トライトンのスタッドレス

トライトンのスタッドレスに適合する純正サイズ18インチのビッグボディを氷の上でしっかり支えるグリップ力のおすすめ7選

トライトンのスタッドレスタイヤを価格と性能で比較。純正タイヤサイズとホイール規格、オールテレーンタイヤとの氷上性能の差、SUV専用モデルの選び方、交換時期の目安まで整理しています。

トライトンのスタッドレスに適合する純正サイズ18インチのビッグボディを氷の上でしっかり支えるグリップ力のおすすめ7選

トライトンのスタッドレスに適合する純正サイズとグレード

ここで紹介するのは、大型ピックアップトラックのトライトンに標準装備される「265/60R18」にマッチングするスタッドレスタイヤです。全長5,360mm×全幅1,930mm×全高1,815mm、車両重量は2,120kgから2,140kgという体格で、乗用SUVとは求められるタイヤの負荷能力が変わります。

純正装着タイヤは265/60R18 110HのオールテレーンタイヤでXL規格です。ロードインデックス(LI)110は1本あたり1,060kgの負荷能力を意味し、荷台に荷物を積める貨物登録車という性格を踏まえると、この数値を下回るタイヤは選べません。スタッドレスに履き替える際も、LIが純正と同等以上であることが最初の条件になります。

純正サイズ「265/60R18」に適合するスタッドレスタイヤは、以下のようなグレードに標準装備されます。

トライトンの「265/60R18」タイヤを標準装備するグレード

  • GSR
  • GLS

トライトンにおすすめのスタッドレスタイヤ7選

トライトンにおすすめのスタッドレスタイヤを、グッドイヤーやトーヨータイヤ、ブリヂストンなどのタイヤメーカーからピックアップしました。どれもSUVやピックアップの重量を受け止める設計で、雪道にしっかりと密着するスタッドレスタイヤです。速度記号はQが160km/h、Tが190km/hまでの対応で、法定速度内の走行であればQ規格でも不足はありません。高速道路の長距離移動が多い使い方や、荷物を積んだ状態での巡航が多い場合は、T規格のほうがタイヤ内部の発熱に対する余裕が生まれます。

ドライ路面で快適な走行と氷雪路ではしっかりと路面をグリップする グッドイヤー アイス ナビ SUV

GOODYEAR ICE NAVI SUV 265/60R18 110Q

GOODYEAR ICE NAVI SUV 265/60R18 110Qアクアフィラーが排水を促して氷の凹凸に密着する GOODYEAR ICE NAVI SUV

車種 トライトン
メーカー GOODYEAR
ブランド ICE NAVI SUV
タイヤサイズ 265/60R18
ホイールサイズ 18インチ
タイヤ外径 775mm
ロードインデックス 110
速度記号 Q
タイヤ種類 スタッドレスタイヤ
値段 22,000円~(2026年調べ)

グッドイヤーのICE NAVI SUV(アイスナビ エスユーブイ)は、アクアフィラーとシリカによって凍った路面の水膜を除去し、氷の凹凸に密着するSUV専用のスタッドレスタイヤです。前後左右のローテーションができる対称パターンを採用しており、車重のあるトライトンで偏摩耗が進んだときに位置を入れ替えて寿命を均せます。ここで紹介している中では価格が抑えめの部類で、シーズンあたりの走行距離が短い使い方では費用対効果が出やすくなります。

すぐれたアイスブレーキング性能で大きなトライトンのボディをしっかり止める ミシュラン X-アイス スノー SUV

MICHELIN X-ICE SNOW SUV 265/60R18 110T

MICHELIN X-ICE SNOW SUV 265/60R18 110Tエッジ効果が強化されて高いグリップ力を発揮する MICHELIN X-ICE SNOW SUV

車種 トライトン
メーカー MICHELIN
ブランド X-ICE SNOW SUV
タイヤサイズ 265/60R18
ホイールサイズ 18インチ
タイヤ外径 775mm
ロードインデックス 110
速度記号 T
タイヤ種類 スタッドレスタイヤ
値段 25,350円~(2026年調べ)

