eKスペースとルークスの違い

eKスペースとルークスの違いを徹底比較 デザインや価格、安全装備の差を解説

eKスペースとルークスは何が違うのか気になる方へ。共通のパワートレインを持ちながらも、フロントデザインやインテリアの質感・グレード構成・価格帯に意外と多くの違いがあります。各モデルの特徴をわかりやすくまとめました。

eKスペースとルークスの違いを徹底比較 デザインや価格、安全装備の差を解説

三菱eKスペースと日産ルークスの違いをデザインやスペックなどからチェック

2020年3月発売のeKスペースと旧型ルークスの違いを、エクステリアやインテリア、安全装備、パワートレイン、価格、収納・車内スペースなどに注目して紹介します。

なお、eKスペースとともに登場したSUVテイストの「eKクロススペース」は2023年3月末に生産終了となり、後継として同年5月に「デリカミニ」が発売されています。また、日産ルークスは2025年9月にフルモデルチェンジが発表され、同年秋から新型(3代目)の販売が開始されました。本記事では主に旧型(2代目)の情報を元に解説しますが、最新情報については各販売店にご確認ください。

eKスペースとルークスの違い【パワートレイン編】

三菱eKスペースと日産ルークスのパワートレインはエンジン・モーター・CVTともに共通です。マイルドハイブリッドシステム(HYBRID)採用の自然吸気エンジンと、ターボエンジンの2種類が設定されており、どちらもCVTと組み合わされます。

パワートレイン スペック 特徴
自然吸気エンジン(HYBRID) 最高出力38kW(52PS)/6400rpm
最大トルク60N・m(6.1kgf・m)/3600rpm
マイルドハイブリッドでモーターがエンジンをアシスト。街乗りでの燃費に優れる
ターボエンジン 最高出力47kW(64PS)/5600rpm
最大トルク100N・m(10.2kgf・m)/2400〜4000rpm
力強い走りを実現。高速走行や坂道が多い環境にも対応
トランスミッション CVT(無段変速機)。滑らかな加速と低燃費を両立

両車の燃費はWLTCモードで自然吸気2WD車が約23.2km/L、ターボ4WD車が約17.4km/Lとなっています。なお、自然吸気エンジン車は2WDのみの設定で、4WDを選ぶ場合はターボエンジン搭載車を選択することになります。日常の街乗りが中心であれば自然吸気、雪道走行が多い方や高速道路を頻繁に使う方はターボ4WDが向いています。

eKスペースとルークスの違い【エクステリア編】

eKシリーズのエクステリアeKスペースのエクステリア

eKスペースはボディ同色グリルで親しみやすいフロントデザインが特徴。ターボエンジン搭載車にはブラックカラーのグリルを採用し、引き締まった印象になります。かつて存在したSUVテイストの「eKクロススペース」は三菱らしい「ダイナミックシールド」を採用した力強いフロントマスクが特徴でしたが、2023年3月末に生産終了。現在は後継モデル「デリカミニ」が同じポジションを担っています。

eKスペースのボディカラー一覧(2024年6月改良後)

  • ライラックピンクメタリック✕ホワイトソリッド(2トーン・新色)
  • ホワイトパール✕オークブラウンメタリック(2トーン)
  • コーラルピンクメタリック✕ホワイトソリッド(2トーン)
  • ミントブルーメタリック✕ホワイトソリッド(2トーン)
  • ホワイトパール
  • ナチュラルアイボリーメタリック
  • スターリングシルバーメタリック
  • レッドメタリック
  • オークブラウンメタリック
  • ブラックマイカ
  • ダイヤモンドブラックマイカ(一部グレード)
  • 前から見たルークスのエクステリアルークス ハイウェイスター(旧型)
  • 後ろから見たルークスのエクステリアルークス ハイウェイスター リア(旧型)

ルークスは標準仕様とカスタマイズカーシリーズの「ハイウェイスター」の2タイプがラインナップ(旧型)。どちらもV型のフロントマスクが特徴ですが、ハイウェイスターはグリルが大型で迫力ある顔つき。エアロバンパーやバックドアフィニッシャー、ルーフスポイラーなど専用外装が採用されています。標準仕様はグリルが小さめで、スタイリッシュで洗練されたデザインです。

なお、2025年秋発売の新型ルークス(3代目)では「かどまる四角」をモチーフにしたデザインに刷新され、日本の伝統建築「唐破風」からインスピレーションを受けた2トーンカラーが採用されています。

