ワゴンRのフルモデルチェンジ・マイナーチェンジ・仕様変更の情報
スズキが販売する軽自動車「ワゴンR」のモデルチェンジ情報を紹介します。ハイブリッドシステムを搭載し、2WDのハイブリッドモデルは33.4km/Lの燃費を記録しているワゴンR。2019年12月の一部仕様変更では安全性能やエンジンがさらにパワーアップしています。
ハイブリッドモデルではスタイリングの違いによって「FZ」「FX」に分けられ、「可愛い」「カッコいい」ワゴンRがラインナップしています。さっそく、フルモデルチェンジして新しくなったワゴンRのエクステリアやインテリア、搭載されている装備・エンジン、価格帯をチェックしていきましょう。
ワゴンR2025年フルモデルチェンジの噂 丸目ヘッドライトのBEVになる可能性
ワゴンRにフルモデルチェンジの噂があります。
2017年の発売から9年後にあたる2025年に次期ワゴンRが登場するようで、ヘッドライトは丸目に、オーバーフェンダーのようなプレスラインがエクステリアの特徴です。パワートレインは純エンジンだけでなく、モーターで走るBEV(電気自動車)を設定する可能性があるとのこと。
後席ドアはスライドドアに変更する可能性があるようで、利便性も高まるようです。
ワゴンRが2023年10月2日に一部仕様変更 マニュアルミッションモデルも存続
ワゴンRが法規対応の一部仕様変更を実施、リアパーキングセンサーの作動表示灯を新たに追加しています。また従来設定していたマニュアルミッションを継続、2023年11月27日に新たに追加しています。
ワゴンRの販売価格も上昇し、ワゴンRが1,294,700円から1,586,200円、ワゴンRスティングレーが1,765,500円から1,888,700、ワゴンRカスタムZが1,551,000円から1,833,700円になっています。
ワゴンRスマイルが2023年7月12日マイナーチェンジ(一部改良)で特別仕様車ハイブリッドSリミテッド追加
上質なデザインが特徴のワゴンRスマイル特別仕様車HYBRID Sリミテッド
ワゴンRスマイルへ初めてのマイナーチェンジ(一部改良)を2023年7月12日に実施。
改良内容はハイブリッドSへUSB電源ソケット1か所をType-Cに変更、メッキガーニッシュの追加や2トーンカラーホイールキャップの標準装備などで、パワートレインやインテリアの改良はありません。
2023年ワゴンRスマイルの一部改良内容(HYBRID Sのみ)
- USB電源ソケット1か所をType-Cに変更
- メッキフロントグリル
- メッキヘッドランプガーニッシュ
- 2トーンカラーホイールキャップ
また今回の一部改良でハイブリッドSをベースにする特別仕様車ハイブリッドSリミテッドを設定。
専用ボディカラー・インテリアカラーを設定し、LEDヘッドライト・メッキドアハンドルの採用など基本装備も上位グレードに迫る充実した内容に。コストパフォーマンスの高い特別モデルになるでしょう。
ワゴンRスマイル特別仕様車HYBRID Sリミテッドの装備
- 車体色+メッキ 専用フロントグリル
- シルバー×ソフトベージュ 専用14インチフルホイールキャップ
- メッキドアハンドル
- チタニウムグレー インパネカラーパネル
- サテンダークシルバー インパネカラーパネルガーニッシュ
- ダーククロームメッキ調 エアコンサイドルーバーガーニッシュ
- メッキインサイドドアハンドル
- サテンダークシルバー ドアトリムカラーガーニッシュ
- 新規ボディカラー モスグレーメタリック
- 新規ボディカラー ウッディブラウンメタリック
- 新規ボディカラー シフォンアイボリーメタリック
- 2トーンルーフにソフトベージュ追加
- LEDヘッドランプ
- LEDポジションランプ
