オイル交換の費用を抑えるには?

オイル交換費用~ディーラーやスタンドの相場

オイルの交換の費用の相場を、トヨタやホンダ、スズキなどのディーラー別、オートバックスやイエローハットといったカー用品店別、ガソリンスタンド別に分けて紹介。AFTオイルの意味や、オイルの適切な交換時期、交換はどうして必要なのかの疑問点も解決します。

オイル交換費用~ディーラーやスタンドの相場

オイル交換の費用や適切な交換時期

ガソリンは車を動かすためのエネルギー源なので補充する必要があるのは理解できる。けれど「オイル交換ってどうして必要なの?」と、一度は思ってしまうはずです。

オイル交換のオイルとは「エンジンオイル」の事です。定期的に交換しなければ、エンジン性能が低下し故障の原因となることもあります。
車を購入して始めて訪れるオイル交換では、どのくらいの費用がかかり、どのくらいの時期を目安として、オイル交換を行う必要があるのか、一体どこで行えばいいのかと様々な疑問点が浮かんできます。

今回は、オイル交換をディーラーで行うケース、カー用品店で行うケース、ガソリンスタンドで行うケース自分で行うケースに分けてどのくらい費用がかかるのかを話題の中心として、オイル交換はどうして必要なのか、オイル交換を行う適切な時期について紹介します。

オイル交換の費用の内訳は?

車にかかる維持費

オイル交換の費用=オイル代+工賃+サービスを行った企業の利益

オイル交換の費用は、使用するオイルの代金に工賃(交換作業をした人件費)に、企業側の利益が加算された額です。

ディーラー別・オイル交換費用

車を購入したディーラーにオイル交換を依頼する方は多くおります。待ち時間は多少かかっても、飲み物やお菓子がふるまわれるし、信頼関係のある担当がいれば尚更です。遊びのスペースがあって子どもがいても退屈な思いをしません。また、購入した車の事を熟知しているスタッフがいる安心感もあります。

トヨタディーラーのオイル交換費用

車のタイプ エンジンオイル(0W-20) エンジンオイル(5W-30) オイルフィルター
マジェスタクラス 7,611円/台 6,853円/台 2,160円/台
クラウンクラス 6,891円/台 5,965円/台
プリウスクラス 5,965円/台 5,246円/台
ラクティスクラス 5,142円/台 4,526円/台
軽自動車クラス 3,805円/台

※上の表のオイル交換の費用は、東京トヨペットのサービスメニューを参考にしました。
※ご利用される地域や、サービス特典の種類、車種・型式により費用は異なります。

ホンダディーラーのオイル交換費用

商品名・型番 料金(1Lあたり) 特徴
ウルトラMILD(10W-30) 1,252円/L

ホンダ社の幅広い車種に対応している
ウルトラLEO(0W-20) 1,323円/L

環境性能を重視した低燃費オイル
ウルトラGreen

1,323円/L

HONDAハイブリッド、低燃費ガソリンエンジン向け
ウルトラNEXT

1,485円/L

ホンダの高次元エンジン向けオイル
車種 費用 作業時間
オイルフィルター交換 全車共通 4,212 円~ 15分ほど
エンジンクリーニング 全車共通 1,944 円 5分ほど

※上記の表は、Honda Cars 東京中央のサイト情報を参考にして作成しました。
※ご利用される地域や、車種・型式により費用は異なってきます。

スバルディーラーのオイル交換費用

車のタイプ SUBARUレプレイアード
ZERO 0W-30

MORTOR OIL SN
5W-30, 0W-20
オイルフィルター交換
レガシィ、インプレッサ、フォレスターなど 9,461円~ 7,085円~ 普通・小型車
1,620円
軽自動車
1,436円
レガシィ(6気筒) 11,405円~ 8,435円~
レヴォーグ、WRX S4など 11,162円~ 8,251円~
BRZ

11,729円~ 8,640円~
トレジア、デックス 5,638円~
軽自動車 5,141円~

※千葉スバル自動車株式会社のサイトを参考にした表です。
※ご利用される地域や、サービス特典、車種・型式により費用は異なってきます。

スズキディーラーのオイル交換費用

車のタイプ エンジンオイル交換 オイルフィルター交換
軽自動車
ワゴンR・ハスラーなど
1,620円+オイル代 540円+部品代
小型車
ソリオなど
1,890円+オイル代 540円+部品代
普通車
エスクード・ランディ
1,890円+オイル代 540円+部品代
(エスクードは1,080円+部品代)

※株式会社 スズキ自販東京のサイトの情報を参考に表にしました。
※ご利用される地域や、サービス特典、選択するオイルの種類、車種・型式により費用は異なります。

ガソリンスタンドでのオイル交換をした時の費用

オイル交換を実施している海外のガソリンスタンド

ガソリンスタンドでオイル交換を行うメリットは、予約なしでも短時間で終わり、休日の多くの時間をオイル交換に費やさなくても良い事です。デメリットとしては、スタッフの交換能力に差があることです。

ガソリンスタンドの標準的な交換費用

交換で用いるオイルはメーカーや商品によって価格帯は異なりますが、大よその相場は1Lあたり1,000円前後なので、キリのよい数字である1,000円/Lを単価として計算します。

6Lのオイル交換が必要な車のオイル交換の費用は、オイル代が6,000円にスタンド側の経費として工費や利益が1,000円~2,000円ほど加算されますので、合計額は、7,000円~8,000円ほどです。

※工費や利益額は、運営会社の経営方針によって異なります。

スタンドでオイル交換費用を抑えるには?

