プリウスのフルモデルチェンジ 2022年11月16日発表で発売は2023年1月10日
プリウスのフルモデルチェンジはいつ行われるのでしょうか?ハイブリッドカーの普及など、自動車の未来を示してきたトヨタのプリウスは、2023年1月10日に5代目へと進化。4代目は2015年12月にモデルチェンジして日本発売、そこから7年後に発売しました。
また2023年のフルモデルチェンジから、今まで別車種のグレードとして販売していたプリウスPHEVが、プリウスのグレードに統合して「プリウス PHEV Z」として販売開始。
2023年3月15日モデルチェンジして市場投入しています。
新型プリウスはどのように進化して、私たちにどんな未来を見せてくれるのでしょうか?実用化を目指している自動運転技術や、進化した第5世代ハイブリッド技術により更なる燃費性能と走行性能が向上。
さっそく、2023年1月10日に行われたプリウスのフルモデルチェンジをチェックしてみましょう。
プリウスのPHEVモデルへエントリーグレードのGを2024年10月1日追加
プリウスのPHEVモデルは発売当初Zグレードのみでしたが、2024年10月1日からエントリーグレードにあたるGグレードを追加。
ボディカラーはプラチナホワイトパールマイカ、アティチュードブラックマイカ、アッシュ、マスタードの4色のみ、シートは上級ファブリックと装備面などが簡素化されていますが、販売価格は3,900,000円とコストパフォーマンスに優れたグレードになっています。
プリウスが2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞
プリウスが2023年12月7日に行われた第44回日本カーオブザイヤー(COTY)を受賞、最終選考の10ベストカーの中から今年の1台に選ばれました。
インポートカーオブザイヤーにはBMW X1、デザインカーオブザイヤーには三菱 デリカミニ、テクノロジーカーオブザイヤーには日産 セレナがそれぞれ選出されています。
第44回日本カーオブザイヤー 10ベストカー
- スバル クロストレック
- トヨタ アルファード/ヴェルファイア
- トヨタ プリウス
- 日産 セレナ
- ホンダ ZR-V
- 三菱 デリカミニ
- アバルト 500e
- BMW X1
- マセラティ グレカーレ
- フォルクスワーゲン ID.4
プリウスPHEV Zにプラグインハイブリッド初のGRMNを追加する噂
プリウスはPHEV Zは最高出力223PSを発揮する走行性能が注目されていますが、さらにスパルタンなスポーツモデルGRMNを投入するという噂があります。
GRMNモデルはGRシリーズの最高位に位置するモデルで、過去にはマークXや86にも設定され話題に。今回はPHEV初設定でプリウスPHEV Zが選ばれたとのこと。
GRMNシリーズはパワートレイン、サスペンション、ブレーキなどの走行面をテコ入れ、ボディのスポット溶接個所を増やすことで剛性を強化するなど走行面を大幅改良、エクステリアやインテリアにも専用パーツを設置するプレミアムモデルです。
2023年6月には24ルマンセントラルGRエディションを公開したことで、投入に現実味を帯びました。
GRMNシリーズの仲間入りでプリウスのPHEVグレードがどこまで進化するのか期待が高まります。
新型プリウスが2023年1月10日フルモデルチェンジで発売開始
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モデルチェンジ後の新型プリウス -
モデルチェンジ後の新型プリウス -
モデルチェンジ後の新型プリウス -
モデルチェンジ後の新型プリウス -
モデルチェンジ後の新型プリウス
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プリウスZ -
プリウスZのスペック -
プリウスZ
トヨタは2022年11月16日に新型プリウスの発表を行いました。新しいプリウスはトヨタ初の2.0Lプラグインハイブリッドシステムを導入し、加速性能は0-100㎞/h加速で6.7秒、最高出力:164kW(223PS)となっています。
また、シリーズパラレルハイブリッドシステム(2.0L/1.8L)のパワートレーンでは、約1.6倍の高出力を維持しながら従来型と同レベルの低燃費を両立し、加速性能は0-100㎞/h加速で7.5秒、最高出力:144W(193PS)となっています。
5代目プリウスはリヤドアにピラーマウント式のドアハンドルを採用するのも特徴。
日本国内モデルではトヨタのC-HR、ホンダのヴェゼル、スズキのスイフトなど、スポーティなモデルが採用する方式で、全高が4代目の先代モデルから60mm~70mm低くなったプリウスにも相性の良い仕様です。
