ハスラーのマイナーチェンジ情報 特別仕様車が追加
スズキが2014年から販売している軽クロスオーバーSUVのハスラーが、2018年11月1日に一部改良を行い同時に新しい特別仕様車の「Wanderer(ワンダラー)」を追加しました。およそ1年前にもマイナーチェンジをして特別仕様車を追加していますが、今回はどのような変更が行われたのでしょうか。
今回の一部改良によって、標準グレードのG・GターボCVT車にデュアルカメラブレーキサポートが標準装備になりました。設定された特別仕様車のワンダラーは、ウッディなカラーリングでログハウスに似合うイメージとなっています。
ほかにもハスラーで行きやすいキャンプやスキーなどのアウトドアに使いやすいG-SHOCKシリーズの女性向けモデルであるBABY-Gからは、ワンダラーをイメージしたカラーリングを施した特別モデルも発売されました。
さっそく、新しく設定された特別仕様であるワンダラーの仕様や、マイナーチェンジ(一部改良)の内容をチェックしていきましょう。
新型ハスラーが特別仕様車Jスタイル2を追加するマイナーチェンジを2022年5月9日に実施
特別仕様車Jスタイル2だけ選択できるウッディブラウンの2トーンカラーはトレンドを抑えたアースカラーが特徴
新型ハスラーのマイナーチェンジを2022年5月9日に発表。
発売は2022年5月23日です。改良内容はUSB電源ソケットや時間調整付フロント間欠ワイパーをハイブリッドXへ追加、ハイブリッドGにはLEDヘッドライトにアップデートします。
2022年新型ハスラーのマイナーチェンジ内容
- アダプティブクルーズコントロール(ACC)
- 車線逸脱抑制機能
- 全方位ナビ装着車にすれ違い支援機能を追加
- USB電源ソケット(HYBRID X)
- 時間調整付フロント間欠ワイパー(HYBRID X)
- LEDヘッドランプ(HYBRID Gターボ)
- ルーフレール
ロングドライブで便利な全車速追従オートクルーズコントロール(ACC)と車線逸脱抑制機能も全グレードに搭載され、便利に使いやすく進化するでしょう。
フルオートエアコンにはナノイーXを追加、ボディカラーにはウッディブラウンやソフトベージュの2トーンカラーなど、見た目と機能性が充実した特別仕様車Jスタイル2も追加されています。
新型ハスラー特別仕様車Jスタイル2の装備
- 専用メッキフロントグリル
- メッキフォグランプガーニッシュ
- HUSTLERフロントフードエンブレム
- メッキドアハンドル
- ルーフレール
- J STYLEエンブレム
- ブラウン&ダークブルー レザー調&ファブリックシート表皮
- ブラック レザー調ドアトリムクロス
- チタニウムグレー ドアトリムカラーガーニッシュ
- チタニウムグレー インパネカラーガーニッシュ
- チタニウムグレー フロアコンソールトレー
- メッキインサイドドアハンドル
- 専用ウッディブラウン2トーンカラー
- ナノイーX フルオートエアコン
- 360°プレミアムUV&IRカットガラス
改良後の新型ハスラーの販売価格は1,387,100円から1,773,200円。
特別仕様車のJスタイル2(J STYLE 2)の販売価格は1,621,400円から1,833,700円です。
ハスラー特別仕様車J STYLE(Jスタイル)を2020年11月17日に追加
ハスラーの魅力を引き立てた特別仕様車Jスタイル
新型ハスラーに、ハイブリッドXとハイブリッドXターボをベースにした特別仕様車のJスタイルを追加。ブラックのルーフレールや専用フロントグリルをアクセントにしたプレミアムなモデルです。
ハスラー特別仕様車Jスタイルの装備
- ルーフレール
- 専用メッキフロントグリル
- HUSTLERアルファベットメッキエンブレム
- スチールシルバーメタリックのフロントバンパーガーニッシュ
- スチールシルバーメタリックのリヤバンパーガーニッシュ
- メッキフォグランプガーニッシュ
- メッキドアハンドル
- J STYLEエンブレム
- レザー調&ファブリックシート表皮
- レザー調ドアトリムクロス
- ドアトリムカラーガーニッシュ
- インパネカラーガーニッシュ
- フロアコンソールトレー
- メッキインサイドドアハンドル
- 360°プレミアムUV&IRカットガラス
- ナノイー搭載フルオートエアコン
インテリアは専用のレザー表皮とファブリックを素材にした落ち着きのあるシートと、ブルーイッシュシルバーのガーニッシュをインストルメントパネルやドアガーニッシュに採用しています。
ボディーカラーは2トーンのみで、販売価格は1,595,000円から1,823,800円になっています。Jスタイルは2020年1月20日のフルモデルチェンジ後、初めて発売する特別仕様車で、ハスラーらしいタフギアなイメージをより一層楽しめるモデルです。
