DSオートモビルDS3クロスバックのモデルチェンジ

DS3クロスバックのモデルチェンジ情報:2023年5月にDS 3へ改名 現在はディーゼル1本で505万円

DS3クロスバックは今どうなったのか、日本で買えるのかをまとめました。2019年6月に299万円から上陸したコンパクトSUVは、2023年に車名を変更して現在も販売中。ラ・プルミエールやE-TENSEなど歴代モデルの内容もあわせて解説します。

DS3クロスバックのモデルチェンジ情報:2023年5月にDS 3へ改名 現在はディーゼル1本で505万円

DS3クロスバックは2023年5月にDS 3へ改名 日本ではディーゼル1本で販売継続

2019年6月に日本上陸したDS3クロスバック(DS 3 CROSSBACK)は、2023年5月23日のマイナーチェンジで「クロスバック」の名が外れ、車名が「DS 3」へ変更されました。日本仕様は1.5ℓ直列4気筒クリーンディーゼル「BlueHDi」の1本立てとなり、DSブランド初のEVだったE-TENSEはこのタイミングで国内ラインナップから姿を消しています。

2026年7月時点でも販売は続いており、生産終了や次期型の発表はありません。ここでは改名後の動きを新しい順に整理したうえで、DS3クロスバックというクルマがどう作られていたのかを見ていきます。

2026年は価格が5,050,000円に DSブランドは「N°」世代へ移行

Stellantisジャパンは、円安と製造・物流コストの高騰に対応するため2026年1月1日から経済変動加算額150,000円(税込)を導入しました。これが車両本体価格に含まれるかたちとなり、DS 3のメーカー希望小売価格は5,050,000円(2026年1月現在)となっています。搭載されるのは1.5ℓ BlueHDiディーゼルターボで、最高出力96kW(130ps)/3,750rpm、最大トルク300Nm/1,750rpmを発生します。

一方でDSブランド自体は世代交代が進みました。2026年5月13日にCセグメントハッチバックの「N°4 ETOILE HYBRID」(6,250,000円)、同月28日には新世代フラッグシップEV「N°8」(10,050,000円〜)が日本発売され、ネーミングは「DS 数字」から「N° 数字」へ切り替わりつつあります。その中でDS 3は従来の名前のまま残る格好で、Bセグメントのコンパクト・ラグジュアリーSUVという枠を1台で担い続けています。

次期DS 3はSTLAスモールへ移行する見込み 内燃機関の併売も残る可能性

現行型の登場から7年が経ち、DS 3は世代交代が近い段階に入ったとみられます。基本構造は現行のCMPから、ステランティスの新世代プラットフォーム「STLAスモール」へ移行する方向が有力です。同じ系列のプジョー208が先行して切り替わる流れにあり、DS 3もこれに続く見込みです。

STLAスモールはEVを主眼に設計されたプラットフォームですが、コンパクトカーは価格競争力が問われる領域でもあります。そのため内燃機関を選択肢として残す狙いから、現行型の販売がしばらく並行して続く可能性も指摘されています。発表時期についてDSは明らかにしておらず、正式なアナウンスを待つ段階です。日本導入の有無も現時点では未発表となっています。

2024年5月 特別仕様車「DS 3 OPERA BlueHDi Edition Noir et Blanc」が登場

Stellantisジャパンは2024年5月29日、DS 3の主力グレードであるOPERAをベースとした特別仕様車「DS 3 OPERA BlueHDi Edition Noir et Blanc(ノアール エ ブラン)」を発売しました。メーカー希望小売価格は5,160,000円(税込)です。

特徴は、精悍な表情をつくる3連のフルLEDヘッドライトと、フランスの高級オーディオメーカーFOCAL社による「FOCAL ELECTRA® HiFiスピーカー」の特別装備。ボディカラーはノアール ペルラネラ(黒)とブラン バンキーズ(白)の2色で、ノアール ペルラネラは通常のOPERAグレードには設定のない特別仕様車専用色でした。パワートレインは1.5ℓディーゼル(130ps)+EAT8で、燃費は21.0km/ℓ(WLTCモード)。環境性能割およびエコカー減税の対象となる点も訴求されています。

2024年3月 DS 3を含む全モデルにChatGPTを標準装備

DSオートモビルは2024年3月22日、日本国内で販売する全ラインナップに対話型生成AI音声アシスタント「ChatGPT」の機能を標準装備しました。これにより、走行しながらChatGPTを利用できる国内初の自動車ブランドとなっています。

