セリカのモデルチェンジ

セリカが復活する可能性 2019年夏以降に発売予定の新型モデルは燃費・走行性能などが進化

セリカ復活に関する最新情報。トヨタの看板車種として君臨していた時代もあったセリカの新型モデルの発売が予定されています。同車が搭載する可能性の高いパワートレインや採用する見込みのエクステリア、燃費性能や販売価格等については予想も交えて紹介します。

セリカが復活する可能性 2019年夏以降に発売予定の新型モデルは燃費・走行性能などが進化

トヨタの看板車種・スポーツカーのアイコン的な時代もあったセリカが2019年夏以降に復活? 搭載が予想されるパワートレインや採用が見込まれるエクステリアなどを紹介

自動車業界ではかねてから噂があったセリカの復活が、トヨタのチーフエンジニアである甲斐氏がアメリカの自動車専門誌「Road & Track」誌で再登場を予感させるコメントを残した事により現実味を帯びてきました。

初代モデルが1970年に登場し、2006年4月に7代目までが生産を終了するまでの期間中にトヨタの看板車であり、スポーツカーのアイコン的な時代もあったセリカの復活は日本のみならず世界の車市場に大きなインパクトを与えます。

ここでは、復活の可能性が高まってきた新型セリカが搭載する予定のパワートレイン、採用する見込みのエクステリア、販売価格や燃費について予想を交えて紹介していきます。

トヨタが2017年8月にアメリカで「セリカ」の商標権を申請したことなどから推測すればセリカが復活する可能性は高いと判断できる

7代目セリカのエクステリア1970年の販売開始から2006年の販売終了まで36年間販売されたセリカ トヨタの歴史を物語る名車中の名車として世界中のモーターファンから愛されている

トヨタは2017年8月31日に米国特許商標庁に「セリカ」の商標権の再登録申請を行いました。また、トヨタのチーフエンジニアでありスープラの開発にも携わる甲斐氏は、アメリカの自動車専門誌「Road & Track」誌のインタビューで、「スープラを復活させたので、次はセリカとMR‐2」「私たちはセリカを復活させたい。MR2を復活させたい」との趣旨の発言を残しています。
そういった情報を根拠として推測すれば、セリカが復活する可能性は十分に高いと判断できます。

新型セリカの誕生は5代目スープラが発売される予定の2019年夏以降となる見込み

セリカは初代モデルが1970年に登場して以降、アメリカ市場において等に人気の高い車でした。新型モデルも当然のように、アメリカ市場を意識するはずです。そのため、同車のコンセプトカーは早ければ2019年初旬に開催される北米国際オートショーで披露されると考えます。
欧州市場で先行発売されるスープラの復活が2019年夏に予定されている事を考えると、新型セリカの誕生のタイミングはそれ以降になると考えられます。

新型セリカのエクステリアは「86」をベースとしながらも往年のファンも魅力するために歴代モデルの特徴的なデザインも採用する可能性が高い

2019年夏以降の誕生が予定される新型セリカのエクステリアは、「86」をベースとしながらもテールランプや前後のバンパーは独自のデザインを採用して個性を発揮すると思われます。

復活を熱望する往年のファンをも魅了するために、同車は6代目セリカの丸目4灯あるいは7代目セリカのような特徴的なヘッドランプのデザインを進化させて採用する可能性が高いと判断します。

新型セリカは、最近のトヨタ車の主流である大型グリルを採用し、フロントフェンダーは左右に張り出させてより立体的とし、一体型タイプのスカートを装着させて迫力を向上させて、攻撃的かつレーシングカーテイストのエクステリアを完成させると予想します。

復活すれば8代目となる新型セリカは、コーナリング時の視界を更に確保するためにフロントピラーはスリム化させて、アンダースカートは大胆にえぐって吸気口を目立たせて、先端の空力技術を採り入れるエアロパーツを設置して、スポーツカーとしての動作性を追求するものと期待します。

TNGAテクノロジーの一部を採用する見込みの新型セリカは、最終モデルSS‐2の最高出力190PSを超えるハイパワーを実現させるパワートレインが搭載される見込み

2019年夏以降の発売が期待される新型セリカは、「もっといいクルマづくり」を目指すためにトヨタが開発した次世代車両技術であるTNGAテクノロジーの一部を採用すると思われます。

その中でも可能性として高いのは、現行型カムリが搭載する2.5LダイナミックフォースエンジンとTハイブリッドシステム(THS2)を組み合わせパワートレインです。新型セリカが同パワートレインを採用するとすれば、スポーツ仕様車用にチューニングする可能性が高いです。

その次に可能性として高いのは、現行型86が搭載する2.0Lの水平対向直列4気筒エンジンに改良を加えたパワートレインの搭載です。

新型セリカがいずれのパワートレインを採用するにしても、7代目の最終モデルである2005年式のセリカSS‐2の最高出力である190PSの数値を大きく上回って、250PS以上のハイパワーを実現する可能性が高いと判断します。

新型セリカは第2世代のトヨタセーフティセンスを搭載させるなどして、現行型「86」よりも安全性を高める可能性が高い

復活すれば8代目となる新型セリカは、先行車あるいは歩行者に対する衝突回避および被害軽減を可能とする「プリクラッシュセーフティ」等をパッケージングする第2世代のトヨタセーフティセンスを搭載する可能性があります

