ヴェルファイアのタイヤサイズ・ホイールサイズ

ヴェルファイア歴代モデルの純正タイヤサイズとホイールサイズ一覧 20系から40系まで全グレード掲載

ヴェルファイアのタイヤ交換・カスタムに役立つ純正サイズ一覧。20系・30系・40系の全型式対応で、XL規格タイヤの読み方や世代間でのホイール流用時の注意点、PCDの変遷もあわせて確認できます。

ヴェルファイア歴代モデルの純正タイヤサイズとホイールサイズ一覧 20系から40系まで全グレード掲載

ヴェルファイア歴代モデルの純正タイヤサイズとホイールサイズ一覧表

ヴェルファイアの純正タイヤサイズと純正ホイールサイズを、2008年発売の初代20系から2023年発売の3代目40系まで、全型式・全グレード掲載しています。
初代の20系ヴェルファイアは2008年から2015年まで販売、2代目の30系ヴェルファイアは2015年から2023年まで販売、3代目の40系ヴェルファイアは2023年から販売されています。

アルファードとヴェルファイアは兄弟モデルですが、アルファードが2代目へモデルチェンジするタイミングの2008年に、もともとネッツ店向けだった「アルファードV」から「ヴェルファイア」へ車名変更してヴェルファイアが誕生しました。そのため2023年モデルはアルファードが4代目ですが、ヴェルファイアは3代目になっています。

タイヤ交換の際は、まず自分の車の型式を確認してから該当する純正タイヤサイズを参照してください。型式は運転席側のドア開口部に貼られた「タイヤ空気圧シール(空気圧ラベル)」で確認できます。中古車では前オーナーによる交換歴がある可能性もあるため、シールの表示と現在装着されているタイヤのサイドウォール(タイヤ側面)の両方を現物確認することをおすすめします。

ヴェルファイアの純正タイヤサイズ表記の見方

一覧表を活用する前に、タイヤサイズ表記の読み方を押さえておきましょう。例として「225/55R19 103H XL」の場合、「225」がタイヤ幅(mm)、「55」が扁平率(タイヤ幅に対する高さの比率・%)、「R」がラジアル構造、「19」がリム径(インチ)、「103」がロードインデックス(最大負荷能力:875kg)、「H」がスピードレンジ(最高210km/h対応)、「XL」はエクストラロード規格(同サイズ標準品より高い空気圧で高い荷重能力を持つ規格)を意味します。

ヴェルファイアのような車重の重いミニバンでXL規格が採用されているのは、乗員フル乗車時の荷重に対応するためです。XL規格のタイヤは適正空気圧が標準品より高めに設定されており、交換時は空気圧ラベルの指定値をそのまま適用することが重要です。

ホイールサイズの「19×7.0J(+40)」は、リム径19インチ・リム幅7.0インチ・インセット(オフセット)40mmを表します。インセットはホイール取り付け面と車両中心からの距離で、数値が異なるとブレーキキャリパーやサスペンションに干渉するリスクがあるため、ホイール選びで特に注意が必要な項目です。

ヴェルファイア3代目40系の型式別の純正タイヤサイズ・ホイールサイズ一覧表

3代目ヴェルファイアのエクステリア2023年から販売された3代目ヴェルファイア40系

2023年6月~

グレード 型式 純正タイヤサイズ 純正ホイールサイズ
HYBRID Z Premier(E-Four) AAHH45W 225/55R19 103H XL 19×7.0J(+40)
Z Premier TAHA40W 225/55R19 103H XL 19×7.0J(+40)
HYBRID Executive Lounge AAHH40W 225/55R19 103H XL 19×7.0J(+40)
Z Premier(4WD) TAHA45W 225/55R19 103H XL 19×7.0J(+40)
HYBRID Z Premier AAHH40W 225/55R19 103H XL 19×7.0J(+40)
HYBRID Executive Lounge(E-Four) AAHH45W 225/55R19 103H XL 19×7.0J(+40)

40系ヴェルファイアの最大の特徴は、全グレードが225/55R19(19インチ)に統一されている点です。兄弟車のアルファード40系がExecutive Loungeに17インチ、Zに18インチと分かれているのに対し、ヴェルファイアはグレードを問わず全車19インチを採用しています。国産ミニバンのスタンダードサイズが16〜18インチの中で、純正19インチというのは際立った選択です。

