MR2のモデルチェンジ

MR2復活へ!トヨタ次期スポーツカーはミッドシップでスバルかロータスと共同開発の可能性大

MR2の復活が現実味を帯びてきました。早ければ2019年に情報解禁、2021年までに販売される可能性もあります。日本初ミッドシップ(MR)の小型スポーツカーとして80~90年代に人気を集めた名車MR2。トヨタは86、スープラと同様に、MR2もスバルかロータスなど他社と共同開発する見込みです。

MR2復活へ!トヨタ次期スポーツカーはミッドシップでスバルかロータスと共同開発の可能性大

MR2が復活!? 86、スープラ、MR2と3種類のスポーツカーが揃う日は近い!

MR2が復活するという噂がますます真実味を帯びてきました。
トヨタ86とスープラのチーフエンジニアを務めた多田哲也氏が「トヨタに大中小のスポーツカーをラインナップさせたい」という趣旨の発言を兼ねてからしており、社長の豊田章男もスポーツカー開発に熱心なのはよく知られた話。巷では「トヨタスポーツカー3本柱構想」とも呼ばれ、注目を集めています。

2021年までに新型19車種を販売!この中にMR2が存在する!?

MR2のエクステリア2019年~2021に復活が期待されるトヨタMR2

2018年12月13日、アメリカの自動車雑誌『Autoguide』のインタビューでトヨタ北米の副社長ジャック・ホリス氏が2019~2021年までに19車種の新型モデルを販売する意向を示しました。

販売中のトヨタ86が3本の柱の「中」、2019年販売のスープラが「大」。となると、この19車種の中にトヨタの次期小型スポーツカーがいる、発売は2020年か2021年…と考えたくなるのは当然の流れでしょう。

MR2の復活の予想根拠は?次期スポーツカーはミッドシップが確定路線!

MR2の復活が予想される背景には、豊田章男社長をはじめ、チーフエンジニアクラスの発言があります。「現代では採算がとれない」といわれることが多いスポーツカーですが、そんな中でもトヨタは86、スープラを復活させています。

復活根拠1.トヨタスポーツカー構想で小型スポーツカー枠だけが空いている

MR2復活が度々取り上げられる理由の1つ目は、前述の多田氏や豊田社長の「スポーツカー3本柱構想」のうち、小型スポーツカー枠だけが空いているからです。

トヨタの小型スポーツカーといえば、ライトウェイトスポーツカー聡明期に人気を集めたスポーツ800(ヨタハチ)と1980年代に日本初のミッドシップエンジン採用で日本カーオブザイヤーを受賞したMR2が有名です。

両氏の発言が単なる個人的な希望ではなく、社の方向性なのだとしたら、ライトウェイトスポーツカー復活の実現の可能性は十分にあり得ます。

復活根拠2.次期スポーツカーはミッドシップで「MR2」の名前も出たチーフエンジニアの発言

多田氏や豊田社長以外にも、MR2の復活を匂わせる発言をしたのが、トヨタのチーフエンジニアである甲斐将行氏です。スープラをBMWと共同開発する際には、手腕をふるった人物です。

2018年9月甲斐氏はアメリカ自動車専門誌『Road & Track』で、「86、スープラとFR式は揃った。次はミッドシップの番」と発言しています。MR2は日本初のミッドシップエンジンを採用した車ですから、ミッドシップのスポーツカーといったらMR2をおいて他にありません!実際にインタビュー中には「セリカとMR2」の名前も挙げています。

実際にトヨタは2017年8月に「セリカ」の商標権を米国特許商標庁に申請していますので、甲斐氏の発言には非常に信憑性があります。既にアクション済みであるがゆえの発言だとしてもおかしくはありません。

復活根拠3.新型と予想されていた小型スポーツカーS-FRは既に開発中止の可能性が濃厚

S-FRのエクステリア開発が中止された可能性が高いライトウェイトスポーツのS-FR

数年前からトヨタは小型ライトウェイトスポーツの販売に興味を示しており、2015年東京モータショーではコンセプトカーとして「S-FR」を披露しています。

そのため、当時やスポーツカー3本構想の話が出ると、
新型スポーツカーとして「S-FR」がラインナップされるのではないか。
スポーツ800(ヨタハチ)の後継を意識しているのでは?といった声もありました。

しかし、2015年の東京モーターショー以来、S-FRのその後の話はほとんど表に出てきません。そのため、既に開発が中止されている可能性が濃厚です。

2018年の甲斐氏の発言を考えると、既にトヨタはS-FRではなく、MR2・MR-Sの後継にあたる新型スポーツカーの開発に舵を切っていると考えられます。

新型MR-2でタッグを組む相手はスバルかロータスが有力?

日本の自動車メーカーが1社のみでスポーツカーを作るのは極めて困難です。そのため、トヨタは86はスバルと共同開発、スープラはBMWとタッグを組んでいます。
MR2の復活の際には、他社と共同開発になる可能性は極めて高いです。特に有力視されているのがスバルとイギリスのロータス・カーズです!

