ノアのマイナーチェンジ(一部改良)は2020年4月27日に実施してグレード体系を見直し
ノアがグレード体系を見直すなどのマイナーチェンジ(一部改良)を2020年4月27日に予定。
トヨタモビリティ統合により兄弟車のノア・ヴォクシー・エスクァイアが統合する、という噂もあるなか、実施するのはターゲットユーザーが被らないようにするグレード体系の見直しになります。
ノアのSiグレードに特別仕様車W×B3を2020年10月1日追加
フロマージュのインテリアが特徴的なノアの特別仕様車W×B3
ノアにフロマージュの内装が特徴的な特別仕様車W×B3を追加、2020年10月1日に発売しました。メッキ加飾のドアミラーや黒木目調加工のステアリングホイールなど、ラグジュアリーな雰囲気のある特別仕様車になっています。
2020年ノアSi W×B3の装備
- ブラック&フロマージュの内装色
- メッキ加飾ドアミラー
- 黒木目調加工ステアリングホイール
- 本革巻きシフトノブ(ガソリンモデルのみ)
- デュアルパワースライドドア
- リヤオートエアコン
- スーパーUVカット・IRカットの撥水機能付ガラス
- LEDルームランプ
- ナノイー
ノアはヴォクシーとともに2021年にフルモデルチェンジする可能性が高く、今回の特別仕様車も前回追加したW×B2と価格も据え置いたことで、お得感が強いモデルになっています。
今回発売したW×B3は3代目ノアに設定する最後の特別仕様車になる可能性もあるでしょう。
マイナーチェンジ(一部改良)でノアのグレードは「Si」「G」「X」「ウェルキャブ」の4つに
ノアのマイナーチェンジ(一部改良)で一番の変更点はグレードの体系の見直しです。今回の改良はヴォクシーもエスクァイアも同時に行われ、ミニバン3兄弟でユーザーの被りがないようグレードを調整するのが主な目的のようです。
ノアのグレードは「Si(特別仕様車のWxB、GRスポーツも設定)」「G」「X」「ウェルキャブ」の4つ、ヴォクシーのグレードは「ZS(特別仕様車の煌、GRスポーツも設定)」、エスクァイアは「Gi(特別仕様車のブラックテーラードも設定)」に変更されます。
また2021年のフルモデルチェンジによりヴォクシーとエスクァイアがノアに統合する、という噂もありますが、ヴォクシーとノアが残りエスクァイアが消滅するという情報もあります。2021年のフルモデルチェンジはまだ先なので今後情報が入り次第紹介します。
ノアの一部改良でディスプレイオーディオの標準装備はなくオートライトを標準装備
ノアの2020年4月27日のマイナーチェンジ(一部改良)でカローラやクラウンなどに搭載するディスプレイオーディオを標準装備するという情報もありましたが、今回は見送られたようです。
主な変更点はオートライトを標準装備すること、グレード体系の見直し、燃費基準をJC08モードからWLTCモードに見直し、ハイブリッドエンブレムの廃止になります。
2019年1月7日に実施したノアのマイナーチェンジの内容
トヨタカローラが販売するミニバンのノアは、ヴォクシーとエスクァイアの兄弟車であり5ナンバーの標準ボディ、3ナンバーのエアロボディを持つ車です。2017年7月にはマイナーチェンジを行い、ガラッと印象を変えたフェイスリフトを実施しています。
2017年9月にはスポーティモデルのGRスポーツ、11月24日には特別仕様車のSi WxBが登場。2019年1月7日にはインテリジェントクリアランスソナーを標準装備し、発進時や駐車時に安全性が増すアップデートが行われ、特別仕様車のWxB2を設定しました。2019年1月7日に行われるノアのマイナーチェンジ内容をチェックしてみましょう。
新型ノアは2019年1月7日にマイナーチェンジが行われインテリジェントクリアランスソナーを装備・プリクラッシュセーフティも昼間の歩行者に対応
特別装備満載で前回のWxBと同じようにお得な仕様になったノアWxB2
トヨタのインテリジェントクリアランスソナーはパーキングブレーキサポートを搭載した優れもので、前後に8つ装着したソナーで障害物などを検知し、音で障害物との距離を教えてくれたり、ペダルの踏み間違い・シフトの入れ間違いなどでエンジンやハイブリッド出力を抑制し暴走や衝突を回避してくれる可能性が高くなります。
トヨタのミニバンの中で、すでにインテリジェントクリアランスソナーを装備しているのは高級ミニバンのアルファード・ヴェルファイアや、コンパクトミニバンのシエンタに搭載されています。
インテリジェントクリアランスソナーを装備していれば、急いでいる時のシフト間違いやアクセルをグッと踏んでの急発進で危険がせまった時にソナーが感知しブレーキアシストやエンジン出力の抑制により事故の可能性を下げてくれます。 また自動ブレーキのプリクラッシュセーフティシステムが昼間の歩行者を検知できるものにグレードアップします。
