CX-4はクーペのSUVでスタイリッシュな見た目!日本発売の可能性は低い
マツダが販売するCXシリーズにクーペスタイルのSUVであるCX-4が日本市場でも発売するという噂がありました。中国市場では2016年から発売していて、アテンザをベースとしている落ち着いたスタイリングで人々を魅了しています。
CX-30の発売が決定したことから日本市場で発売される可能性は低いです。しかし、日本ではトヨタのC-HRやハリアー、ホンダのヴェゼルなどクーペスタイルのSUVも人気となっているため、万が一CX-4が発売した場合は相当な人気が出ることが予想されます。
新型CX-4のエクステリアやインテリア、搭載エンジンや安全装備などのスペックをチェックしてみましょう。
マイナーチェンジ版マツダCX-4が発売!価格はおよそ232万円~
新型CX-4のエクステリア
中国市場でマイナーチェンジしたマツダ新型CX-4が発売されました。今回販売される新型CX-4は8グレード構成で、価格はエントリーモデルでおよそ232万円、上級グレードでは約337万円となっています。
パワートレインは最高出力158hp、最大トルク202Nmの2.0リットル直列4気筒自然吸気エンジンSKYACTIV-G 2.0と、最高出力192hp、最大トルク252Nmの2.5リットル直列4気筒自然吸気エンジンSKYACTIV-G 2.5の2タイプを設定。トランスミッションは6AT、駆動方式は基本は前輪駆動ですが2.5リットル車では四輪駆動もセレクトできます。
新型CX-4のインテリア
新型CX-4はクーペに近いスタイリングとなっており、メッシュのフロントグリルや新デザインのバンパー、フロントヘッドライトユニットなどを装備。スポーティーで流麗なエクステリアデザインが目をひきます。インテリアも質感が高く、安全装備i-Activesenseを搭載し安全性能にも優れます。
2019年末にマツダCX-4がマイナーチェンジを実施
中国市場で販売されているMAZDAのCX-4が、2019年末にマイナーチェンジされることが明らかとなりました。
パワートレインは2.0リッター直列4気筒自然吸気エンジンSKYACTIV-G 2.0、2.5リッター直列4気筒自然吸気エンジンSKYACTIV-G 2.5の2タイプ、トランスミッションは6速MTと6速ATが用意されると考えられます。
今回の改良では、エクステリアのデザインやセキュリティ面におけるテコ入れが行われます。
デビューから3年が経つCX-4は、ボディサイズはそのまま維持しつつ、CX-5やCX-30にも採用されているメッシュタイプのグリルを装備。従来よりもスポーティーなデザインに刷新されます。
インテリアについても質感の高い黒×赤の2トーンカラーを採用し、若々しいデザインとなるようです。
ロシアで新型CX-4の開発車両をスクープ!気になるエクステリアが明らかに
中国専売モデルのクロスオーバーSUV「CX-4」のプロトタイプ車両がロシアでスパイショットされました。CX-4は日本国内で販売中のCX-3とCX-5の中間に位置づけられる車種で、2016年にデビューして以来これが初のマイナーチェンジとなります。
目撃された車両のエクステリアは、フロントバンパーの変更に加えフロントグリルのデザインがメッシュタイプにイメチェンされています。リアデザインもよりアクティブで躍動感のあるシルエットとなることが予想されます。
今回ラインナップするパワートレインは、最高出力158hp の2.0L直列4気筒自然吸気エンジンと最高出力192hpの直列4気筒自然吸気エンジンの2タイプ。トランスミッションは6速MTと6速AT、駆動方式はFFとAWDが選択できます。価格はおよそ221~340万円で販売される可能性が高いでしょう。
今回は画像を入手できませんでしたが、開発車両の画像を入手出来次第、ご紹介していきます。
CX-30が日本市場でも発売するためCX-4は日本で発売されない可能性が高い
マツダのCX-30がジュネーブモーターショー2019で世界初公開しました。発表前は次期CX-3や新型CX-6など様々な噂がありましたが、実際に発表されたのはCX-30という新型車でした。
しかしCX-30はCX-3とCX-5の中間になるサイズ感で、実質的なCX-4と呼べるクーペスタイルSUVになっているため「中国専売車のCX-4をベースにしたグローバルモデル」に該当すると考えます。
日本でも2021年以降に販売するためCX-30とはほぼ同じボディサイズのCX-4は日本に導入しない可能性が高いでしょう。
もしかすると中国でもCX-4は一代限りで生産終了になり、後継車種としてCX-30を導入することもあり得ます。
新型CX-4のエクステリアは上品なクーペスタイルでハリアーやアウトバックに真っ向勝負を挑む
日本導入が噂されるCX-4は日本で販売中のCX-5とアテンザが融合したような伸びやかで力強いスタイルが魅力
マツダから2021年以降に日本市場で発売される可能性がある新型CX-4は、CX-5の力強いスタイリングとアテンザの端麗なクーペスタイルを合わせ持つSUVです。SUVの車高を持ちながらもスラッとした流れるようなボディラインは美しいのひと言に尽きます。
全長 | 4,633mm |
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全幅 | 1,840mm |
全高 | 1,586mm |
ホイールベース | 2,700mm |
最低地上高 | 196mm |
中国市場で販売されているCX-4のボディサイズは、全長4,633mm・全幅1,840mm・全高1,586mmです。日本仕様のCX-5より全長が88mm長くなっていて全高が104mm低くなっています。CX-5では高さがあるので力強いイメージになりますが、CX-4ではスピーディーで都会的なイメージが芽生えます。