ミシュランのX-ICE SNOW SUV(エックス アイス スノー エスユーブイ)は、EverWinterGripコンパウンドとVシェイプトレッドパターンで、摩耗が進んでもパターンの輪郭が残る設計にしたスタッドレスタイヤです。速度記号がTで、乾いた路面での接地感がしっかりしているため、平日は舗装路メインで週末に雪山へ向かうという使い方でも乗り味の落差が小さく収まります。凍結路の絶対的な効きより、ドライとウェットを含めた総合性能で選びたい場面に向きます。

しなやかなゴムが冬の路面に密着してグリップ力を発揮する コンチネンタル ノースコンタクト NC6

Continental NorthContact NC6 265/60R18

Continental NorthContact NC6 265/60R18ノルディックコンパウンド+がグリップ性能とブレーキング性能を発揮させる Continental NorthContact NC6

車種 トライトン
メーカー Continental
ブランド NorthContact NC6
タイヤサイズ 265/60R18
ホイールサイズ 18インチ
タイヤ外径 775mm
ロードインデックス 114
速度記号 T
タイヤ種類 スタッドレスタイヤ
値段 26,528円~(2026年調べ)

コンチネンタルのNorthContact NC6(ノースコンタクト エヌシー シックス)は、しなやかさを長く保つゴムが路面に密着し、グリップ力とブレーキング性能を発揮するスタッドレスタイヤです。ここで紹介している中で唯一ロードインデックスが114(1本あたり1,180kg)と高く、純正の110を上回ります。荷台に道具を積んだまま雪道を走る機会が多い使い方では、この余裕が効いてきます。輸入タイヤはサイズごとの在庫が読みにくいため、装着を決めているなら初雪の1カ月以上前に手配しておくと選択肢が残ります。

スーパー吸水ゴムとトレッドパターンが氷上制動を向上させている ヨコハマ アイスガード SUV G075

YOKOHAMA iceGUARD SUV G075 265/60R18 110Q

YOKOHAMA iceGUARD SUV G075 265/60R18 110Q進化したスーパー吸水ゴムが氷の路面をしっかりと噛む YOKOHAMA iceGUARD SUV G075

車種 トライトン
メーカー YOKOHAMA
ブランド iceGUARD SUV G075
タイヤサイズ 265/60R18
ホイールサイズ 18インチ
タイヤ外径 775mm
ロードインデックス 110
速度記号 Q
タイヤ種類 スタッドレスタイヤ
値段 25,480円~(2026年調べ)

ヨコハマのiceGUARD SUV G075(アイスガード エスユーブイ ジーゼロナナゴ)は、新マイクロ吸水バルーンとブラックポリマーII、エボ吸水ホワイトゲルの組み合わせで進化したスーパー吸水ゴムを採用し、氷上制動を従来品比で23%高めたスタッドレスタイヤです。トライトンの純正装着タイヤもヨコハマ製で、同じメーカー内で夏と冬を揃えられる点は、乗り味の連続性を重視するオーナーに支持されています。静粛性への配慮もあり、ラダーフレーム車で目立ちやすいロードノイズの粗さが抑えられます。

アイス性能にすぐれたSUV専用ブリザックで冬道の安心感が得られるブリヂストン ブリザック DM-V3

BRIDGESTONE BLIZZAK DM-V3 265/60R18 110Q

BRIDGESTONE BLIZZAK DM-V3 265/60R18 110Qアクティブ発泡ゴム2とSUV専用パタンで氷上でしっかり止まる BRIDGESTONE BLIZZAK DM-V3

車種 トライトン
メーカー BRIDGESTONE
ブランド BLIZZAK DM-V3
タイヤサイズ 265/60R18
ホイールサイズ 18インチ
タイヤ外径 779mm
ロードインデックス 110
速度記号 Q
タイヤ種類 スタッドレスタイヤ
値段 26,900円~(2026年調べ)

ブリヂストンのBLIZZAK DM-V3(ブリザック ディーエム ブイスリー)は、アクティブ発泡ゴム2とSUV専用パタンにより、従来品のDM-V2比で氷上ブレーキを9%短縮し、摩耗ライフを25%向上させたスタッドレスタイヤです。ストレート溝を4本にして排水性も確保しており、雪解け時のウェット路面にも対応します。ブリザックは北海道や北東北の主要都市で装着率が高く、凍結路を毎日走る環境では性能差が価格差を上回る場面が出てきます。トレッドパターンがブロック基調で、林道や除雪の入らない路面まで踏み込む使い方とも相性がよい銘柄です。