ルークス ハイウェイスターのボディカラー一覧(旧型参考)

  • ホワイトパール
  • チタニウムグレー
  • ブラック
  • プレミアムサンシャインオレンジ
  • フローズンバニラパール
  • カンジュクカシス
  • オーシャンブルー
  • ホワイトパール×カンジュクカシス(2トーンカラー)
  • スパークリングレッド×ブラック(2トーンカラー)
  • アメジストパープル×フローズンバニラパール(2トーンカラー)
  • フローズンバニラパール×アッシュブラウン(2トーンカラー)
  • アッシュブラウン×フローズンバニラパール(2トーンカラー)

ルークス(標準仕様)のボディカラー一覧(旧型参考)

  • スターリングシルバー
  • ホワイトパール
  • ブラック
  • スパークリングレッド
  • ブロッサムピンク
  • アッシュブラウン
  • カクタスグリーン
  • ソルベブルー×ホワイトパール(2トーンカラー)
  • フローズンバニラパール×プレミアムサンシャインオレンジ(2トーンカラー)
項目 eKスペース ルークス(旧型)
フロントデザイン ボディ同色グリルで親しみやすい印象。ターボ車はブラックグリル 標準仕様は洗練されたデザイン。ハイウェイスターは大型グリルで迫力重視
ボディカラー モノトーン7色・2トーン4色の全11色(2024年6月改良後) 標準仕様・ハイウェイスター合わせて多彩な設定(旧型)
デザインの方向性 シンプルで親しみやすく、子育て世代に人気 タイプごとに上品さと迫力を使い分けられる

eKスペースとルークスの違い【インテリア編】

eKスペースの内装eKスペースのインテリア

eKスペースはナチュラルなライトウォームグレー(グレージュ)を基調としたインテリアを採用。上位グレード「G」にはシート生地に撥水加工が施されており、汚れても拭き取りやすい点が子育て世代に好評です。

ルークスの内装ルークスのインテリア(旧型)

ルークス ハイウェイスターの内装ルークス ハイウェイスターのインテリア(旧型)

旧型ルークスの標準仕様には、車内を明るく見せるアイボリーカラーを設定。ハイウェイスターシリーズは落ち着いたエボニーやブラックでまとめられ、高級感を演出しています。いずれにもトリコットシートが採用されているほか、ハイウェイスターにはブラック×モカのプレミアムグラデーションインテリアも選択可能でした。

車種 インテリアの特徴
eKスペース(M) ライトウォームグレー基調でシンプルなファブリックシート
eKスペース(G) 同上+撥水加工のシート生地。汚れに強くファミリーユースに便利
ルークス 標準仕様(旧型) アイボリー基調で明るい開放的な室内。トリコットシート採用
ルークス ハイウェイスター(旧型) エボニー・ブラック基調で高級感を演出。プレミアムグラデーションインテリアも選択可能

eKスペースとルークスの違い【価格編】

eKスペース(現行)のグレードはM・Gの2グレードで、2024年6月改良後の価格はMが1,580,700円(2WD)から、Gが1,694,000円(2WD)からとなっています(メーカー希望小売価格・税込)。発売当初と比べて全体的に価格が上昇しています。

ルークスは2025年9月に3代目へフルモデルチェンジ。旧型(2代目)の価格は1,637,900円〜2,316,600円(参考値)でした。新型は1,672,000円〜2,462,900円(税込)と設定されており、最新の価格・グレード構成は各日産販売店にご確認ください。

車種 価格帯(参考) 備考
eKスペース(現行・2WD) 1,580,700円〜1,826,000円 2024年6月改良後。グレードはM・Gの2種
ルークス(旧型2代目) 1,637,900円〜2,316,600円 S〜ハイウェイスターGターボ・プロパイロット。2025年9月に後継新型が発表済み
ルークス(新型3代目) 1,672,000円〜2,462,900円 2025年秋発売。S・X・ハイウェイスターX・ハイウェイスターGターボ等

eKスペースとルークスを比べると、装備や仕様が充実するにつれてルークスのほうが高めの価格設定になる傾向があります。eKスペースは軽スーパーハイトワゴンとしてリーズナブルに購入できる点が魅力です。なお、値引きや下取り条件によって実際の購入価格は大きく変わるため、販売店での見積もり比較をおすすめします。

eKスペースとルークスの違い【安全装備編】

eKスペースには予防安全技術「e-Assist」が全グレード標準装備されています。衝突被害軽減ブレーキをはじめ、以下の安全機能が含まれます。

三菱 e-Assistの装備内容(eKスペース)