ハスラーの特別仕様車ワンダラーが2018年11月に設定!同時に安全装備もGグレードに標準装備へ
ウッディブラウンを採用したナチュラルな魅力たっぷりのハスラー特別仕様車ワンダラー
2018年11月1日にハスラーはワンダラーと呼ばれる特別仕様車が設定されました。ベースグレードは「J」で、エクステリアやインテリアにワンダラーだけの特別な装飾が施されています。
ハスラーワンダラーは、新色のウッディブラウンを採用するなどハスラーをよりアウトドア寄りなカラーリングに設定した特別仕様車で、バンパーガーニッシュ・ルーフはウッディブラウン固定ですが、アイボリーやオレンジ・ホワイトとブラックの合計4色が設定されています。
ハスラーワンダラーのエクステリア特別装備
- ハスラーアルファベットエンブレム(フロントグリル)
- メッキフロントグリル
- フロントバンパーガーニッシュ(ウッディブラウン塗装)
- リアバンパーガーニッシュ(ウッディブラウン塗装)
- ウッディブラウン2トーンルーフ
- ルーフレール
- カラードドアミラー(ウッディブラウン)
- フェンダーアーチモール
- サイドスプラッシュガード(ブラウン塗装)
- サイドドアデカール
- 15インチスチールホイール(ガンメタリック塗装)
- バックドアワンダラーエンブレム
ログハウスのような暖かみが感じられるハスラーワンダラーのインテリア
インテリアにも特別な装備が施され、本革巻きステアリングホイールやレザー調のファブリックシートが設定されています。どのカラーリングもブラウンやアイボリーを使っていて、ログハウスのような雰囲気が漂っています。
ハスラーワンダラーのインテリア特別装備
- インパネカラーパネル(ウッド調)
- エアコンルーバーリング(ガンメタリック)
- 本革巻きステアリング(イエローブラウン・オレンジステッチ)
- ステアリングガーニッシュ(ガンメタリック)
- レザー調&ファブリックシート表皮(ブラック&イエローブラウン・オレンジステッチ)
- メッキインサイドドアハンドル
- ドアトリムカラーパネル(ベージュ)
ほかにも、空調にはナノイー搭載のフルオートエアコンが装備されていてカテキンエアフィルターもあるため車内の空気は綺麗に保たれます。
価格帯は2WDで160万円、4WDで173万円になっていて、全方位モニター用カメラパッケージを装着すると49,680円高くなります。
ハスラーワンダラーの価格帯
- 2WD:1,608,120円
- 4WD:1,734,480円
ハスラーワンダラーとコラボレーションした腕時計「BABY-G」も2018年11月16日に発売
2018年11月16日にはカシオの時計であるG-SHOCKから、ハスラーワンダラーとのコラボレーションモデルであるBABY-Gが発売しました。衝撃に強く10気圧防水のため、アウトドアシーンでも気にせず使える時計です。
特別仕様車「タフワイルド」が2018年7月17日に発売
オフブルーメタリックとブラックの2トーンカラーが力強く逞しいイメージにさせてくれる
ハスラーにブラック2トーンのボディカラーが特徴的な特別仕様車「タフワイルド」が2018年7月17日に追加されました。
Gグレードをベースに、フロントバンパー・リヤバンパーのガーニッシュ、ホイール、シート、インパネ、ステアリングガーニッシュなどは全て専用カラーでデザインされたもので、特別感あふれる仕様に仕上がっています。
「タフワイルド」のエクステリアの特徴
- ブラック2トーン
- 専用フロントバンパーガーニッシュ
- 専用リヤバンパーガーニッシュ
- 「ハスラー」アルファベットエンブレム
- タフワイルドエンブレム
- カラードドアハンドル
- LEDサイドターンランプ付ドアミラー
- 専用色15インチブラックメタリックスチールホイール
「タフワイルド」のインテリアの特徴
- 専用色インパネカラーパネル
- 専用色エアコンガーニッシュ
- 専用色エアコンルーバーリング
- 専用レザー調&ファブリックシート表皮
- 専用色スピーカーリング
- 専用色ドアトリムカラーパネル
- メッキインサイドドアハンドル
- 専用色ステアリングガーニッシュ
- ステアリングオーディオスイッチ
「タフワイルド」の装備の特徴
- ディスチャージヘッドランプ
- LEDフロントフォグランプ
- オートライトシステム
- プレミアムUV&IRカットガラス
- 「ナノイー」搭載フルオートエアコン
- フロント2スピーカー、フロント2ツイーター、リヤ2スピーカー
- 電動格納式リモコンドアミラー
「タフワイルド」の安全装備
- デュアルカメラブレーキサポート
- 誤発進抑制機能
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