実際に展示車のホイールを間近で見ると、19インチの大径ホイールが車体の存在感とよく調和しており、足元の迫力がひと回り上のカテゴリーを感じさせます。ただし、19インチへのインチアップを前提にしてきたオーナー層にとっては「純正でもう19インチ」という変化であり、さらに上を目指すなら20インチ以上という選択肢になります。

40系への乗り換えで最も注意が必要なのはPCD(ピッチ円直径)の変更です。40系アルファード・ヴェルファイアでは純正ホイールのボルト穴のPCDが従来の「114.3」から「120」へ変更されました。そのため、初代・2代目で使用していたスタッドレスホイールセットは40系には装着できません。30系・20系からの乗り換えを検討している場合は、冬タイヤ用ホイールセットの新規購入コストもあらかじめ予算に含めておくことが重要です。

ヴェルファイア2代目30系の型式別の純正タイヤサイズ・ホイールサイズ一覧表

2代目ヴェルファイアのエクステリア2015年から販売された2代目ヴェルファイア30系(2015年1月~2023年6月、現在は販売終了)

2015年1月~2023年6月

グレード 型式 純正タイヤサイズ 純正ホイールサイズ
ZA GGH30W 235/50R18 97V 18×7.5J(+45)
Z Gエディション 4WD AGH35W 235/50R18 97V 18×7.5J(+45)
Executive Lounge 4WD GGH35W 225/60R17 99H 17×6.5J(+33)
V AGH30W 225/60R17 99H 17×6.5J(+33)
Z Aエディション 4WD AGH35W 235/50R18 97V 18×7.5J(+45)
Z 4WD AGH35W 235/50R18 97V 18×7.5J(+45)
VL 4WD GGH35W 225/60R17 99H 17×6.5J(+33)
X AGH30W 215/65R16 98H 16×6.5J(+33)
ZA Gエディション 4WD GGH35W 235/50R18 97V 18×7.5J(+45)
Z Gエディション AGH30W 235/50R18 97V 18×7.5J(+45)
ZA 4WD GGH35W 235/50R18 97V 18×7.5J(+45)
Z Aエディション AGH30W 235/50R18 97V 18×7.5J(+45)
Executive Lounge GGH30W 225/60R17 99H 17×6.5J(+33)
Z AGH30W 235/50R18 97V 18×7.5J(+45)
VL GGH30W 225/60R17 99H 17×6.5J(+33)
V 4WD AGH35W 225/60R17 99H 17×6.5J(+33)
ZA Gエディション GGH30W 235/50R18 97V 18×7.5J(+45)
X 4WD AGH35W 215/65R16 98H 16×6.5J(+33)
Executive Lounge AYH30W 225/60R17 17×6.5J(+33)
V Lエディション AYH30W 225/60R17 17×6.5J(+33)
V AYH30W 225/60R17 17×6.5J(+33)
X AYH30W 215/65R16 16×6.5J(+33)
ZR Gエディション AYH30W 225/60R17 17×6.5J(+33)
ZR AYH30W 225/60R17 17×6.5J(+33)
2.4ZR ATH20W 215/65R16 98H 16×6.5J(+33)
2.4V ATH20W 215/65R16 98H 16×6.5J(+33)
2.4X ATH20W 215/65R16 98H 16×6.5J(+33)

30系ヴェルファイアのタイヤサイズは、グレードによって16インチ・17インチ・18インチの3種類に分かれます。廉価なXグレードには215/65R16(16インチ)、V・Executive Loungeなどの中上位グレードには225/60R17(17インチ)、スポーティなZグレード系には235/50R18(18インチ)が設定されています。

購入前に見落とされがちなのは、同一グレードでも駆動方式(2WD/4WD)によってタイヤサイズが変わる場合がある点です。また、ハイブリッド車(AYH30W型)と同名グレードのガソリン車(AGH/GGH型)では適合するタイヤが異なります。中古車で購入する場合は、グレード名だけでなく必ず型式まで確認した上でサイズを調べてください。