  • 衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]
  • 踏み間違い衝突防止アシスト
  • 車線逸脱警報システム[LDW]
  • 車線逸脱防止支援機能[LDP]
  • オートマチックハイビーム[AHB]
  • ふらつき警報[DAA]
  • 前方衝突予測警報[PFCW]
  • 標識検知[TSR]
  • 先行車発進通知[LCDN]

旧型ルークスにも名称は異なりますが、eKスペースと同等の安全装備が搭載されています。

日産 インテリジェント セーフティの装備内容(旧型ルークス)

  • インテリジェント エマージェンシーブレーキ
  • 踏み間違い衝突防止アシスト
  • インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)+LDW(車線逸脱警報)
  • インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)
  • ハイビームアシスト
  • インテリジェント DA(ふらつき警報)
  • 標識検知機能(進入禁止標識検知・最高速度標識検知・一時停止標識検知)
  • 先行車発進お知らせ

高速道路走行時の運転支援システムも両車に設定されており、eKスペースは「マイパイロット」、ルークスは「プロパイロット」の名称で展開しています(グレード・オプションによって設定の有無が異なります)。アクセル・ブレーキ・ステアリングを自動制御し、渋滞時やロングドライブ時の疲労を軽減する機能です。高速道路の使用頻度が高い方はこれらの運転支援システムが搭載されるグレードを選ぶとよいでしょう。

なお、新型ルークス(2025年秋発売)では「360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)」が採用され、安全装備がさらに進化しています。

項目 eKスペース ルークス(旧型)
基本安全システム名 e-Assist インテリジェント セーフティ
衝突回避ブレーキ FCM(衝突被害軽減ブレーキシステム) インテリジェント エマージェンシーブレーキ
高速道路運転支援 マイパイロット(グレード・オプション設定) プロパイロット(グレード・オプション設定)
装備内容の差 名称は異なるが機能・内容はほぼ同等。どちらも全グレードに基本的な予防安全装備を標準搭載

eKスペースとルークスの違い【車内空間の広さ・収納】

ルークスのシートアレンジ多彩なシートアレンジが可能なeKスペースとルークス(画像はルークスの車内)

eKスペースとルークスのボディサイズ・室内寸法は基本的に共通です。先代モデルよりホイールベースを65mm延長したことで室内空間が大幅に拡大。室内高は約1,400mmあり、小さなお子様が立ったまま着替えできるほどのゆとりが確保されています。

後部座席は最大320mmの前後スライドが可能で、足元スペースと荷室スペースをシーンに応じて調整できます。助手席を倒す操作もレバーひとつで簡単に行えるため、大きな荷物の積み込みにも対応します。

eKスペースのラゲッジルーム荷室下にはラゲッジアンダーボックスを用意(画像はeKスペース2WD)

ラゲッジルームは日常の買い物からレジャーまで十分な容量を備えており、荷室フロア下にはラゲッジアンダーボックスも設置されています。かさばる荷物と小物を分けて収納できるため、整理整頓がしやすいのも特徴です。

項目 eKスペース・ルークス共通仕様
ホイールベース 先代より65mm延長。室内空間が大幅に拡大
室内高 約1,400mm。大人が窮屈さを感じない十分な高さ
後部座席スライド 最大320mmの前後スライドが可能。乗員・荷物に応じて柔軟に使い分けられる
ラゲッジ収納 荷室フロア下にラゲッジアンダーボックスを装備。小物や買い物袋の整理に便利

eKスペースとルークスの違いを理解して好みの車を選ぼう

eKスペースと(旧型)ルークスはパワートレインや安全装備・車内空間のスペック面ではほぼ共通ですが、エクステリアデザインやインテリアの質感・グレード構成・価格設定には違いがあります。シンプルで使いやすい1台を求めるならeKスペースが、デザインや装備の選択肢の広さを重視するならルークス(ハイウェイスター)が向いています。

なお、eKスペースのSUVテイスト版を求めるなら、後継のデリカミニ(2023年5月発売)も選択肢に入れるとよいでしょう。また、ルークスは2025年秋に新型(3代目)が発売されているため、購入前に最新のグレード・価格・装備を各販売店でご確認ください。