高いグリップ力とすぐれた操縦安定性でSUVの足元を支える トーヨータイヤ オブザーブ GSi-6

TOYOTIRES OBSERVE GSi-6 265/60R18 110Q

TOYOTIRES OBSERVE GSi-6 265/60R18 110Qグリップシリカコンパウンドの鬼クルミ殻が氷に食い込む TOYOTIRES OBSERVE GSi-6

車種 トライトン
メーカー TOYOTIRES
ブランド OBSERVE GSi-6
タイヤサイズ 265/60R18
ホイールサイズ 18インチ
タイヤ外径 775mm
ロードインデックス 110
速度記号 Q
タイヤ種類 スタッドレスタイヤ
値段 19,750円~(2026年調べ)

トーヨータイヤのOBSERVE GSi-6(オブザーブ ジーエスアイ シックス)は、吸水カーボニックパウダーと増量したシリカ、氷に食い込む鬼クルミ殻を組み合わせたグリップシリカコンパウンドで、凍った路面をつかむSUV専用のスタッドレスタイヤです。ここで紹介している7銘柄の中では最も価格が抑えられており、4本揃えたときの差額は2万円を超えます。雪が積もるのは年に数回という地域や、走行距離が短く3シーズンほどで履き替えるサイクルなら、この価格差が効いてきます。

ナノ凹凸ゴムの採用で高いグリップ力で氷と雪をしっかりとつかむ ダンロップ ウインターマックス SJ8+

DUNLOP WINTER MAXX SJ8+ 265/60R18 110Q

DUNLOP WINTER MAXX SJ8+ 265/60R18 110Q高いグリップ力で凍った路面に強いSUV専用のスタッドレス DUNLOP WINTER MAXX SJ8+

車種 トライトン
メーカー DUNLOP
ブランド WINTER MAXX SJ8+
タイヤサイズ 265/60R18
ホイールサイズ 18インチ
タイヤ外径 775mm
ロードインデックス 110
速度記号 Q
タイヤ種類 スタッドレスタイヤ
値段 23,232円~(2026年調べ)

ダンロップのWINTER MAXX SJ8+(ウインターマックス エスジェイエイトプラス)は、ナノ凹凸ゴムが凍結路面の水膜を除去し、密着を素早く作り出すSUV専用のスタッドレスタイヤです。深雪やシャーベット状の路面でも溝が雪を排出し、走行安定性を保ちます。冬道で最も緊張するのは交差点手前の停止と下り坂の減速で、2t超の車重ではこの場面での余裕がそのまま安心感につながります。ブロック剛性が高く、ステアリングを切り込んだときの応答が緩みにくい点も、車高の高いピックアップでは効いてきます。

トライトンのスタッドレス選びに必要な純正タイヤサイズとホイールサイズ

トライトンのグレード 型式 タイヤサイズ ホイールサイズ
GSR 3DF-LC2T 265/60R18 18インチ×7.5J(+46)
GLS 3DF-LC2T 265/60R18 18インチ×7.5J(+46)

ホイールのPCDは139.7mm、ホール数は6穴、ハブ径は67mmです。乗用車で主流の114.3mmや100mmとは別規格で、同じ三菱車でも乗用モデルのホイールは流用できません。スタッドレス用にホイールを新調する場合、この3つの数値が揃っているかを最初に確認してください。センターホールが67mmより大きい汎用ホイールを使うときは、ハブリングを併用すると芯出しが安定し、走行中の微振動を抑えられます。純正タイヤの外径は775mm前後で、銘柄によって数mmの差はありますが、スピードメーターの表示に与える影響はごくわずかです。

トライトンのスタッドレスタイヤはどう選ぶか 2t超の車体で見るべき条件

選定の第一条件はロードインデックスです。純正の110は1本あたり1,060kgの負荷能力にあたり、4本で4,240kgを支える計算になります。車両重量2,120kgに乗員と荷台の積載を加えても余裕がある設定ですが、これを下回るタイヤを選ぶと荷物を積んだ状態で規定を満たせません。乗用車用のスタッドレスには265/60R18というサイズ自体が少なく、あってもLIが足りないケースが出てくるため、SUV・ピックアップ専用設計の銘柄から選ぶのが基本になります。