もともとは2023年10月にインフォテインメント「DS IRISシステム」への試験導入が始まったもので、音声認識の利用が50%以上増加したことを受けて本格採用が決まりました。本国では2024年2月20日に標準装備化が発表され、18か国・13言語で展開されています。訪れた土地の歴史や豆知識をたずねる、ふと浮かんだ疑問を投げかけるといった使い方ができ、10.3インチタッチスクリーンとナビゲーションを核とするDS IRISシステムの価値を一段引き上げました。

2024年2月 DS COLLECTIONモデル「DS 3 Esprit de Voyage」を発売

2024年2月21日、ファッション業界から着想を得たDS COLLECTIONモデルの第2弾として「DS 3 Esprit de Voyage(エスプリ・ド・ヴォヤージュ)」が発売されました。価格は5,040,000円(税込)です。

エクステリアでは3つの長方形モジュールで構成される新デザインのフルLEDヘッドライトを新規採用し、シャイニーブラックのDSウイングとサイドウインドウモール、彫刻的な造形の18インチアルミホイール「KYOTO(キョウト)」を special装備。インテリアは明るいペブルグレーのナッパレザーをシート各所・ダッシュボード・ドアトリムに配し、FOCAL Electra® sound systemを組み合わせています。ダッシュボードとフロントドアのステップガードには、DSデザインスタジオの拠点であるパリから広がる旅路をエンボス加工で表現。ボディカラーはクリスタル パールとグリ プラチナムの2色で、燃費は21.0km/ℓ(WLTCモード)でした。

2023年10月 ガソリンエンジンが戻った「DS 3 PERFORMANCE LINE」

改名から約5か月後の2023年10月31日、特別仕様車「DS 3 PERFORMANCE LINE」が発売されました。価格は4,570,000円(税込)です。

注目は、通常のモデルラインナップには設定のない1.2ℓ PureTechガソリンエンジン(130ps/230Nm)を搭載した点でした。改名時にディーゼル1本となったDS 3に、期間を区切ってガソリンが戻ってきた格好です。8速ATと組み合わされ、燃費は18.2km/ℓ(WLTCモード)。フロントグリルとDSエンブレムをブラック仕上げとし、グリラケ(マットグレー)のボディカラー、新デザインの17インチアロイホイール、専用フロントエンブレムを装備します。インテリアはブラックを基調に、ダッシュボードやドアトリムへアルカンターラを採用し、カルマン(紅色)&ゴールドの専用ステッチを配した特別仕様車専用の仕立てとなっていました。

DS3クロスバックが日本市場に上陸!内外装や走行性能・安全性能等

2019年6月26日に新型コンパクトSUVのDS3クロスバック(DS3 CROSSBACK)が日本で発表・発売されました。
2018年10月に行われたパリモーターショーで初公開されたDS3クロスバックは、DSオートモビルブランドでは初の小型SUVモデルです。2019年4月15日には、日本導入記念モデルの特別仕様車「ラ・プルミエール」が60台限定でネット予約を受け付けていました。

DS3クロスバックをベースとした「DS3クロスバック E-TENSE」がヨーロッパ市場で販売スタート

DS3クロスバック E-TENSEのエクステリアDS3クロスバック E-TENSEのエクステリア

DSはヨーロッパ市場で「DS3クロスバック E-TENSE」を発売しました。DS3クロスバック E-TENSEはDSブランド初のEVモデルで、最大出力136hp、最大トルク26.5kgmのモーターと50kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。0〜50km/h加速は3.3秒、0〜100km/h加速は8.7秒です。一度の充電で320km(WLTPサイクル)の航続が可能となります。

「エコ」「ノーマル」「スポーツ」といった3種類のドライブモードが用意されていて、好みの走り味を選択できます。モジュラープラットフォーム「CMP」(EV版はe-CMP)によって剛性・軽量性アップを実現。振動・ノイズ低減や音響にもこだわっています。

また、DS3クロスバック E-TENSEには先進運転支援システム「ADAS」を搭載。DSドライブアシストや自動調光するDSマトリクスLEDビジョン、視線移動を最小限とするアクティブブラインドスポットモニターやヘッドアップディスプレイ、アクティブセーフティブレーキも装備します。

DS3クロスバックの基本スペックをチェック!

