新型レクサスLC F

レクサスLC Fが開発中止 最高出力620PSの可能性があった幻のプレミアムクーペ

レクサスLCのパフォーマンスモデル、新型「レクサスLC F」の開発が中止に。新しいプラットフォームでとことん軽量化を図り、新開発のエンジンを搭載。超ハイスペックで本格派のスポーツクーペになる可能性がありました。登場が期待された、レクサスLC Fのスペックについて紹介します。

レクサスLC Fが開発中止 最高出力620PSの可能性があった幻のプレミアムクーペ

レクサス高級2ドアクーペのハードコアモデル「レクサスLC F」が登場間近で開発中止に

レクサスのフラッグシップクーペ「LC」のハイパフォーマンスモデル「レクサス LC F」が発売するという噂がありましたが、開発中止に。

レクサスが目指すこの上ない上質なドライビングとトップレベルのテクノロジーを凝縮したモデルに与えられるのが「F」の称号。すでにレクサスからラインナップされている「GS F」「RCF」、レクサス頂点に君臨する「LFA」と同様、LC Fは「F」の名前を持つことになっていました。

レクサスのスペシャリティクーペとしてデビュー予定だった、新型LC Fの予想スペックや特徴などをまとめました。

新開発プラットフォームで徹底した軽量化へを実現

レクサスLC Fには「レクサスLC」にも採用されている新型プラットフォーム「GA-L」が採用されます。シャーシやボディ、ルーフやボンネットなど、さまざまなパーツにカーボンファイバ素材や強化プラスチックが用いられ、さらに軽量化されると同時に、サーキット走行でも耐えられる剛性の向上も実現します。

新型レクサス LC Fのパワートレインを見ると最強モデルなのがわかる

新型レクサスLC Fの予想パワートレインは、新開発の4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載しますが、これは同時期に発売される「レクサスLS F」にも搭載されるエンジンで、おそらく今後も「F」シリーズに搭載されていくと考えられます。

LC Fの最高出力は600ps以上と言われていますが、最高670psまで到達するのではないかとの噂もあります。いずれにしても、最高出力が600ps以上であれば、国産車としてはトップに君臨する数値であることに間違いありません。

新型レクサスLC Fの予想主要緒元
全長 4,770mm
全幅 1,920mm
全高 1,345mm
ホイールベース 2,870mm
エンジン 4.0L V型8気筒ツインターボエンジン
最高出力 600~670ps
最大トルク 636Nm
トランスミッション 10速AT
駆動方式 FR(後輪駆動)

レクサスLC Fの予想価格はかなり高額に

レクサス「LC」の価格帯でも1,300万から1,475万円とかなりの高額設定となっていますが、その上のハードコアモデルである「レクサスLC F」は徹底したこだわりの作りで生産台数も少なくなるため、販売価格は2,000万円を超えると予想します。

新型レクサスLC Fは最高峰のスポーツクーペになることが予想

レクサスLC

プレミアムラグジュアリークーペとなる新型レクサスLC Fは新型エンジン4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、トップレベルのトルクを発揮します。対抗車となるのは、メルセデスベンツAMG GTやBMW M6になることでしょうが、これらを凌ぐエンジンスペックであることに最大の期待がかかります。