次に見るのが氷上性能とライフ性能のバランスです。凍結路を日常的に走る地域では氷上ブレーキ性能を最優先に、雪が積もるのは年に数回という地域では価格とライフ性能を重視する組み立てが現実的です。ここで紹介している7銘柄は最安と最高で1本あたり7,000円ほどの差があり、4本では3万円近い開きになります。年間走行距離が1万kmを超える使い方なら、ライフ性能の高い銘柄のほうが1シーズンあたりのコストは下がります。

SUV・ピックアップ向けのスタッドレスは、乗用車用と比べて製品の入れ替わりが緩やかです。乗用車用は2025年から2026年にかけてブリザックがWZ-1へ、アイスガードが第8世代へ、ウインターマックスがICE Proへと世代交代しましたが、265/60R18のようなサイズはSUV専用モデルが引き続き主軸を担っています。乗用車用の新製品名で検索してサイズが見つからない場合は、SUV専用ラインに切り替えて探してください。

空荷のピックアップが雪道で不安定になる理由と対策

トライトンで冬道を走ると、荷台に何も積んでいない状態で後輪が軽く感じられる場面が出てきます。ラダーフレームに荷台を載せた構造で、リアサスペンションはリーフスプリングのリジッドアクスル。積載を前提にした設定のため、空荷では後輪にかかる荷重が小さく、圧雪路の発進で空転しやすくなります。下り坂でブレーキを踏んだときにリアが軽く流れる感覚も、この荷重配分から生まれます。

実際の対策として広く行われているのが、荷台に重りを積む方法です。砂袋や除雪道具、水を入れたポリタンクなどを荷台の前寄り、車軸に近い位置へ固定すると、後輪の接地圧が上がって挙動が落ち着きます。荷台の最後端に重い物を置くと後軸より後ろの重量が増えて逆効果になりやすいため、置く位置が結果を左右します。ハードトノカバーを装着している場合は、荷物が動かないよう固定できているかも確認してください。

タイヤ側の選び方でもこの弱点は補えます。ブロック剛性が高く、雪を噛む溝の深い銘柄を選ぶと、空荷でも発進時のトラクションが確保しやすくなります。乗り心地の柔らかさより、荷重が抜けたときの踏ん張りを優先する考え方が、ピックアップでは合理的です。

スーパーセレクト4WD-IIを冬道でどう使い分けるか

トライトンが搭載するスーパーセレクト4WD-IIは、センターデフを備えた4Hを持つのが特徴です。前後の回転差を吸収できるため、乾いた舗装路でも4Hのまま走行でき、路面が雪と舗装のまだらになる冬の市街地でも切り替えの手間が発生しません。センターデフを持たないパートタイム4WDでは乾燥路の4WD走行でタイトコーナーブレーキング現象が起こりますが、この機構ではその心配なく4輪駆動の安定感を使えます。

降雪地では、走り出す前に4Hへ入れておく運用が現実的です。凍結が深い区間や急な登坂ではセンターデフをロックする4HLc、除雪の入らない深雪や急勾配では4LLcという順に選択肢が広がります。ただし4WDは発進と登坂に強くても、止まる性能は駆動方式では変わりません。

JAFのユーザーテストでは、圧雪路の平坦路における制動距離は2WDと4WDのいずれも20mから22mで差がなく、勾配9%の下り坂では2WDが約29mから33m、4WDが約35mから40mと、重い4WDのほうが長くなりました。車両重量が2.1tを超えるトライトンでは、この傾向がさらに強く出ます。4WDだからと速度を上げると、下り坂で止まりきれない結果につながります。

オールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤはどれくらい違うのか

純正装着のオールテレーンタイヤはM+Sマークを備え、雪道の走行にもある程度対応します。ただしオールシーズンタイヤやM+Sタイヤと、スタッドレスタイヤでは氷上での差がはっきり出ます。JAFが新品タイヤを使い、時速40kmから急ブレーキをかけたテストの結果は次のとおりです。

タイヤの種類 圧雪路の制動距離 氷盤路の制動距離
スタッドレスタイヤ 17.3m 78.5m
オールシーズンタイヤ 22.7m 101.1m
ノーマルタイヤ 29.9m 105.4m