30系は20系から17インチのタイヤ幅が変更されており、20系では215/60R17だったものが30系では225/60R17へと10mm幅広くなっています。同じ17インチのホイールを20系から30系に流用しようとしても、タイヤ幅が変わるため外径や干渉に注意が必要です。30系のPCDはPCD114.3・5穴で、40系とは互換性がない点も重要な確認事項です。

ヴェルファイア初代20系の型式別の純正タイヤサイズ・ホイールサイズ一覧表

初代ヴェルファイアのエクステリア2008年から販売された初代ヴェルファイア20系(2008年5月~2015年1月、現在は販売終了)

2008年5月~2015年1月

グレード 型式 純正タイヤサイズ 純正ホイールサイズ
2.4Z G’s ANH20W 245/40R19 94W 19×8.5J(+37)
3.5Z G’s GGH20W 245/40R19 94W 19×8.5J(+37)
2.4Z 4WD ANH25W 235/50R18 97V 18×7.5J(+45)
3.5X 4WD GGH25W 215/65R16 98H 16×6.5J(+33)
2.4V 4WD ANH25W 215/65R16 98H 16×6.5J(+33)
3.5Z 4WD GGH25W 235/50R18 97V 18×7.5J(+45)
3.5X GGH20W 215/60R17 96H 17×7.0J(+33)
3.5V 4WD GGH25W 215/65R16 98H 16×6.5J(+33)
2.4X ANH20W 215/65R16 98H 16×6.5J(+33)
3.5Z GGH20W 235/50R18 97V 18×7.5J(+45)
3.5Z Gエディション 4WD GGH25W 235/50R18 97V 18×7.5J(+45)
2.4Z ANH20W 235/50R18 97V 18×7.5J(+45)
3.5V GGH20W 215/60R17 96H 17×7.0J(+33)
3.5V Lエディション 4WD GGH25W 215/65R16 98H 16×6.5J(+33)
2.4V ANH20W 215/60R17 96H 17×7.0J(+33)
3.5Z Gエディション GGH20W 235/50R18 97V 18×7.5J(+45)
3.5V Lエディション GGH20W 215/60R17 96H 17×7.0J(+33)
2.4X 4WD ANH25W 215/65R16 98H 16×6.5J(+33)

初代20系ヴェルファイアは16インチから19インチまで幅広いサイズが設定されており、G’sグレードのみ245/40R19という大径タイヤを採用しています。この245/40R19はロードインデックス94W(最大負荷670kg)で、20系の中では最もスポーツ性能を重視したサイズです。30系以降のインチアップカスタムで人気の19インチが、すでに純正オプション的な位置づけで設定されていた世代でもあります。

メカニック的な視点では、走行距離が多い20系の中古車ではタイヤの偏摩耗が起きやすいとされています。特に4WD車はリヤタイヤの摩耗が早まりやすいため、前後4本同時交換を基本として考えると安心です。また、20系の17インチはリム幅7.0Jと30系の6.5Jより広いため、30系用タイヤをそのまま流用しようとするとサイズが合わない点も覚えておきましょう。

ヴェルファイア世代別タイヤサイズ変遷まとめ

歴代ヴェルファイアのタイヤ・ホイールサイズの変遷を整理すると、世代をまたいだホイール流用の可否を判断しやすくなります。

世代 販売期間 主なタイヤサイズ PCD・穴数 主なインセット
初代 20系 2008年~2015年 215/65R16 / 215/60R17 / 235/50R18 / 245/40R19 PCD114.3 / 5穴 +33 / +37 / +45
2代目 30系 2015年~2023年 215/65R16 / 225/60R17 / 235/50R18 PCD114.3 / 5穴 +33 / +45
3代目 40系 2023年~ 225/55R19(全グレード統一) PCD120 / 5穴 +40

20系と30系はPCD114.3・5穴という共通仕様のため、インセットやタイヤ幅の差に注意すれば世代間でのホイール流用が検討できるケースがあります。一方、40系はPCDが120へ変更されており、旧世代のホイールはすべて装着不可です。30系・20系からの乗り換えを検討している多くのオーナーから「スタッドレスホイールをそのまま使えると思っていた」という声が聞かれるため、購入前に冬タイヤ用ホイールセットの買い替えコストも含めて検討することを強くおすすめします。