ワゴンRスマイルの特別仕様車HYBRID Sリミテッドの販売価格は、2WD(FF)モデルが1,586,200円、4WDモデルが1,709,400円です。
全方位モニター用カメラパッケージや2トーンカラーオプションも用意しています。
「ワゴンR」「ワゴンR スティングレー」の一部仕様変更と「ワゴンR カスタムZ」を新設定で2022年8月30日から発売
「ワゴンR スティングレー」「ワゴンR カスタムZ」「ワゴンR」
「ワゴンR」「ワゴンR スティングレー」「ワゴンR 昇降シート車」が一部仕様変更を行い、「ワゴンR カスタムZ」「ワゴンR カスタムZ 昇降シート車」が新設定され2022年8月30日から発売が決定しました。
一部仕様変更では歩行者検知機能のデュアルカメラブレーキサポートを全車に標準装備となりました。
また安全機能では、フロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ、全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)、車線逸脱抑制機能などをワゴンR FXと昇降シート車を除き標準装備に変更し安全性が向上。
そのほかには、コネクテッドサービス「スズキコネクト」に対応し、全方位モニター付ディスプレイオーディオも一部を除きメーカーオプションとして設定が可能となりました。
- ワゴンR(フォギーブルーパールメタリック)
- ワゴンR(テラコッタピンクメタリック)
- ワゴンR(ダスクブルーメタリック)
- ワゴンRスティングレー(デニムブルーメタリック)
また、仕様変更に合わせて新しいボディカラーも追加となっており、ワゴンRはフォギーブルーパールメタリック、テラコッタピンクメタリック、ダスクブルーメタリックの3色が設定、ワゴンRスティングレーはデニムブルーメタリックの新色が追加となっています。
新設定した「ワゴンR カスタムZ」「ワゴンR カスタムZ 昇降シート車」は専用デザインのエクステリアにインテリアは黒をベースにブラウンメタリックのワンポイントが施された内装で、アップグレードパッケージとターボの設定など車両の装備が充実しています。
- ワゴンRカスタムZ(デニムブルーメタリック)
- ワゴンRカスタムZ(フェニックスレッドパール)
- ワゴンRカスタムZ(ムーンライトバイオレットパールメタリック)
- ワゴンRカスタムZ(ピュアホワイトパール)
- ワゴンRカスタムZ(スチールシルバーメタリック)
- ワゴンRカスタムZ(ブルーイッシュブラックパール3)
- ワゴンRカスタムZ(ノクターンブルーパール)
- ワゴンRカスタムZ(クールカーキパールメタリック)
「ワゴンR カスタムZ」のボディカラーは、新色に追加されたデニムブルーメタリックと、フェニックスレッドパール、ムーンライトバイオレットパールメタリック、ピュアホワイトパール、スチールシルバーメタリック、ブルーイッシュブラックパール3、ノクターンブルーパール、クールカーキパールメタリックとなっています。
ワゴンRの一部仕様変更後の価格と「ワゴンR カスタムZ」の新設定価格は、1,217,700円(FX)~1,811,700円(HYBRID T)からとなります。
スライドドア搭載のワゴンRスマイルを2021年8月27日発表
ソロユーザーをターゲットにした背低スライドドアモデルとして発表したワゴンRスマイル
ワゴンRの派生モデルとして、両側スライドドアを採用する新型ワゴンRスマイルを2021年8月27日に発表して、2021年9月10日に発売。
ワゴンRスマイルは、予約ロック付きのスライドドアを搭載していて、後席スライド機能を採用することで、後席の乗り降りやロングドライブも快適に楽しめる設計になっています。
- スズキ ワゴンRスマイル
- スズキ ワゴンRスマイル
- スズキ ワゴンRスマイル
