新車で購入できるマニュアルの軽自動車おすすめ車種まとめ
普通自動車に比べてパワーがないと感じやすい軽自動車ですが、マニュアル車なら自分でギアを変えられ好きな回転数まで引っ張ることも出来るので、同じ車でもオートマ車に比べて加速もいいと感じることが多いものです。
また、AT車に比べて車両価格も安くなる傾向にあるので、新車を購入する時に少しでも安く済ませたいと思っている人には、軽自動車のMT車はおすすめの1台となります。
新車で購入できる軽自動車の中からマニュアルのトランスミッションを選べる車種をメーカー毎にまとめました。価格帯や搭載している装備、ターボの有無などを見比べながらどの車種を購入しようか検討してみてください。
コペン/ダイハツはスポーツ走行が楽しめるMTミッションを備える軽自動車
ダイハツが販売する「コペン」は、2シーターオープンカーで、2014年6月に「ローブ」、2014年11月に「エクスプレイ」、2015年6月に「セロ」を販売しています。
2017年の時点で販売しているのは2代目モデルで、2002年から2012年まで販売していた初代モデルも中古車市場で在庫数も豊富にあります。駆動方式はFFの2WDのみで、5速MTのトランスミッションが選べます。
ボディカラーは全10色あり、「リキッドシルバーメタリック」は、ローブとセロの専用色、「オフビートカーキメタリック」は、エクスプレイ専用色、「ブリティッシュグリーンマイカ」は、セロ専用色になっています。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,280mm |
室内長 | 910mm |
室内幅 | 1,250mm |
室内高 | 1,040mm |
総排気量 | 0.658cc |
車両重量 | 850kg |
ホイールベース | 2,230mm |
最低地上高 | 110mm |
駆動方式 | 2WD(FF) |
過給機 | ターボ |
最小回転半径 | 4.6m |
乗車定員 | 2名 |
ボディカラー | 全10色 |
燃費 | 22.2km/L |
ミラ/ダイハツは4WD仕様もあるMTグレードをラインナップするスポーツ軽自動車
1980年から販売されているダイハツのミラは、スズキのアルトと長年ライバル関係にある車両で、2006年にはフルモデルチェンジして7代目へと進化しました。
最小回転半径は、驚きの4.2mで狭い路地でも楽々とUターンをすることができます。ボディカラーは黒・白・シルバーの基本的な色の他にも、ブラウンやピンクの女性に似合う色をラインナップし全5色の設定です。
グレードは「X“Special”」の1グレード展開で、UVカットガラス、キーレスエントリー、パワーウィンドウなど基本的な装備はもちろん装備されています。2WDの他にも4WDの設定もありますので、雪の降る地域に住んでいる人でも安心して運転できます。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,530mm |
室内長 | 2,000mm |
室内幅 | 1,350mm |
室内高 | 1,265mm(4WD:1,290mm) |
総排気量 | 0.658cc |
車両重量 | 750kg(4WD:800kg) |
ホイールベース | 2,490mm |
最低地上高 | 160mm(4WD:155mm) |
駆動方式 | 2WD・FF/4WD |
過給機 | なし |
最小回転半径 | 4.2m |
乗車定員 | 4名 |
ボディカラー | 全5色 |
燃費 | 24.2km/L(4WD:21.6km/L) |
アルト/スズキはFグレードでマニュアル(MT)設定があり販売価格も最安レベルの軽自動車
スズキが販売する軽自動車のアルトは、1979年から販売しているロングセラーモデルで、ダイハツのミラと長年ライバル関係にある車です。2014年にはフルモデルチェンジを果たし8代目へと進化しています。燃費は、2WDのCVT車で37.0km/Lと、上位をキープしています。
マニュアル設定があるグレードは、ベースグレードの「F」グレードで、13インチのスチールホイールを装備し、ボディカラーは全7色設定です。
また、スポーティーに仕上げた「アルトワークス」の派生モデルもマニュアル設定があります。ターボRSというモデルもありますが、5AGSのオートマトランスミッションを装備しています。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,475mm |
室内長 | 1,985mm |
室内幅 | 1,255mm |
室内高 | 1,215mm |
総排気量 | 0.658cc |
車両重量 | 610kg(660kg) |
ホイールベース | 2,460mm |
最低地上高 | 155mm |
駆動方式 | 2WD・FF/4WD |
過給機 | なし |
最小回転半径 | 4.2m |
乗車定員 | 4名 |
ボディカラー | 全7色 |
燃費 | 27.2km/L(25.2km/L) |
ワゴンR/スズキはベースグレードにMT仕様がり4WDも設定できるため安定したスポーツドライブが楽しめる軽自動車
スズキが販売するワゴンRは1993年に発売され、2017年にはフルモデルチェンジし6代目へと進化しています。新しいワゴンRが発売された当初はマニュアルトランスミッションが設定されていませんでしたが、2017年8月23日には、ベースグレードである「FA」にMTが設定されました。
ボディカラーは全10色で、「ピュアホワイトパール」は21,600円高になります。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,650mm |
室内長 | 2,450mm |
室内幅 | 1,355mm |
室内高 | 1,265mm |
総排気量 | 0.658cc |
車両重量 | 730kg(4WD:780kg) |
ホイールベース | 2,460mm |
最低地上高 | 150mm |
駆動方式 | 2WD・FF/4WD |
過給機 | なし |
最小回転半径 | 4.4m |
乗車定員 | 4名 |
ボディカラー | 全10色 |