この一部改良のマイナーチェンジで、インテリジェントクリアランスソナーと進化したプリクラッシュセーフティが標準装備になるため改良前よりも数万円の値上がりしました。
新型ノアに特別仕様車のWxB2が設定されロアグリルのピアノブラック塗装などが行われ価格は全体的に数万円アップ
2019年1月7日に発売を開始した新型ノアは特別仕様車のWxB2を新しく設定しました。2になって変わる部分はロアグリルのピアノブラック塗装などで、エクステリアに大きな変化はありません。
ノアWxB2の特別装備
- バックドアガーニッシュ(スモークメッキ)
- リヤコンビネーションランプガーニッシュ(スモークメッキ)
- アウトサイドドアハンドル(メッキ)
- WxB専用エンブレム(ハイボスカル製)
- ロアグリルピアノブラック塗装
- 専用シート表皮(合成皮革+ファブリック・ホワイトステッチ・消臭機能付き)
- インサイドドアハンドル(メッキ)
- ドアトリムオーナメント(合成皮革)
- ワンタッチスイッチ付きデュアルパワースライドドア
- インテリジェントクリアランスソナー
- 6スピーカー
- ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドア
- リアオートエアコン
ノアWxB2には従来設定されている特別装備のほかに、ロアグリルピアノブラック塗装とインテリジェントクリアランスソナーの標準装備が入ります。ですが、標準装備品が増えるため車両価格がソナー分値上がりしています。
X | 2,556,400円~ |
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G | 2,824,800円~ |
Si | 2,813,800円~ |
Si“GR SPORT” | 3,306,600円~ |
ハイブリッドX | 3,059,100円~ |
ハイブリッドG | 3,218,600円~ |
ハイブリッドSi | 3,347,300円~ |
Si WxB2 | 2,909,500円~ |
ハイブリッドSi WxB2 | 3,443,000円~ |
インテリジェントクリアランスソナーを標準装備(ベースグレードのXはオプション設定)することで、3万円ほど値上がりしました。
また今回追加されたSi W×B2は6スピーカーやリヤエアコン、イージークローザー付きスライドドアを標準装備するとてもお得な特別仕様車です。
モデリスタから2列5人乗り仕様で自由にスペースを活用できるコンプリートカー「ノアMU」が発売
ノアMUは2列5人乗りで空間を広く使えるためアウトドアなどを楽しむユーザーにぴったり
2列5人仕様のノアMU(マルチユーティリティーの略称)がモデリスタのコンプリートカーとして2019年1月のマイナーチェンジで追加されました。ノアは3列シートミニバンのため全てが乗員のための空間になっていましたが、今回の2列5人乗り仕様の追加で余分なスペースを荷物の収納に使ったり、車中泊のスペースに使うことができます。
専用フロアやハンガーフック、床下収納など専用の架装装備が充実していて、ロッドホルダーやサイクルホルダー、エアスリープマットなどもオプションで用意されています。
5人乗り仕様「ノアMU」の特別架装装備
- アンカーナット
- MU専用フロア
- 床下収納
- ハンガーフック
- クォータートリムカバー
- MU専用フロアマット
- MUロゴデカール
5人乗り仕様「ノアMU」のオプション装備
- マルチユースボード(税抜き120,000円)
- フロント・リヤMU専用シートカバー(税抜き89,000円)
- エアスリープマット(税抜き20,000円)
- サイクルホルダー(税抜き38,000円)
- ロッドホルダー(税抜き48,000円)
グレード | 駆動方式 | 販売価格 | 北海道地区の販売価格 |
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ノア MU X | 2WD | 2,671,920円~ | 2,739,960円~ |
4WD | 2,877,120円~ | 2,945,160円~ | |
ノア MU Si | 2WD | 2,924,640円~ | 2,992,680円~ |
4WD | 3,119,040円~ | 3,187,080円~ | |
ノア MU Si WxB2 |
2WD | 3,018,600円~ | 3,043,440円~ |
4WD | 3,213,000円~ | 3,237,840円~ |
2017年7月3日に行われたトヨタ新型ノアのマイナーチェンジ情報