- スズキ ワゴンRスマイル
- スズキ ワゴンRスマイル
- スズキ ワゴンRスマイル
全高を1,695mmに抑えた、今までにない背の低いスライドドア付き軽自動車ということで、ファミリー色の強いハイト系の軽自動車と区別した、ソロユーザー向けスライドドアモデルというのが特徴です。新車装着タイヤには燃費性能の高いエナセーブ EC300+を設定しているのも嬉しいです。
全長 | 3,395mm |
---|---|
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,695mm |
室内長 | 2,185mm |
室内幅 | 1,345mm |
室内高 | 1,330mm |
ホイールベース | 2,460mm |
車両重量 | 870kg |
最小回転半径 | 4.4m |
最低地上高 | 150mm |
乗車定員 | 4名 |
エンジン最高出力 | 36kW(49ps)/6,500rpm |
エンジン最大トルク | 58Nm(5.9kgm)/5,000rpm |
モーター最高出力 | 1.9kW(2.6ps)/1,500rpm |
モーター最大トルク | 40Nm(4.1kgm)/100rpm |
WLTCモード燃費 | 25.1km/L |
ワゴンRスマイルのグレードは、ガソリンエンジンのG、マイルドハイブリッドのハイブリッドSと上位グレードのハイブリッドXの3グレードを用意。それぞれのグレードに2WD(FF)と4WDを設定しています。
販売価格は1,296,900円から1,716,000円になり、1,430,000円から1,754,500円で販売するライバルのムーヴキャンバスより購入しやすい価格設定も魅力です。
グレード | 駆動方式 | 販売価格 |
---|---|---|
G | 2WD(FF) | 1,296,900円~ |
4WD | 1,420,100円~ | |
ハイブリッド S | 2WD(FF) | 1,472,900円~ |
4WD | 1,596,100円~ | |
ハイブリッド X | 2WD(FF) | 1,592,800円~ |
4WD | 1,716,000円~ |
ワゴンRが2023年にモデルチェンジか 2021年8月にはスライドドア搭載のスマイルを発表
ワゴンRのモデルチェンジが2023年に実施されるという噂があります。 ハイト系ワゴンの軽自動車なので、室内を現行モデルよりも広げて室内環境をさらに改善するようです。
ホンダのN-BOXやダイハツのタントがライバルなので、次期ワゴンRはこれらのモデルよりも優れた安全装備やユーティリティが搭載すると考えます。
また、全高を抑えワゴンRをベースにした派生モデルのワゴンRスマイル(SMILE)という新型モデルを2021年8月に発売する可能性が高いです。ワゴンRスマイルは両側スライドドアを搭載するようで利便性の高さが魅力的なモデルです。
ワゴンRが一部仕様変更を実施 新開発のパワートレインを搭載し安全装備を強化
スズキのワゴンRとワゴンRスティングレーが一部仕様変更して、新型モデルを2020年1月20日に発売しました。この一部仕様変更は福祉車両ウィズシリーズの「ワゴンR 昇降シート車」、「ワゴンRスティングレー 昇降シート車」にも反映され、この2モデルは2020年2月4日に発売されました。
今回の一部仕様変更により、ワゴンRのパワートレインには新開発のR06D型エンジンにCVTを組み合わせ、燃費性能と走行性能を両立。また、安全性能面ではFA 5MT車以外のCVT搭載車に「リヤパーキングセンサー」「前後衝突被害軽減ブレーキ」「後方誤発進抑制機能」を設定しています。
スズキ新型「ワゴンR」がインド市場で1.2Lモデル「BS6」を設定!「BS4」も価格改定されてお手ごろ価格に!
