マツダ「ロードスター(MX-5)」が2026年以降フルモデルチェンジか 次世代エンジン等を装備してエコなスポーツカーへと進化
日本を代表するオープンカーであるマツダ「ロードスター」が2026年以降にフルモデルチェンジを実施する噂があります。
次期フルモデルチェンジで誕生する5代目ロードスターは、マツダの次世代車両構造技術である「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」や、次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」を導入して、2021年にEUで施行される見込みの厳格な環境基準をクリアするエコなスポーツカーとなる予定です。
プラグインハイブリッド車のラインナップも噂される新型ロードスターのエクステリアや販売価格等についても予想を交えて紹介します。
MAZDA ICONIC SP(マツダアイコニック エスピー)をジャパンモビリティショー2023で初公開 ロードスターサイズにもなるロータリーEV搭載
アイコニックSPがジャパンモビリティーショー2023で世界初公開。
ボディサイズは全長4,180mm、全幅1,850mm、全高1,150mmで、最高出力370psを発揮する2ローターRotary-EVシステムを搭載、リトラクティブヘッドライトを採用することから、次期RX-7、または次期ロードスターのコンセプトカーになると話題になりました。
ボディカラーはマツダを象徴する鮮やかな発色のVIOLA RED(ヴィオラレッド)という初披露のコンセプトカラーです。
-
マツダ アイコニックSPの発表 -
横から見たマツダ アイコニックSP -
斜め正面から見たマツダ アイコニックSP -
後ろから見たマツダ アイコニックSP -
サイドドアを開けたマツダ アイコニックSP -
マツダ アイコニックSPのヘッドライト -
マツダ アイコニックSPのリヤビュー -
マツダ アイコニックSPのサイドビュー -
マツダ アイコニックSPのワールドプレミア -
正面から見たマツダ アイコニックSP
アイコニックSPの搭載するロータリーEVシステムは「ロードスターサイズにダウンサイジングできる」という開発チーフデザイナーのコメントもあり、今後ロードスターを始め様々な車種に搭載する可能性が考えられます。
2026年市販化にも期待できるという噂もあります。
ロードスターが2023年10月5日エクステリア変更を含むマイナーチェンジ発表 特別仕様車990Sは廃止
NDロードスターのマイナーチェンジを2023年10月5日発表、発売は2024年1月中旬予定。
内容はヘッドライトのデザイン変更などを含むエクステリアのデイタイムランニングライトを変更と立体テールランプの採用、インテリアはマツダコネクト搭載センターディスプレイが従来の7インチから8.8インチに大型化、安全装備はマツダコネクト2(マツコネ2)へアップデート。
2023年ロードスター マイナーチェンジの内容
- デイタイムランニングライトの変更
- 立体テールランプ
- ホイールデザイン刷新
- 新規ボディカラー エアログレーメタリック
- マツダレーダークルーズコントロール
- スマートブレーキサポート
- 8.8インチのセンターディスプレイ
- スポーツタンカラーインテリアとベージュ幌のグレード S Leather Package V Selection設定
- アシンメトリックLSD
- 新制御モードDSC-TRACK
2023年秋以降のNDロードスターのマイナーチェンジに伴い、最大まで軽量化した特別仕様車990Sの販売は終了、スポーツタンインテリアと幌にベージュカラーを設定するS Leather Package V Selectionを新たに追加しました。
現行NDロードスター史上もっとも大きな変更になる、期待のマイナーチェンジ(大型改良)になりました。改良後のロードスター ソフトトップモデルの販売価格は2,898,500円から3,679,500円、ロードスターRF ハードトップモデルの販売価格は3,796,100円から4,308,700円です。
新型ロードスター(MX-5)はプラグインハイブリッド車もラインナップするかもしれない
ロードスターの次期フルモデルチェンジが行われて5代目が誕生する予定の2026年は、定められた排ガス基準をクリア出来なければ巨額の罰金が科されるEUの規制が強化されている頃です。
各国で規制が強まる環境基準をクリアするEV化は、自動運転とともに今後の自動車業界にとっての大きなターニングポイントとなります。
拡大するEV市場での成功は自動車業界で生き残っていくための必要条件となってきます。マツダは、電動化時代に向けてトヨタと資本提携を結びEVの共同開発を行っています。5代目ロードスターは、プリウスと同様に自社開発したストロングハイブリッドシステムやプラグインハイブリットもラインナップして厳格化していく環境基準をクリアすると期待します。
MX-5の限定モデル「Eunos Edition」がフランスで発売!価格は34,600ユーロ
仏マツダがMX-5の限定車「Eunos Edition(ユーノス・エディション)」を発表しました。ディーラーには2020年4月にデリバリーされ、価格は34,600ユーロに設定されています。
MX-5 Eunos Editionはかつて日本で販売されていたユーノス・ロードスター(初代)の限定車「Sリミテッド」にインスパイアされた一台。Sリミテッドと同様、ジェットブラックマイカの車体色にレッドナッパレザーのインテリアを組み合わせています。
特別装備として、レイズ製16インチ鍛造アルミホイールやシリアルナンバー付きバッジ・キーホルダーが用意されます。
米国市場でマツダ・ロードスターの2020年モデルが発表!