MR2はスバルとの共同開発?現実的路線に思えるが、言うほど簡単ではない

次期MR2の予想レンダリング画像海外のアーティストが制作した次期MR2の予想CG画像

次期MR2予想レンダリング画像のサイドビュー新型スープラや現行86とも違うコンパクトで流麗なスタイリング

次期MR2予想レンダリング画像のリヤビュー新型MR2はライトウェイトスポーツとして登場することが予想されるためボディサイズをコンパクトにした立体的な造形になると考える

MR2復活に向けたトヨタの共同開発相手は、スバルなのでは?という話があります。一見現実的で、国産初のミッドシップとしてデビューしたMR2と世界的にも稀有なスバルの水平対向エンジンの組み合わせは日本人としてはワクワクするところです。

スバルが新型ホットハッチとミッドシップエンジンのスポーツカーを開発中?

スバルは2020年までに新型ホットハッチの販売を目指していますが、それとは別にミッドシップエンジンのスポーツカーを開発中という噂があります。

新型ホットバッチとミッドシップエンジン、どちらもスバル1社で抱え込むには予算的に無理がある。それならミッドシップの方はトヨタとの共同開発なのでは?というのが話の流れです。
トヨタとスバルは86(BRZ)を共同開発した経験がありますので、一見すると1番現実的で良さそうな組み合わせです。

スバルの水平対向エンジンをミッドシップにするのは簡単な道ではない

スバルの水平対向エンジンをミッドに積んでほしいという要望は昔からあり、特に現在のスバルは北米で大人気です。高級スポーツカーとなっても「販売するなら買う!」という富裕層も一定数見込めるでしょう。

ただ、水平対向エンジンをミッド(リヤ)に積むというのは簡単なことではなく、整備性の問題もありますし、そうなると販売価格も高騰しやすいです。水平対向エンジンを積むとなると、エンジンルームの面積も必要ですから、今までのライトウェイトスポーツカーのMR2のイメージとは遠くなってしまう可能性もあります。
あくまで予想の範疇ですので、トヨタ同様、スバルの動向にも注目しましょう。

MR2開発でタッグを組む相手はロータス?理想的ではあるが実現の可能性は?

新型MR-2開発でタッグを組む相手のもう1つの有力候補とみられるのがイギリスのロータス・カーズです。自動車雑誌で日本最大の販売部数を誇る『ベストカー』も、2018年12月26日号で共同開発相手の「ロータスでは?」と予想しています。

ベストカー側が既になんらかの情報を掴んでいるのかは不明ですが、両社の関係や歴史、技術的には十分可能だからこその予想。もしライトウェイトスポーツの老舗ロータスと組めばインパクトは大。世界中のカーマニアの注目を集めて、極めて理想的なMR2復活劇ではあります。

ライトウェイトスポーツに定評のあるロータス!トヨタはエンジンを提供と関係が深い

イギリスの自動車メーカーであるロータス・カーズは、ライトウェイトスポーツカーを主力商品としています。2004年からトヨタがエンジンの提供を開始し、現行車種のエンジンはすべてトヨタ製(チューニングして搭載)。それ以前から、両者の関係は古くて深いものがあります。

2017年に中国企業に買収されたロータスだからこそトヨタには苦悩もある?

ロータスは2017年に中国の吉利汽車(ジーリー)に買収されました。少量生産でマニアックな車作りのイメージがあるロータスですが、買収後は方針変換を図っているとされているので、トヨタとの組むという選択肢もありえるでしょう。

ただトヨタ側からすると、中国・吉利汽車(GEELY)の傘下に入ったロータスとどう付き合うかは、非常に悩ましい問題とも考えられます。2018年に9月には吉利汽車へハイブリッド技術の提供について協議していますが、米中関係はかつてなく冷え込んでおり、トヨタは板挟み状態が続いています。
もし仮にGEELYの買収後に話が進んだのだとしたら、時間的に2021年までのMR-2販売は難しいでしょう。

新型MR-2はハイブリッド・EV化など予想は様々!価格は500万以内だと話題性十分

共同開発の相手以外に、新型となるMR2には色々な予想・議論が出ています。

  • ボディサイズは拡大されるだろう(どの程度まで大きくなるかが問題)
  • ハイブリッドじゃないか
  • EV化するのではないか

また、価格面でも、予想は尽きません。
参考までに、トヨタ86は260万~500万円台です。スープラは1台450~700万円前後と予想されています。

理想をいえばMR2は400万円~500万円台で販売してほしいところ。MR2(MR-S)の系譜通りコンパクトなミッドシップスポーツカーが実現できれば、国内外で話題を呼ぶことができます。

MR2復活は2019年に情報が解禁される可能性大!

スープラ販売は2019年前半とアナウンスされていますので、早ければ2019年中に新型MR2、またはMR2(MR-S)の後継モデルに関する詳しい情報が少しずつ聞けるのではと予想します。

MR2の誕生は1984年。当時の社長であった豊田英二氏の「トヨタには、将来にわたって語り継がれるような常識と違う車があってもいいのでは」といった発言から生まれました。

現社長の豊田章男氏は、トヨタ自動車創業以来最年少で社長に就任し、メディアでも積極的に発言し、「車好き」としての自分を隠しません。
「MR2の復活も夢物語ではない」と思わせる情熱や勢いが今のトヨタからは感じられます。