「タフワイルド」のボディカラー
- オフブルーメタリック
- ブリスクブルーメタリック
- フェニックスレッドパール
- アクティブイエロー
- スチールシルバーメタリック
ハスラーの特別仕様車タフワイルドは2WDモデルが1,487,160円~、4WDモデルが1,613,520円~販売されています。
追加の噂があったデュアルセンサーブレーキサポートは搭載されなかった
2017年11月の時点でハスラーに搭載されている安全装備は「デュアルカメラブレーキサポート」で、2つのカメラを用いて歩行者や車両を検知する装備です。
2017年12月のマイナーチェンジでは、単眼カメラと2つのセンサーが備わった「デュアルセンサーブレーキサポート」を搭載すると予想されていましたが、デュアルカメラブレーキサポートのまま特別仕様車に搭載されました。
デュアルセンサーブレーキサポートの機能まとめ
- 自動ブレーキ機能(対車両・歩行者)
- 誤発進抑制機能
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
- ハイビームアシスト機能
デュアルカメラブレーキサポートが装着されているハスラーと比較すると、「ハイビームアシスト機能」が追加されているのが分かります。ハスラーに搭載されている自動ブレーキは、対車両が時速約5km~50km未満、歩行者の場合は時速約5km~30km未満の場合、衝突を回避できる場合があります。
誤発進抑制機能は、前方のみの機能でシフトをDかL、Sに入れていて、前方4m以内に障害物があった時にアクセルを強く踏み込むとエンジン出力を抑制して追突や暴走を防ぐことができます。
車線逸脱警報は、時速約60km~100kmで走行中に車線をはみ出しそうになった時、メーターの表示やブザーによって警報します。ふらつき警報機能は、時速約60km~100kmの時に走行中、車線内をふらふらと左右に揺れて走行している時、警告音などで注意を促してくれます。
先行車発進お知らせ機能は、シフトがDかL(S)、Nの時にブレーキを踏んで停車中、前の車が発進しているのにブレーキを踏んだまま動かない時に教えてくれるシステムです。
2017年12月4日のマイナーチェンジで追加される「ハイビームアシスト機能」は、時速約30km以上で走行中、前方に対向車・先行車がいない時、街灯がない時に自動的にハイビームに切り替えてくれ、対向車などの光を検知すると自動的にロービームへ切り替えてくれます。
ヘッドアップディスプレイも装備されなかった
フルモデルチェンジしたワゴンRに軽自動車で初搭載された「ヘッドアップディスプレイ」が、マイナーチェンジ後のハスラーにも搭載されると予想されていましたが、装備されませんでした。
ヘッドアップディスプレイが表示する情報
- 自車速度
- シフトインジケーター
- 前方衝突警報表示
- 自動ブレーキ作動表示
- 路面凍結警告表示
- 純正ナビ連動交差点案内表示
交差点案内表示は、全方位モニター用カメラパッケージを装着し、対応ナビゲーションを装備した場合にのみ表示される機能です。ハスラーはワゴンRとは違いドライバーの目の前にメーターが設置されていますが、それでもメーターを見る時は目線が下を向いて一瞬でもわき見運転になります。
ヘッドアップディスプレイを装備していることで、目の前の視界で自車速度などの情報を確認できるため前方から目線を外すことなく安全に確認できます。
特別仕様車の「J STYLE3」が発売
Jスタイル3のエクステリア
Jスタイル3のインテリア
2017年12月4日のマイナーチェンジと同時に、特別仕様車の「Jスタイル2」が「Jスタイル3」へと進化します。Jスタイル2からの変更点は、「ルーフレールの標準装備」と「メッキパーツがスモークメッキになる」という点です。
ハスラーJスタイル3の特別装備
- フロント車名エンブレム(スモークメッキ)
- メッキフロントグリル(スモークメッキ)
- フロントバンパーガーニッシュ
- リヤバンパーガーニッシュ
- LEDフォグランプ
- ルーフレール
- リア車名エンブレム(スモークメッキ)
- 15インチアルミホイール
- メッキドアハンドル
- Jスタイルエンブレム
ボディカラーにも変更があり、ツートンカラーのルーフ色はブラック・シルバーのみとなりホワイトは廃止されます。
ハスラーJスタイル3ボディカラーまとめ
- ブレイブカーキパール×スチールシルバー
- アーバンブラウンパールメタリック×スチールシルバー
- アクティブイエロー×スチールシルバー
- フェニックスレッドパール×スチールシルバー
- オフブルーメタリック×スチールシルバー
- シフォンアイボリーメタリック×ブラック
- ピュアホワイトパール×ブラック
