高 145mm
モーター型式 MCF5 交流同期電動機
最高出力 113kW/3,497-10,000rpm
最大トルク 315N・m/0-2,000rpm
交流電力消費量 138 Wh/km

丸いヘッドライトを採用している車は普通車から軽自動車まで意外とたくさんある

丸目のヘッドライトのジープ丸目のヘッドライトを採用している車種はオフロードを走るゴツいモデルでも愛嬌のある顔になる

丸いヘッドライトを採用している車種は可愛い系の軽自動車だけではなく、普通車にも採用されています。レトロ感のある雰囲気をまとう丸目ライト採用の車種は、国内メーカーの軽自動車・普通車のほかに、外車(輸入車)もラインナップしています。ただし近年は生産終了・販売終了となったモデルもあるため、購入を検討する際は各車の最新状況をご確認ください。

ホンダ・N-ONEはNシリーズで唯一の丸目ヘッドライトを搭載した軽自動車

ホンダ N-ONEホンダの軽自動車であるN-ONEはNシリーズで唯一の丸目ヘッドライトを採用している車種

ホンダのN-ONEは2012年11月に初代が発売された軽自動車で、大きな丸目のヘッドライトを採用しています。2020年11月には2代目へとフルモデルチェンジし、初代の丸目デザインを継承しながら安全性能や走行性能を大幅に向上させました。

可愛いボディカラーだけでなく、レーシーな黄色やアーミーなアッシュグリーンなど男性にも似合うカラーも用意されています。ラインナップはガソリン車のみで駆動方式はFFと4WDが用意され、NA車のほかにターボ車も設定されているためリッターカーにも迫るパワフルな走りを楽しめます。スポーツグレードのRSは6MTのみの設定で、走りにこだわるドライバーにも支持されています。

N-ONEのスペック(参考値)
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,610mm
ホイールベース 2,520mm
最低地上高 150mm
エンジン型式 S07A
排気量 658cc
最高出力 43kW/7,300rpm
最大トルク 65Nm/4,700rpm
燃費 28.4km/L

スズキ・ジムニー、ジムニーシエラはモデルチェンジで昔ながらの丸目に戻りクラシカルな雰囲気をまとう

スズキジムニー2018年モデルジムニーは日本だけではなく世界中で愛されている自動車で2018年のモデルチェンジで丸目に戻った

スズキのジムニーには軽自動車の「ジムニー」と普通車の「ジムニーシエラ」の2モデルがラインナップしており、2018年のフルモデルチェンジで丸目のヘッドライトへと戻りました。グリル内に一直線に配置されたヘッドライトやウインカー類はレトロ感があり、長年の愛好家には懐かしく、初めて見る人には新鮮なデザインです。

ジムニーには660ccのターボエンジンが、ジムニーシエラには1,500ccのエンジンが搭載されており、どちらも力強い走りが実感できます。国内外で高い人気を誇り、納車待ちが発生しやすいモデルであることも知っておきたいポイントです。

日本車におけるヘッドライトの移り変わり
1960年代 丸型ヘッドライトのみ
1967年 リトラクタブルヘッドライトの登場(トヨタ2000GTが初搭載)
1970年代 角型ヘッドライトの登場
1980年代 異形ヘッドライトの登場
1996年 HIDヘッドライトの登場(日産テラノが初搭載)
2002年 リトラクタブルヘッドライトが終焉(RX-7が最後)
2007年 LEDヘッドライトの登場(レクサスLS600が初搭載)

スズキ・ハスラー、クロスビーは愛嬌のある顔でウインカー部分がアクセントになった個性的なデザイン

スズキハスラー・クロスビースズキのハスラーとクロスビーはヘッドライトに同じデザインを施しており、完全な丸目ではないがウインカー部分のアクセントを加えた造形である

スズキのクロスオーバーSUVであるハスラーは2014年に発売して大ヒットを記録した軽自動車で、2020年1月には2代目へとフルモデルチェンジしています。ハスラーを普通車サイズにしてエンジンもアップサイジングしたのがクロスビーです。ジムニーのような完全な丸目ではないですが、ウインカー部分がアクセントになったデザインは、どちらの車種にも共通する個性的な顔つきです。

