ノア特別仕様車「Si W×B」が2017年11月24日に発売!標準装備されるパーツ等
トヨタは2017年7月3日に販売を開始したノアの特別仕様車にあたる「Si W×B 2(ダブルバイビーツー)」を2017年11月24日に新たに発売しました。マイナーチェンジによって誕生した兄弟車である新型モデルのヴォクシーの特別仕様車「ZS 煌3(キラメキスリー)」も同時発売されています。
ヴォクシーがちょっぴりヤンチャ系&ワイルド系な車体が魅力なのに対して、ノアの車体には安心感があって優等生的なイメージがする人気のファミリーカーです。ノアの特別仕様車の予約販売は2017年11月9日から始まり納車は12月下旬から行いました。
特別仕様車Si W×BのWはWHITE、BはBLACKの頭文字をとったものです。2016年7月6日発売された前モデル「Si W×B」は、ホワイトカラーとブラックカラーを大胆にあしらったデザインも魅力の一つでした。その後継モデルにあたる「Si W×B」の内外装の魅力や標準装備されるパーツや、販売価格について紹介します!
ノア特別仕様車の内外装は標準モデルよりも魅力的
標準グレードのノア
Si W×Bは新型モデルのグレードSiをベース車両として開発が行われ、エクステリアではフロントグリルにモールダークメッキ加工を施し、専用パンパーガーニッシュや車体に特注エンブレムの設置、専用アルミホイールを設置する可能性が高いです。
内装に関しては、メーカーオプションで人気となっているインテリアイルミネーションやプラズマクラスター付きルームライトを設置し、運転サポートパッケージを標準装備することで安全性の強化を図ります。
前ノアの特別仕様車で好評であった内装の特別設定色であるブラック×ブラックは、合成皮革の素材に変化を加えるなどスケールアップして登場する見込みです!
ノア特別仕様車にはウェルカムランプ等が標準装備
2017年7月のマイナーチェンジによって誕生したノアの全グレードには、変速の際のショックを和らげスムーズな走りを実現する「Super CVT」やエコドライブモード、衝突の際に車体がつぶれにくい新設計GOAボディ等が標準装備されています。
トヨタのミニバンの特別仕様車は、標準装備が充実しているため人気が高いことで知られています。ノアの特別仕様車Si W×B(ダブルバイビー)には、ウェルカムランプ等の家族が喜ぶ嬉しい機能が標準装備される見込みです!
ウェルカムランプ
C-HR等に導入されているウェルカムランプは、車に接近するとスマートキーにセンサーが反応して、ドアミラーに内蔵されたLEDランプがドライバーを光でお迎えしてくれます。
ウェルカムランプは夜間時にはほっとするような嬉しい機能です!
リバース連動ドアミラー
車庫入れやバック駐車をする際にシフトレバーをRレンジに切り換えると、助手席側のドアミラーが自動的に下側に角度を変えて、リヤタイヤ付近を中心に映し運転をサポートします。
室内に設置されているミラースイッチでも位置の調整は可能です。Rをシフトチェンジすれば、ドアミラーは元の位置に戻ります。リバース連動ドアミラーはノアのような車体の大きい車には嬉しい機能です!