北米仕様の2020年型マツダ・MX-5ミアータ(日本名:ロードスター)が発表されました。
新型MX-5ミアータは2月にはアメリカのディーラーにデリバリーされる見込み。ソフトトップと格納式ルーフ「RF」がラインナップされ、ソフトトップの価格は26,580ドルから、RFは33,045ドルからとなっています。ボディカラーは新色「ポリメタルグレー」が用意されました。
2020年モデルのMX-5ミアータのパワートレインは、最大出力181hp/7000rpm、最大トルク20.9kgm/4000rpmのSKYACTIV-Gの 2.0L直列4気筒ガソリンエンジンに、6速MTまたは6速ATを組み合わせます。
エントリーグレードの「Sport」にもi-ACTIVSENSEを装備。i-ACTIVSENSEでは車線逸脱警告システムつきブラインドモニターやスマートシティブレーキサポート、リアトラフィックアラート等が搭載されています。
キャビンには6スピーカーオーディオシステムやBluetoothハンズフリー通話&オーディオ、「マツダコネクト」インフォテインメントシステムなどを備え、装備を充実させています。
中級グレード「Club」は、2020年モデルの新機能としてApple Car PlayやAndroid Autoに対応。Sportと同様i-ACTIVSENSEを備えるほか、BOSE製9スピーカーオーディオシステムや助手席ヘッドレストスピーカー、LEDデイタイムランニングライトにSiriusXMラジオといった装備が加わっています。6速MT車を選択した場合、スポーツチューニングサスペンションやフロントショックタワーブレース、LSD、ビルシュタイン製ダンパーが標準装備され、「ブレンボ/BBSレカロパッケージ」の装着も可能です。
最上級グレードの「Grand Touring」は、新開発となるレッドナッパレザーインテリアとグレークロスのソフトトップをセレクト可能です。ステンレス製ドアシルを装着するほか、衛星ラジオ「SiriusXM」の3年間のサブスクリプションも付帯。シルバーステッチ入りのレザートリムシートやインテリアアクセントを採用し、上質な車内を演出します。
東京モーターショー2019に市販予定の特別仕様車「シルバートップ」がお目見え
マツダは東京モーターショー2019に市販予定のロードスターの特別仕様車「シルバートップ」を出展しました。
ボディカラーに新色のポリメタルグレーを追加、新色のグレーがソフトトップに採用されています。発売時期は未定ですが、東京モーターショー2019のマツダブースでは特別仕様車「シルバートップ」の周囲はとても賑わいを見せていました。
東京モーターショー2019に展示されたロードスター特別仕様車「シルバートップ」画像7枚
ロードスターは厳格な環境基準をクリアするエコなスポーツカーである事をアピールするために2026年にフルモデルチェンジを実施すると予想
ロードスターは、2021年に厳格化されるEUの環境基準をクリアする高性能でエコなスポーツカーである事をアピールするために、同年にフルモデルチェンジを実施する見込みです。
1989年9月に誕生した走る芸術品とも言われ世界的評価の高いロードスターは、過去3回のフルモデルチェンジを行いました。初代NA系から2代目NB系に移行するまでのタイミングは約9年、2代目から3代目に移行するまでは約7年、3代目から4代目に移行するまでのライフ期間は約10年です。
2026年にフルモデルチェンジが行われるとすれば、4代目から5代目に移行するまでの期間が約10年となります。
1989年9月 | 初代NA系ロードスター誕生 |
---|---|
1998年1月 | フルモデルチェンジを行って2代目NB系ロードスター誕生 |
2005年8月 | フルモデルチェンジを行って3代目NC系ロードスター誕生 |
2015年5月 | フルモデルチェンジを行って4代目ND系ロードスター誕生 |
2026年 | フルモデルチェンジを行って5代目NE系ロードスター誕生? |
2026年頃モデルチェンジ予想の5代目ロードスター(MX-5)はマツダの次世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」を採用して人馬一体の走りを高いレベルで実現させる見込み
2026年頃に次期フルモデルチェンジが行われて誕生するかもしれない5代目ロードスター(MX5)は、マツダの新プラットフォーム「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー)」を採用する可能性が高いです。
「スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー」は、環状構造の配置バランスを最適化させて搭載する動作系統による出力をスムーズに伝達する能力や、各ユニットの連携を強化してバネに伝わる力をコントロールできるシャシー等を特徴とするマツダの次世代技術です。
車の各機能を再考して全体的な深化を目指して開発が進められる「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」を5代目ロードスターが採用すれば、思い通りに車をコントロールできる人馬一体の走りがより高いレベルで実現されます。
5代目ロードスター(MX-5)は深化した魂動デザインによってエクステリアを完成させると予想
次期フルモデルチェンジによって誕生する5代目ロードスター(MX5)は、2010年より導入されるマツダのデザイン哲学「魂動-SOUL of MOTION」をさらに深化させて、見る者の魂を衝動的に揺さぶるような美しいエクステリアを完成させると予想します。
マツダの「魂動デザイン」は、クルマに命が宿るかのような生命感を伴わせて、艶のある美しさが備わるエレガンスの追求を目指します。
5代目ロードスターは、深化した魂動デザインの一つの方向性を示している東京モーターショー2017に出展された「マツダ魁CONCEPT」が採用しているような、光のあたり具合によって印象や躍動感が変化するボディラインや塗装技術を採用するものと思われます。
5代目ロードスター(MX-5)はカーボンファイバー素材を利用してタイヤのインチダウンを行って車体の軽量化を図る見込み
5代目になる新型ロードスターは、スポーツカーにも求められる環境基準を満たすためにカーボンファイバー素材を利用して、タイヤのインチダウンを行って車体の軽量化を図ると噂されています。
カーボンファイバーを用いる事で、剛性や耐久性を維持したままで車体の軽量化を目指す見込みの5代目ロードスターは、現行モデルで車両重量が最も軽いグレード「S」の990kgをどれほど下回るのかに注目が集まります。
次期フルモデルチェンジで誕生する新型ロードスター(MX-5)はマツダの次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」を搭載して現行モデルよりも低燃費を実現する可能性が高い
次期フルモデルチェンジで誕生する新型ロードスターは、マツダの技術力を結集して完成させるディーゼルエンジンとガソリンエンジンの特長を兼ね備える次世代エンジン「SKYACTIV-X(スカイアクティブ・エックス)」を搭載して、現行モデルの17.4km/L(WLTCモード)よりも更なる低燃費を実現させる可能性が高いです。
マツダの新たなガソリンエンジンである「スカイアクティブX」は、独自の燃焼方式を採用する事で圧縮着火をコントロールして、ロードスターの現行モデルが搭載するガソリンエンジンであるSKYACTIV-Gと比較すれば最大で30%もトルク値をアップさせて、更なる低燃費も実現する見込みです。
5代目ロードスター(MX-5)は1.0L~1.2Lの3気筒ダウンサイジングエンジンを搭載するとの噂
世界的に排ガス規制が高まっている現状に対応するために、新型ロードスターはフルモデルチェンジのタイミングで1.5L 4気筒エンジンから1.2L 3気筒エンジンへとダウンサイジングするとの噂があります。
4代目ロードスターを誕生させた前回のフルモデルチェンジでは、2.0Lエンジンから1.5Lエンジンへとダウンサイングが行われました。今回のフルモデルチェンジでも同様にダウンサイジングを実施する可能性はあります。その際には、ユーザーの期待に応えるために出力はキープしたままで、各国の環境基準をクリアするものと思われます。
5代目ロードスターのエントリーグレードは300万円未満の販売価格になると予想
車体の軽量化を実現するために高級素材であるカーボンファイバーを使用し、次世代エンジン「SKYACTIV-X」を搭載する見込みの新型ロードスターの販売価格は、現行モデルよりも上昇するはずです。
販売価格はアップするにしても、欧州の自動車メーカーが販売するラグジュアリーなオープンカーと比較した際にインパクトの大きい300万円未満の価格は、新型モデルのエントリーグレードにおいても維持すると予想します。
グレード | トランスミッション | 値段 |
---|---|---|
S | 6MT | 2,898,500円~ |
S Special Package | 6 MT | 3,087,700円~ |
6EC-AT | 3,203,200円~ | |
S Leather Package | 6MT | 3,498,000円~ |
6EC-AT | 3,613,500円~ | |