ハイブリッド仕様もあり、ハスラーの標準グレードにはマニュアル4WDも設定されているため幅広いニーズに対応できます。クロスビーにはマニュアルグレードは設定されておらず、ハイブリッドの6ATのみとなる点は確認しておきましょう。

ハスラー・クロスビーのスペック
ハスラー クロスビー
全長 3,395mm 3,760mm
全幅 1,475mm 1,670mm
全高 1,665mm 1,705mm
ホイールベース 2,425mm 2,435mm
最低地上高 175~180mm 180mm
エンジン型式 R06A型 K10C型
排気量 658cc 996cc
最高出力 47kW/6,000rpm 73kW/5,500rpm
最大トルク 95Nm/3,000rpm 150Nm/1,700~4,000rpm
モーター型式 WA04A型 WA05A型
モーター最高出力 1.6kW/1,000rpm 2.3kW/1,000rpm
モーター最大トルク 40Nm/100rpm 50Nm/100rpm
燃費 26.2~32.0km/L 20.6~22.0km/L

スズキ・アルトラパンは初代から一貫した丸目フォルムが可愛らしい女性向け軽自動車

スズキアルトラパンスズキのアルトラパンは女性に人気の軽自動車で、初代から一貫して丸目のヘッドライトを搭載している

スズキのアルトラパンはウサギをモチーフとした可愛らしい女性向け軽自動車で、初代から一貫して採用されている丸型ヘッドライトが特徴です。写真は3代目(2015年発売)のモデルですが、現在も販売が続けられています。フェンダーアーチモールやスプラッシュガードを装備しつつ、ボディ全体に丸みとスクエアが共存した独特のスタイリングを持ちます。

エネチャージやアイドリングストップを搭載して燃費も優秀で、2WDのCVT車では35.6km/Lを記録しています(JC08モード・記事掲載時点)。価格帯も手頃でベースグレードから購入しやすいため、初めての軽自動車を探している方にも向いています。

アルトラパンのスペック(参考値)
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,525mm
ホイールベース 2,460mm
最低地上高 155mm
エンジン型式 R06A型
排気量 658cc
最高出力 38kW/6,500rpm
最大トルク 63Nm/4,000rpm
燃費 33.2~35.6km/L

スズキ・スペーシアギアはSUVルックの丸目ヘッドライトが個性的な軽スーパーハイトワゴン

スズキスペーシアギアスズキのスペーシアギアは、2018年12月に追加されたSUVルックの特別仕様車で丸目ヘッドライトとなった

スズキのスペーシアギアは、スペーシアをベースにSUVルックに仕上げた派生モデルです。写真は2018年12月に追加された初代スペーシアギアのものですが、2023年11月には2代目スペーシアのフルモデルチェンジに合わせて新型スペーシアギアも発売されています。凹凸デザインのフロントバンパーや力強い印象のグリル、独立ウインカーを備えた丸目ヘッドライトというデザインの方向性は2代目でも継承されています。

安全装備にはスズキセーフティサポートを搭載しており、軽スーパーハイトワゴンの実用性とSUVルックの個性を両立したモデルとして人気があります。

スペーシアギア(初代)のスペック(参考値)
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,800mm
ホイールベース 2,460mm
最低地上高 150mm
エンジン型式 R06A型
排気量 658cc
最高出力 38kW/6,500rpm
最大トルク 60Nm/4,000rpm
モーター型式 WA05A型
モーター最高出力 2.3kW/1,000rpm
モーター最大トルク 50Nm/100rpm
燃費 24.0~28.2km/L

ダイハツ・コペン Ceroはクラシカルな雰囲気をまとう縦長丸目ヘッドライトが印象的な2シーターオープン軽自動車

ダイハツコペンコペンのバリエーションの1つであるセロはクラシックなルックスとなり、縦長の丸目ヘッドライトを装備している

ダイハツのコペンは2シーターオープンの軽自動車で、スイッチひとつでルーフを自動開閉できる機構が特徴です。バリエーションは複数あり、ローブやエクスプレイはつり目タイプのヘッドライトを搭載していますが、2015年6月に発売されたCero(セロ)は縦長の大きな丸型ヘッドライトを採用したクラシカルなモデルです。

