アウトランダーのモデルチェンジ

三菱アウトランダーPHEVは2024年に大幅改良でEV航続106km 3代目はPHEV専用、次期フルモデルチェンジは2027年か

アウトランダーのガソリン車はどうなった?日本では2代目の2020年に生産終了し、3代目はPHEV専用です。噂されたe-POWER採用やエンゲルベルクツアラー改名は実現せず。2024年大幅改良でEV航続106km、北米へは日産ローグPHEVとしてOEM供給。現行の実力と歴史をまとめます。

三菱アウトランダーPHEVは2024年に大幅改良でEV航続106km 3代目はPHEV専用、次期フルモデルチェンジは2027年か

三菱アウトランダーは3代目(2021年〜)でPHEV専用に モデルチェンジと最新の改良情報

三菱のミドルサイズSUV「アウトランダー」は、2021年に3代目へフルモデルチェンジし、日本仕様はプラグインハイブリッドの「アウトランダーPHEV」のみという構成になりました。ガソリン車は2代目の2020年11月で日本での生産を終えており、3代目に純ガソリン仕様は設定されていません。

3代目は「威風堂堂」をコンセプトに内外装の質感と電動化技術を大きく引き上げ、三菱のフラッグシップとして成功。2024年10月の大幅改良を皮切りに、2025年・2026年と毎年のように改良を重ねながら、現在も現行モデルとして販売されています。国内のPHEVカテゴリー販売台数では2024年度・2025年度と2年連続で第1位を獲得しました。以下、直近の動きを新しい順に整理します。

2026年6月に一部改良——「三菱e-Assist」へ先行車発進通知を追加

三菱自動車は2026年6月25日、アウトランダーPHEVの一部改良を実施し、同日発売しました。運転支援機能「三菱e-Assist」に先行車発進通知を追加し、信号待ちや渋滞の停車中に前走車が発進しても自車が止まったままの場合、ブザーとメーター表示でドライバーへ知らせます。あわせて自動解錠/施錠機能なども加わり、使い勝手が向上しています。メーカー希望小売価格は536万9100円〜690万1400円です。

特別仕様車「BLACK Edition」を2026年2月に発売(最上級P Executive Packageベース)

2025年12月18日には、内外装の要所にブラックのアクセントを配した特別仕様車「BLACK Edition」が発表され、2026年2月5日に発売されました。最上級グレード「P Executive Package」をベースに、グロスブラックのルーフレールや20インチアルミホイール、前後スキッドプレート、ブラック仕上げのフロントグリルモールディングやダイナミックシールドなどを与えた一台です。価格は673万5300円〜682万6600円となっています。

兄弟車として日産「ローグ プラグインハイブリッド」を北米へOEM供給

アライアンスの深化を象徴する動きもありました。北米日産は2025年11月17日、同社にとって北米初のPHEVとなる「ローグ プラグインハイブリッド」を発表。これはアウトランダーPHEVをベースとするOEM車で、2.4L直4エンジンと2モーター、外部充電対応の20kWhバッテリーを組み合わせ、EV走行は約61km、総航続はEPA推定で約676km。2026年2月に米国で発売され、ベース価格は約4万5990ドルです。かつて「アウトランダーはエクストレイルの兄弟車になる」と噂された関係は、いまや逆に日産へPHEVを供給する形にまで発展しています。

2025年9月に一部改良——センターコンソール刷新と新色を追加

2025年9月4日には一部改良が行われ、センターコンソールのデザイン変更による利便性向上と、予防安全機能の充実が図られました。ボディカラーには、光の当たり方でブルーのハイライトが浮かぶ新色「ムーンストーングレーメタリック」が追加されています。

2024年10月に大幅改良——新バッテリーでEV航続106kmへ、システム出力も約20%向上

3代目にとって最初の大規模改良が、2024年10月9日発表・10月31日発売の大幅改良(ビッグマイナーチェンジ)です。駆動用バッテリーを20kWhから新開発の22.7kWh(約10%増)へ刷新し、EV航続距離はMグレードで87kmから106km、その他グレードで83kmから102km(いずれもWLTCモード)へと約20km延長。モーター出力を高めてシステム総合出力も約20%向上させ、加速の伸びと静粛性を高めました。