リヤは2022年に発表した新型クラウンクロスーバーと似た一文字のテールランプを採用し、PRIUSのレタリングバッジが新生プリウスを印象付けます。
5代目プリウス専用のGRパーツが用意され、モデリスタからもNEO ADVANCE STYLE(ネオアドバンススタイル)と、ELEGANT ICE STYLE(エレガントアイススタイル)のエアロパーツが登場するので期待しましょう。
全長 | 4,600mm |
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全幅 | 1,780mm |
全高 | 1,430mm |
ホイールベース | 2,750mm |
室内長 | 1,840mm |
室内幅 | 1,500mm |
室内高 | 1,130mm |
最低地上高 | 150mm |
車両重量 | 1,430mm |
総排気量 | 1.986L |
エンジン最高出力 | 112kW(152ps) |
フロントモーター最高出力 | 83kW(113ps) |
リヤモーター最高出力 | 30kW(41ps) |
システム最高出力 | 193ps |
タイヤサイズ | 195/50R19 |
乗員人数 | 5名 |
WLTCモード燃費 | 28.6km/L |
グレード | 駆動方式 | 値段 |
---|---|---|
1.8L X | 2WD(FF) | 2,750,000円~ |
4WD(E-Four) | 2,970,000円~ | |
1.8L U (サブスクリプションKINTOキントのみ設定) |
2WD(FF) | 2,990,000円~ |
4WD(E-Four) | 3,210,000円~ | |
2.0L G | 2WD(FF) | 3,200,000円~ |
4WD(E-Four) | 3,420,000円~ | |
2.0L Z | 2WD(FF) | 3,700,000円~ |
4WD(E-Four) | 3,920,000円~ | |
PHEV Z | 2WD(FF) | 4,600,000円~ |
モデルチェンジした5代目の新型プリウスの発売日は2023年1月10日ですが、プリウスのトップグレードであるPHEV Zグレードのみ少し遅れて2023年3月15日に発売しました。
ハイブリッドの歴史を作ってきたプリウスがHEV+PHEVの歴史も作る
EV走行距離は従来のプリウスに比べ50%以上向上し、またラゲージ部にあった電池パックはリヤシートの下に移動することでラゲージスペースの拡大も行っています。
「みんなの手が届くエコカー」として重要な位置づけのプリウスは、利便性の向上とともに、ニーズに合わせ実用性を重視したパワートレーンでより多くのユーザーが使いやすい車として進化を遂げました。
新型プリウスのインテリアは黒を基調とした車内に、インストルメントパネルとステッチがあしらわれたコーディネートで、上質感とスポーティさを演出、またインストルメントパネルには「イルミネーション通知システム」を設定することでセーフティセンスと連動してイルミネーションで通知する機能も搭載しています。
5代目の新型プリウスのボディカラーは新色アッシュ・マスタードを追加設定
新型プリウスのボディカラー全部で8色を設定。
ベースグレードのXでは2色のみ選択可能ですが、上位グレードのZでは6色選択できます。
新色も2色設定されていて、アッシュはくすんだグレー系のカラーで、マスタードは落ち着いたベージュ系のカラーです。
どちらも流行色のアースカラーなので、新型プリウスの人気色になるかもしれません。
5代目新型プリウスのボディカラー
- アッシュ(新色/Z・G・Uグレード)
- マスタード(新色/Z・Gグレード)
- プラチナホワイトパールマイカ(Z・G・Uグレード)
- アティチュードブラックマイカ(Z・G・Uグレード)
- エモーショナルレッド2(Z・Uグレード)
- ダークブルー(Z・Uグレード)
- スーパーホワイト2(Xグレード)
- シルバーメタリック(Xグレード)
新型プリウスのここが気になる
新しく発表された新型プリウスの中で大きく気になる点といえば、デザイン性と燃費向上のためにホイールの大径化が行われている点が一つ上げられます。
そのためタイヤサイズは「195/50R19」という珍しいサイズのタイヤを装着しています。
このサイズのタイヤは一本当たりの価格が、今までのプリウスと比べ高くなるようですので、スタッドレスタイヤ等で頻繁にタイヤ購入がある場合には、今後プリウスの生産数に応じてタイヤ価格が下落するかどうかが気になります。
なお、新型プリウス米国モデルのエントリークラスのプリウスLEは17インチのホイールを装着しているようですので、おそらく17インチサイズのタイヤも装着可能なのではないかと予想します。
