ヴェルファイアのマイナーチェンジ

マイナーチェンジしたヴェルファイアの価格/ボディカラー/インテリア/画像

ヴェルファイアのマイナーチェンジが2017年12月25日に発表され2018年1月8日に発売されました。ヴェルファイアの新型モデルには、レーダークルーズコントロールなどがパッケージングされた第二世代のトヨタセーフティセンスが搭載され安全性が大幅に強化。マイナーチェンジ後の販売価格、インテリアやエクステリアの変化について紹介。

マイナーチェンジしたヴェルファイアの価格/ボディカラー/インテリア/画像

ヴェルファイアのマイナーチェンジは2018年10月25日に実施!インテリジェントクリアランスソナーを全車標準装備した

2017年12月25日にビッグマイナーチェンジしたヴェルファイアは、2018年10月25日に一部改良のマイナーチェンジが行われインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)を全車に標準装備しました。

前回行われたビッグマイナーチェンジの内容は、第二世代に進化したトヨタセーフティセンスの搭載により、夜間歩行者や昼間の自転車にも自動ブレーキが作動するようになった、エクステリアがさらにアグレッシブにインテリアは上品になったなど、ヴェルファイアとはどんな車なのかを振り返りながら、2018年10月25日に行われた一部改良内容をチェックしていきましょう。

ヴェルファイアのマイナーチェンジ(一部改良)で全車インテリジェントクリアランスソナーを標準装備してより安全性が高い車へ

ヴェルファイアには、パーキングサポートブレーキ付きのインテリジェントクリアランスソナーをエグゼクティブラウンジに標準装備・その他のグレードにはメーカーオプションで設定されていましたが、2018年10月25日の一部改良により全車標準装備となっています。

パーキングサポートブレーキ付きのインテリジェントクリアランスソナーは、フロント・リアのソナーが障害物を検知し対象物との距離をブザーで教えてくれ、ぶつかりそうになると自動的にエンジン出力を抑制したり、ブレーキをかけて衝突を回避する可能性を高める安全装備です。

2017年12月のマイナーチェンジでは最上級グレードのエグゼクティブラウンジに標準装備されていて、ほかのグレードはメーカーオプションになっていますが、2018年10月25日の一部改良では全車標準装備になりどのヴェルファイアでも安心して運転することができます。

ヴェルファイアの一部改良マイナーチェンジでは、メーカーオプションの設定変更がされてより使いやすい車になる可能性がある

ヴェルファイアに設定されているメーカーオプションは、「インテリジェントクリアランスソナーとデジタルインナーミラー」でしたが、2018年10月25日の一部改良では、インテリジェントクリアランスソナーが標準装備になり「デジタルインナーミラーとブラインドスポットモニター」のセットオプションに切り替わりました。

一部改良前ではブラインドスポットモニターだけの設定はなくメーカーナビとのセットでしたが、2018年10月25日のマイナーチェンジでデジタルインナーミラーとのセットオプションになり選びやすくなっています。T-Connect SDナビゲーションの非装着時に「ブラインドスポットモニター・デジタルインナーミラー」のメーカーオプションを選ぶことができて、価格は108,000円です。

ブラインドスポットモニターがあると、ボディサイズが大きいヴェルファイアの弱点でもある死角の多さを補ってくれるため、車線変更時の接触や左折時に自転車などを巻き込む事故の可能性を下げてくれます。

現行型ヴェルファイア(2018)のマイナーチェンジの中身

2015年のフルモデルチェンジが行われてから、初のマイナーチェンジとなる今回の改良点のアピールポイントは、第二世代のトヨタセーフティセンスの導入です。

トヨタは2017年にリリースしたモデルチェンジモデルに対して積極的に先進の安全支援システムを取り入れています。今回のモデルチェンジでは次世代のトヨタセーフティセンスを標準装備してエクステリとインテリアも刷新するビッグマイナーチェンジとなりました。
201712月25日に発表され2018年1月8日に発売された新型ヴェルファイアのマイナーチェンジ最新情報を紹介します。