内装では、スマートフォン連携ナビが9インチから12.3インチへ大型化し、ヤマハと共同開発したオーディオシステムを全車標準装備。最上級グレード「P Executive Package」も新設されました。ボディサイズは全長・全高がわずかに拡大しています。価格は526万3500円〜668万5800円です。

日本はPHEV専用でフルモデルチェンジ——2021年10月発表・12月発売

3代目アウトランダーは2021年2月にまず北米などグローバルで世界初公開され(北米にはガソリン車も設定)、日本仕様はPHEVのみとして2021年10月28日にオンラインで発表、同年12月16日に発売されました。先代でも国内販売の大半をPHEVが占めていたこと、兄弟車である日産エクストレイルもe-POWER専用で展開していることから、日本ではPHEV一本化に踏み切った形です。

プラットフォームは日産エクストレイル(北米名ローグ)と共通のもので、デザインの方向性は、ジュネーブモーターショー2019で公開されたコンセプト「エンゲルベルクツアラー」の流れを汲んでいます。なお、当時は「エンゲルベルクツアラーの名で市販されるのでは」という観測もありましたが、実際には車名は従来どおり「アウトランダー」が継続されました。

パワートレインに日産のe-POWERを採用するという噂は?——結論は不採用

3代目の登場前には「アウトランダーが日産のシリーズハイブリッド“e-POWER”を採用するのでは」という噂もありました。e-POWERはエンジンを発電に専念させ、駆動はモーターのみで行う方式で、ノートやセレナで高い人気を得ています。しかし実際のアウトランダーは、2.4L直4エンジンにツインモーターを組み合わせる三菱独自のPHEVシステムを継続採用し、e-POWERは搭載していません。e-POWER(e-4ORCE)を積むのは、兄弟車の日産エクストレイルのほうでした。三菱と日産はアライアンスの関係にあり、軽自動車のeKワゴンとデイズがプロパイロットを共有するなど協業は進んでいますが、アウトランダーのコアはあくまで自社のPHEV技術という位置づけです。

2019年9月の一部改良で「S-AWC」を4WD全車に標準装備(2代目)

2019年9月に一部改良された三菱アウトランダー2019年9月12日に一部改良された三菱アウトランダー(2代目)

ここからは、当時(2代目・ガソリン車時代)の改良内容を振り返ります。アウトランダーは2019年9月12日に一部改良を実施しました。変更点は走行性能と機能装備の強化の2つが柱です。

走行性能面では、4WD車全車に車両運動統合制御システム「S-AWC」を標準装備。専用のブレーキ制御で雪道などの悪路走破性を高め、「AWC ECO」「NORMAL」「SNOW」に加え、より高い走破性を狙う「GRAVEL」モードを新設しました。

装備面では、「ミツビシパワーサウンドシステム」やAndroid Auto・Apple CarPlay対応の「スマートフォン連携ナビゲーション」を新採用し、快適性を高めています。

アウトランダー(2代目ガソリン車)価格リスト
グレード 24M 24G 24G Plus Package BLACK Edition
駆動方式 2WD 4WD 2WD 4WD 2WD 4WD 2WD 4WD
エンジン SOHC 16バルブ 4気筒
変速機 INVECS-III 6速スポーツモード CVT
価格 2,725,800円 3,003,000円 2,909,500円 3,184,500円 3,143,800円 3,421,000円 3,000,800円 3,275,800円

欧州市場で2020年モデルのアウトランダー(2代目ガソリン車)が発表

2020年版アウトランダーのエクステリア欧州向け2020年モデルのアウトランダー(2代目)

三菱の欧州部門は、2代目アウトランダーの2020年モデルを発表しました。パワートレインは最高出力150ps/6000rpm、最大トルク19.9kgm/4200rpmの自然吸気2.0L直4ガソリン「MIVEC」にパドルシフト付きCVTを組み合わせ、0〜100km/h加速13.3秒、最高速190km/hというスペックです。

アウトランダーのインテリア2代目アウトランダーのインテリア

CarPlayやAndroid Auto対応のSDAシステムを採用し、先進運転支援システム(ADAS)をグレード別に設定。ボディカラーに新色「レッドダイヤモンド」を追加し、インテリアの質感も高めていました。

エントリーグレード「デザイン」でも、4WD・3列7席・8インチインフォテインメント・18インチアルミなどを標準装備。上級「エクシード」にはレザーシートやTomTomナビ(360度カメラ付き)などの快適装備が与えられました。

