アクアのモデルチェンジ

アクアはモデルチェンジで新世代ハイブリッド採用 特別仕様Raffine(ラフィネ)追加

アクアがモデルチェンジ。2代目アクアのパワートレインやトヨタの次世代プラットフォームTNGA採用によるボディサイズの変更、アクアGRスポーツの追加、予防安全装備の進化・アクアの特徴とも言える燃費性能など、アクアのフルモデルチェンジ最新情報を紹介。

アクアはモデルチェンジで新世代ハイブリッド採用 特別仕様Raffine(ラフィネ)追加

アクアのモデルチェンジ情報 TNGA採用で一新

トヨタのアクアが、2021年7月19日に2代目の新型へフルモデルチェンジ。
アクアは2011年12月の販売以降2013年から2015年まで普通自動車年間販売台数1位となった大ヒット車種で、2016年2月末にはトヨタの車種で歴代最速の累計販売台数100万台を突破した歴史的な車種でもあります。
大ヒットの要因は取り回しやすいコンパクトボディ、クラストップレベルのWLTCモード燃費、コストパフォーマンスの高い販売価格があります。
アクアの内外装や安全装備など次期アクアの最新情報を紹介します。

アクア2024年4月3日に一部改良を実施 特別仕様車Raffine(ラフィネ)追加

  • 2024年アクア特別仕様車ラフィネのエクステリアブロンズメタリックの専用パーツを採用するアクア特別仕様車Raffine(ラフィネ)
  • アクア特別仕様車ラフィネのインストルメントパネル特別仕様車Raffine(ラフィネ)のイントルメントパネル
  • アクア特別仕様車ラフィネの専用シート特別仕様車Raffine(ラフィネ)のシート
  • アクア特別仕様車ラフィネのグリルモール特別仕様車Raffine(ラフィネ)のグリルモール
  • アクア特別仕様車ラフィネのルーフスポイラー特別仕様車Raffine(ラフィネ)のルーフスポイラー

アクアがグレード整理・標準装備充実化を伴う一部改良を2024年4月3日に実施。
改良内容はビジネスグレードBの廃止、ボディカラー整理(GRスポーツのアーバンカーキ廃止)、オプション装備の標準化を行います。

2024年アクア一部改良の内容

  • Bグレード廃止
  • ブラインドスポットモニター(Zグレードで標準化)
  • リヤクロストラフィックアラート(Zグレードで標準化)
  • パノラミックビューモニター(Zグレードで標準化)
  • ドライブレコーダー付き自動防眩ミラー(Gグレードで標準化)
  • パーキングサポートブレーキ(全グレード標準化)など

またブロンズメタリックの専用グリルモール・専用アルミホイールを装備する特別仕様車Raffine(ラフィネ)も発表し発売は2024年8月上旬以降を予定。インテリアはブラウンのオーナメントパネルを採用するなどエレガントな内外装が特徴。
2024年一部改良後アクアの販売価格は2,146,000円から2,763,000円、特別仕様車ラフィネの販売価格は2WDが2,667,000円、4WD(E-Four)が2,837,000円です。

2025年トヨタ アクアの販売価格一覧
グレード 駆動方式 値段
GR SPORT 2WD(FF) 2,659,000円~
X 2WD(FF) 2,146,000円~
4WD 2,344,000円~
G 2WD(FF) 2,294,000円~
4WD 2,492,000円~
Z 2WD(FF) 2,565,000円~
4WD 2,763,000円~
特別仕様車 Z Raffine 2WD(FF) 2,667,000円~
4WD 2,837,000円~

アクアにスポーツグレードのGRスポーツ追加 2トーンカラー6色を新たに設定する一部改良を2022年11月29日実施

2022年に追加した新型アクアGRスポーツのエクステリア車体剛性パーツの専用ブレースやサスペンションチューンで走行性能が向上したアクアGRスポーツ

アクアに新グレードのGRスポーツ、オプション追加やボディカラーを変更する一部改良を、2022年11月29日に実施。
新規オプションには自動防眩ルームミラーにカメラを組み合わせた、録画できるインナーミラーを設定。ボディカラーは廃止するカラーがある一方で、オレンジ系のポップオレンジクリスタルシャインの2トーンカラーなど6色を新たにラインナップ。