5代目プリウス発表前に噂された情報をまとめ
5代目の新型プリウスが2023年11月16日にワールドプレミア。
プリウス発表前には、次期モデルは水素エンジンを搭載する、ピュアEV(BEV)になるなど、パワートレインが変更されるという噂がありました。
アクアやヤリスなど、ハイブリッドエンジンを搭載するモデルが増えたことで、プリウスの生産終了の話も聞こえるなか、エコとスポーツを両立した新たな新型プリウスが誕生。
5代目新型プリウス発表前に噂された情報をまとめています。
プリウスが2022年内に生産終了 2022年11月16日に発表の次期プリウスティザー画像が公開される
プリウスPHVが2022年10月末で、プリウスが2022年11月末で生産終了。
次期モデルは2022年11月16日に発表することが明らかになり、2023年1月10日に発売開始(プリウスPHVの発売は2023年3月1日)するという情報があります。
2022年トヨタは世界情勢により車を思うように製造できなくなってきており、2022年7月の発表と同時に販売予定だった新型クラウンが発売時期を2022年9月1日に延ばすような事例もでてきました。
ハイブリッドシステムを初めて搭載した、トヨタを象徴するプリウスでも、発売時期順延の例にもれず、新型発表をしても販売時期を先送りにする可能性があると考えます。
プリウスはトヨタの新技術を先駆けて搭載している車種でもあるため、1.8Lエンジンとモーターを組み合わせた改良型ハイブリッドシステム(新型ノアやヴォクシーに搭載する第五世代のシステムを流用か)と、システム最高出力193psを発揮する2.0Lのハイブリッドシステムを搭載するようです。噂にあった水素エンジンやモーターのみ搭載するピュアEVモデルは、2023年のフルモデルチェンジでは発表しません。
プリウスと言えば燃費性能の高さが魅力で、5代目の新型プリウスのWLTCモード燃費は、2.0LのFFモデルで28.6km/L、1.8LのFFモデルで32.0km/Lに。
参考までに、弟分のアクアXグレードのWLCTモード燃費がFFモデルで34.6km/L、4WD(E-Four)モデルで30.0km/Lです。
今回行われるプリウスのフルモデルチェンジで、あえて燃費性能が低下する2.0Lパワートレインの導入を決定したことを考えると、燃費性能だけに拘らず、動力性能にも力を入れているのがわかります。
また、プリウスの2023年フルモデルチェンジでは、別モデルとしてラインナップしていたプリウスPHVが、プリウスと一本化して、PHV Zというグレードで販売します。
次期プリウスがどのような進化を辿るのか、2023年から2025年にはGRプリウスも控えているという噂もあるようで、楽しみなフルモデルチェンジになりました。
次期プリウスが100%モーター駆動のピュアEV(BEV)になる可能性
2018年12月にビッグマイナーチェンジを行いイメージチェンジしたトヨタのプリウスが、次期モデルを開発せずに「新しい方向性」を見出すためクロスオーバーSUVやその他の派生車種へ移行する可能性があることが明らかになりました。
この事を語ったトヨタ上層部の金子氏による発言は、この他にも「プリウスが電気自動車や燃料電池自動車へ以降することは考えられない」ことや「プリウスは手頃な価格で手に入れられる車でなくてはならない」と語っており、プリウスの今後についての決断を迫られている状況になっていることを示唆しています。新しい方向性の一つとして、全高を4代目モデルから55mm低くしたスポーツクーペになるという噂もあるようです。
1997年の衝撃的な登場から21年が経ち、2012年の年間販売台数では317,675台を販売し「国民車」と言えるほどの人気を得ましたが、2017年の年間販売台数は160,912台まで減少しています。2021年も日産のノートやアクアなどに押され販売台数は2017年の年間販売台数を下回るでしょう。
年代 | 販売台数 |
---|---|
2001年 | 10,003台 |
2002年 | 6,698台 |
2003年 | 17,040台 |
2004年 | 59,761台 |
2005年 | 43,670台 |
2006年 | 48,568台 |
2007年 | 58,315台 |
2008年 | 73,110台 |
2009年 | 208,876台 |
2010年 | 315,669台 |
2011年 | 252,528台 |
2012年 | 317,675台 |
2013年 | 253,711台 |
2014年 | 183,614台 |
2015年 | 127,403台 |
2016年 | 248,258台 |
2017年 | 160,912台 |