第2世代のトヨタセーフティセンスを搭載して、横滑り発生時に、ブレーキとエンジン出力をシステム側が自動制御して車両の安定性を確保する「VSC」や、坂道発進をサポートする「ヒルスタートアシストコントロール」等の装備も充実させる事で8代目セリカは、現行型「86」よりも安全性を高める事が期待されます。

新型セリカが現行型カムリと同様のパワートレインを採用すれば実燃費20km/L以上も期待できる

新型セリカが、現行型カムリが搭載するハイブリッドシステムを導入すれば、燃費面においてもカムリと同様の数値をクリアする事が見込まれます。

カムリのJC08モードの燃費値は28.4~33.4km/Lで、その値を実燃費に換算すれば約20km/Lの数値となります。カムリ以上に多数のエアロパーツを搭載する事が予想される新型セリカでは、実燃費20km/L以上も期待できます。

復活が期待されるセリカは86やスープラのように他社とタッグを組んで開発される可能性が高い

トヨタのスポーツカーである「86」はスバルとのパートナーシップから誕生しました。2019年夏に発売予定のスープラはBMWとタッグを組む事で復活を実現しました。

近年、スポーツカーの開発費用は高騰しています。それにもかかわらずにスポーツカー需要は、大衆車と比較すれば少ないのが現状です。またスポーツカーは、他の車と共有できない多くの特定コンポーネントが必要となってくるのがネックとなります。

例えば、スープラで使用されているサスペンションパーツは、カムリやカローラのようなセダンには流用できません。

そういった諸事情があって、スポーツカーを単一メーカーだけで全てのツールに渡って投資して開発・製造するにはリスクがあります。そのため、各自動車メーカーはリスクを分散するために、企業の枠を超えてスポーツカー仕様のコンポーネントを共有するなどして、他社との共同開発を積極的に進めています。
復活が期待されるセリカも、86やスープラと同様に他社とタッグを組んで共同開発を進める可能性が十分に高いと判断します。

新型「セリカ」は86やスープラといったトヨタの他のスポーツカーと差別化するために4WDをラインナップする可能性が高い

新型セリカは86や、2019年夏に復活が予定されるスープラといったトヨタの他のスポーツカーと差別化するために、4WD駆動を導入した車もラインナップする可能性が高いと判断します。

VWの「ゴルフR」やスバルの「WRX STI」などのように全ての車輪が駆動する、4WDタイプのスポーツカーのニーズは一定以上あります。4代目から6代目までの歴代セリカは前輪・後輪が駆動する4WD車もラインナップしていました。

そして、世界ラリー選手権でセリカの4WDモデルが活躍していた影響もあって、セリカは4WD駆動のスポーツカーとしてイメージしているファンも多くいます。そのため新型「セリカ」においても4WDモデルのラインナップが期待されます。

復活すればトヨタのスポーツカーシリーズでは中位モデルとなる新型セリカの販売価格は400万円前後になると予想される

2019年夏に欧州市場での先行発売が予定されているスープラの販売価格は、ライバル車となるポルシェ・ボクスターよりも価格を抑えた700万円以下となる見込みです。

復活すればトヨタのスポーツカーシリーズではスープラの下位モデルとなり、かつ86の上位モデルとして位置付けられる可能性の高いセリカの価格帯は、諸条件を考慮すると400万円前後になるとCOBBYは予想します。

トヨタの今後予想されるスポーツカーシリーズの販売価格の比較表
車種 価格
新型スープラ(予想) 6,800,000円~
新型セリカ(予想) 4,500,000円~
86(現行型) 2,623,320円~

車名は「天上の、神秘的な、神々しい」を意味するスペイン語をルーツとするセリカは、1970年から2006年まで製造されていたトヨタを代表するスポーツカー

セリカの車名は「天上の、神秘的な、神々しい」を意味するスペイン語のcelicaからきています。1970年に誕生した初代セリカは、「ダルマセリカ」とも呼ばれ当時の若者たちに熱狂的に支持されました。同車は、今でも中古車市場でプレミア価格がつくほどの人気を保っています。

初代モデルが1970年に誕生して、7代目モデルが2006年4月に販売を終えるまでの期間中、セリカは世界ラリー選手権に参戦して輝かしい功績を収めて、各時代の先をゆく斬新なデザインを採用してきました。
40年近くも長きに渡って、世界の車好きを魅力し続けてきたトヨタを代表するスポーツカーであるセリカが復活するインパクトは大きいです。

スープラに続きセリカとMR‐2が復活すればトヨタのスポーツカーメーカーとしてイメージは強まる

スープラに続き、2019年夏以降にセリカと日本初のミッドシップ市販車であるMR‐2が復活すれば、トヨタのスポーツカーメーカーとしてのイメージは強まります。

トヨタは、世界をリードするハイブリッドシステムを搭載して圧倒的な低燃費を実現するエコな車を製造するメーカーであるとの認識が強まっていますが、スープラに続いてMR‐2やセリカが復活すれば、同社のスポーツカーメーカーとしての認知度は高まります。