スズキ新型「ワゴンR」がインド市場で1.2Lモデル「BS6」を追加
インド市場で圧倒的な人気のある新型「ワゴンR」に、最上級グレードに設定される1.2Lクラスの「BS6」を新しく設定、販売が開始されました。「BS6」の販売とともに、既存グレードの「BS4」の価格も見直され、さらに購入しやすい価格になりました。
スズキ新型「ワゴンR」はインド市場で揺るぎない人気を誇る
2019年1月に新型「ワゴンR」が発表されたばかりですが、今回新たに追加された最上級グレード「BS6」のエンジンは、1.2L直列4気筒エンジンを搭載、最高出力83ps、最大トルク113Nmと軽自動車ながら、十分すぎるパワーを発揮します。
トランスミッションはこれまで通り、5速MTか5速ATのどちらかを選択することになります。
インテリアでも標準装備がかなり充実しています。
販売価格は790,000~920,000円、価格が見直された「BS4」では、670,000~830,000円と、かなり購入しやすい価格になっています。
スズキ新型「ワゴンR」1.2Lモデル「BS6」は標準装備が充実している
新型ワゴンR「BS6」の標準装備
- ステアリングマウントコントロール
- 最新インストルメントクラスター
- 7インチSmartPlay Studioインフォテインメントシステム
- 運転席用エアバッグ
- リアパーキングセンサー
- ABS付EBD
- レザー調シート
新型ワゴンRが25周年を記念した特別仕様車を追加設定
ワゴンRが1993年の誕生から25を迎えたのを記念して、ワゴンRとワゴンRスティングレーに特別仕様車「ワゴンR ハイブリッドFX リミテッド」「ワゴンR ハイブリッドFZ リミテッド」「ワゴンR スティングレー ハイブリッドX リミテッド」の3車種を追加して2018年9月10日に発売しました。
特別仕様車ワゴンR ハイブリッドFX リミテッドの専用装備
- 助手席シートヒーター
- 専用エンブレム
- ネイビーパール、シルバーの専用色インパネカラーパネル
- スモークメッキ、スチールシルバーのフロントグリル
- 専用ファブリックシート表皮
- チルトステアリング
- 運転席シートリフター
- シルバードアハンドル
- シルバーインサイドドアハンドル
- IRカット機能付フロントガラス、プレミアムUV&IRカットフロントドアガラス
- 14インチアルミホイール
特別仕様車ワゴンR ハイブリッドFZ リミテッド専用装備
- 助手席シートヒーター
- 専用エンブレム
- マットブラックパール、シルバーの専用色インパネカラーパネル
- 専用ファブリックシート表皮
- メッキバックドアガーニッシュ
- シルバードアハンドル
- 15インチタイヤ&アルミホイール
特別仕様車ワゴンR スティングレー ハイブリッドX リミテッド専用装備
- 助手席シートヒーター
- 専用エンブレム
- フロントシートSRSサイドエアバッグ
- SRSカーテンエアバッグ
- マットブラックパール、シルバーの専用色インパネカラーパネル
- メッキ、ダークグレーのフロントグリル
- 専用ファブリックシート表皮
- 専用ドアトリムクロス
- メッキバックドアガーニッシュ
- 15インチタイヤ&アルミホイール
グレード | 2WD | 4WD |
---|---|---|
ワゴンR ハイブリッドFX リミテッド |
1,312,200円~ | 1,429,920円~ |
ワゴンR ハイブリッドFZ リミテッド |
1,425,600円~ | 1,543,320円~ |
ワゴンR スティングレー ハイブリッドX リミテッド |
1,526,040円~ | 1,643,760円~ |
全ての特別仕様車にスズキセーフティサポートを装備して安全性を高め、マイルドハイブリッドを搭載した低燃費な走りが魅力です。
また、インパネのカラーを変更、ボディカラーには全6色を設定して個性的なスタイルを実現しています。
フルモデルチェンジ後のワゴンRのエクステリア
新型ワゴンRのHYBRID FXグレード
新型ワゴンRのHYBRID FZグレード