DS3クロスバックのエンジンには1.2L PureTech 3気筒DOHCターボエンジンを搭載し、トランスミッションには素早いレスポンス性とスムーズなシフトチェンジを実現する最新世代の8速オートマチックを採用。最高出力は130ps、最大トルクは230Nmを発生します。
日本発売時のグレード構成はBe Chic・So Chic・Grand Chicの3モデルでした。

DS3クロスバックのスペック(2019年6月の日本発売時)
グレード Be Chic(受注生産) So Chic Grand Chic
価格 2,990,000円 3,570,000円 4,040,000円
全長 4,120mm
全幅 1,790mm
全高 1,550mm
ホイールベース 2,560mm
エンジン ターボチャージャー付 直列3気筒DOHC
総排気量 1,199cc
最高出力 96kW(130ps)/5,500rpm
最大トルク 230Nm/1,750rpm
駆動方式 前輪駆動
トランスミッション 8速オートマチック
ハンドル 右ハンドル
乗車定員 5名
タイヤサイズ 215/60R17 215/55R18
ホイールサイズ 17インチ 18インチ

改名後の現行モデルは、下表のとおりディーゼル1本の構成に整理されています。

現行DS 3の主要諸元(2026年1月現在)
項目 DS 3
価格 5,050,000円(経済変動加算額150,000円を含む)
エンジン 1.5ℓ 直列4気筒 BlueHDiディーゼルターボ
最高出力 96kW(130ps)/3,750rpm
最大トルク 300Nm/1,750rpm
トランスミッション 8速オートマチック(EAT8)
燃費 21.0km/ℓ(WLTCモード)
タッチスクリーン 10.3インチ(DS IRISシステム/ChatGPT搭載)

DS3クロスバックのエクステリアは美しい彫刻のようなソリッドデザイン

DS3クロスバックのフロントデザインとリヤデザインDS3クロスバックのフロントデザインとリヤデザイン

彫りが深く肉感的なボディラインが特徴のDS3クロスバックのエクステリアデザイン。ヘッドライトにはロービーム用モジュール3つにハイビーム用モジュールを組み合わせています。パールが連なったネックレスのように下へと伸びるデイタイムランニングライトもポイントです。

DS3クロスバックのドアハンドルは格納式DS3クロスバックのドアハンドルは格納式

ドアハンドルは普段は格納されており、キーを持つ人が近づくとポップアップします。施錠もキーを持って離れると作動する仕組みです。この格納式ハンドルは改名後のDS 3にも引き継がれ、シリーズを通じたアイデンティティとなりました。

  • Be Chicの17インチアルミホイール NAGOYABe Chicの17インチアルミホイール NAGOYA
  • So Chicの17インチアルミホイールMADRIDSo Chicの17インチアルミホイールMADRID
  • Grand Chicの18インチアルミホイールSAO PAULOGrand Chicの18インチアルミホイールSAO PAULO

DS3クロスバックの足元にはグレードごとに異なるデザインのアルミホイールを装着。Be ChicとSo Chicのホイールは、サイズとディスクデザインは共通していますが、ホイールカラーに違いがあります。Grand Chicのホイールは大口径で空気の動きを感じさせるデザインです。都市名をホイール名に冠する手法は改名後も続き、Esprit de Voyageの18インチ「KYOTO」へとつながっています。

DS3クロスバックのボディカラーはメタリックな8色がラインナップ。2トーンカラーが基本でモノトーンカラーは受注生産となります(ブランバンキーズとノアールペルラネラのみ)。
25,000円のペイントオプションとなるバイルーフは「ブランオパール」「ノアールオニキス」「ダイヤモンドレッド」の3色が設定されていました。

DS3クロスバックのボディカラー

  • ブランバンキーズ
  • グリアルタンス
  • ノアールペルラネラ
  • ブルーミレニアム
  • オルアンペリアル
  • ルージュルビ
  • ウィスパー
  • ウランパールナクレ
  • ブランバンキーズブランバンキーズ
  • グリアルタンス(59,400円)グリアルタンス(59,400円)
  • ノアールペルラネラ(59,400円)ノアールペルラネラ(59,400円)
  • ブルーミレニアム(59,400円)ブルーミレニアム(59,400円)
  • オルアンペリアル(59,400円)オルアンペリアル(59,400円)
  • ルージュルビ(59,400円)ルージュルビ(59,400円)
  • ウィスパー(59,400円)ウィスパー(59,400円)
  • ブランパールナクレ(70,200円)ブランパールナクレ(70,200円)

DS3クロスバックのインテリアはパリの名所をイメージした上質なスタイル

  • MONTMARTRE(モンマルトル)のインテリアMONTMARTRE(モンマルトル)のインテリア
  • BASTILLE(バスチーユ)ファブリックのインテリアBASTILLE(バスチーユ)ファブリックのインテリア
  • BASTILLE(バスチーユ)レザーのインテリアBASTILLE(バスチーユ)レザーのインテリア