スタンドにオイル交換をお願いしたら…、オイル代+交換(工賃)の他に「オイルエレメントの交換はしますか?」「他にも○○を交換しておいた方がいいですよ!」と、オプション料金が発生することがしばしばです。本当にオイル交換以外も必要な場合もありますが、パッと車を見ただけでオプションメニューを追加してきたら、断る勇気を持ちましょう。

オイルの交換費用を抑えるには、特定のスタンドの常連客になる事をお勧めします。例えば、ガソリンを頻繁にそのスタンドで入れたり、あるいはオイル交換も定期的に同じスタンドで行っていれば、工費の部分でサービスしてくれたりするため、交換費用が安くなります。

カー用品店でのオイル交換の費用

エンジンオイルを販売するカー用品店

車グッズを見て回ったり、そこで買い物をするのが好きだという方には、カー用品店でオイル交換を行う事をお勧めします。待ち時間は店内をうろついているだけで楽しいですよね!

オートバックスのオイル交換費用

費用 作業時間 交換目安
エンジンオイル交換 オイル代+540円~ 15分~ 走行5,000km毎、6ヶ月毎
オイルエレメント交換 部品代+540円~ 15分~ 1年間に1回

※使用するオイルや部品の種類によって料金は変わってきます。
※オートバックスの会員特典を受けることが可能です。
※公式アプリによる便利な特典もあります。

イエローハットのオイル交換

オートマチックオイル価格表

オートマチックオイルとは、ATFとも略されるオイルです。オートマ車のトランスミッション(変速)システムをスムーズに作動させるため、定期的に交換が必要となります。交換の目安は、10万Kmを走行したタイミングと言われています。

商品名 MAGMAX AFT(スタンダード)

カストロールトランスマックスFEマルチビークル カストロールATFタイプH(ホンダ車専用) MAGMAX CVTF
(スタンダード)
車の種類 AT車 AT車(ホンダ車を除く) AT/CVT車 CVT車
オイル種類 部分合成油 全合成油 部分合成油 部分合成油
1Lあたり 1,180円(税込) 1,290円(税込) 1,310円(税込) 1,240円(税込)
軽自動車
4L交換
4,720円(税込) 5,160円(税込) 5,240円(税込) 4,960円(税込)
普通自動車
6L交換
7,080円(税込) 7,740円(税込) 7,860円(税込) 7,440円(税込)
普通自動車
8L交換
9,440円(税込) 10,320円(税込) 10,480円(税込) 9,920円(税込)

※オイル代に通常工費3,240円が加算されます。場合によっては、5,400円がかかります。
※車の種類に応じて交換するオイルの量が異なります。
※ネットや電話による受付が可能です。

オイル交換を自分でやってみれば費用は節約できる?

自分でエンジンオイルを交換する男性

オイル交換の費用は、オイル代+人件費(手間賃)+会社の利益です。自分でやれば、人件費と利益はかかりませんが、その分、知識のない人は動画サイトなどを駆使して交換の方法を学ぶ必要があります。

オイル交換の方法を率先して学びたい人は、多少時間がかかっても苦にならないかもしれません。しかかし、費用節約するだけが目的の人は、交換の方法を学んだり、実際に試してみたら思っている以上に苦労をするため「スタンドに頼めばこんなに苦労しなかったのに…」「ディーラーでやってもらえば良かった」などと思ってしまうかもしれません。

ここでは、オイル交換の方法を率先して学びたい人に向けて、オイル代の方をどう安くできるのかについての方法論を紹介します。

ネットやホームセンターで安く購入する

工事現場や作業現場で働く人たちから支持を集めているネットストアであるモノタロウは、車に使うオイルをリーズナブルな値段で購入するにも便利なサイトです。一度も検索してみれば、欲しい使用品が沢山見つかるかもしれません。

また、ご自宅にガレージなどの収納スペースがある方は、ホームセンターで大量買いすることもお勧めです。オイルは開封せずに密閉したままであれば、長期間の保存が可能です。大量購入すれば、1缶当たりの単価を下げられます

廃油の処理の費用を抑えるには

オイル交換を行えば、古いオイルの残りモノである廃油の処理が必要となります。ディーラーやカー用品店にオイル交換を頼めば、廃油の処理も行ってくれますが、自分でオイル交換をした場合には廃油をどうしようかを考えなければなりません。廃油を処理するにも、費用が発生してしまいますので、極力抑えたいものです。では、どうすれば処理費用を安くできるかを紹介します。