フルモデルチェンジして新しくなったワゴンRは、可愛いFX・カッコいいFZの2種類のスタイリングが用意されています。
FXは従来と同じくヘッドライト・スモールライト・ウィンカー・ハイビームが一緒になったヘッドライトを装備し、FZではバンパーを挟んで2段になったデザインで、上段がスモールランプにハロゲンハイビームとウィンカー、下段がLEDヘッドライトに分かれています。
リアビューは、テールライトがリアウィンドウ周辺ではなく、バンパー周辺に取りつけられています。LEDのハイマウントストップランプも装備されていて、後続車からも見やすくなっています。
フルモデルチェンジ後のワゴンRのインテリアはベージュやブラックのシンプルで癖のないインテリア
新型ワゴンRのベージュの内装
新型ワゴンRのブラックの内装
フルモデルチェンジされて新しくなったワゴンRのインテリアは、HYBRID FXではベージュ内装とブラック内装が、HYBRID FZではブラック内装を選ぶことができます。
アンブレラホルダー
収納はインパネトレイ、運転席・助手席のペットボトルホルダー、グローブボックス、運転席下のグローブボックスなどたくさんあります。後部座席には、軽自動車初の傘ホルダーが装備されていて、車外に雨水が抜ける構造になっているので気にせず傘を差すことができます。
トランク開口部寸法
バックドアを開けると開口高840mm、開口幅1,165mm、荷室幅1,180mmのトランクが表れ、大きな荷物でも楽々積むことができます。
バックドア側からもセカンドシートを倒すことができるので、わざわざ後部座席を開けて倒して再びバックドアに戻る手間もありません。
荷室フルフラットモード
セカンドシートを倒すと荷室と繋がりフルフラットになるので、トランクだけでは収まらない荷物を積む時に便利です。
メーカーオプションでナビゲーションシステムを装着できて道案内、ラジオやテレビはもちろんのこと、USBインターフェイスが装備されているので、スマホの充電なども行えます。また、Bluetoothでスマホとナビを接続して通話できるハンズフリー機能も搭載されています。
また、「Apple CarPlay」「android auto」にも対応していて、メッセージの読み上げや、スマートフォンでの対応したアプリを使うことができます。
フルモデルチェンジ後の搭載装備
フルモデルチェンジされたワゴンRには、リア側だけではなくフロント1か所、サイド2ヶ所にカメラが搭載されていて、車の周りを全て見渡せる全方位モニターがメーカーオプションで用意されています。
車を真上から見下ろしたような視点で周りの状況を確認できるので、難しい縦列も落ち着いて駐車することができます。ですが、カメラからの視点と実際の距離とでは少しのズレがあるので、過信しすぎず目視で周りを確認することも大事です。
フロントカメラ
サイドカメラ
また、見えにくい交差点の角などをフロントカメラで確認しながら進むことができるので、カーブミラーの設置されていない箇所などで便利です。他にも、道幅が狭い路地でのすれ違いや、駐車時の幅寄せなどにはサイドカメラの映像を見ながら行うことができます。
単眼カメラとセンサーにより、車だけではなく人も検知して衝突回避をサポートする「デュアルセンサーブレーキサポート」がメーカーオプションで装備でき、自動ブレーキだけではなく、踏み間違いによる「誤発進抑制機能」、車線をはみだした時に警告する「車線逸脱警報」、蛇行運転した時に警告してくれる「ふらつき警報機能」、前走車が発進したにもかかわらず動かない時に教えてくれる「先行車発進お知らせ機能」、ハイビームとロービームを自動で切り替えてくれる「ハイビームアシスト機能」が備わっています。
他には、高級車などに装備されていることが多い「ヘッドアップディスプレイ」がメーカーオプションで装備でき、速度やシフトレンジ、ナビの案内などを表示してくれるので、前方から視線を外さずに情報を確認することができます。
フルモデルチェンジ後の新型ワゴンRのボディカラーは全部で10色で展開
HYBRID FZのボディカラーは全8色で、HYBRID FX・FAのボディカラーは全10色展開になっています。また、HYBRID FXではベージュ・ブラックの内装カラーも選べることが嬉しいポイントです。