2022年11月の一部改良で追加したアクアのボディカラー

  • ポップオレンジクリスタルシャイン(33,000円高)
  • ダークグレー×クリアベージュメタリック(33,000円高 Zのみ)
  • ダークグレー×アーバンカーキ(33,000円高 Zのみ)
  • ダークグレー×ブラスゴールドメタリック(33,000円高 Zのみ)
  • ダークグレー×ポップオレンジクリスタルシャイン(77,000円高 Zのみ)
  • ダークグレー×エモーショナルレッド2(99,000円高 GRスポーツのみ)
  • ダークグレー×プラチナホワイトパールマイカ(77,000円高 GRスポーツのみ)
  • ポップオレンジクリスタルシャインのアクアアクアの新色 ポップオレンジクリスタルシャイン(33,000円高)
  • ダークグレー×クリアベージュメタリックのアクアアクアの新色 ダークグレー×クリアベージュメタリック(33,000円高 Zのみ)
  • ダークグレー×アーバンカーキのアクアアクアの新色 ダークグレー×アーバンカーキ(33,000円高 Zのみ)
  • ダークグレー×ブラスゴールドメタリックのアクアアクアの新色 ダークグレー×ブラスゴールドメタリック(33,000円高 Zのみ)
  • ダークグレー×ポップオレンジクリスタルシャインのアクアアクアの新色 ダークグレー×ポップオレンジクリスタルシャイン(77,000円高 Zのみ)
  • ダークグレー×エモーショナルレッド2のアクアアクアの新色 ダークグレー×エモーショナルレッド2(99,000円高 GRスポーツのみ)
  • ダークグレー×プラチナホワイトパールマイカのアクアアクアの新色 ダークグレー×プラチナホワイトパールマイカ(77,000円高 GRスポーツのみ)

新グレードのアクアGRスポーツは、専用剛性アップパーツに加え、バンパーやフロントグリルを専用パーツでコンプリートされていて、前後サスペンションのスプリングやアブソーバーなどもGR用にチューニング。
アクアGRスポーツ専用タイヤはPOTENZA RE050Aの205/45R17サイズを装着し、切削光輝とブラック塗装の新意匠ホイールをインストールしています。

2022年アクアGRスポーツの装備

  • ブレース追加
  • リヤバンパーリンフォース追加
  • フロント+リヤサスペンション専用チューニング
  • 専用電動パワーステアリング制御
  • 専用フロントバンパー&ロア加飾バー
  • 専用ラジエーターグリル
  • 専用リヤバンパーロアカバー
  • 専用ロッカーモールディング
  • 205/45R17タイヤ POTENZA RE050A
  • 切削光輝+ブラック塗装 GRスポーツ専用17インチホイール
  • エアヌバック+合成皮革 専用スポーティシート
  • GRロゴ付 本革3本スポークステアリングホイール
  • アルミペダル
  • 専用コンソールオーナメント
  • ダークメタリック塗装ガーニッシュ
  • シルバー塗装ガーニッシュ

ステアリングなどもアクアGRスポーツのロゴ入り本革3本スポークや、専用コンソールオーナメントなどを採用、ダークメタリック塗装とシルバー塗装のガーニッシュを組み合わせたスポーティなインテリアが特徴的です。
GRスポーツのアクアは特別なエクステリアなどGRパーツが豊富に採用され、専用の2トーンカラーも設定する満足度の高いグレードになっています。

  • 正面から見たアクアGRスポーツアクアGRスポーツ
  • アクアGRスポーツのスペックアクアGRスポーツのスペック
  • 後ろから見たアクアGRスポーツアクアGRスポーツ

2代目の新型アクアはキープコンセプトで燃費性能を大きく向上 4WDも設定して降雪地帯でも使いやすい車に

2代目の新型アクアのエクステリアキープコンセプトながら世界初のバイポーラ型ニッケル水素を採用するなど中身を大きくアップデートした2代目アクア

次期新型アクアは2021年7月19日にフルモデルチェンジを発表、プラットフォームやパワートレインはヤリスと共有。直列3気筒1.5Lエンジン+モーターで燃費性能はエントリーグレードで35.8km/Lになります。