アウトランダーが2018年の一部改良で安全性を強化し走行性能を進化(2代目)

ここからは、本記事のもともとの主題である2代目アウトランダーの2018年一部改良を紹介します。三菱自動車は2018年8月23日のプレスリリースで、ミドルクラスSUV「アウトランダー」の一部改良を行い、同日より全国の販売会社で発売を開始したと発表しました。

この一部改良は、「衝突被害軽減ブレーキシステム」等を全車標準装備して安全性を強化し、ショックアブソーバーをワイド化して減衰力を調整し走行性能を高めたのが特徴です。

米国版アウトランダーが2020年モデルで大幅アップグレード(2代目)

アメリカ仕様のアウトランダーは、2020年モデルで一部改良を実施しました。ベースモデルは約312万円から、最上級「Exceed 2.2L(AWD・6AT・7人乗り)」で約495万円という設定でした。

パワートレインは、ベースグレード「ES」が最高出力150ps・最大トルク190Nmの2.0L直4自然吸気、上位に169ps・220Nmの2.4L直4ガソリン、150ps・360Nmの直4ディーゼルターボを用意。安全面では全車に自動緊急ブレーキを標準化し、「ES」にも前方衝突緩和(歩行者検知)を標準装備しました。自動防眩ルームミラーや雨滴感知ワイパー、オートヘッドライトなども標準化されています。

インテリアはインフォテインメントを7→8インチへ拡大し、Apple CarPlay/Android Auto、TomTomナビを標準装備。運転席には電動ランバーサポートを備え、サンルーフレス仕様ではオーバーヘッドコンソールや後席USBポートも用意されました。

ブラックの専用装備を採用した特別仕様車「ブラックエディション」を追加(2018年12月・2代目)

アウトランダー「ブラックエディション」のエクステリア外装各所にブラックを配した特別仕様車アウトランダー ブラックエディション(2018年)

上級グレード「Gプラスパッケージ」をベースに、内外装へブラックのアクセントを加えた特別仕様車「ブラックエディション」が2018年12月13日に追加されました。

屋根、ルーフスポイラー、サイドミラー、ホイールなどに専用のブラックアクセントを施し、スタイリッシュな見た目に仕上げています。

アウトランダー「ブラックエディション」のインテリアシートや天井もブラックで統一した室内が魅力

インテリアにはスエード調人工皮革のコンビネーションシートを採用し、運転席・助手席にシートヒーターを追加。天井もブラックとして、室内からも特別感を味わえます。

アウトランダー特別仕様車「ブラックエディション」の専用装備

  • ブラックメッキ フロントグリル
  • グロスブラック ルーフレール
  • ブラックマイカ ウインカー付電動格納式リモコンドアミラー
  • ブラック サイドウインドウモール
  • ブラックマイカ スキッドプレート
  • ブラック塗装 18インチアルミホイール
  • ブラック・ブラックマイカ加飾 サイドドアガーニッシュ
  • スエード調人工皮革のコンビネーションシート
  • 運転席・助手席パワーシート
  • 運転席・助手席シートヒーター
  • カラードドアアウターハンドル
  • ピアノブラック インパネ+ドアトリム
  • ブラック天井色

アウトランダー特別仕様車「ブラックエディション」のボディカラー

  • ホワイトパール(32400円高)
  • チタニウムグレーメタリック
  • ブラックマイカ

特別仕様車「ブラックエディション」の価格は2WDで3,212,540円から、4WDで3,485,700円から。シックな色合いのSUVを探している方におすすめの一台でした。

2018年の一部改良でリヤスポイラーを装備しスポーティさを向上(2代目)

アウトランダーのリヤスポイラー2018年の一部改良でリヤスポイラーを標準装備したアウトランダー

2018年の一部改良では、ヘッドランプやラジエーターグリル、フロント/リヤスキッドプレート、アルミホイールのデザインを変更し、HiビームにLEDを採用してエクステリアの魅力を高めました。

最上級グレード「G Plus Package」には、空力性能を高めるリヤスポイラーを標準装備し、スポーティさを強調しています。

2018年の一部改良でインテリアの高級感と快適性を向上(2代目)

アウトランダーのインテリアパーツやデザインを見直して高級感を高めたインテリア

2018年8月23日の一部改良では、インテリアのデザイン変更で高級感を与え、エアコン吹き出し口の追加などで快適性を向上させました。

フロントシートやオーナメントパネル等のデザインを変更し、インパネやドアトリムのオーナメントパネルには質感の高い素材を採用。コンソールアームレストやステアリング、シフトノブにはシルバーステッチを施し、前モデルから大きく印象を変えています。