トランスミッションにはCVTと5速MTが用意され、直列3気筒ターボエンジンを搭載しているため軽自動車らしからぬ走行性能も楽しめます。外板を樹脂化して「着せ替え(DRESS-FORMATION)」が可能な独自の設計もコペンシリーズ共通の魅力です。

コペン セロのスペック
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,280mm
ホイールベース 2,230mm
最低地上高 110mm
エンジン型式 KF型
排気量 658cc
最高出力 47kW/6,400rpm
最大トルク 92Nm/3,200rpm
燃費 22.2~25.2km/L

ダイハツ・キャストは全バリエーションで丸目ヘッドライトを採用したクロスオーバー軽自動車(生産終了)

ダイハツキャストダイハツのクロスオーバーであるキャストはアクティブ・シティ・スポーツ系の3グレードを展開する車で全て丸いヘッドライトを装備している

ダイハツのクロスオーバーであるキャストは、アクティバ・スタイル・スポーツという3種類のテイストを展開し、すべてのバリエーションで同じ丸目のヘッドライトを装備していました。キャストは2023年に生産終了となっており、新車での購入はできません。

丸いヘッドライトがレトロな雰囲気をかもし出しながら、クロスオーバーな見た目の頼もしさも持ち合わせたモデルでした。NAとターボのエンジン、FFと4WDの駆動方式を設定し、燃費も24.8~30.0km/Lと優秀な数値を記録していました。

キャストのスペック(参考値・生産終了モデル)
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,600mm
ホイールベース 2,455mm
最低地上高 150~180mm
エンジン型式 KF型
排気量 658cc
最高出力 38kW/6,800rpm
最大トルク 60Nm/5200rpm
燃費 24.6~30.0km/L

フィアット500・500C・500Xはレトロモダンな丸目ヘッドライトで世界的人気を誇った輸入コンパクトカー(日本向け販売終了)

フィアット500(チンクエチェント)フィアット500(チンクエチェント)は、2007年に新型へとモデルチェンジし可愛らしい丸目のヘッドライトを受け継いだ

1957年生まれのフィアット500(チンクエチェント)は、2007年に新型へとモデルチェンジ。ルーフがオープンする500C、クロスオーバーの500Xと3種類のバリエーションがラインナップしていました。500と500Cはクリンとした丸いヘッドライト、500Xは少し伸びた卵型に近い丸目が特徴です。ただし、フィアット500および500Cは2024年5月をもって日本向けの販売が終了しています。

搭載エンジンはグレードにより異なり、1.2Lの8Vエンジン(500/500C)は出力59kW・トルク102Nm・燃費19.4km/Lで街乗りに適したスペックでした。ターボを搭載した2気筒エンジン「ツインエア」もラインナップしており、排気量は少ないながら1.2Lエンジンよりパワフルな走りを楽しめました。なお、いずれもハイオクガソリン仕様です。

フィアット・チンクエチェントのスペック(参考値・日本向け販売終了モデル)
500 500C 500X
全長 3,570mm 3,570mm 4,250mm
全幅 1,625mm 1,625mm 1,795mm
全高 1,515mm 1,505mm 1,610mm
ホイールベース 2,300mm 2,300mm 2,570mm
エンジン型式 312A2 312A2 55263624
排気量 875cc 875cc 1,368cc
最高出力 63kW/5,500rpm 63kW/5,500rpm 103kW/5,000rpm
最大トルク 145Nm/1,900rpm 145Nm/1,900rpm 230Nm/1,750rpm
燃費 24.0km/L 24.0km/L 15.0km/L

MINIは丸目がとってもキュートなファニーフェイスで男女ともに人気のおしゃれな輸入車

MINIMINIは2001年にBMWブランドから発売され、2013年には3代目へとモデルチェンジしている

MINIはBMWが展開するブランドのひとつで、おしゃれな輸入車を代表する1台です。ミニはクーパーとも呼ばれますが、実はグレード名で車名はMINI(ミニ)です。2024年3月には4代目へとフルモデルチェンジが行われ、丸目デザインを継承しながらEVグレードも追加されています。

