【プリウスのタイヤ】燃費向上のエコタイヤ・乗り心地の良いコンフォートタイヤがおすすめ

4代目の50系プリウスの夏タイヤを燃費重視・静粛性重視でチョイス

プリウスのサマータイヤの中から、燃費重視・静粛性重視なモデルを純正サイズとオプションサイズでチョイスしました。国内メーカーのほかに、欧米やアジアなどの海外メーカーからプリウスに合うサイズを紹介します。

2018年12月にマイナーチェンジしたプリウスには、操縦安定性と低燃費性能に優れたヨコハマのグランドツーリングタイヤ「BluEarth-GT AE51」の215/45R17タイヤなどが新車装着されています。

プリウスは、燃費のいい車で転がり抵抗が小さいエコタイヤを装着すると、低燃費を維持しやすくなります。また、乗り心地を重視するなら静粛性の高いコンフォートタイヤがおすすめです。モーターを使った静かな走行が可能なプリウスからロードノイズも軽減されてさらに静かな室内空間を手に入れることができます。

また、モーターのトルクフルな走りができるプリウスは、オプションサイズの17インチでスポーツタイヤもおすすめです。そこで、純正15インチのエコタイヤとコンフォートタイヤを紹介します。

プリウスの15インチに適合するサマータイヤ

プリウスの「E」「S」「A」「Aプレミアム」の15インチホイールに装着されているのが、「195/65R15」の15インチタイヤです。偏平率が65％あるので乗り心地もよく、コストパフォーマンスも良い15インチタイヤで静粛性にも富んでいます。

さっそく、プリウスの15インチタイヤに合う夏タイヤをチェックしていきましょう。

最高峰の乗り心地と静粛性を実現するコンフォートタイヤ＜プリウス・サマータイヤ＞

BRIDGESTONE REGNO GR-XII 195/65R15 91H

ブリヂストンのレグノは、乗り心地と静粛性を追求したコンフォートタイヤで、タイヤに刻むパターンを追求しタイヤ自体から発生するノイズと道路から発生するノイズの2種類を抑えてプリウスの静かな車内環境を提供してくれます。従来製品よりウェット性能が上がっているので雨の日でも安心してプリウスを運転することができます。

転がり抵抗係数AAAを取得している低燃費タイヤ＜プリウス・サマータイヤ＞

YOKOHAMA BluEarth-1 EF20 195/65R15 91H

ヨコハマタイヤのブルーアースワンEF20は、195/65R15のサイズしかラインナップしておらず、プリウスの設計に合わせたタイヤブランドといっても過言ではありません。燃費性能は、転がり抵抗係数の頂点である「AAA」を取得していて、ウェットグリップ性能も「a」を獲得しているプリウスにピッタリな最上級の低燃費タイヤです。

最上級の静粛性と足元を高級な見た目にするコンフォートタイヤ＜プリウス・サマータイヤ＞

YOKOHAMA ADVAN db V552 195/65R15 91H

ヨコハマタイヤのコンフォートタイヤであるアドヴァンデシベルV552は、高い静粛性のほかにブロック剛性を高めてプリウスの車体の安定性に寄与、センターストリートリブで直進安定性も高めています。ウェットグリップ性能は最高の「a」ですので、晴れの日だけではなく雨の日も安心して出かけられます。

エナセーブネクストから耐摩耗性が51％アップした低燃費タイヤ＜プリウス・サマータイヤ＞

DUNLOP エナセーブ NEXT2 195/65R15 91H

燃費性能と雨の日の運動性能をあらわすラベリングで、転がり抵抗係数とウェットグリップ性能の最高値「AAA」と「a」を取得しているダンロップのエナセーブネクスト2は、従来製品よりも耐摩耗性能を51％アップしてロングライフ性能も手に入れているプリウスにおすすめのタイヤです。

また、2019年12月1日には「エナセーブ NEXTⅢ」が発売し、「水素添加ポリマー」をタイヤで初めて採用することで、ウエットグリップ性能の低下を「エナセーブ NEXTⅡ」と比較して、ほぼ半減させているのが特徴。発売サイズは「195/65R15 91H」の1サイズとなっています。

サイレントコアを搭載して静粛性能を高めるコンフォートタイヤ＜プリウス・サマータイヤ＞

DUNLOP VEURO VE303 195/65R15 91H

ダンロップのビューロVE303は、サイレントコアと呼ばれる特殊吸音スポンジを搭載し、パターンノイズやロードノイズを低減したプリウスの室内空間を過ごしやすくするコンフォートタイヤです。転がり抵抗係数は「A」、ウェットグリップ性能は「b」で、従来製品よりも耐摩耗性が25％向上しているのでライフ性能も上がっています。

転がり抵抗係数がAAで燃費を向上させる低燃費タイヤ＜プリウス・サマータイヤ＞

BRIDGESTONE Playz PX 195/65R15 91H

ブリヂストンのプレイズPXは、「疲れにくい」という安全性能を高めたプリウスにおすすめの低燃費タイヤ。非対称サイド形状により接地性を安定させることで、操舵角修正を抑えて運転中のストレスを低減し、燃費タイヤの等級の一つでもある転がり抵抗係数は、2番目のグレード「AA」となっています。