ヴェルファイアはトヨタの最上級ミニバン「アルファード」の兄弟車

マイナーチェンジした新型ヴェルファイアのエクステリア

ヴェルファイアは、トヨタが製造・販売を行うLLクラスのミニバンです。ヴェルファイアはラグジュアリータイプのミニバンであるアルファードの兄弟車です。

初代ヴェルファイアは、アルファードのフルモデルチェンジを機に、ネッツ店から販売されていたアルファードVの後継車種として2008年5月に販売を開始しました。

上品で洗練された雰囲気が特徴であるアルファードとの差別化を図るため、ヴェルファイアではエクステリアで「アグレッシブ」「力強さ」「若々しさ」を表現しました。

2011年の9月に行われたマイナーチェンジでは、エンジン音や振動数を最小限に抑制させ優れた静粛性を実現したエンジンと、E-Fourと呼ばれる電気式4輪駆動を組み合わせたハイブリッドカー「ハイブリッドX」「ハイブリッドV」などの車種を登場させました。

2015年の1月に兄弟車のアルファードとともにフルモデルチェンジが行われた2代目モデルでは、フロント部分に、上下2段のヘッドランプの特徴を際立出せる縦幅の広いメッキ加工を施しているグリルを採用して、エクステリアの魅力を高めました。

マイナーチェンジ後のヴェルファイアは進化した第二世代セーフティセンスを標準装備して安全性が進化

新型ヴェルファイアのマイナーチェンジの目玉は、第二世代に進化した衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」を標準装備して安全性を大幅に強化した事です。

トヨタセーフティセンスPのレーダー

トヨタセーフティセンスは、ミリ波レーダーと単眼カメラを用いてドライバーの死角になる場所の安全確認を行って、警戒音を発したり、自動でブレーキを発動させるシステムを備えます。

ミリ波レーダーは遠くにいる車の状況を調べるのに有効で、雨や霧などの天候不良の影響を受けにくいのが特徴です。一方の単眼カメラは対象物の認識に有効で、車だけではなく白線、対向車のランプ歩行者の識別にも機能性を発揮します。異なるタイプの2種類のセンサーを使用することで、第二世代のトヨタセーフティセンスでは信頼のおける安全システムを構築する事が可能となります。

第二世代のトヨタセーフティセンスには、以下の衝突支援システムがパッケージングされています。

ヴェルファイアは夜間の歩行者も検知できるプリクラッシュセーフティシステムも搭載

先行者や歩行者との衝突の可能性があれば、警戒音を鳴らすまたはディスプレイ上で危険を知らせます。さらに衝突の危険が高くなると、自動的にブレーキを発動させて衝突の回避や衝突の被害を最小限にさせる予防安全技術です。

第二世代のトヨタセーフティセンスでは0-80km/hで走行中に自転車を検知、夜間の歩行者も検知できるように進化しました。

ヴェルファイアの車線を維持するレーントレーシングアシスト

トヨタのレーンディパーチャーアラート

ドライバーがウインカー操作を行わっていないにもかかわらず、走行車線からはみ出してしまった場合に危険性をブザーやディスプレイ表示で知らせ、車線を維持できるようにステアリング操作をアシストします。

状況により切り替えるオートマチックハイビームもマイナーチェンジで実装

トヨタのオートマチックハイビーム

単眼カメラで周囲の状況や対向車がヘッドライトを付けているのかを確認する。ハイビームでの走行が可能であると判断すればハイビームのままで走行、ハイビームの点灯が先行車や対向車の走行に迷惑がかかると判断すれば自動的にロービームに切り換えます。

ヴェルファイアの追従型レーダークルーズコントロール

車を一定速度のまま運転するのに役立つ機能である。先行車との車間距離を維持するのをサポートしてくれるシステムです。

道路標識を表示してくれるロードサインアシストもマイナーチェンジで装備

一時停止や制限速度など、ドライバーが見落としがちな道路標識を認識、最小限の視線移動になるようコクピット内のマルチインフォメーションディスプレイ内に表示します。

マイナーチェンジモデルでヴェルファイアのエクステリアもリフトアップ

新型ヴェルファイアのフロントビュー

新型ヴェルファイアのリヤビュー

2018年1月8日のマイナーチェンジでは大幅なエクステリアのリフトアップは見られないと思われましたが、ヘッドランプ、フロントグリル、フロントバンパー、バックドアガーニッシュ、リヤコンビネーションランプのデザイン変更が行われたビッグマイナーチェンジとなりました。