ボディタイプは3ドア・5ドア・コンバーチブル・クラブマン(ワゴン)・クロスオーバーと多彩で、スポーツ仕様のジョンクーパーワークスも設定されています。グレード展開はベースのONE(ワン)、中間グレードのCOOPER(クーパー)、上級グレードのCOOPER S(クーパーS)があり、ガソリンモデルはハイオク仕様となるため維持費計算時に注意が必要です。

MINI・3ドアのスペック(参考値)
全長 3,835mm
全幅 1,725mm
全高 1,430mm
ホイールベース 2,495mm
エンジン型式 B38A15A
排気量 1,498cc
最高出力 75kW/3,900rpm
最大トルク 190Nm/1,380~3,600rpm
燃費 17.8km/L

フォルクスワーゲン ザ・ビートルはMINIと双璧をなすファッショナブルな丸目の輸入車(生産終了)

フォルクスワーゲンビートルフォルクスワーゲンのビートルは、2011年に「ザ・ビートル」へとモデルチェンジしていて2019年に生産終了した

  • フォルクスワーゲン タイプ1フォルクスワーゲン タイプ1
  • フォルクスワーゲン タイプ1フォルクスワーゲン タイプ1

フォルクスワーゲンのビートルは、世界で最多の生産台数記録を持つタイプ1(ビートル・かぶとむし)の後継モデルで、1998年に「ニュー・ビートル」、2011年に「ザ・ビートル」へとモデルチェンジを重ねてきました。ザ・ビートルは2019年7月に生産終了し、日本での新車販売も同年に終了しています。BMWのMINIと比較されることが多いおしゃれな丸目の輸入車です。

ボディタイプは3ドアのハッチバッククーペで、1.2Lターボエンジンを搭載したFFの2WDでした。ベースグレードのほかにスポーティなRラインもラインナップしており、燃費もベースグレードで17.6km/Lを記録していました。使用するガソリンはハイオクです。現在は中古車市場で探すことができます。

フォルクスワーゲン・ザ・ビートルのスペック(参考値・生産終了モデル)
全長 4,285mm
全幅 1,815mm
全高 1,495mm
ホイールベース 2,535mm
エンジン型式 CBZ
排気量 1,197cc
最高出力 77kW/5,000rpm
最大トルク 175Nm/1,500~4,100rpm
燃費 17.8km/L

ジープ・レネゲードはコンパクトボディに丸目ヘッドライトとジープのアイデンティティを凝縮したSUV

ジープレネゲードジープのレネゲードはコンパクトサイズのSUVで台形ホイールアーチや7スロットグリルなどアイデンティティをしっかり受け継いでいる

ジープのレネゲードは2015年より日本で販売を開始したフィアット500Xの兄弟車で、ジープの中では最もコンパクトなモデルです。ジープの特徴である7スロットグリルや台形のホイールアーチを採用し、丸目のヘッドライトを装備しています。

日本仕様のレネゲードはロンジチュード・リミテッド・トレイルホークの3グレード展開で、4WDモデルはトレイルホークのみの設定です。ロンジチュードとリミテッドはハイオク仕様、トレイルホークはレギュラー仕様のためランニングコストの差に注意が必要です。全長約4.2m・全幅1.8mの3ナンバーサイズながら全長が抑えられているため、国内でも比較的運転しやすい輸入SUVといえます。

ジープ・レネゲードのスペック
全長 4,255mm
全幅 1,805mm
全高 1,695mm
ホイールベース 2,570mm
最低地上高 170mm
エンジン型式 55263624
排気量 1,368cc
最高出力 103kW/5,000rpm
最大トルク 230Nm/1,750rpm
燃費 15.5km/L

ジープ・ラングラーは初代から伝統的に丸目ヘッドライトを装備するオフロードSUVの代名詞

ジープラングラージープのラングラーは初代から丸目ヘッドライトを装備していて、ウィリスジープの頃からのグリルデザインを継承しているモデル

ジープが販売するラングラーは初代から伝統的に丸目ヘッドライトを装備したモデルで、2ドアのほかにロングホイールベースの4ドアモデル「ラングラー アンリミテッド」もラインナップしています。2018年11月には4代目が日本で販売を開始しました。