S‐AWCの作動状態を示すメーターの視認性が向上し、快適性も高まった

「S‐AWC」の作動状態を確認するメーター表示が改善され、視認性が向上しました。フロントシートはサイド部の形状を変更し、硬さの異なるクッションの組み合わせでホールド性と座り心地を両立させています。

後席用エアコン吹き出し口をフロアコンソール後部に新設し、パワーウィンドウの挟み込み防止機能なども加え、快適性を高めました。

2018年の一部改良で衝突被害軽減ブレーキを標準化し「サポカーSワイド」に認定(2代目)

この一部改良でアウトランダーは、前方の車両や歩行者を検知して自動ブレーキを作動させる「衝突被害軽減ブレーキシステム」と、急発進を抑える「誤発進抑制機能」を全車に標準装備しました。

安全装備の充実により、国が推奨する「サポカーSワイド」の対象車に認定されています。

セーフティ・サポートカーは国が推奨する安全コンセプト

「サポカー」は、先進の安全技術を搭載した車を認定する制度です。高齢ドライバーを含む交通事故の防止・被害軽減を目的に設けられ、搭載機能に応じて「サポカーSベーシック」などの区分があります。

アウトランダーが該当する「サポカーSワイド」は、歩行者対応の自動ブレーキやペダル踏み間違い時の急発進抑制などを搭載する車が対象です。

2018年の一部改良で剛性を強化し操縦安定性を向上(2代目)

一部改良後のアウトランダーは、前後席ドアやラゲッジルーム等に構造用接着剤を塗布し、接合面積を増やして車体剛性を強化しました。

また、前後ショックアブソーバーをワイド化し、減衰力の調整で上質な乗り心地と操縦安定性を実現。ステアリングギア比と電動パワステ制御を最適化し、操舵応答性も高めています。

2018年一部改良後のグレード別価格——2.0Lは2,668,680円から、2.4Lは2,940,840円から(2代目)

安全装備を充実させた一部改良後の2.0Lエントリーグレードは2,668,680円から、2.4Lモデルは2,940,840円からでした。

リヤスポイラーなどを標準装備する最上級「G Plus Package」は、2.0Lで3,083,940円から、2.4Lで3,356,100円からという設定です。

2018年一部改良後のアウトランダー(2代目)グレード別価格
グレード エンジン 変速機 駆動方式 価格
20M 2.0L MIVEC
SOHC 16バルブ4気筒
INVECS-3
6速スポーツモードCVT
2WD 2,668,680円~
20G 2,805,300円~
20G Plus Package 3,083,940円~
24M 2.4L MIVEC
SOHC 16バルブ4気筒
4WD 2,940,840円~
24G 3,077,460円~
24G Plus Package 3,356,100円~

アウトランダーのモデルチェンジ遍歴

アウトランダーは三菱のミドルサイズSUVで、エアトレックの後継車種にあたります。初代はプジョー・シトロエンにOEM供給され、「プジョー・4007」「シトロエン・Cクロッサー」としても販売されました。

アウトランダー初代 CW5W/6W型(2005年~2012年)

2005年10月、日本で販売を開始。2.4Lエンジンのみで、グレードは「M」「G」、5人乗りと7人乗りを設定。
2006年5月、特別仕様車「G-Limited Edition」を発売。10月にマイナーチェンジ。12月に特別仕様車「M-Style Edition」を発売。
2007年4月、特別仕様車「Sport Style Edition」を発売。7月にOEMで欧州にて「プジョー・4007」「シトロエン・Cクロッサー」の販売を開始。10月のマイナーチェンジで3.0L車に「30G」「30MS」、2.4L車に「24MS」を追加。
2008年5月、エアロ仕様「ROADEST」を追加し「24G」「30G」を設定。8月のマイナーチェンジで2WD車に「24MS」「24G」「ROADEST 24G」を追加。10月に韓国でも販売開始。
2009年4月、2WD廉価「24E」を追加。9月のマイナーチェンジで全グレードの燃費を向上し、「20G」「ROADEST 20G」を新設、「20E」「20MS」「ROADEST 20MS」を廃止。
2010年12月、特別仕様車「Navi Collection」を発表(2011年1月発売)。
2011年10月、マイナーチェンジでブレーキオーバーライド制御を標準装備。4WDの「20M」と最上級「24G Premium」を廃止。