プラズマクラスター付きLEDルームランプ
室内を明るく照らすだけではなくて、空気の浄化効果までついているLEDルームランプは、ファミリーカーとして人気の高いノアユーザーにとっては機能性抜群です。
プラズマクラスターが発動すれば、お子さんが室内で何かをこぼした際でも匂いが室内にとどまり続けることはありません。
インテリアイルミネーション
車のドアを開くと足元を照らす優しい発色が印象的なブルーライトの灯り、インテリアイルミネーションの光によってお出迎えされる心境は、ペットの猫が帰宅した時に玄関前で待っていてくれた時に感じる嬉しい気持ちに近くて、車への愛着度がどんどんと高まっていきます。
後席確認ミラー・電子インナーミラー
ファミリーカーとしてのニーズが高いノアは、安全性を充実させる事で滞在層の購買意欲の刺激につながります。
後席確認ミラーは運転中にインナーミラーでは見づらいリアシートに座るお子様の状態を確認するのに役立ちます。電子インナーミラーを設置すれば、バックドアガラス内側に設置したカメラの映像をインナーミラーに映し出す事が出来るので安全性が高まります。
ノア・グレードSiのガソリン車・ハイブリッド車のスペック
ノア特別仕様車「Si W×B」は、2017年7月にマイナーチェンジによって誕生した3ナンバーのグレードSiがベース車です。
特別仕様車は主に装備品等を充実させて、車として商品力を高める販売戦略をとります。そのため、エンジン等のパワーユニットについては改良を加えないケースが多いです。「Si W×B」でも、Siと同じスペックとなります。
7人乗り | 8人乗り | |
---|---|---|
全長 | 4,710mm | |
全幅 | 1,735mm | |
全高 | 1,825mm | |
ホイールベース | 2,850mm | |
車両総重量 | 1,985kg | 2,040kg |
ガソリンモデル | ハイブリッドモデル | |
---|---|---|
エンジン型式 | 3ZR-FAE | 2ZR-FXE |
総排気量 | 1.986L | 1.797L |
種類 | 直列4気筒 | 直列4気筒 |
燃料供給装置 | EFI | EFI |
最大出力 | 112kW/6,100rpm | 73kW/5,200rpm |
最大トルク | 193Nm/3,800rpm | 142Nm/4,000rpm |
モーター型式 | – | 5JM |
モーター種類 | – | 交流同期電動機 |
モーター最高出力 | – | 60kW |
モーター最大トルク | – | 207Nm |
ノア特別仕様車「Si W×B」でも新たなボディカラーが追加
2017年11月24日に発売される「Si W×B」では、前特別仕様車Si W×Bであったような「アイスチタニウムマイカメタリック」のような特別設定のカラーバリエーションの追加はあるのかと注目されました。
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク
- ブラック
- ブラッキッシュアゲハガラスフレーク
- ボルドーマイカメタリック
- シルバーメタリック
- アバンギャルドブロンズメタリック
車名の由来であるW=ホワイトカラー、B=ブラックカラーのラインナップをSi W×Bでは増やしてくるかもしれません。
ノア特別仕様車の販売価格はガソリン車で2,839,320円~、ハイブリッド車3,363,120円~
ノア特別仕様車のSi W×Bの販売価格は、ガソリン車で2,839,320円~・ハイブリッド車で3,363,120円~になっています。
グレードSiへ装備されるリバース連動ドアミラーやインテリアイルミネーション等のパーツの合計を概算すれば30万円以上となるためW×Bはとてもお得な特別仕様車になっています。
グレード | メーカー希望小売価格 |
---|---|
X | 2,466,720円~ |
G | 2,756,160円~ |
Si | 2,745,360円~ |
HYBRID X | 3,014,280円~ |
HYBRID G | 3,142,800円~ |
HYBRID Si | 3,269,160円~ |
Si W×B | 2,839,320円~ |
HYBRID Si W×B | 3,363,120円~ |
Si GR SPORT | 3,257,280円~ |
ノアに特別仕様車が加わる事で選択肢がさらに広がります
ノアが属するミドルクラスのミニバン市場には、日産・セレナやホンダ・ステップワゴンといった強力なライバル車がいます。
ノアとヴォクシーの兄弟車は発売してから根強い人気を誇っていますが、その地位はずっと安定している訳ではありません。
セレナの販売は好調を維持しブランド力をつけ始めていますし、かつてのミニバン市場で一時代を築いていたステップワゴンは巻き返しを狙います。
ノアは福祉車両としての可能性が広がるサイドリフトアップチルトシート装着車を発売し、走りの魅力を高めたSi GR SPORTをラインナップさせます。そして、特別仕様車「Si W×B」が2017年11月にラインナップに追加されました。
ノアのマイナーチェンジが行われてから新たな特別仕様車の販売を心待ちにしていた人は多くいるはずです。内外装がさらに洗練され、魅力的な装備が充実して安全性が高まった家族が喜べる車であるノアの特別仕様車に注目しましょう。