トヨタの5人~8人乗りミニバンであるノアが2017年7月3にマイナーチェンジします。大きな迫力あるエクステリアと乗り降りしやすいスライドドアが特徴のノアは、同じトヨタから販売されるヴォクシーやエスクァイアと兄弟車となっています。
マイナーチェンジするタイミングも同じなのでエクステリアやインテリアの好みで車を選んでも良いでしょう。
エクステリアやインテリアやパワートレインなど2017年のマイナーチェンジでどこが変わったのか、ノアの進化を確認しましょう。
多人数乗車や快適な居住空間が新型ノアの魅力
ノアはトヨタが販売するミニバンです。多人数が乗車できるのでファミリーカーとして人気となっています。子供や年配者でも乗り降りしやすい最低地上高、前後に大きくスライドする座席、オプション選択できる両面スライドドア、大容量の荷物も楽々載せられる豊富なシートアレンジが魅力で、購入するユーザーも全年齢層が対象となっています。
ライバルは日産のセレナ、トヨタのシエンタ、ホンダのフリードなどが該当します。
ライバル車を徹底的に研究して発売されたミニバンがノアなので、居住性や使い勝手はノア(兄弟車のヴォクシーやエスクァイアも)が優位に立ちます。
全長 | 4,710mm |
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全幅 | 1,735mm |
全高 | 1,825mm |
室内長 | 2,930mm |
室内幅 | 1,540mm |
室内高 | 1,400mm |
ホイールベース | 2,850mm |
最低地上高 | 160mm |
最小回転半径 | 5.5m |
ボディカラー | 全7色 |
乗車人数 | 7名 |
燃費 | 23.8km/L |
価格 | 2,435,400円~ |
変更点や特徴(前モデルとの変更点やモデルチェンジ後の特徴など)
2017年7月3日にマイナーチェンジされたノアの主な変更点は
- エクステリアの変更
- 新色ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレークの追加
- 内装の質感向上・専用内装装飾の追加
- オプティトロンメーターの変更
となっています。パワートレインの変更はありませんでした。特にエクステリアは大幅な変更がされています。
新型ノアはマイナーチェンジで押し出しが強く迫力ある上質なエクステリアに進化
全面に押し出されたフロントマスクが特徴的な新型ノアのヘッドライトにはオートレベリング付きのBi-Beam LEDヘッドランプとLEDクリアランスランプが採用されています。
幅があり立体感のあるメッキグリルはノアのイメージをより都会的に表現しています。
「精悍さ」を表現した新型ノアのリアビューもシンプルながらスタイリッシュな雰囲気漂うものに変更されています。兄弟車であるヴォクシーやエスクァイアと比較すると特徴が少なかったノアですがマイナーチェンジすることで上質なラグジュアリーミニバンに進化しました。
新型ノアは全7種類のカラー展開 メーカーオプションのカラーもよく似合う
新型ノアのボディカラーは全7色で展開します。ホワイトパールクリスタルシャイン、ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク、ブラッキッシュアゲハガラスフレークはメーカーオプションで32,400円となっています。
- ホワイトパールクリスタルシャイン(メーカーオプションで32,400円)
- ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク(新色・メーカーオプションで32,400円)
- ブラック
- ブラッキッシュアゲハガラスフレーク(メーカーオプションで32,400円)
- ボルドーマイカメタリック
- シルバーメタリック
- アバンギャルドブロンズメタリック
マイチェンで新型ノアへ専用内装色「フロマージュ&ブラウン」を追加
2017年7月9日のマイナーチェンジにより新型ノアには専用内装色の「フロマージュ&ブラウン」が追加されました。柔らかく上質な印象のあるカラーリングは新型ノアの人気内装色となるでしょう。
フロマージュ&ブラウンのコクピット
フロマージュ&ブラウンのシート
マイナーチェンジした新型ノアのライバルはセレナ・シエンタ・フリード
ライバル車は日産のセレナ、ホンダのフリード、同じトヨタのシエンタが該当します。
2015年7月9日にフルモデルチェンジしたシエンタがミニバン販売台数でトップを走り続けている状況ですが、ホンダのフリードが2017年にマイナーチェンジする可能性が浮上したことでミニバン市場に変化が起こるかもしれません。
自動運転技術のプロパイロットを搭載しているセレナ、販売台数を独走中のシエンタ、これから進化をする可能性があるフリードによる、三つ巴のミニバン市場の今後の動向に注目しましょう。