圧雪路ではオールシーズンタイヤがノーマルタイヤより短い距離で止まれたものの、スタッドレスタイヤとは5m以上の差がつきました。氷盤路ではその差がさらに広がり、オールシーズンタイヤはノーマルタイヤに近い数値になっています。同じテストの登坂試験では、勾配12%の圧雪路を坂の途中から発進する条件でオールシーズンタイヤは空転して登れませんでした。この数値は車両重量1t台の乗用車での結果で、2.1tを超えるトライトンでは制動距離がさらに伸びます。

スタッドレスタイヤの寿命と交換時期の見極め方

スタッドレスタイヤには、残り溝が新品時の50%まで減ったことを知らせるプラットフォームが設けられています。ここが露出した時点で冬用タイヤとしての使用限界です。夏タイヤと共通のスリップサイン(残り溝1.6mm)はさらに摩耗が進んだ状態を示すもので、スリップサインが出るまで冬道を走れるわけではありません。

溝が残っていても、ゴムの硬化によって氷上での効きは落ちていきます。目安は3シーズンから4シーズンで、車重のある車両では摩耗の進行が早く、これより短くなるケースも出てきます。トライトンは貨物登録のため車検が初回2年、以降は1年ごとに巡ってきます。点検のタイミングで残り溝とプラットフォームの位置を確認しておくと、シーズン直前に慌てずに済みます。

購入時に見ておきたいのが、サイドウォールに刻印された製造年週を示す4桁の数字です。たとえば「3625」は2025年の第36週製造を意味します。長期在庫品は価格が下がる一方、装着前からゴムの硬化が始まっています。オフシーズンの保管では直射日光と雨を避け、モーターを使う機器の近くを外してください。オゾンがゴムの劣化を進めます。265/60R18は1本あたりの重量があるため、ホイール付きの4本を積み重ねる保管では下段のタイヤに負荷がかかります。ラックを使うか、定期的に上下を入れ替えると変形を避けられます。

冬用タイヤ規制とチェーン規制への備え方

高速道路や山間部の一般道では、降雪時に2種類の規制がかかります。ひとつは冬用タイヤ規制で、スタッドレスタイヤやスノーフレークマーク付きのタイヤを装着していれば通行できます。もうひとつが大雪時に発動されるチェーン規制で、指定区間ではスタッドレスタイヤを履いていてもタイヤチェーンの装着が求められます。

265/60R18は乗用車サイズより外径が大きく、対応をうたうチェーン製品が限られます。購入前に適合表でサイズを確認してください。装着位置は取扱説明書の指定に従う必要があり、4WD車では駆動配分の関係から指定が乗用車と異なる場合があります。車重があるぶんチェーン装着時の作業も力仕事になるため、自宅で一度練習しておくと路肩での時間を短縮できます。

各都道府県の公安委員会規則により、積雪や凍結の路面では滑り止め措置が義務づけられています。M+Sマーク付きのオールテレーンタイヤであっても、地域や規制内容によっては十分な措置と認められない場合があります。履き替えは初雪の1カ月前を目安にすると、交換作業が集中する時期の待ち時間も避けられます。

新型トライトンにはオールシーズンタイヤ?スタッドレスタイヤ?

新型トライトンは迫力あるフロントフェイスと強靭さをアピールするボディサイドが特徴で、ゴツゴツとしたパターンのホワイトレタータイヤで足元をドレスアップするオーナーも多く見られます。純正装着タイヤもM+Sマークを備えたオールテレーンで、間近で見るとブロックの立ち上がりがはっきりしており、舗装路と未舗装路の両方を想定した造形になっています。積雪や凍結の少ない地域であれば、この状態でも冬を通せる場面はあります。

ただし凍結路面が日常的に現れる地域や、ウインタースポーツで雪深いエリアへ向かう場合は、スタッドレスタイヤへの履き替えが前提になります。オールテレーンタイヤのブロックは雪を噛む力こそあるものの、氷上で必要となるサイプの密度とゴムの柔らかさは冬用専用設計にはおよびません。気温が下がるほどこの差は開きます。

ボディが大きく重量のあるトライトンは、一度滑り出すと止まるまでの距離が伸びやすい車です。氷上性能にすぐれたスタッドレスタイヤを装着したうえで、車間距離を普段の倍近く取り、下り坂ではエンジンブレーキを併用する。この2つを組み合わせて、冬道を安心して走れる状態に整えておきましょう。