  • リサイクル業者に売ってみる。
  • 日頃利用しているガソリンスタンドに引き取ってもらう。
  • オイルを購入したカー用品店で引き取ってもらう。
  • ダンボールを利用して廃油処理箱を自作する。

オイル交換の交換時期の目安

エンジンオイルを交換中の作業員

トヨタなどの各ディーラーやオートバックス、イエローハットなどのカー用品店、スタンドによっては、エンジンオイル等の排液口を塞いでいるドレンボルトの外し方や、廃油の抜きか方の方法論は異なりますが、オイル交換の時期の目安についてはある程度の共通性が見られます。

トヨタのHPによれば、エンジンオイルの交換時期の目安は、

車の種類 標準交換時期 山道での走行、オフロード走行が多い場合
ガソリン車(ターボ車を除く) 15,000km、または1年 7,500km、または6ヶ月
ガソリンターボ車 5,000km、または6ヶ月 2,500km、または3ヶ月
ディーゼル車 5,000km~20000km
半年~1年ごと
2,500km~10,000km
3ヶ月~1年ごと

※オフロード走行が多い方は、オイル交換を街乗りメインのドライバーよりも頻繁に行う必要があります。

※エンジンの回転数の多い、ターボエンジンでは、より頻繁な交換が求められる。

オイルフィルターの交換時期

エンジンオイルに含まれている物質をろ過し、汚れを取り除く役目をしているオイルフィルターも定期的に交換しなければなりません。

車の種類 標準交換時期 山道での走行、オフロード走行が多い場合
ガソリン車(ターボ車を除く) 15,000km、または1年 7,500km
ガソリンターボ車 10,000km 5,000km
ディーゼル車 10,000km~20,000km 5,000 km~10,000km

オイルの交換の役目はエンジンと車の寿命を延ばしてくれる!

エンジンオイルを慎重に入れている場面

どうしてオイル交換をしなければならないのかと疑問を持っている方もいると思います。オイルを交換する意味は、エンジンの性能を下げず、負担をかけずに長持ちさせるために行います

オイル交換をすると次のような作用が働くため、エンジン音やパワー出力が変わってきます!

1.潤滑作用~金属部品の滑りが良くなる

車の動力源であるエンジンは様々な金属の部品で構成されています。オイル交換によって、金属の部品同士の滑りが良くなって、エンジンの回転数が向上します。自転車のべダルをこいでいて、なかなか進まなかった時に、自転車屋さんに油を注いでもらったら漕ぎやすくなったという経験はありませんか?

オイル交換には、同じような役割があります。もしも、オイルを交換しなければ金属同士の摩擦力が強まり、エンジンが壊れてしまう恐れが高まります。

2.密封作用~エンジンで作られエネルギーを効率的に利用できます

エンジンの内部を密封させて、外部の気体との接触をさせないことでエンジン出力が上がります。
ガソリンを動力源として、内燃機関が作り出すピストン運動による力が外部に放出されるのを防ぐ効果がオイル交換でアップします。

3.冷却作用~温まったエンジンをクールダウン

ガソリンを利用してエネルギーを取り出そうすれば、熱も発生します。エンジンから発生する熱は、オイルが吸収してくれるので、温まり過ぎを防ぎます

もしも、オイルが不足してしまえば冷却作用が弱まってしまい、エンジンが熱を持ち過ぎてしまい故障の原因となります。

4.洗浄作用~エンジン内部もキレイな状態で仕事率アップ

オイル交換によって、エンジン内部の汚れをキレイにすることが出来ます。エンジンの内部には、ガソリンに含まれる燃焼しきれない汚れ、金属のカスが残ります。それらの汚れは、エンジン性能の低下、故障の原因でもあるので、定期的に洗浄する必要があります。

5.防錆作用~サビにくくなるので金属の劣化が防げます

オイルには、エンジン内部を構成している金属の部品の表面に膜を形成する働きもあります。膜が張られることで、金属の表面が水分と接触しにくくなるため酸化現象が起こりにくくなります。そのため、サビが発生しにくくなり、金属劣化を防げます。

オイル交換は費用を気にしながら自分でやるか業者に頼むかを決めましょう!

オイル交換の主な選択肢は、車を購入したディーラーに頼む、近場のガソリンスタンドで行う、カー用品店でやってみる、自分でやってみる、計4パターンがあります。

それぞれのパターンにおいて、どのくらいの費用がかかるのについてある程度の目安額を算定しました。より具体的な費用については、皆さんが乗られている車のメーカーや種類によって変わってきます。自分の車は○○車のどのタイプであるから、オイル交換の費用はどのくらいかかると把握しながら、オイル交換の時期や場所を決めましょう。

車を購入した時の担当者の人柄やそのお店の雰囲気を好ましく思っていたら、ディーラーがお勧めです。車のグッズを見て回ったり、購入するのが趣味という方は顔なじみのスタッフがいるカー用品店をお勧めします。新しいことにチャレンジするのが好きな人は、自分でオイル交換を行ってみるのも良いかもしれません。

車を長持ちさせるために、定期的に行わなければならないオイル交換は、自分のライフスタイルなどに合わせて業者に頼むか自分で行うのかを決めましょう!