また、雨の日の安全性を重視するなら、2020年2月発売の「プレイズPX II」がおすすめ。シリカ配合ウェット重視ゴムと3次元のM字型サイプにより、ウェット性能とともにライフ性能をアップ。本サイズは低燃費グレード「A/a」を取得しています。

プリウスの17インチに適合するサマータイヤ

プリウスのツーリングセレクションに装備されているホイールは17インチアルミホイールで、「215/45R17」のタイヤを装着しています。プリウスのオプションサイズである17インチタイヤの低燃費タイヤやコンフォートタイヤを紹介していきます。

パワートレッドゴムによりすり減りが少ない低燃費タイヤ＜プリウス・サマータイヤ＞

BRIDGESTONE Playz PX 215/45R17 91W XL

セダンやクーペ専用のプレイズPXシリーズには、プリウスのオプションサイズである215/45R17がラインナップしています。エコピアEX20よりも10％のロングライフ性能を実現し、計算されたトレッドパターンによりプリウスがふらつきにくく疲れにくい低燃費タイヤです。

エクストラロード規格（XL規格）ですので、プリウスの純正の適正空気圧で充填すると空気圧が足りない状態になるので、販売店やショップスタッフと空気圧の値を相談しておくと安心です。

非対称形状やパターンにより走行安定性があるコンフォートタイヤ＜プリウス・サマータイヤ＞

BRIDGESTONE REGNO GR-XⅡ 215/45R17 91W

ブリヂストンのレグノGR-XⅡは転がり抵抗係数は「A」、ウェットグリップ性能は「b」の性能を持ちながら、様々な路面状況でもプリウスの静かな走りを実現してくれるコンフォートタイヤです。タイヤの素材や作り方でロードノイズを抑えているだけではなく、パターンによる消音効果でパターンノイズも低減し、プリウスの過ごしやすさをアップしています。

衝撃を吸収し快適な乗り心地を体験できるコンフォートタイヤ＜プリウス・サマータイヤ＞

YOKOHAMA ADVAN db V552 215/45R17 91W XL

ヨコハマタイヤのアドヴァンデシベルV552は、専用のプロファイルを採用していてタイヤ全体で衝撃や車重を支える設計になっていて、無理がかかる部分が少ないので静粛性や乗り心地抜群です。コンパウンドやベースゴム・サイドゴムなどを見直し、従来製品よりもプリウスの静粛性が増したタイヤになっています。

アドヴァンデシベルの215/45R17は、エクストラロード規格になっているので、プリウスの純正の適正空気圧では足りなくなる可能性がありますので、販売店などと充填空気圧を相談しておくと安心です。

燃費がよくロングライフなプリウスの低燃費タイヤ＜プリウス・サマータイヤ＞

DUNLOPエナセーブEC204 215/45R17 91W XL

プリウスに適合するダンロップのエナセーブEC204は、転がり抵抗係数は「AA」、ウェットグリップ性能は「c」の低燃費タイヤで、耐摩耗性を高めたロングライフなタイヤです。偏摩耗にも強く、アウト側の剛性を高めているので従来製品よりも外減りが少なくなっています。

エナセーブEC204の215/45R17はエクストラロード規格で、純正17インチタイヤの空気圧では足りない場合があるので、販売店のスタッフなどとよく相談してから空気圧の調整を行ってください。

SHINOBIテクノロジーで乗り心地と静粛性を実現したコンフォートタイヤ＜プリウス・サマータイヤ＞

DUNLOP LEMANS 5 215/45R17 91W XL

ダンロップのルマン5は、SHINOBI（シノビ）テクノロジーを採用し、豊かなサイドウォールが路面からの衝撃を吸収し、新しいプロファイルを採用したことによりまるで「抜き足」をしているかのような接地形状でプリウスでの衝撃や振動を緩和しています。

ルマン5の215/45R17では、エクストラロード規格を採用しているので、充填する空気圧は販売店やカー用品店のスタッフなどとよく相談するようにしてください。

ウェット性能が向上したプリウスにおすすめの低燃費タイヤ＜プリウス・サマータイヤ＞

YOKOHAMA BluEarth-A 215/45R17 91W XL

プリウスにおすすめのヨコハマのブルーアースは、15インチではハイブリッドカー向けのブルーアースワンでしたが、17インチはブルーアースエースにラインナップしています。転がり抵抗係数は「A」、ウェット性能が「a」で、耐摩耗性も高い高性能な低燃費タイヤです。

このタイヤはエクストラロード規格になっていて、純正タイヤの空気圧では圧が足りないことがあるので、販売店やショップスタッフなどに相談しておくといいでしょう。

プリウスの夏タイヤ交換の参考に！純正タイヤサイズ・ホイールサイズ一覧表

プリウスは燃費のいいエコタイヤとの組み合わせがおすすめ

ハイブリッドシステムを搭載し車自体の燃費がいいプリウスでも、タイヤによって燃費は変わるものです。燃費を伸ばしたいのなら、燃費性能を追求したエコタイヤをチョイスするのがおすすめで、転がり抵抗係数が最上級の「AAA」や、「AA」のグレードを選ぶといい燃費を実感できるでしょう。

また、乗り心地を求めるなら静粛性のいいコンフォートタイヤがおすすめで、偏平率が高い15インチタイヤのほうが路面からの衝撃も吸収しやすく静かな走りを体験できると考えられます。