流れるウインカー「シーケンシャルターンランプ」もヴェルファイアに採用

その他には、ハリアーなどで採用している外側へ流れるようにLEDランプが次々と点滅していく、LEDシーケンシャルターンランプをフロントとリヤに導入します。エクステリアの質感はレクサスに並ぶほど豪華になっています。

新型ハリアーのヘッドライト

またスマートキーを持つオーナーが車に近づくと、ドアミラーの下に光を照らして車名のロゴを表示されるハリアーで好評の「ウェルカムランプ」をヴェルファイアでも装備しています。

新型ハリアーのウェルカムランプ

新型ヴェルファイアのボディカラーはボディ専用色含めて全7色

新型ヴェルファイアのフロントビュー

新型ヴェルファイアは新型アルファードと同じように通常ボディとエアロボディがラインナップされています。
ボディカラーも通常ボディとエアロボディで専用のカラーがあり、全てのカラーが共通ではありません
2018年1月8日のマイナーチェンジで設定される全7色のボディカラーを紹介します。

ブラックの新型ヴェルファイアブラック

スティールブロンドメタリックの新型ヴェルファイアスティールブロンドメタリック(通常ボディ専用)

グラファイトメタリックの新型ヴェルファイアグラファイトメタリック

ホワイトパールクリスタルシャインの新型ヴェルファイアホワイトパールクリスタルシャイン(32,400円高)

バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレークの新型ヴェルファイアバーニングブラッククリスタルシャインガラスフレーク(32,400円高)

ダークレッドマイカメタリックの新型ヴェルファイアダークレッドマイカメタリック(エアロタイプ専用)

スパークリングブラックパールクリスタルシャインの新型ヴェルファイアスパークリングブラックパールクリスタルシャイン(エアロタイプ専用・32,400円高)

ヴェルファイアのマイナーチェンジ後のインテリアは上質感がより進化

新型ヴェルファイアのコクピット

新型ヴェルファイアのシート

ミニバンといえば「ファミリーカー」「大衆車」としてのイメージが先行しがちです。しかし、ラグジュアリータイプのミニバンであるヴェルファイアのインテリアは、現行モデルでも十分に室内装備が整っていて、上質で格調の高いラグジュアリーな空間でしたが、マイナーチェンジにより更なる進化を遂げました

ヴェルファイアの内装はレクサスに引けを取らない豪華な装いで、VIPな方々が利用するミニバンとしても有名です。マイナーチェンジによってヴェルファイアの魅力である、助手席スーパーロングスライドシートなどの室内装備の機能性がさらに増しました。

ヴェルファイアには、エスティマで採用されている電動床下格納付サードシートを搭載しました。3列目シートをボタン操作で簡単に床下に収納できて、乗車人数が多い時には3列目も簡単に利用でき、ヴェルファイアの車としての魅力が高まります。

ヴェルファイアの3.5Lエンジンを刷新し燃費性能が向上

新型ヴェルファイアの3.5Lエンジン

マイナーチェンジが行われた新型ヴェルファイアには、ハリアーに導入された2.0Lターボエンジンの搭載が噂されていましたが、今回は搭載されませんでした。

また、ハイブリッドモデルのシステムにも、新型カムリに搭載されている新開発の2.5L直列4気筒ハイブリッド用ダイナミックフォースエンジン+THS2が導入される見込まれていましたが、今回は見送られています。ダイナミックフォースエンジンは、TNGA(Toyota New Global Architecture)のもとで開発された優れた走行安定性と高い環境性能を実現したパワートレインです。オリンピックイヤーの2020年に噂される次回のフルモデルチェンジで搭載される可能性があるので期待しましょう。

