シトロエンC5エアクロスの内装

シトロエンC5エアクロスの内装はSUVらしい実用性とハイセンスなデザインを融合

シトロエンC5エアクロスの内装は高品質なレザーシートに広くゆとりのある室内。荷室スペースはセグメントでは最大クラスで多彩なシートアレンジも可能。ハイウェイドライブアシストやアクティブセーフティブレーキ、アクティブクルーズコントロールなど先進安全装備も標準搭載。

シトロエンC5エアクロスの内装を徹底解説!シトロエン初のSUVが持つ魅力とは?

シトロエンブランド初のSUVとして登場したシトロエンC5 AIRCROSS(エアクロス)の内装を解説します。
シトロエンC5エアクロスは100周年を迎えたシトロエンの技術が詰め込まれたミドルサイズのSUVモデルで、デザイン・走行性能・乗り心地・安全性能などあらゆる面において最上を目指しています。2017年に中国市場向けのモデルとして登場し、2018年に欧州で発売。

個性的な外装が目を引くシトロエンC5 AIRCROSSの内装は、競争率の高いSUV市場においても唯一無二の価値・個性を見出したこだわりのデザインに仕上がっています。気になるコックピット設計やシートデザイン、荷室スペース、安全装備などを、SHINEとSHINEナッパレザーパッケージの違いに触れつつまとめていきます!

シトロエンC5エアクロスのコックピットは整然としていて運転手に走る喜びを体感させる至れり尽くせりな設計

運転が楽しくなるシトロエンC5エアクロスのコックピットは、スイッチ類も無駄がなくレイアウトされていて操作性に優れる

「魔法の絨毯のような乗り心地」を追求したというシトロエンのC5エアクロスのコックピット。高めのシートポジションで良好な視界を確保しており、メーターディスプレイやエアコン周りは先進性に満ちています。

シトロエンC5エアクロスのヒルディセントコントロール付きグリップコントロールを作動すれば、ぬかるんだ悪路や雪道での走行時もスムーズに突き進みます。ドライブモードはエコ・ノーマル・スポーツの3モードがあり、自分好みの走り味を楽しむことができます。

Apple CarPlay・Android Auto・置くだけ充電機能など車内でのスマホの使い勝手も重視しているシトロエンC5エアクロス

シトロエンC5エアクロスはApple CarPlayやAndroid Auto対応で、スマートフォンとの連携も強化されています。スマホをケーブルでつなげば8インチの大きなスクリーンにアプリ画面が表示され、スマホ感覚でタッチ操作が行えます。
また、センターコンソール下部には置くだけでスマホを充電できるワイヤレスチャージャーも備えており、遠出の際も安心です。

さらにシトロエンC5 AIRCROSS ナッパレザーパッケージの場合、2トーンカラーのナッパレザー革巻きのステアリングホイールやスポーティーなアルミペダル、電動メッシュサンシェード付パノラミックサンルーフが標準装備されます。

シトロエンC5エアクロスのたっぷりとしたシートにはラウンジ感のあるラグジュアリーな本革素材を使用

シトロエンC5エアクロス SHINEにはライトandダークグレーのハーフレザーシートを採用

シトロエンC5エアクロスのSHINE NAPPA LEATHER PACKAGE(ナッパレザーパッケージ)の内装シートはブラウンandブラックの渋いデザイン

シトロエンC5エアクロスは、標準仕様の「SHINE」と上級グレードの「SHINE ナッパレザーパッケージ」の2グレード構成となっており、それぞれデザインやカラーは異なります。
SHINEにはシックなグレーのハーフレザーシートが、SHINE ナッパレザーパッケージにはブラウン×ブラックの大人っぽいナッパレザーシート(一部に人工皮革を採用)が設定されています。どちらも高級ソファのようなラグジュアリーな雰囲気です。また、水平基調のデザインを採用しているので、室内をより広く開放的に感じることができます。

座面や背もたれに大きめのクッションを配置し、ドライブ中の疲労を軽減するアドバンスドコンフォートシートは耐久性も抜群!

シトロエンC5エアクロスはシート構造にも独自の工夫がなされています。姿勢が維持しやすいようたっぷり幅広なクッションに高密度のフォームを充填しており、座った瞬間から長距離ドライブ中まで身体への疲労を軽減します。
なお、ナッパレザーパッケージのシートには、運転席と助手席にシートヒーターを装備しています。

シトロエンC5エアクロスのラゲッジルームはセグメント最大となる670Lの大容量を誇る!

670Lから1,630Lまで荷室を拡大できるシトロエンC5エアクロスは毎日の買い物からレジャーまであらゆるシーンで活躍すること間違いなし

後部座席は3席とも独立式でそれぞれスライド・リクライニング・フォールディング機構を備える

シトロエンC5エアクロスのラゲッジスペースは通常時で670L、後部座席全てを倒した場合は1,630Lの荷室容量を確保できます。リアシートが3座独立しているのも特徴のひとつで、シートアレンジ次第で大きく重量のある荷物もスムーズに積載可能です。

また、テールゲートはハンズフリー電動式を採用しており、両手が塞がっていてもテールゲート下部で足をスライドするだけで開くことができます。ハンズフリー電動テールゲートは通常メーカーオプション扱いとなることも多い機能ですが、シトロエンC5エアクロスの場合はSHINEおよびSHINEナッパレザーパッケージのどちらにも標準装備されています。

先進安全装備を有しドライバー・同乗者・歩行者の安全を確保するシトロエンC5エアクロス

シトロエンでは初めてのミドルサイズSUVとなるC5エアクロスには、シトロエン独自の先進安全装備が多数搭載されています。以下はSHINE・SHINEナッパレザーパッケージの両グレードに標準装備されているセーフティシステムの一例です。

  • ハイウェイドライブアシスト・・・高速道路等でアクセル操作・ブレーキ操作をオート制御。30~180km/hの速度域で作動する
  • アクティブセーフティブレーキ(被害軽減ブレーキ)・・・約5~140km/h範囲内で運転手の操作が間に合わない時に自動ブレーキを作動する(停止車両は80km/h以下、歩行者:60km/h以下で検知)
  • アクティブクルーズコントロール・・・車載カメラおよびレーダーにより前方を走行する車両との車間距離を適切に保つ。30~180km/hで作動する
  • インテリジェントハイビーム・・・夜間のドライブ中、ハイビームとロービームを適切に切り替える
  • トラフィックサインインフォメーション・・・車載カメラが様々な道路標識を検知しインパネに表示する

なお、シトロエンC5エアクロスのSHINEとSHINEナッパレザーパッケージでは、標準装備されるセーフティ/セキュリティシステムは全て共通しています。そのため、安全性能についてはベースグレードのSHINEを選んでも満足できる内容と言えるでしょう。

シトロエンの英知が詰まったC5エアクロスの内装はユーティリティの高い作り

C5エアクロスの内装は、シトロエン流の個性的で美しいデザイン・高い質感はもちろんのこと、運転手にとってのベストなコックピット設計や実用的で広々としたラゲッジルーム、充実した先進安全装備などもポイントです。

特に、上級モデルとなるシトロエンC5エアクロスのSHINE ナッパレザーパッケージには、パノラミックサンルーフやシートヒーターを搭載したナッパレザーシート、アルミペダルなど、より快適性と上質感を追求した特別装備が豊富に用意されており、高級志向のオフローダーも乗車するたびに心が躍ることは間違いありません。
悪路走行性も高く、都会的な見た目で市街地を走る姿も様になるシトロエンC5エアクロスは、SUV市場における新たなスタンダードモデルとして浸透していくことが期待されます。