RS | 6MT | 3,679,500円~ |
海外ではマツダ・MX-5として展開されるマツダ・ロードスターのモデルチェンジ遍歴
ロードスターはマツダが販売するオープンタイプのライトウェイトのスポーツカーで、日本国外では「マツダ・MX-5」として販売され、日本でも発売時は「ユーノス・ロードスター」として登場しました。スポーツカーとしては第ヒットとなったモデルです。
マツダ・ロードスター初代 NA系/1989年~1998年
1989年9月、「ユーノス・ロードスター」の名前でデビュー。最初のモデルはNA6CE型で、1,600cc直列4気筒DOHC16バルブエンジンを搭載していました。
1990年3月にはAT仕様を追加し、8月には「Vスペシャル」を発売。
1991年7月に特別仕様車「J LIMITED」を限定800台で発売するも、発売当日に予約が殺到し受付を当日で完了し、抽選販売になりました。12月に限定300台の特別仕様車「M2 1001」を発売し、購入予約手続きはM2本社で行い、抽選に当選した場合でも、納車はM2本社でのみという徹底ぶりでした。
1992年9月、「Sスペシャル」を発売。11月、「大人のためのスポーツカー」をコンセプトにした特別仕様や「M2 1002」を発売。12月、限定1,000台の特別仕様車「S LIMITED」を発売。
1993年7月、商品改良で1.8L DOHCエンジンを採用するとともに、「VスペシャルタイプⅡ」を発表。11月東京地区ディーラーの身の取り扱いで限定40台の特別仕様車「TOKYO LIMITED」を発売。翌12月、限定800台の特別仕様車「J LIMITED Ⅱ」を発売。
1994年2月、限定300台の特別仕様車「M2 1028」を発売。全国で取り扱いました。7月に限定500台の特別仕様車「RS LIMITED」を、12月には1,500台限定で「G LIMITED」を発売。
1995年、限定1,000台でBBSのホイールを装着した特別仕様車「R LIMITED」を発売。12月には限定700台の特別仕様車「VR LIMITED コンビネーションA/B」を発売。
1996年2月、限定500台の特別仕様車「R2 LIMITED」、限定1,000台の「B2 LIMITED」を発売。
1997年8月、限定700台の特別仕様車「SR LIMITED」を発売し、12月に生産終了。翌年1月に販売を終了しました。
マツダ・ロードスター 2代目 NB系/1998年~2005年
1998年1月、「マツダ・ロードスター」に名称を変更してモデルチェンジ。リヤウインドウがガラス製になり、全車にエアバッグを標準装備しました。ボディカラーも全26色と選択肢の多いモデルです。
1999年1月、シリアルナンバー入りのオーナメントを施した限定車「10周年記念車」が世界限定7,500台で発売。
2000年1月、限定500台の特別仕様車「NR リミテッド」を発売。12月には限定700台で「YSリミテッド」を発売。
2001年2月、インターネット専用の受注生産車「web-tuned@Roadster」を発売。5月には限定200台の「マツダスピード ロードスター」を発売。12月にはモータースポーツ用のグレードとして「NR-A」を追加するとともに、限定300台の「MVリミテッド」を発売。
2002年7月の商品改良では「VS」グレードと「WebTuned」で布製の幌が選択できるようになりました。12月には限定400台の「SGリミテッド」を発売。
2003年10月、「ロードスタークーペ」を発売。200台限定の「COUPE」「COUPE TYPE-S」「COUPE TYPE-A」と、150台限定の「COUPE TYPE-E」がラインナップされました。12月には限定350台の「ロードスターターボ」が発売されましたが、実際のデリバリーは300台でした。
2005年8月、3代目と入れ替わりのため、販売を終了。
マツダ・ロードスター 3代目 NC系/2005年~2015年
2005年8月、モデルチェンジで3代目に。スペアタイヤは装備されず、パンクキットが装備されました。新開発のNCプラットフォームが採用され、設計が刷新されています。同時に限定500台の限定車「3rd Generation Lomited」を発売。12月、RSをベースとした特別仕様車「日本カ^・オブ・ザ・イヤー受賞記念車」を発売。
2006年3月、モータースポーツ用グレードの「NR-A」を追加し、4月にはWebカスタマイズモデルの「ウェブチューンロードスター」を発売。8月にパワーリトラクタブルハードトップ仕様を追加。12月には発売期間限定モデルの特別仕様車「Blaze Edition」を発売。