これらのパワートレインは設定されたませんでしたが、3.5Lエンジンが刷新され、ATが6速から8速へ変更されたことによりエグゼクティブラウンジのJC08モード燃費は従来の9.6km/Lから10.6km/Lを達成しています。

マイナーチェンジした新型ヴェルファイアの販売価格とスペック

マイナーチェンジ後のヴェルファイアの販売価格は3,354,480円~となっています。第二世代へ進化したトヨタセーフティセンスを標準装備した新型ヴェルファイアの一番人気グレード、ガソリンモデルのX8人乗りのスペックと全グレードの販売価格一覧を紹介します。

グレード メーカー希望小売価格
X 3,354,480円~
V 4,185,000円~
VL 5,205,600円~
HYBRID X 4,363,200円~
HYBRID V 4,975,560円~
HYBRID V L エディション 5,529,600円~
Executive Lounge 7,034,040円~
HYBRID Executive Lounge 7,358,040円~
Z 3,692,520円~
Z A エディション 3,905,280円~
Z G エディション 4,362,120円~
ZG 4,947,480円~
HYBRID Z 4,610,520円~
HYBRID ZR 5,120,280円~
HYBRID ZR G エディション 5,674,320円~
Executive Lounge Z 7,183,080円~
HYBRID Executive Lounge Z 7,508,160円~
新型ヴェルファイア Xグレードのスペック
全長 4,935mm
全幅 1,850mm
全高 1,935mm
ホイールベース 3,000mm
室内長 3,210mm
室内高 1,590mm
室内幅 1,400mm
車両重量 1,920mm
最低地上高 160mm
最小回転半径 5.6m
総排気量 2.493L
最高出力 134kW(182PS)/6,000rpm
最大トルク 235Nm(24.0kgm)/4,100rpm
ボディカラー 5色
乗車定員 8名
JC08モード燃費 11.6km/L
価格 3,354,480円~

ヴェルファイアのライバルはホンダのフリードや日産のセレナ

下記の表は2017年3月の国内のミニバンの新車販売台数の売上トップ5を示しています。1位のホンダ・フリード・2位の日産セレナを、ヴェルファイアと比較すれば車体のサイズやラグジュアリーモデルのミニバンではないため、直接的なライバル関係とは言えないかもしれません。

しかし、フリードもセレナも2017年の3月においてはヴェルファイアの倍近くを販売しているため、ミニバン市場で熾烈なシェア争いを繰り広げているライバル車として捉えても差支えがありません。

2017年3月ミニバン新車販売台数トップ5
順位・車名 月間販売台数
1位 ホンダ・フリード 14,799台
2位 日産・セレナ 14,577台
3位 トヨタ・シエンタ 13,336台
4位 トヨタ・ヴォクシー 10,831台
5位 トヨタ・ヴェルファイア 6,538台

ヴェルファイアのライバルであるホンダ・フリードホンダ・フリード

ヴェルファイアのライバルである日産セレナ日産・セレナ

最上級のラグジュアリーミニバン・ヴェルファイアの画像5枚

新型ヴェルファイアのフロントビューヴェルファイア

左前から見た新型ヴェルファイアのヴェルファイア

新型ヴェルファイアのサイドビューヴェルファイア

左後ろから見た新型ヴェルファイアのヴェルファイア

新型ヴェルファイアのリヤビューヴェルファイア

ヴェルファイア・アルファード連合で「フリード」や「セレナ」の販売台数を超える事ができるか

新型ヴェルファイアのマイナーチェンジは2017年12月25日に発表され2018年1月8日に発売されます。時期を合わせて兄弟車であるアルファードのマイナーチェンジ車も販売されます。現状では、ヴェルファイアの販売台数とアルファードの販売台数を合計してもフリードやセレナの販売台数以下です。ラグジュアリータイプのミニバンであるため仕方がない側面もありますが、今回行わるマイナーチェンジでヴェルファイアの販売台数とアルファードの販売台数の合計がフリードやセレナの販売台数を超える事ができるのかに注目が集まります。