ブラックルーフは、「シフォンアイボリー」と「ピュアホワイト」の2色になりモノトーン基調のボディカラーになります。Jスタイル2で設定されていたブラックルーフのボディカラーは、スチールシルバーに変更になり、新たにブレイブカーキパール、アーバンブラウン、フェニックスレッド、オフブルーメタリックが加わります。
特別仕様車の「Fリミテッド2」が発売
Fリミテッド2のエクステリア
Fリミテッド2のインテリア
2016年12月8日に発売された「Fリミテッド」は、Gグレードをベースとした特別仕様車で、バンパーガーニッシュをガンメタ塗装、ブラックメタリックに塗装された15インチアルミホイールを特別装備するなど、Gグレードより豪華な仕様になっています。
12月4日のマイナーチェンジでは、シルバールーフのツートンカラーを採用、車体同色のフロント・リアバンパー、LEDウインカーを装備したドアミラーや、「ナノイー」搭載のフルオートエアコンを装備し、「Fリミテッド2」として販売を開始しました。
Fリミテッド2の特別装備
- フロントグリル「ハスラーロゴ」
- ディスチャージヘッドランプ(HID)
- オートライトシステム
- 車体カラー同色フロントバンパーガーニッシュ
- 車体カラー同色リヤバンパーガーニッシュ
- Fリミテッドエンブレム
- LED付きサイドミラー
Jスタイル3にはLEDフォグランプが装備されていますが、Fリミテッド2では装備されていないことに注意が必要です。ボディカラーは全4色で、全てシルバールーフのツートンカラーになっています。価格は2WDで143万円、4WDで155万円です。
ハスラー Fリミテッド2のボディカラー
- ブリスクブルーメタリック×シルバールーフ
- アクティブイエロー×シルバールーフ
- クールカーキパールメタリック×シルバールーフ
- ブルーイッシュブラックパール×シルバールーフ
ハスラー マイナーチェンジ後の発売日は2017年12月4日で販売価格は1,100,520円から
ハスラーのマイナーチェンジモデルの発売は、2017年12月4日と同時に行われると考えられます。価格帯は数万円高くなっています。
グレード | 駆動方式 | ミッション | 販売価格 |
---|---|---|---|
A | 2WD | MT | 1,100,520円~ |
4WD | MT | 1,221,480円~ | |
G | 2WD | MT | 1,197,720円~ |
2WD | CVT | 1,323,000円~ | |
4WD | MT | 1,313,280円~ | |
4WD | CVT | 1,449,360円~ | |
G 2トーンルーフ仕様車 | 2WD | MT | 1,240,920円~ |
2WD | CVT | 1,366,200円~ | |
4WD | MT | 1,356,480円~ | |
4WD | CVT | 1,492,560円~ | |
G ターボ | 2WD | CVT | 1,409,400円~ |
4WD | CVT | 1,535,760円~ | |
G ターボ 2トーンルーフ仕様車 | 2WD | CVT | 1,452,600円~ |
4WD | CVT | 1,578,960円~ | |
J | 2WD | CVT | 1,485,000円~ |
4WD | CVT | 1,611,360円~ | |
J 2トーンルーフ仕様車 | 2WD | CVT | 1,528,200円~ |
4WD | CVT | 1,654,560円~ | |
J ターボ | 2WD | CVT | 1,578,960円~ |
4WD | CVT | 1,705,320円~ | |
J ターボ 2トーンルーフ仕様車 | 2WD | CVT | 1,622,160円~ |
4WD | CVT | 1,748,520円~ |
進化した安全装備、ヘッドアップディスプレイを装備することで価格帯が少しだけ値上がりしました。特別仕様車の「Jスタイル」もルーフレールの標準装備、メッキパーツの色変更、ボディカラーの変更で数万円販売価格がアップしています。
ハスラーのマイナーチェンジでより安全な車へ
ハスラーのマイナーチェンジで、安全装備は「デュアルセンサーブレーキサポート」になり、オートハイビーム機能が追加されると予想されていましたが、次回のマイナーチェンジかモデルチェンジになりそうです。暗い道でハイビームにしないと障害物の発見が遅れ、衝突する危険性もありますので、自動的にハイビームへ切り替えてくれる装備は嬉しいポイントです。
また、ヘッドアップディスプレイを追加する予想でしたが装備されませんでした。ですが、搭載されると目の前から視線を外さずに車速などの情報を確認できるようになります。同時に特別仕様車もアップデートされ、「ハスラー Jスタイル3」へと進化してルーフレールの標準装備、メッキパーツのスモーク化などが行われています。