2018年12月のビッグマイナーチェンジによりプリウスの年間販売台数を従来の12,000台から約半分の6,600台に縮小したことからもわかる通り、プリウスについて何らかの変化が起きているのは間違いないでしょう。2025年頃にプリウスのパワートレインを水素化して、量産水素自動車(FCV)第一弾にする、という話もあるようです。
プラットフォームに2022年発表のbZ4Xに採用するe-TNGAに変更して、BEVを含めた様々なパワートレインに対応するモデルにする可能性も考えられます。
フルモデルチェンジして存続するのか、新型車として開発するのか、それとも廃止されるのか、プリウスの動向に注目しましょう。
プリウスのモデルチェンジは新型エンジンを搭載し燃費性能もアップ
新型プリウスでは、新開発のパワートレーンを採用しプラットフォームだけではなく全てTNGA技術を採用したプリウスへと進化すると予想します。
4代目プリウスのカタログ燃費はEグレードで40.8km/Lですが、実燃費は25.2km/L前後と10km/L以上の差が開いています。新型プリウスではJC08モードで50.0km/Lのカタログ燃費を目指すと考えますが、WLTCモードと呼ばれる実燃費に近い計測方法で行うため、カタログ燃費と実燃費が離れすぎる問題も少なくなると予想します。
次世代バッテリーの全個体電池を搭載するという噂や、2023年は水素エンジンとモーターを組み合わせたPHEVを追加する、という噂もあるようです。
プリウスは6年毎にモデルチェンジしていて4代目プリウスは2015年に発売
プリウスは初代が発売してから6年ごとにモデルチェンジしていて、4代目プリウスがデビューしたのは2015年のことですので、5代目プリウスへとフルモデルチェンジするのは2023年になるのではないかと予想します。
1997年12月 | 初代プリウス発売 |
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2000年5月(2年5ヶ月) | マイナーチェンジ |
2003年9月(3年4ヶ月) | 2代目プリウス発売 |
2005年11月(2年2ヶ月) | マイナーチェンジ |
2009年5月(3年6ヶ月) | 3代目プリウス発売 |
2011年12月(2年7ヶ月) | マイナーチェンジ |
2015年12月(4年) | 4代目プリウス発売 |
2018年12月(3年) | マイナーチェンジ? |
2023年 | 5代目プリウス発売? |
いつも自動車の未来を示してきたプリウスには自動運転技術が搭載される可能性も
トヨタのプリウスは1997年当時に10・15モード燃費で28.0km/L~31.0km/Lと、ものすごいカタログ燃費をたたき出しています。2代目プリウスではEVモードだけでの走行や、横滑り防止機構とパワーステアリングを制御する「S-VSC」などを搭載、3代目プリウスではタッチトレーサーディスプレイを採用するなど快適面での強化も行っています。
2023年にモデルチェンジするプリウス4代目モデルの画像4枚
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プリウス -
プリウス -
プリウス -
プリウス
世界初の量産ハイブリッド車 プリウスのモデルチェンジ遍歴
プリウスはトヨタが1997年から販売している、世界初の量産型のハイブリッド車です。当初は小型5ナンバーの4ドアノッチバックセダン型でした。「未来からやってきた車」のイメージで誕生したモデルです。2022年11月に、初代p0瓜生素が日本自動車殿堂の歴史遺産車に認定されています。
プリウス 初代 NHW10/11(1997年~2003年)
1997年12月、「21世紀に間に合いました。」のキャッチコピーで初代プリウスがデビューしました。1998年11月、特別仕様車「Gセレクション」「Gセレクション・ナビパッケージ」を発売。幼年11月にも3万円の値下げをして再販されています。
2000年5月、マイナーチェンジを実施し、燃費性能が向上。北米での販売に伴い、安全基準を現地に合わせるためにリヤスポイラーを新たに設定し、バンパー形状を変更。グレードも「S」と「G」の2グレードに変更されました。2001年1月には上級装備の特別仕様車「S プレミアム21」を発売。8月には一部改良で「ユーロパッケージ」を導入。ボディカラーに新色を追加しました。
2001年1月、上級装備の特別仕様車「S プレミアム21」を発売。8月「ユーロパッケージ」の導入とボディカラーに新色を追加。2002年1月、特別仕様車「S Premium」を発売。同年8月、特別仕様車「Sナビスペシャル」「Gナビスペシャル」を発売。
2003年9月、2代目と入れ替わりで販売を終了しました。