パリの名所にインスピレーションを受け、2つのテーマでデザインされたDS3クロスバックのインテリア。グレードによって使用される素材は異なり、Be ChicにはMONTMARTRE、Grand ChicにはBASTILLEレザー、So ChicにはBASTILLEファブリックが採用されていました。

DS3クロスバックの運転環境DS3クロスバックの運転環境はデジタル化され先進的な雰囲気が漂う

DS3クロスバックは走行情報を瞬時に確認できるデジタルメーターを採用。ダイヤモンドパターンを採用したコックピット中央部のスイッチパネルもおしゃれです。タッチスクリーンはAndroid Auto/Apple CarPlayに対応し、スマホアプリを操作できます。
また、Grand ChicとSo Chicにはスマートフォンワイヤレスチャージャーが標準装備され、ケーブルに接続しなくてもスマホの充電が可能です。なお改名後のDS 3では、このタッチスクリーンが7インチから10.3インチへ拡大され、ナビゲーションと音声操作を担う「DS IRISシステム」へ刷新されました。

パワフルな音質を届ける「FOCAL ELECTRA」サウンドシステムパワフルな音質を届ける「FOCAL ELECTRA」サウンドシステム

Grand Chicグレードにはフランスのフォーカル(FOCAL)社が開発したサウンドシステムを搭載。車内に12個のスピーカーを備え、コンサート会場にいるかのようなリアルなサウンドを奏でます。このFOCALとの組み合わせは、後年の特別仕様車でも繰り返し目玉として使われる看板装備となりました。

DS3クロスバックはハイレベルな安全装備を有し事故やヒヤリハットを防ぐ

DS3クロスバックはセーフティ・セキュリティ面においても充実していて、全グレードに以下の安全装備を標準搭載していました。

DS3クロスバックの安全装備

  • 8エアバッグ (フロント/フロントサイド/リアサイド/カーテン)
  • アンチロックブレーキシステム(電子制御式制動力分配機能付)
  • ブレーキアシスト
  • ESC ( エレクトロニックスタビリティコントロール )
  • エレクトリックパーキングブレーキ/ヒルスタートアシスタンス
  • フロントシートベルトプリテンショナー/フォースリミッター
  • リアシートベルトフォースリミッター(左右2席)
  • チャイルドシートISOFIXアンカー(リア左右席)
  • 助手席エアバッグキャンセルスイッチ
  • タイヤ空気圧警告灯

Grand ChicとSo Chicには上記装備のほか、さらに「フロントandバックソナー」「バックカメラ」「アクティブセーフティブレーキ/ディスタントアラート」「ブラインドスポットモニター」「レーンキープアシスト」を標準装備します。改名後のDS 3では、車両周囲を俯瞰映像で表示する「360°ビジョン」が加わり、取り回しのしやすさがさらに高められました。

DS3クロスバックのラゲッジルームは最大1,050Lまで拡大可能!

DS3クロスバックのラゲッジルーム広々と使えてシートアレンジも多彩なDS3クロスバックのラゲッジルーム

DS3クロスバックの荷室スペースは通常時で350Lの荷室容量を確保。分割可倒式のリアシートを採用しているため、シートを倒せば最大1,050Lまでスペースを拡大することができます。テールゲートの開口部は大きく、荷物の積載性に優れた作りです。

DS 3 CROSSBACK E-TenseはDS 3 CROSSBACKをベースとしたEVモデル

DS 3 CROSSBACK E-Tense2020年7月に日本発売されたDS 3 CROSSBACK E-Tense

ホワイトグレーのインテリアカラーEV車らしい先進性に満ちたホワイトグレーのインテリアカラーが印象的

DS 3 CROSSBACK E-Tense専用デザインのモダンなアルミホイールDS 3 CROSSBACK E-Tense専用デザインのモダンなアルミホイール

DS 3 CROSSBACK E-TenseはDS 3 CROSSBACKのEV版モデルです。日本市場へは2020年6月24日に導入が発表され、同年7月29日に発売。価格は499万円からで、DSブランド初のEVとして扱われました。
蓄電容量50kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、一充電あたりの航続可能距離はJC08モードで398km。満充電までの所要時間は、標準装備されるコンセント型普通充電(3kW/15A/200V)で約18時間、CHAdeMO規格の急速充電(50kWチャージャー)なら約50分でバッテリー容量の80%まで充電できます。静粛性に優れた車内で、快適なドライブを体感できる一台でした。