一目でわかるVモーションが特徴的な日産 セレナ
2016年8月24日にフルモデルチェンジを果たした日産のセレナは、高速道路同一車線を自動運転する「プロパイロット」を装備しています。現在エクストレイルのみ搭載されている装備なので、先進的なミニバンを探している方におすすめの車種となるでしょう。
Vモーショングリルが強調されたフロントマスクや2トーンのボディカラーが特徴のエクステリア、3列シートの快適な居住性が確保されたインテリアなど、ノアのライバルに相応しいミニバンの良さを十分に感じられる車種となっています。
全長 | 4,690mm |
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全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,865mm |
室内長 | 3,170mm |
室内幅 | 1,545mm |
室内高 | 1,400mm |
ホイールベース | 2,860mm |
最低地上高 | 160mm |
最小回転半径 | 5.5m |
ボディカラー | 全12色 |
乗車人数 | 8名 |
燃費 | 15.0km/L |
価格 | 2,435,400円~ |
カラフルなボディカラーでユーザーに人気のトヨタ シエンタ
ノアと同じトヨタから販売されるのがシエンタです。2015年7月9日のフルモデルチェンジにより販売台数を大きく伸ばし、人気車種の仲間入りとなりました。樹脂パーツを随所に使われた個性的なフロントマスクとカラフルなカラー展開は、若い世代のファミリー層から絶大な支持を集めました。
両面スライドドア、豊富なシートアレンジなどミニバンの性能も十分なのですが、さらにクラス最高レベルの27.2km/Lの燃費性能を実現しています。
ミニバンの快適な居住性、個性的なデザイン性、環境にやさしいエコな性能を求める方にお勧めの車種となっています。
全長 | 4,235mm |
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全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,675mm |
室内長 | 2,535mm |
室内幅 | 1,470mm |
室内高 | 1,280mm |
ホイールベース | 2,750mm |
最低地上高 | 145mm |
最小回転半径 | 5.2m |
ボディカラー | 全14色 |
乗車人数 | 7名 |
燃費 | 27.2km/L |
価格 | 2,329,855円~ |
女性でも運転しやすいコンパクトミニバンのホンダ フリード
2016年9月にフルモデルチェンジをしたホンダのフリードは小型ボティに豊富な装備が魅力の6人~7人乗りミニバンです。マイナーチェンジの噂も聞こえる中、販売台数を伸ばす人気車種です。
車幅の狭い道路や、駐車場にも止めやすい丁度良いサイズのミニバンのため、女性からの支持も高いのが特徴です。
内装は高級感のあるブラック、大人の雰囲気を味わえるモカ、プレミアムな印象を与えるベージュなど、4種類のシートから選択できます。年代問わず乗り続けられる飽きのこないインテリアも魅力の車種となっています。
全長 | 4,265mm |
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全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,710mm |
室内長 | 3,045mm |
室内幅 | 1,455mm |
室内高 | 1,275mm |
ホイールベース | 2,740mm |
最低地上高 | 135mm |
最小回転半径 | 5.2m |
ボディカラー | 全14色 |
乗車人数 | 6名 |
燃費 | 27.2km/L |
価格 | 2,256,000円~ |
個性的なエクステリアに進化したマイナーチェンジ後の新型ノアの画像5枚
- ノア
- ノア
- ノア
- ノア
- ノア
新型ノアはマイナーチェンジで個性的なフロントマスクに進化
2017年7月3日にマイナーチェンジを果たしたノアの特徴はエクステリアにあります。スポーティなイメージのヴォクシー、ラグジュアリーなイメージのエスクァイアと比較してキャラクターが強調され難かったノアは販売台数もヴォクシーより少ない結果でした。
しかし今回のマイナーチェンジにより強い個性を手に入れ、3兄弟の中でもトップレベルの洗練されたエクステリアとなっています。新型ノアは兄弟車や強力なライバルがいるミニバン市場にどのような影響を与えるのか注目しましょう。