エクステリアやインテリアのデザインはキープコンセプトとしつつ、女性をターゲットとし柔和なイメージに仕上げられると言います。ホイールベースを延長することで後部座席が現行モデルよりも広くなります。

新型アクアZグレードのスペック
全長 4,050mm
全幅 1,695mm
全高 1,485mm
ホイールベース 2,600mm
室内長 1,830mm
室内幅 1,425mm
室内高 1,190mm
車両重量 1,130mm
最小回転半径 5.2m
最低地上高 140mm
最大出力(エンジン) 67kW(91PS)/5500rpm
最大トルク(エンジン) 120Nm(12.2kgm)3800-4800rpm
最大出力(フロントモーター) 59kW(80PS)
最大トルク(フロントモーター) 141Nm(14.4kgm)
最大出力(リヤモーター) 4.7kW(6.4PS)
最大トルク(リヤモーター) 52Nm(5.3kgm)
駆動方式 2WD(FF) 4WD(E-Four)
WLTC燃費 33.6km/L(2WD) 30.0km/L(4WD)
乗車人数 5名

現在FFの2WDモデルしかラインナップしていませんが、新型アクアは降雪地域でも乗りやすいように4WD(E-four)も設定しています。安全装備のトヨタセーフティセンスもヤリスに採用している最新版にアップデート。

グレード構成はB、X、G、Zの4グレードで、最上位グレードのZでは10.5インチの大型ディスプレイオーディオやBiビームLEDヘッドライト&LEDターンシグナルなどを標準装備します。
トヨタセーフティセンスには安全装備の車両側方ブレーキを追加して、コンパクトクラスでは最も充実した内容になりました。

新型アクアには電動パーキングブレーキとブレーキホールドが搭載されていませんが、X、G、Zグレードには最高速度40km/hまでバッテリー走行可能な世界初のバイポーラニッケル電池を搭載した新世代のハイブリッド技術を実現しているため、注目度の高いフルモデルチェンジになりました。

新型アクアのボディカラーは新規開発色クリアベージュメタリックを含む全9色

新型アクアのイメージカラーになっているクリアベージュメタリックは、トヨタで初めて採用する新規開発色です。
定番のクリスタルホワイトパールマイカのほか、RAV4アドベンチャーで人気のアーバンカーキや、ヤリスクロスのイメージカラーになっているブラスゴールドメタリックなど、ナチュラルカラーからビビットカラーまで選びごたえのある色が揃っています。

2代目新型アクアのボディカラー一覧

  • スーパーホワイト2(Bグレードのみ選択可)
  • プラチナホワイトパールマイカ(33,000円高)
  • シルバーメタリック
  • ブラックマイカ
  • エモーショナルレッド2(55,000円高)
  • クリアベージュメタリック
  • ブラスゴールドメタリック
  • アーバンカーキ
  • ダークブルーマイカメタリック
  • スーパーホワイト2の新型アクアスーパーホワイト2(Bグレードのみ選択可)
  • プラチナホワイトパールマイカの新型アクアプラチナホワイトパールマイカ(33,000円高)
  • シルバーメタリックの新型アクアシルバーメタリック
  • ブラックマイカの新型アクアブラックマイカ
  • エモーショナルレッド2の新型アクアエモーショナルレッド2(55,000円高)
  • クリアベージュメタリックの新型アクアクリアベージュメタリック
  • ブラスゴールドメタリックの新型アクアブラスゴールドメタリック
  • アーバンカーキの新型アクアアーバンカーキ
  • ダークブルーマイカメタリックの新型アクアダークブルーマイカメタリック

クリアベージュメタリックやアーバンカーキは流行のアースカラーで、2代目の新型アクアとの相性もピッタリです。
ベーシックなホワイトですが、Bグレードはスーパーホワイト2が無料で選べますが、Bグレード以上になるとオプションカラーのプラチナホワイトパールだけになるため注意してください。

2代目アクアは100Vのアクセサリーコンセント標準装備で災害にも強い

2代目アクアのインテリアや安全装備新型アクアは非常電源に使えるアクセサリーコンセントを標準装備 トヨタセーフティセンスも最新バージョンを設定

新型の2代目アクアのインテリアの特徴は、災害にも強い装備を標準設定していることです。万が一電気が使えなくなった場合、アクアに標準装備している100Vのアクセサリーコンセントで、1500Wまでの家電製品を使えるようになっています。
例えば消費電力の大きいヘアドライヤーや、お湯を沸かせる電気ポットなども使用できるほどの大容量です。

