日産のデイズルークスの内装の特徴は?コクピットやシートデザインをチェック!
日産が販売を手掛ける軽トールワゴンのデイズルークス(DAYZ ROOX)の内装を紹介します。2013年にデイズシリーズの第二弾モデルとして登場したデイズルークスは、デイズと同様に三菱自動車が製造を手掛けており、姉妹車として三菱のekスペースがあります。
NISSANデイズよりも広い室内空間を誇るデイズルークスの内装を、コックピットやシートデザイン、ラゲッジルームの収納性などに注目してまとめていきます。
また、2017年4月に登場したデイズルークスの特別仕様車「ハイウェイスターX Vセレクション」と「X Vセレクション」の内装や、より質感を高めたデイズルークスのカスタムカー「ボレロ」と「ライダー」の内装にも触れています。
日産デイズルークスのシートデザインは全部で5タイプ!ドアトリムクロスにも同じ生地を採用しインテリアで統一感
日産デイズルークスのハイウェイスターXターボ・ハイウェイスターX・ハイウェイスターX Gパッケージ・ハイウェイスターGターボには、スエード調クロスのシート生地にエボニーの内装色が標準装備されます。幅広い年齢層に親しまれる、シックで大人っぽいインテリアデザインです。デイズルークスの特別仕様車「X Vセレクション」にはメーカーオプションで装着可能です。
日産デイズルークスの上級グレードとなるハイウェイスターXターボとハイウェイスターGターボは、メーカーオプションでブラウンのプレミアムグラデーションインテリアを選択できます。シート生地にはネオソフィールとスエード調クロスのコンビシートが採用されていて、上質感のある内装デザインとなっています。
なお、日産デイズルークスの特別仕様車「ハイウェイスターX Vセレクション」は、ブラウンのプレミアムグラデーションインテリアが標準装備されています。
スエード調クロスのシート生地にアイボリーカラーの内装色の組み合わせは、S・X・X Vセレクションに標準装備されるインテリアです。ナチュラルな生成色の内装が、リラックスできる室内空間を作り出しています。
株式会社オーテックジャパン扱いとなる日産デイズルークスのボレロに特別装備されているのは、専用のレザー調シートに内装色エボニーのインテリアです。茶×黒のシートカラーがプレミアム感を引き立てます。
ボレロと同様、株式会社オーテックジャパン扱いのデイズルークスのライダーには、スポーティな格子柄シートとエボニーの内装色が設定されています。スポーツテイストを全面に押し出したスタイルがかっこいいです。
寒さが堪える冬場のドライブで身体を温めてくれる運転席ヒーター付きシートは、ボレロ・ライダーを除くデイズルークスの2WD車にはメーカーオプションでのみ装備可能です。デイズルークスの4WD車とボレロ・ライダーには、ヒーター付きシートは標準装備となっています。
デイズルークスのコックピットはハイウェイスターシリーズとその他グレードでデザイン設計が異なる
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ハイウェイスターXのコックピットの特徴は2眼メーターを採用していること -
Sグレードはシンプルな単眼メーターを採用
NISSANデイズルークスのハイウェイスターXと標準仕様のSグレードのコックピットを比較してみましょう。エボニーとアイボリーの内装色の違いでかなりイメージが変わります。メーターのデザインも標準仕様ではタコメーターがついておらず、ハイウェイスターモデルは2眼メーターとなっています。
ステアリングホイールはX Vセレクション・ハイウェイスターX・ハイウェイスターX Gパッケージ・ハイウェイスターXターボ・ハイウェイスターGターボが本革巻ステアリング、ハイウェイスターX・ボレロ・ライダーにピアノ加飾付きの本革巻ステアリングが標準装備されています。ハイウェイスターのターボ車の場合はメーカーオプションでピアノ加飾付きに変更することができます。
オートエアコンはSグレードを除く全てのデイズルークスに標準装備されています。視認性にも優れた先進的なタッチパネル式で、スマートフォンやタブレットを操作するかのように直感的に調整作業ができます。Sグレードにはマニュアルエアコンが搭載されています。