2ドアのスポーツには3.6LのV6エンジンが搭載され、アンリミテッドには直4ターボの2.0Lエンジンを搭載したグレードも用意されています。どちらもレギュラーガソリン仕様で、全幅は1,895mmと迫力のあるボディサイズです。ウィリスジープの頃から続くグリルデザインをしっかり受け継いでおり、オフロードファンには特に人気の高いモデルです。

ジープ・ラングラーのスペック
全長 4,320mm
全幅 1,895mm
全高 1,825mm
ホイールベース 2,460mm
最低地上高 200mm
エンジン型式 G
排気量 3,604cc
最高出力 209kW/6,400rpm
最大トルク 347Nm/4,100rpm
燃費 9.6km/L

昔は丸いヘッドライトが主流だったが異形ライトの登場によりデザインの幅が広がった

日産ブルーバード160022(DATSUN410)1963年に発売した日産のブルーバード(410)この年代の車はトヨタのカローラもホンダのN360もみんな丸いヘッドライトだった

日産のブルーバードやトヨタのカローラ、ホンダのN360など、1960年代に発売された車の初代モデルはほとんどが丸型ヘッドライトを搭載しています。しかし、ブルーバードは1979年の910ブルーバードから、カローラも4代目モデルから角型ヘッドライトに変更され、次第に丸型ヘッドライトは特定の車種を除き減少していきます。

真四角の角型ヘッドライトが流行り出すと、次は車のデザインに合わせた形状の異形ライトが登場し、ウインカーが車体サイドに回り込んだデザインなども現れました。その後、同サイズのバルブで大光量を発するHIDヘッドライト(バイキセノン・ディスチャージ)が登場して灯体の小型化が進み、2007年に登場したLEDヘッドライトによってさらに設計の自由度が高まりました。

LEDの採用によりヘッドライトのデザインの幅が広がった結果、丸目・異形・スリムなど多彩な形状が現代の車に共存しています。丸目ヘッドライトがレトロモダンとして再評価されているのも、こうした技術的な進化があってこそといえるでしょう。

日本車におけるヘッドライトの移り変わり
1960年代 丸型ヘッドライトのみ
1967年 リトラクタブルヘッドライトの登場(トヨタ2000GTが初搭載)
1970年代 角型ヘッドライトの登場
1980年代 異形ヘッドライトの登場
1996年 HIDヘッドライトの登場(日産テラノが初搭載)
2002年 リトラクタブルヘッドライトが終焉(RX-7が最後)
2007年 LEDヘッドライトの登場(レクサスLS600が初搭載)

丸目のヘッドライトはレトロな雰囲気がおしゃれで国産・輸入車ともに根強い人気がある

丸目のヘッドライト

丸いヘッドライトは自動車が普及し始めたころにほぼすべての車に採用されていた形状で、時代とともに角型・異形・リトラクタブルなどさまざまに変化してきました。光源もハロゲンからキセノン・LEDへと進化し、灯体が小さくなったことでデザインの自由度も増しています。

キリッとつり上がったデザインのヘッドライトが主流の中でも、クラシカルな雰囲気と可愛らしさを併せ持つ丸目ヘッドライトは国内外のメーカーで採用事例があります。国内ではスズキ(ジムニー・ハスラー・アルトラパンなど)やホンダ(N-ONE)、ダイハツ(コペン セロ)が代表的で、輸入車ではジープやBMW MINIが丸目ライトを象徴的なデザインとして継承しています。

ただし、ホンダe・VWザ・ビートル・フィアット500(日本向け)・ダイハツキャストなど、本記事で紹介した車種の中にはすでに生産終了・販売終了となったモデルも含まれます。購入を検討する際は最新の販売情報を各メーカーや販売店で確認することをおすすめします。他の車と違う個性を発揮できる丸目の車で、楽しいカーライフを送ってみてはいかがでしょうか。