ボディサイズが似ているライバル車は、トヨタのハリアーやスバルのレガシィアウトバックで、価格帯から考えるとハリアーはガソリン車のライバルに、レガシィアウトバックはディーゼル車のライバルとなるでしょう。
CX-4に搭載されているエンジンはもちろんSKYACTIVエンジンでガソリンとディーゼルをラインナップ
CX-4が日本に導入される場合はガソリンエンジンのスカイアクティブGとディーゼルエンジンのスカイアクティブDがラインアップすると考える
中国市場のCX-4に搭載されているエンジンは、スカイアクティブGの2.0Lと2.5Lですが、日本仕様ではガソリンとディーゼルの2種類が装備されると考えます。
エンジン | 2.0ガソリン | 2.5ガソリン | ディーゼル |
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型式 | PE-VPS | PY-RPS | SH-VPTS |
種類 | 直列4気筒 | 直列4気筒 | 直列4気筒 |
排気量 | 1,997cc | 2,488cc | 2,188cc |
最高出力 | 115kW/6,000rpm | 140kW/6,000rpm | 140kW/4,500rpm |
最大トルク | 199Nm/4,000rpm | 252Nm/4,000rpm | 450Nm/2,000rpm |
燃料 | レギュラー | レギュラー | 軽油 |
燃費(WLTC) | 14.8km/L | 13.6km/L | 18.0km/L |
2Lガソリンエンジンは自動車税も少なめで燃費も14.8kmあるバランスのいいエンジンです。ディーゼルエンジンのほうは2.5Lエンジンと自動車税と同じでトルクも大きく燃費もいいのですが、車両価格が高くなる傾向にあるため注意が必要なポイントです。
CX-4の燃費はCX-5と同様の13.6km/Lから18.0km/L付近になるだろう
新型CX-4の燃費はCX-5とボディサイズが似通っている点や搭載エンジンが同様であるため、燃費性能はCX-5とほぼ同様のガソリンエンジンで13.6km/Lから14.8km/L、ディーゼルエンジンで18.0km/L付近になるのではないかと考えます。
新型CX-4の安全装備は「i-ACTIVSENSE」を搭載して自動ブレーキやハイビームアシストなどでドライバーを支援してくれる
新しいCX-4は安全装備パッケージである「i-ACTIVSENSE」を搭載し、自動ブレーキのほかにもアダプティブLEDヘッドライトやブラインドスポットモニタリング、車線逸脱警報システムなどの危険認知支援技術、レーダークルーズコントロールやレーンキープアシストなどの運転支援技術もパッケージングされています。
マツダi-ACTIVSENSEの搭載機能
- アダプティブ・LED・ヘッドライト
- 交通標識認識システム
- ドライバー・アテンション・アラート
- ブラインド・スポット・モニタリング
- リア・クロス・トラフィック・アラート
- 車線逸脱警報システム
- 360°ビューモニター+フロントパーキングセンサー
- スマート・ブレーキ・サポート
- アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(前後退)
- AT誤発進抑制制御(前後退)
- マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール
- レーンキープ・アシスト・システム
いまや安全装備といえば必ず装着されている自動ブレーキや車線逸脱警報システムは当たり前で、ドライバーを支援してくれる交通標識認識システムやレーダークルーズコントロールが備わっています。レーンキープアシストシステムと組み合わせることで、高速道路でのドライブも楽になります。
中国市場専売車種 CX-4のモデルチェンジ遍歴
CX-4はマツダのクロスオーバーSUVで、中国の一汽馬自達(マツダ)を介して中国市場専売車種として展開している、中国市場ではCX-7の後継車種とされているモデルです。2015年のフランクフルトモーターショーで公開されたコンセプトカー「越」の市販版です。
マツダ・CX-4 初代/2016年~
2016年6月、中国でCX-4を発売。ヤング・ライフスタイル・エリートをターゲットにしており、CX-5のプラットフォームをベースに、操縦安定性や安全性能を発揮するモデルで、全車「SKYACTIV-G」のみの設定。2.0Lエンジンモデルでは前輪駆動、2.5LエンジンモデルはAWDとなります。
マツダ・CX-4のモデル | 販売年表 |
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初代 | 2016年~ |
CX-4はクーペスタイルのSUVでCX-5と同様のボディサイズなため迫力もあるおすすめの1台
CX-4は2018年の時点では中国市場にて販売されていて、価格帯は2.0Lの6MT・2WDで140,800元からです。2018年9月では1元は16.5円ですので、日本円に換算すると2,323,200円になります。ボディサイズはCX-5とほぼ同等で、スタイリッシュなクーペスタイルになっているため荷室の高さは少し低くなると考えます。
荷室や後部座席はあまり使わない人にはCX-4、荷室をたくさん使ったり後部座席によく人を乗せるならCX-5と使い分けができます。搭載されるエンジンは他のCXシリーズと同様にガソリンエンジンの2.0Lと2.5L、ディーゼルエンジンの2.2Lになると考えます。
価格帯は中国市場と同様の240万円前後のスタート価格になると考えます。燃費はガソリエンジンで13.6km/Lから14.8km/L、ディーゼルエンジンでは18.0km/L前後になると予想します。スタイリッシュなデザインでボディサイズも大きく迫力のあるCX-4が日本を走る日が楽しみです。