- ブリスクブルーメタリック
- ブレイブカーキパール(HYBRID FZ専用色)
- リフレクティブオレンジメタリック
- ピュアレッド
- ムーンライトバイオレットパールメタリック(HYBRID FZ専用色)
- スチールシルバーメタリック(HYBRID FZ専用色)
- ブルーイッシュブラックパール3
- ピュアホワイトパール
- サニーイエローメタリック(HYBRID FX・FA専用色)
- フィズブルーパールメタリック(HYBRID FX・FA専用色)
- スペリアホワイト(HYBRID FX・FA専用色)
- シルキーシルバーメタリック(HYBRID FX・FA専用色)
フルモデルチェンジ後の新型ワゴンRの販売価格は1,163,800円から
フルモデルチェンジ後のワゴンRは、エントリーグレードの「FA」、ハイブリッドモデルの「HYBRID FX」「HYBRID FZ」の3種類あります。どのグレードでもトランスミッションはCVTで、FFの2WDと4WDが用意されています。
FAグレードでは、HYBRID FXと同様に全10色のボディカラーが用意されていますが、内装カラーはベージュのみです。また、ハイブリッドシステムが搭載されていないガソリン車モデルになり、燃費は26.8km/L(2WD)、25.4km/L(4WD)になります。
FA・2WD | 1,163,800円 |
---|---|
FA・4WD | 1,289,200円 |
HYBRID FXでは、FAと同様のボディカラーですが、内装カラーがベージュだけではなくブラックも選べます。ハイブリッドシステムも搭載しているので、燃費は33.4km/L(2WD)、30.4km/L(4WD)になります。また、レーダーブレーキサポートなどを搭載したセーフティパッケージ搭載車のモデルもあります。
HYBRID FX・2WD | 1,186,900円 |
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HYBRID FX・4WD | 1,310,100円 |
HYBRID FX・2WD セーフティパッケージ | 1,280,400円 |
HYBRID FX・4WD セーフティパッケージ | 1,403,600円 |
HYBRID FZでは、2段に分かれたヘッドライトなど専用のエクステリアが装備されたり、専用のボディカラー「ブレイブカーキパール」「ムーンライトバイオレットパールメタリック」「スチールシルバーメタリック」が用意され、全8色設定です。燃費は、HYBRID FXと同様に33.4km/L(2WD)、30.4km/L(4WD)を記録しています。
HYBRID FZ・2WD | 1,350,000円 |
---|---|
HYBRID FZ・4WD | 1,470,960円 |
HYBRID FZ・2WD セーフティパッケージ | 1,421,200円 |
HYBRID FZ・4WD セーフティパッケージ | 1,544,400円 |
2017年8月23日にワゴンRへ走って楽しい5速MT車が登場
2017年8月23日には、ベースの「FA」グレードに5速マニュアルのトランスミッションが設定されました!フロアシフトの設定なので操作しやすく、自分の思い通りに動かせるマニュアル車は、CVT車に比べてパワフルな走りを実現してくれます。
ワゴンRの5速MT車専用装備
- フロントシートはセパレートタイプ
- インパネセンターポケットが装備される
- フロアシフトに手動式のパーキングブレーキ
価格は、2WD車が107万円、4WD車が119万円と、かなり求めやすく通勤や通学だけではなく、営業車にも使えそうな価格帯です。
燃費 | 価格 | |
---|---|---|
2WD | 25.6km/L | 1,078,920円 |
4WD | 23.4km/L | 1,199,880円 |
室内の広さを軽トールワゴンにすることで克服したワゴンRのモデルチェンジ遍歴