2007年4月、RSのソフトトップをベースとした「マツダスピードM’z Tune」を発売。10月、特別仕様車「Prestige Edition」を発売。
2008年12月、マイナーチェンジを実施し、五角形グリルを採用。全長も延長され、グレード整理が行われました。
2009年7月、アルカンターラ+本革RECARO社製バケットシートなどを装備した特別仕様車「20周年記念車」を発売。
2011年10月、「RS RHT」と「VS RHT」ベースとした特別仕様車「BLACK TUNE」を発売。
2012年7月、商品改良で安全性能の向上とインテリアの変更などが実施されました。12月の商品改良ではインテリアの質感を向上させました。
2014年5月、「MX-5 Miata 25th Anniversary Edition」の日本仕様特別仕様車「25周年記念車」を発売。
2015年5月、4代目と入れ替わりのため、販売を終了。
マツダ・ロードスター 4代目 ND系/2015年~
2015年5月、フルモデルチェンジでロードスターは4代目になりました。日本仕様では1.5Lty朴烈4気筒「SKYACTIV-G 1.5」を搭載した「S」「S Special Package」「S Leather Package」の3グレードを展開。9月、モータースポーツに最適な装備を備える「NR-A」を追加。翌月10月、走りを追求した新グレード「RS」を追加。
2016年10月、北米と欧州向けの「Mazda MX-5 RF」の生産を開始します。12月にはリトラクタブルハードトップモデルの「ロードスターRF」を発売。「S」「VS」「RS」のラインナップ。
2017年1月、初代ロードスターをワールドプレミアした際のボディカラー、「クラシックレッド」を限定色として「ロードスター」に設定。9月には足でブレーキやアクセルなどのペダル操作が難しい車いす利用者が運転できる、手動運転装置付車を発売。11月、商品改良でインテリアやボディカラーの変更と共に、特別仕様車「RED TOP」を設定。
2018年6月、商品改良で走行性能、環境性能、燃費性能を向上させると共に、特別仕様車「Caramel Top」を設定。
2019年2月、シカゴオートショーでロードスター誕生30周年記念の特別仕様車「MAZDA MX-5 Miata 30th Anniversary Edition」をワールドプレミアし、全世界3,000台限定で3月に予約受付を開始しました。11月、商品改良でボディカラーの変更や安全性能が強化されました。同時に特別仕様車「SILVER TOP」を設定。幼年3月末まで受け付けの期間限定販売でした。
2020年4月、マツダの創立100周年を記念し、翌年3月末までの期間眼底販売で「100周年特別記念車」を発売。12月、商品改良でインテリアカラーの変更を実施・同時にホワイトシートやBBSアルミホイールを装着した「RS White Limited Selection」が翌年3月末までの期間限定で発売。
2021年12月、商品改良で全モデルにキネマティック・ポスチャー・コントロールを採用と同時に、特別仕様車「990S」「Navy TOP」を発表。
2022年11月、一部改良でボディカラーやシート素材の変更。12月に特別仕様車「Brown Top」を発売。
2023年10月、マイナーチェンジを発表し2024年1月に発売。安全性能が強化され、全てのランプ類がLED化され、「DSC-TRACK」の搭載や「S Leather Package V Selection」の追加などが施されています。
マツダ・ロードスターのモデル | 販売年表 |
---|---|
初代 NA系 | 1989年~1998年 |
2代目 NB系 | 1998年~2005年 |
3代目 NC系 | 2005年~2015年 |
4代目 ND系 | 2015年~ |
ロードスターは次期モデルチェンジによって人馬一体の走りを実現するエコなスポーツカーへと変化
デザインや走り、マツダの技術力の全てを積極的に導入するロードスターは深化を続ける車です。
2016年11月にはリトラクタブル式ハードトップを採用するロードスターRFが追加設定されました。そして2018年の商品改良では「i-ACTIVSENSE」を標準装備させて安全性能を強化しました。
次期モデルチェンジで誕生する5代目ロードスターは、2021年以降に厳格化される環境基準をクリアするために、マツダの次世代テクノロジーである「SKYACTIV-X」等を採用します。
それら技術によって人馬一体の走りを追求しながらもエコなスポーツカーへと深化する5代目ロードスターは、歴代モデルのように世界のライトウェイトスポーツカーから意識される車として君臨し続けます。