ノアGRスポーツの発表は2017年9月19日 注目のスポーツグレードの変更点まとめ
ノアにマイナーチェンジされたのは2017年7月3日のことで、大胆なフロントマスクや使いやすくなったインテリアなどで話題を呼び、兄弟車のヴォクシーと共に人気車種になっていますが、マイナーチェンジすると同時にスポーツモデルの「G’s」が販売終了しています。
トヨタは現在「G’sブランド」を「GRブランド」として展開していて、エンジンやボディ剛性など全体的にチューニングした「GRMN」、エンジンに変更はなくミドルチューンを施した「GR」、街乗りもしやすいようスポーティなテイストを加えた「GRスポーツ」の3モデルで展開します。
今回発表されるのは、「G’sノア」の後継モデルにあたる「ノアGRスポーツ」で、2017年9月19日も発表・販売されました。そこで、ノアGRスポーツのエクステリアやインテリア、搭載装備やパワートレインなどを紹介します。
ノアGRスポーツのエクステリア
ベース車はSiグレードの2WD・7人乗りノアを採用し、スポーティなスタイルのエアロパーツを装着した3ナンバー枠のミニバンになります。
大型のフロントバンパー、サイドスカート、リヤバンパーを装備し、全長はSiグレードよりも伸びて全幅は変わらず、全高はスポーツサスペンションを装備し20mmほど車高が下がるので同時に高さも下がりました。
全長 | 4,795mm |
---|---|
全幅 | 1,735mm |
全高 | 1,810mm |
ホイールベース | 2,850mm |
最低地上高 | 145mm |
専用装備には、先代のG’sノアと同様に18インチアルミホイールにブリヂストンのPOTENZAを装着、サイドとリヤゲートにGRロゴのエンブレムが装着されました。
カラーバリエーションは全5色で、「シルバーメタリック」、「ブラック」の2色が標準塗装、「ホワイトパールクリスタルシャイン」、「ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク」、「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク」の3色が特別塗装色に設定されています。
-
ホワイトパールクリスタルシャイン(33,000円高) -
ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク(33,000円高) -
シルバーメタリック -
ブラック -
ブラッキッシュアゲハガラスフレーク(33,000円高)
ノアGRスポーツのインテリア
新しいノアGRスポーツのインテリアは、G’sモデルと同様に専用のフロントスポーツシートが装着され、ブランノーブと合皮のコンビシートになります。
また、マイナーチェンジされたノアでは助手席シートバックにテーブルを装備、クルーズコントロールの標準装備が行われより使い勝手のいい車へと進化しました。ノアGRスポーツでもSiグレードのノアをベースにしているので同様の装備が搭載されます。
ベースグレードノアSiからの変更点は、小径ステアリングホイール、シルバーパネルオプティトロンメーター、GRロゴスタートスイッチ、アルミのアクセル・ブレーキペダルなどが装着されます。
-
ノアGRスポーツ専用小径ステアリングホイール -
ノアGRスポーツ専用シルバーオプティトロンメーター -
GRロゴ入りスタートスイッチ -
アルミのアクセル・ブレーキペダル
ノアGRスポーツの搭載装備
ノアGRスポーツでは、Siグレードのノアをベースにしているので、「トヨタセーフティセンスC」、「フロントフルオートエアコン」、「バックドアイージークローザー」、「スマートエントリーシステム」、「クルーズコントロール」が標準装備されます。
トヨタセーフティセンスCの内容
- プリクラッシュセーフティシステム
- レーンディパーチャーアラート
- オートマチックハイビーム
- 先行車発進告知機能
安全装備の他には、「R」から「D」へアクセルを踏んだままシフトチェンジされた時に急発進しないようエンジン出力を抑制する「ドライブスタートコントロール」、オートレベリング機能つきのLEDヘッドライト・クリアランスランプが装備され、フォグランプにもLEDが搭載されます。
他にも、トヨタの高級ミニバンである「アルファード」や「ヴェルファイア」に搭載されている電動スライドドア予約機能が搭載されていて、いちいちスライドドアが閉まるまで待ってから施錠するのではなく、予約ロック機能がつくのでスライドドアを閉める動作をした瞬間から車を離れることができます。
ノアGRスポーツのパワートレイン
ノアGRスポーツのパワートレインは、ベース車のSiグレードから変更点はなくガソリンエンジンの「3ZR-FAE」が搭載されます。
種類 | 直列4気筒 |
---|---|
排気量 | 1,986cc |
最高出力 | 152PS/6,100rpm |
最大トルク | 193Nm/3,800rpm |
ガソリン車のSiグレードでは、2.0Lのガソリンエンジンを搭載しパワフルな走りを実現してくれます。足回りには専用のスポーツサスペンションや18インチアルミホイールを装備するので、ベース車のノアSiグレードよりはゴツゴツとした乗り心地になります。
ノアGRスポーツの発売日は2017年9月19日・価格帯は330万円
ノアGRスポーツの発売日は、2017年9月19日に発表・発売されました。気になる価格帯は、ベース車のノアSiグレードの価格帯が281万円で、専用のエクステリアやインテリア、スポーツサスペンションに18インチアルミホイールを装備するので、ノアGRスポーツの価格は330万円です。
ノアGRスポーツはヴォクシーと一緒に発表
ノアGRスポーツの発表・発売は、2017年9月19日に行われ、兄弟車であるヴォクシーも同時にGRスポーツモデルの発表となりました。また、2017年6月にマイナーチェンジされターボモデルも追加されたハリアーにもG’sモデルの後継であるGRスポーツが設定されました。
今度はアクアや86など、様々なボディタイプの車に設定されていくGRモデルの今後に期待しましょう。