プリウス 2代目 NHW20(2003年~2011年)
2003年9月、初のフルモデルチェンジでボディ形状が5ドアファストバックに変更されました。グレードは「S」「G」「TOURING selection」「S スタンダードパッケージ」「EX」のラインナップ。
2004年8月、特別仕様車「S ツーリングセレクション・プレミアム/Gツーリングセレクション・プレミアム」を発売。
2005年11月、マイナーチェンジを実施。ボディとアルミホイールの剛性向上や外観仕様の変更、インテリアではシート表皮の変更と共に、新グレード「S スタンダードパッケージ」と最上級グレード「Gツーリングセレクション・レザーパッケージ」を追加。
2007年2月、一部改良。4月にはプリウスの誕生10周年記念特別仕様車「S 10th Anniversary edition」を発売。9月、一部改良で燃費性能が向上。
2009年4月、通常グレードの生産を終了し、5月にはビジネスユーザーに特化した新グレード「EX」を発表。2012年3月、生産を終了し、3代目に移行します。
プリウス 3代目 ZVW30/35 (2009年~2016年)
2009年5月、3代目にモデルチェンジをし、グレード体系をベースとなる「S」、上級仕様の「G」「L」の3グレードをラインナップ。12月にはPHV(プラグインハイブリッド)の導入を発表します。
2010年11月、特別仕様車「LEDエディション」を発売。
2011年5月、プリウスの派生モデル「プリウスα」を発売。12月にはGAZOO Racingから特別装備を与えられた特別仕様車「S ツーリングセレクション・G’s」を発売。
2012年、「プリウスPHV」を発売。10月、一部改良と共に特別仕様車「S”マイコーデ”」「S”ツーリングセレクション・マイコーデ”」を発売。11月、ビジネス向けの「L」を追加。
2015年12月、4代目の発売に伴い、販売を終了しました。
プリウス 4代目 ZVW50(2015年~2023年)
2015年12月、フルモデルチェンジを実施。グレード体系は「E」「S」「A」「Aプレミアム」。
2016年8月、特別仕様車「S”Safety Plus”」を発売。
2017年2月、プリウスPHVがフルモデルチェンジ。9月、PHVモデルに「GR」を追加。11月、プリウス誕生20周年記念の特別仕様車特別仕様車「Aプレミアム "ツーリングセレクション・20th Anniversary Limited"」を発売、ツートーン仕様「S "Safety Plus・Two tone"」を追加。12月、PHVの特別仕様車「S“Safety Plus”」「S“ナビゲーションパッケージ・Safety Plus”」「A“Utility Plus”」を設定。
2018年12月、マイナーチェンジを実施。グリルやバンパー、ランプ類などの外観を意匠変更し、インテリアの随所にブラック加飾を採用。安全性能や燃費性能も向上されました。
2020年7月、一部改良と共に特別仕様車「S”Sfety Plus Ⅱ”」を発売。
2021年6月、一部改良と特別仕様車「S”ツーリングセレクション・Black Edition”」「A”ツーリングセレクション・Black Edition”」を発売。
プリウス 5代目 ZVW60/MXWH60(2023年~)
2023年1月、HEVモデルがフルモデルチェンジ。PHEVモデルは3月にフルモデルチェンジ。グレード体系は「X」「U」「G」「Z」のラインナップで、PHEVでは「Z」のみの設定となります。ハンマーヘッドデザインとなり、スポーティなスタイルになりました。
プリウスのモデル | 販売年表 |
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初代 NHW10/11 | 1997年~2003年 |
2代目 NHW20 | 2003年~2011年 |
3代目 ZVW30/35 | 2009年~2016年 |
4代目 ZVW50 | 2015年~2023年 |
5代目 ZVW60/MXWH60 | 2023年~ |
トヨタのプリウスはモデルチェンジで自動車の未来を見せてきたモデルでこれからもその役割を担う
トヨタのプリウスは初代の誕生からモデルチェンジするごとに燃費向上や新しい機能の追加、近未来的なデザインなど、世間を驚かせてきたモデルです。
トヨタの新しいプラットフォームであるTNGAを1番最初に搭載するなど、トヨタにとって力を入れている車種であり自動車の未来を示してきたプリウスは、2023年1月に第五世代のTHSを採用、スムーズなドライブフィールを手に入れています。
これからもトヨタのプリウスはモデルチェンジを繰り返すごとに、自動車の未来を示してくれることでしょう。