ただし、このE-TENSEは2023年5月のマイナーチェンジで日本のラインナップから外れています。改名後のDS 3は1.5ℓ BlueHDiディーゼルの1本立てとなり、国内でEVを選べる期間は約3年で終わりました。

DS3クロスバック「La Première(ラ・プルミエール)」は日本導入を記念した限定車

DS3クロスバック「ラ・プルミエール」DS3クロスバック「ラ・プルミエール」のエクステリア

DS3クロスバック「ラ・プルミエール」のアルミホイール足元には躍動感のあるデザインが目をひくアルミホイールを装着する

60台限定のDS3クロスバック「La Première(ラ・プルミエール)」は、DS3クロスバックの日本デビューを記念した特別仕様車です。2019年4月15日からオンライン予約が始まりました。ボディカラーは「ノアール ペルラネラ」「グリ アルタンス」「ブラン パールナクレ」の3カラーで、バイトーンルーフに「ダイヤモンド レッド」を設定。価格は4,290,000円からでした。

DS3クロスバック「ラ・プルミエール」のインテリアDS3クロスバック「ラ・プルミエール」のインテリア

ルビーレッドのナッパレザーを採用した上質なOPERAインテリアは、ラ・プルミエールならではの特色です。標準仕様とは一味違った大人の魅力あふれるデザインで、このOPERAという名前はのちに現行DS 3の主力グレード名として定着しました。

コンパクトクロスオーバーSUVのDS3クロスバックのモデルチェンジ遍歴

DS3クロスバックはフランスのDSオートモビルズが販売するBセグメントのクロスオーバーSUVです。2018年のパリモーターショーで初公開され、日本では導入記念モデルがオンライン予約で販売されたほか、EVモデルも一時期ラインナップされていました。

DS3クロスバック/2018年〜

2018年10月、パリモーターショーでワールドプレミアされたDS3クロスバックは、プジョー・208でも用いられる「CMP」プラットフォームを採用し、フロントマスクはDS7クロスバックと共通イメージとされました。
2019年4月、日本への導入を記念したモデル「ラ・プルミエール」が60台限定のオンライン予約を開始。同年6月26日に日本市場での「Be Chic」「So Chic」「Grand Chic」のガソリンエンジンのみで販売を開始しました。同年12月10日、限定40台で最上級グレード「Grand Chic」をベースとしたオフホワイト内装車を発売。
2020年5月14日、「Grand Chic」で選択できる最上級のインテリアパッケージ「OPERAインスピレーション」を設定。同年6月24日にBEVの「DS 3クロスバック E-TENSE」の日本導入を発表し、7月29日に販売を開始しました。
2021年1月6日、特別仕様車「パフォーマンスライン」を発売。2月3日には特別仕様車「ソーシック レザーエディション」を発売。
2023年5月23日、マイナーチェンジと同時に車名を「DS 3」に変更し、E-TENSEなどが廃止されて1.5ℓ BlueHDiディーゼルターボのみとなりました。同年10月31日、特別仕様車「DS 3 PERFORMANCE LINE」を発売し、1.2ℓ直列3気筒ガソリンターボが再登板しています。
2024年2月21日、DS COLLECTIONモデル「DS 3 Esprit de Voyage」を発売。同年3月22日には全ラインナップにChatGPTを標準装備。同年5月29日、特別仕様車「DS 3 OPERA BlueHDi Edition Noir et Blanc」を発売しました。
2026年1月1日、経済変動加算額150,000円の導入により価格が改定されています。

DS3クロスバックのモデルチェンジ遍歴
DS3クロスバックのモデル 販売年表
DS3クロスバック 2018年〜2023年5月
DS 3(マイナーチェンジ・改名) 2023年5月〜

DSオートモビルズ DS3クロスバックはDS 3として7年目のいまも現役

DS3クロスバック

SUV市場の拡大を背景に投入されたDS3クロスバックは、車名からクロスバックの2文字が外れたあとも、フランス車らしいハイセンスなデザインと作り込みで支持を保っています。BセグメントのコンパクトSUVでこれだけ内装の設えに振り切ったモデルは今も多くありません。

ブランドが「N°」を冠する新世代へ舵を切るなか、DS 3は登場から7年目を迎えてなお現役です。次期型はSTLAスモールへ移行する見通しで、いまのディーゼル1本という潔い構成は、この世代ならではの選択肢と言えるでしょう。