アウトランダー 2代目 GF7W/8W型(2012年~2021年)

2012年10月、フルモデルチェンジで2代目に。「24G Safety Package」「24G Navi Package」に「e-Assist」「オートストップ&ゴー」を標準装備。グレードは「20G」「24G」「24G Safety Package」「24G Navi Package」。12月に「アウトランダーPHEV」を発表し、2013年1月に販売開始。PHEVは「G」「G Safety Package」「G Navi Package」「G Premium Package」を設定。
2014年1月、ガソリン車の一部改良で外観を一部変更。4月にPHEVの一部改良。10月にPHEV特別仕様車「SPORTS STYLE EDITION」を発売。
2015年6月、マイナーチェンジで「ダイナミックシールド」を採用しフロントデザインを刷新。PHEVの「E」「G」を統合し廉価「M」を新設、ガソリン車に「20G Safety Package」を追加。
2017年2月、PHEV・ガソリン車を一部改良。ガソリン車に「20G Navi Package」を追加。7月に特別仕様車「ACTIVE GEAR」、11月に「G Limited Edition」を発売。
2018年8月、ガソリン車の一部改良とPHEVのマイナーチェンジ。「Safety Package」「Navi Package」を廃止し「Plus Package」を追加。12月にガソリン車の特別仕様車「BLACK Edition」を発売。
2019年9月、ガソリン車とPHEVを一部改良。10月にラグビーNZ代表「ALL BLACKS」公認のPHEV特別仕様車「ALL BLACKS Edition」を発売(「ALL BLACKS Complete Package」は限定100セット)。
2020年6月、ガソリン車の「BLACK Edition」をPHEVにも設定。10月にPHEVを一部改良し「G Limited Edition」を廃止。11月、ガソリンモデルが日本市場での生産を終了。

アウトランダー 3代目 GN0W型(2021年~)

2021年2月、新型を世界初公開(北米などにはガソリン車を設定)。日本仕様はPHEVのみとし、2021年10月28日に発表、12月16日に発売。グレードは「M」「G」「P」で、「G」「P」にはアウトランダー史上最大となる20インチアルミホイールを装着。
2022年10月、PHEVの一部改良と特別仕様車「BLACK Edition」を発売。
2023年12月、PHEVの一部改良。「BLACK Edition」のベースを「G」から「P」に変更。
2024年10月、PHEVの大幅改良。バッテリーを22.7kWhへ刷新しEV航続を106km(M)に延長、システム出力を約20%向上。12.3インチナビとヤマハ共同開発オーディオを採用し、最上級「P Executive Package」を新設(526万3500円〜)。
2025年9月、PHEVの一部改良(センターコンソール変更・予防安全充実・新色ムーンストーングレー追加)。11月、北米で兄弟車の日産「ローグ プラグインハイブリッド」(OEM)を発表。12月、特別仕様車「BLACK Edition」を設定。
2026年2月、「BLACK Edition」を発売(673万5300円〜)。6月、PHEVの一部改良で「三菱e-Assist」に先行車発進通知などを追加(536万9100円〜)。

アウトランダーのモデルチェンジ遍歴
アウトランダーのモデル 販売年表
初代 CW5W/6W型 2005年~2012年
2代目 GF7W/8W型 2012年~2021年
3代目 GN0W型 2021年~(現行)

アウトランダーは2021年のフルモデルチェンジでPHEV専用となり、改良を重ねて現行モデルとして販売中

アウトランダー

アウトランダーは2021年に3代目へフルモデルチェンジし、日本仕様はガソリン車を廃してPHEV専用となりました。内外装の質感やEV性能を高めた3代目PHEVは、三菱のフラッグシップとして高い評価を獲得しています。

その後も2024年10月の大幅改良でEV航続を106kmへ延ばし、2025年・2026年にも一部改良を重ねながら商品力を維持。国内のPHEV販売台数では2024年度・2025年度と2年連続で第1位を獲得し、さらに北米では日産「ローグ プラグインハイブリッド」としてOEM供給されるなど、その存在感を増しています。次期フルモデルチェンジは2027年頃という見方もあり、電動SUVの旗手としての進化が続きそうです。