ワゴンRはスズキが販売する軽トールワゴンです。軽自動車と言えば室内空間の狭さや商用車として乗り心地にあまり配慮されていませんでしたが、全高を高くすることで室内空間を広くし、軽自動車業界に革命を起こしたモデルです。
ワゴンR 初代 CT21S/51S/CV21S/51S型(1993年~1998年)
1993年9月、初代ワゴンRがデビューしました。「RA」「RG」「RX」「RG-4」のグレードが用意され、NAエンジンのみとなります。11月には特別仕様車「Loft」を発売。
1995年10月、マイナーチェンジを実施。新たに「RV」「RG-4S」を追加しました。
1996年4月、5ドアモデルの特別仕様車「FXリミテッド」を発売。8月にはマイナーチェンジを実施。5ドアターボモデルの「FT」、NAエンジンの「FX」、廉価5ドアの「FG」を新たに設定しました。
1997年2月、最廉価グレードとなる「RC」を追加。5ナンバー登録の「ワゴンRワイド」が登場しました。4月、マイナーチェンジを実施し、ボディカラーに新色を追加。内外装の変更が施されました。9月、特別仕様車「RXリミテッド」を発売。11月、前席がベンチシートになっている「ワゴンRコラム」を追加し、「Loft」を廃止しました。
1998年1月、特別仕様車「エアロRR」の発売、「コラムターボ」を追加しました。10月、2代目と入れ替わりのため販売を終了しました。
ワゴンR 2代目 MC21S/11S/22S/12S型(1998年~2003年)
1998年10月、軽自動車の企画改訂に合わせ、内装の質感を大幅にアップして2代目ワゴンRが登場しました。
1999年2月、特別仕様車「FX-Tリミテッド」を発売。3月には福祉車両の「車椅子送迎車」をフルモデルチェンジしました。4月、1,000台限定の特別仕様車「100万台記念限定車」を発売。6月には圧縮天然ガスを燃料とする「天然ガス(CNG)自動車」を発売。10月には一部改良でグレードの整理が行われました。12月、特別仕様車の「RR-FSリミテッド」、特装車の「スペシャル」を発売しました。
2000年1月、1100cc仕様の「ワゴンR」をインドで販売を開始しました。4月には全車5ドア仕様のみとなります。5月、スズキ創立80周年を記念した特別仕様車「80周年記念車 FMエアロ」を、6月には「80周年記念車 FX-Tエアロ」を発売しました。12月にはマイナーチェンジを実施して後期型になりました。グレード体系が整理され、新たに「21世紀記念スペシャル FMエアロ」を設定しました。
2001年2月、「FM-Tリミテッドエアロ」を、5月には「C2」を追加しました。6月には国内累計販売150万台達成記念の特別仕様車「FM-Gリミテッド」と、特別限定車「150万台記念車」を限定3,000台で発売しました。11月、マイナーチェンジを実施。安全装備の強化とグレード体系が整理され、「N-1」「C2」「FMエアロ」「FTエアロ」の4グレードになりました。
2002年2月、若年層ファミリー向けに限定3,000台で「ミキハウス」とタイアップしたモデル、特別限定車「ミキハウスバージョン」を発売。9月、マイナーチェンジを実施。
2003年1月、軽自動車販売台数30年連続1位達成を記念した特別仕様車「RR バージョンV」を発売。4月、マイナーチェンジを実施し、装備が充実した「B」、「B」の装備を簡素化した「A」を発売。9月、3代目と入れ替わるため販売を終了しました。
ワゴンR 3代目 MH21S/22S型(2003年~2008年)
2003年9月、スクエアボディにフルモデルチェンジして3代目ワゴンRが登場しました。
2004年1月、特別仕様車「FXリミテッド」を発売。2月には「車椅子送迎車」が、7月には「天然ガス(CNG)自動車」がフルモデルチェンジしました。
2005年9月、マイナーチェンジを実施し、燃費性能が向上。
2006年3月、国内累計販売台数250万台を達成した記念の特別仕様車「250X」「250T」を、9月には特別仕様車「RR-Sリミテッド」、10月には特別仕様車「ナビスペシャルターボ」を発売しました。
2007年2月、新シリーズの「ワゴンRスティングレー」を発売。「X」「T」「DI」の3グレードが用意されました。5月には一部改良を施しました。