速度を一定にキープするクルーズコントロールは高速道路利用時などに便利な機能です。こちらはハイウェイスターGターボにのみ標準装備されています。
日産のデイズルークスは「セーフティーサポカーSワイド」「セーフティSベーシック+」に認定
日産デイズルークスは様々な先進安全機能を有した安全性能の高さが認められ、「セーフティーサポカーSワイド」「セーフティーサポカーSベーシック+」として評価されています。サポカーS ワイドはハイウェイスターグレード、サポカーSベーシック+はその他グレードが該当します。
コックピットからの前方視界がとても広いデイズルークス。クリアで運転しやすいガラスエリアは、ドライバーの安全運転に貢献します。ピラーの太さなどを工夫しているので、歩行者の確認もしやすくなっています。
前方歩行者検知機能つきの踏み間違い衝突防止アシストを軽自動車初採用している日産デイズルークス。この機能はデイズルークス全車に標準装備されています。
インテリジェントエマージェンシーブレーキは、車両や人との衝突回避を支援する先進安全機能です。踏み間違い衝突防止アシストと同じく、インテリジェントエマージェンシーブレーキもデイズルークスの全グレードに標準装備されています。
デイズルークスのラゲッジルームは広々!その他の収納スペースも充実
デイズルークスは多彩なシートアレンジにより様々な使い方ができます。荷物を載せるのはもちろん、フロントシートを全て倒して乗員が足を伸ばして休めるフラットなスペースを作り出すことも可能です。
室内高は1,400mmと、軽ハイトワゴンの中でもトップクラスを誇る日産デイズルークス。レジャーや長期の旅行で頼れるパートナーとして活躍しデイズルークス車内での子供の着替えも楽に行えます。開口幅の広いラゲッジルームには、27インチの自転車のような大きな荷物もラクラク収納できます。
軽自動車で初めて前後スライド式を導入したデイズルークス。助手席の足元にはシートアンダーボックスを設置しており、リアシート側からも素早い出し入れが可能となっています。
グレード別設定となる助手席シートバックテーブルは、ロングドライブでの休憩時に便利な装備です(走行中は使用不可)。耐荷重は3kgで、付属の買い物フックの耐荷重は1kgまでとなっています。
デイズルークスのおすすめオプションは?人気のカスタムアイテムをピックアップ
デイズルークスの内装の雰囲気を一気に変えるなら、革調シートカバーの装着をおすすめします。生地は明るいキャメルとブラウンのパイピングが施されたブラックの2カラーから選べます。
インテリアパネルはブラウン×ピンクゴールドと、ブラウンandシルバー/シルバーandブラックの2タイプがラインナップしています。ドアスイッチパネルはツヤ感のあるダークブラウンにカスタム可能です。ブラウン系のインパネなので、同じくオプションアイテムである革調シートカバーとの相性も抜群でしょう。
フロアカーペットを変えるだけでもおしゃれな室内空間を演出することができます。純正アイテムではスタンダード・エクセレント・デザインタイプがラインナップしていますが、内装のカスタム目的であればエクセレントかデザインタイプがおすすめです。どちらも消臭機能つきで、茶系のカラーがデイズルークスのインテリアをドレスアップしてくれます。
日産の軽ミニバン・デイズルークスの内装はデイリーユースに便利な機能性抜群のデザイン
2013年に日産自動車から登場して以来、軽自動車市場において絶大な人気を誇るデイズルークス。その人気の理由はスタイリッシュでかっこいいエクステリアだけでなく、デイリーユースに向いた居心地の良さ・デザイン性・機能性など様々な要素を満たした内装にも隠されていました。ベースグレードをはじめハイウェイスターシリーズやボレロ、ライダーなどの幅広いグレード構成によって、内装の選択肢も広がっています。
ファミリーや独身者など、多くのドライバーから親しまれ、フルモデルチェンジも間近ではないかと噂されているデイズルークス。これから外装・内装ともにどう改良されていくのかが楽しみです。
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