燃費 | 25.6km/L(4WD:23.4km/L) |
ハスラー/スズキは最低地上高が高い軽自動車でMTを選ぶとオフロード走行も楽しめる
スズキが2014年から販売しているハスラーは、乗用車よりも車高が高くフェンダーモールを装備したSUVルックで、販売当初から人気がある車種です。
同社のワゴンRをベースとして開発された車で、最低地上高は175mm~180mmとクロスオーバーSUVらしい車高で、15インチの大径ホイールを履いているのでとても迫力があります。Aグレードのボディカラーは全5色設定で、黒・白・シルバーの他に可愛らしいアイボリー、アウトドアに似合うカーキがラインナップしています。
マニュアル設定があるグレードは、ベースグレードの「A」と、上級グレードの「G」で、2WDと4WDモデルが設定されています。上級グレードのGではボディカラーバリエーションが増えて、ルーフとボディで色分けされたツートンカラーが全6色設定されています。
なお、2020年1月にフルモデルチェンジした新型ハスラーには、MTの設定はありません。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,665mm |
室内長 | 2,035mm |
室内幅 | 1,295mm |
室内高 | 1,250mm |
総排気量 | 0.658cc |
車両重量 | 750kg(4WD:800kg) |
ホイールベース | 2,490mm |
最低地上高 | 180mm(4WD:175mm) |
駆動方式 | 2WD・FF/4WD |
過給機 | なし |
最小回転半径 | 4.6m |
乗車定員 | 4名 |
ボディカラー | 全11色 |
燃費 | 26.4km/L(4WD:25.6km/L) |
ジムニー/スズキは本格的なクロカンで山道なども走行できMTグレードも設定
スズキが販売しているジムニーは、1970年に初代が販売されて以降、47年間で2回しかフルモデルチェンジを行っていないロングセラーモデルです。軽自動車のクロスカントリー車といえばジムニーと言われるくらい有名な車種で、海外でも人気があります。
頑丈なラダーフレームを採用し、雪山やわだちの多いガタガタ道でも余裕を持って走破できる性能は、雪の降る地域に住んでいる人に人気で、アウトドアを楽しむ人にとっても頼もしい相棒になります。MT設定があるグレードは、「XC」「XL」「XG」の全グレードに設定されています。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,725mm |
室内長 | 1,795mm |
室内幅 | 1,300mm |
室内高 | 1,200mm |
総排気量 | 0.658cc |
車両重量 | 980kg |
ホイールベース | 2,250mm |
最低地上高 | 205mm |
駆動方式 | 4WD |
過給機 | ターボ |
最小回転半径 | 4.8m |
乗車定員 | 4名 |
ボディカラー | 4~12色 |
燃費 | 16.2km/L |
S660/ホンダは6速MT仕様を選ぶと乗用車にも負けない本格的なスポーツ走行が楽しめる軽自動車
2015年3月から販売しているホンダの「S660」は、2シータータルガトップオープンタイプで、6速マニュアルが設定されているスポーティーな軽自動車です。上級グレードの「α」と、ベースグレードの「β」が設定されていて、αには、クルーズコントロールやスポーツペダル、本革巻きのステアリングなどを装備しています。
駆動方式はMRの2WDで、軽自動車では「ビート」「AZ-1」以降の発売になります。2017年6月には11月30日までの限定で、ブルーノレザーエディションと呼ばれる特別仕様車を販売していて、専用色の「ベルベットマルーン・メタリック」が採用されています。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,180mm |
室内長 | 895mm |
室内幅 | 1,215mm |
室内高 | 1,020mm |
総排気量 | 0.658cc |
車両重量 | 850kg |
ホイールベース | 2,285mm |
最低地上高 | 125mm |
駆動方式 | 2WD・MR |
過給機 | なし |
最小回転半径 | 4.8m |
乗車定員 | 2名 |
ボディカラー | 全6色 |
燃費 | 21.2km/L |
SEVEN160/ケータハムは5速MTでデザイン性の高いターボエンジン搭載の軽自動車
ケータハムから販売されている「SEVEN160」は、スズキ製の660ccターボエンジンを搭載した車で、重量は490kg、0~100km加速が6.9秒、最高出力は80PS、最高速度は160km/hを誇ります。
設定されているトランスミッションは5速マニュアルで、フルオープンのボディタイプです。とてもクラシカルな車体デザインは、道行く人々が振り返ってくれるほど目立つデザインです。2021年9月23日にケータハム史上最軽量になる、後継モデルのケータハムSEVEN170が販売開始しました。
全長 | 3,100mm |
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全幅 | 1,470mm |
全高 | 1,090mm |
室内長 | – |
室内幅 | – |
室内高 | – |
総排気量 | 0.658cc |
車両重量 | 490kg |
ホイールベース | 2,225mm |
最低地上高 | 100mm |
駆動方式 | 2WD |
過給機 | ターボ |
最小回転半径 | – |
乗車定員 | 2名 |
ボディカラー | 全13色 |
燃費 | – |
軽自動車のMTを燃費や値段で選ぶならアルト
いまの時代はほとんどがオートマで、マニュアル車といえば、スポーツカーしか設定がないイメージがありますが、新車で購入できる乗用の軽自動車では7車種がラインナップしています。
燃費や価格で選ぶなら「アルト」や「ミラ」、ドライブを楽しみたいのなら「S660」「コペン」「セブン160」、アウトドアを楽しみたいのなら「ジムニー」「ハスラー」と、趣味や使い方に合わせて軽自動車のマニュアル車を選ぶことができます。