2008年6月、国内累計販売台数300万台達成を記念した特別仕様車「リミテッド」「スティングレー リミテッド」を発売。9月、4代目と入れ替わりで販売を終了しました。
ワゴンR 4代目 MH23S型(2008年~2012年)
2008年9月、居住空間を大幅に拡大して「ワゴンR」と「スティングレー」がフルモデルチェンジ。
2009年5月、2009年次RJCカーオブザイヤー受賞記念の特別仕様車「FXリミテッドⅡ」を発売。10月、仕様変更でグレード体系とボディカラーの見直しを実施。
2010年1月、スズキの四輪車国内累計販売台数2,000万台を達成した記念の特別仕様車「FX-Sリミテッド」を発売。11月、特別仕様車「リミテッド」「スティングレーリミテッド」を発売。
2011年11月、特別仕様車「リミテッドⅡ」「スティングレーリミテッドⅡ」を発売。
2012年1月の一部改良で、燃費性能が向上。11月、5代目に移行するため、販売を終了しました。
ワゴンR 5代目 MH34S/44S型(2012年~2017年)
2012年9月、「ECO-COOL」を導入してフルモデルチェンジ。「ワゴンR」には「FX」「FXリミテッド」、「スティングレー」には「X」「T」のグレードが用意されました。12月、「FX」に5MTを追加設定。
2013年7月、一部改良でエンジンの最適化と安全性能の強化。ボディカラーの追加などが施されました。初代ワゴンRから発売20周年を記念した特別仕様車「20周年記念車」を発売しました。12月、「ワゴンR」に廉価グレードの「FX-E」を追加。
2014年8月、マイナーチェンジを実施。12月、特別仕様車「スティングレー J STYLE」を発売。
2015年4月、仕様変更で燃費性能が向上。12月、特別仕様車「FXリミテッド」を発売。
2017年2月、6代目と入れ替わりのため、販売を終了しました。
ワゴンR 6代目 MH35S/55S/85S/95S型(2017年~)
2017年2月、フルモデルチェンジで6代目になりました。「ワゴンR」では「HYBRID FZ」「HYBRID FX」、「スティングレー」では「HYBRID X」「HYBRID T」が用意されました。4月、福祉車両の「ウイズシリーズ」もフルモデルチェンジ。8月、5MT車を「FA」に追加設定。
2018年7月、仕様変更。「スティングレー」のガソリンモデル「L」を廃止しました。9月、特別仕様車「25周年記念車 HYBRID FXリミテッド」「25周年記念車 HYBRID FZリミテッド」「25周年記念車 HYBRID Xリミテッド」を発売。
2019年9月、仕様変更でボディカラーの変更を実施。12月にも一部仕様変更。
2021年8月、派生車種の「ワゴンRスマイル」を追加発売。
2022年8月、一部仕様変更と派生モデル「ワゴンRカスタムZ」を発売しました。NAエンジンを搭載した「HIBRID ZX」を、ターボエンジンを搭載した「HYBRID ZT」の2グレードを用意しました。
ワゴンRのモデル | 販売年表 |
---|---|
初代 CT21S/51S/CV21S/51S型 | 1993年~1998年 |
2代目 MC21S/11S/22S/12S型 | 1998年~2003年 |
3代目 MH21S/22S型 | 2003年~2008年 |
4代目 MH23S型 | 2008年~2012年 |
5代目 MH34S/44S型 | 2012年~2017年 |
6代目 MH35S/55S/85S/95S型 | 2017年~ |
ワゴンRのフルモデルチェンジでより低燃費で乗りやすい車へ
2017年2月にフルモデルチェンジし6代目へと進化したワゴンRは、初代の販売当初より人気の軽自動車です。今回のフルモデルチェンジでは、新型のプラットフォーム「HEARTECT」を採用したり、マイルドハイブリッドを装備して燃費が2WDモデルで33.4km/Lへと伸びました。
レーダーブレーキサポートなどを搭載し、安全面でも強化された新型ワゴンRは、新社会人や初めて車を購入する人、普段の買い物カーやセカンドカーにおすすめの車です。