連絡手段で欠かせないスマートフォンの充電にも対応しているため、新型アクア一台で、家電の電力の殆どをカバーできます。安全装備のトヨタセーフティセンスは交差点の右左折時まで範囲を拡大、後続車両を検知するブラインドスポットモニター、車線中央を維持するレーントレーシングアシストなど2021年7月時点の最新バージョンを搭載しています。

Gグレードにオプション設定、Zグレードに標準装備する10.5インチの大型ディスプレイオーディオはコンパクトクラス最大で、高い視認性により操作感も良く、快適なドライビングを楽しめる装備になっています。

透明感のあるイメージを連想させるネーミングのアクアのモデルチェンジ遍歴

アクアはチヨタが販売しているハッチバック型の5ナンバーのコンパクトハイブリッドカーです。北米や台湾、オセアニア、韓国などでも展開されています。

アクア初代 NHP10型/2011年~2021年

2011年12月、初代アクアが販売を開始しました。キャッチコピーは「トヨタの新しいハイブリッド」。グレード体系は基本仕様の「S」、上級仕様の「G」、ビジネス・廉価版の「L」が用意されました。
2013年5月、一部改良で、最上級グレードの「」ブラックソフトレザーセレクション」を追加しました。11月の一部改良では、燃費性能の向上が図られ、スポーツコンバージョンシリーズとして「G SPORTS(G’s)」が追加されました。
2014年12月にマイナーチェンジが実施され、新たなグレードとしてSUVテイストの「X-URBAN」と「シャイニーデコレーション」がオプションに追加されました。
2015年11月、一部改良で安全性能を強化すると同時に、特別仕様車「X-URBAN ”Solid”」を発売。
2016年5月、国内累計販売台数100万台達成を記念した特別仕様車「S ” Style Black”」を発売。

2017年6月、マイナーチェンジ。大幅に外観の意匠を変更し、ボディ剛性を強化。「シャイニーデコレーション」「X-URBAN」を廃止し、「Crossover」を新たに設定しました。11月には特別仕様車「S ”Style Black”」を新仕様で発売。また、「G’s」の後継として「G ” GR SPORT”」を設定しました。
2018年9月、特別仕様車「Crossover ”Glam”」を発売。
2019年7月、一部改良で安全装備の強化と外観の一部変更、ボディカラーの見直しが実施されました。同時に、特別仕様車「S ”Business Package”」を、10月には特別仕様車「S ”GLAMPER”」を発売しました。

2020年6月、特別仕様車「S ”Style Black”」 を発売。8月には一部改良。11月には「KINTO」専用の特別仕様車「S ”KINTOツーリングセレクション”」の取り扱いを開始しました。

アクア 2代目 MXPK1#型/2021年~

2021年7月、フルモデルチェンジで2代目になりました。グレード体系はスタンダードモデルの「X」、ハイグレードモデルの「G」、エントリー・ビジネスモデルの「B」、最上位モデルの「Z」のラインナップです。
2022年11月、一部改良でボディカラーとインテリアの変更が施され、「GR SPORT」も2代目にフルモデルチェンジしました。

アクアのモデルチェンジ遍歴
アクアのモデル 販売年表
初代 NHP10型 2011年~2021年
2代目 MXPK1#型 2021年~
  • アクア クロスオーバーのフロントビューアクア クロスオーバー
  • 右斜め前から見たアクア クロスオーバーアクア クロスオーバー
  • アクア クロスオーバーのサイドビューアクア クロスオーバー
  • 左斜め後ろから見たアクア クロスオーバーアクア クロスオーバー
  • アクア クロスオーバーのリヤビューアクア クロスオーバー
  • アクア Gのフロントビューーアクア G
  • アクア Gの左サイドフロントビューアクア G
  • アクア Gの左サイドフロントビューアクア G
  • アクア Gのサイドビューアクア G
  • アクア Gのリアビューアクア G
  • アクア Gアクア G