レクサスLC特別仕様車「ストラクチュラルブルー(Structural Blue)」2018年4月5日に発売
レクサスは、LCの特別仕様車「ストラクチュラルブルー(Structural Blue)」を2018年4月5日に発表しました。
同車は、レクサスが2005年に日本での販売をスタートしてから、国内でのシリーズ累計販売台数が50万台を達成した事を記念してつくられました。
LCは、2017年3月に国内販売を開始したフラッグシップクーペです。ここでは、LCに新たにラインナップする特別仕様車「ストラクチュラルブルー」のエクステリやインテリアの特徴、販売価格やスペック情報も紹介。
レクサスLC特別仕様車のエクステリア最大の特徴は特別塗装色「ストラクチュラルブルー」
完成まで15年 注目の特別塗装色ストラクチュラルブルー
エクステリア最大の特徴は、レクサスが着想段階から15年もの歳月を経て完成させた塗装色「ストラクチュラルブルー」です。
「ストラクチュラルブルー」は、自然界で最も美しい色の一つとされる南米に生息するモルフォ蝶の羽色を最先端技術によって再現した色です。「ストラクチュラルブルー」を外装色とする特別仕様車の存在感は別格です。
「ストラクチュラルブルー」は、どんな空模様であっても、景色に映える唯一無二とも言えるブルーカラーで、スタイリッシュボディをアピールします。
21インチランフラットタイヤを標準装備
LCの特別仕様車では、スポーツ性能を引き上げるためにフロントでは245/40RF21を、リヤでは275/35RF21ランフラットタイヤを特別装備します。ホイールは高強度を誇る鍛造製法を採用し、デザインは、シンプルながら素材の美しさでアピールできるスポークタイプを組み合わせます。
レクサスは構造発色原理に着目し「ストラクチュラルブルー」を実現
「ミッドナイトブルー」「ディープブルー」「インディゴブルー」など、自然界や身の回りにある青を表現する言葉は沢山あります。レクサスは、何万年もの進化の過程で形成された奇跡の色とも言われるモルフォ蝶の羽色をモチーフとした「ストラクチュラルブルー」を新たに創造しました。
レクサスが構想段階から数えると15年もの年月をかけて製品化に辿り着いた「ストラクチュラルブルー」は、青以外の光は吸収し、青の光だけを強く反射する積層構造によって実現されます。
研究過程において、外装色として完成を目指すモルフォ蝶の羽色は、青い色素によるものではなく、微細な溝の中に何層もの壁を積み重ねた積層構造によって、実現されている事が判明しました。
モルフォ蝶の原理を外装色に再現
レクサスは、そのモルフォ蝶の構造発色原理に着目し、光の反射率に変化を与える「使用する材質」「各層の膜厚」「積層数」等のカテゴリーを組み合わせた膨大なシミュレーションの結果、ベストなパターンを発見して、ついに「ストラクチュラルブルー」を完成させました。
LCの特別仕様車「Structural Blue」の室内空間は自然の美しさにテクノロジーを融合
LCの特別仕様車「Structural Blue」の室内空間では、自然の圧倒的な美しさに先端テクノロジーを融合させたデザインを採用します。
インテリアカラーは、特別仕様車専用ブルーモーメントとブリージーブルーの2パターンを用意します。
「ブルーモーメント」は統一感がある深いブルーを採用
「ブルーモーメント」では、数ある空の景色の中でも、雲ひとつない快晴の夜明け前、夜の闇が訪れる直前のタイミングで、空が青白く輝きを放つ瞬間の美しさをモチーフとしたデザインを採用します。
「ブリージーブルー」の内装はブルーとオレンジの鮮やかなコントラストが特徴
一方の「ブリージーブルー」は、マジックアワーコンチェルドをテーマとします。
「ブリージーブルー」では、太陽が水平線から再び表れる早朝、太陽が地平線に姿を消し始める夕暮れ時の、ブルーとオレンジのコントラストさが印象深い、グラデーションカラーを再現します。
コクピットには運転状況をお知らせする大画面液晶を配置
コックピット周りでは、自然美を取り入れた内装色とは対称的にスポーツマインドを刺激する先端テクロノジーを取り入れます。
8インチカラー液晶マルチインフォメーションディスプレイと、10.3インチワイドナビディスプレイは、リアルタイムで変化する運転状況をダイレクトに表示させ走行中の臨場感を高めます。
「Structural Blue」では、パドルシフト付き本革ステアリングに、ヒーターの機能も追加設定します。
マークレビンソンのスピーカーが中央に配置され臨場感ある音が楽しめる
電動ランバーサポート機能等の快適性が備わる本革スポーツシート中央部には、車内にいながら、ダイナミックサウンドを満喫できる「マークレビンソン リファレンスサラウンドサウンドシステム」の主要パーツであるスピーカーが設置されます。
特別仕様車の名前にもある「Structural Blue」が刻印された専用スカッフプレート
専用スカッフプレート(CFRP)には、ストラクチュラルブルーという車の特別感をさらに高める効果あります。
特別仕様車ストラクチュラルブルーはベース車よりも175万円アップ
レクサスLCの特別仕様車「Structural Blue」の販売価格を、ベース車である「Lパッケージ」と比較すれば、175万円ほど価格がアップします。
200万円近くも販売価格はアップしていますが、ストラクチュラルブルーには15年もの開発期間を経て実現した外装色「ストラクチュラルブルー」、カラーヘッドアップディスプレイを特別装備するなど、価格上昇以上の付加価値が備わります。
グレード | 価格(税込) |
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LC500h ストラクチュラルブルー | 15,250,000円~ |
LC500h Lパッケージ | 13,500,000円~ |
LC500 ストラクチュラルブルー | 14,750,000円~ |
LC500 Lパッケージ | 13,000,000円~ |
レクサスLC特別仕様車ストラクチュラルブルーのスペック
レクサスが世界で初めて実現したマルチステージハイブリッドシステムを搭載するLC500hをベースとして低燃費が魅力的なLC500h「ストラクチュラルブルー」と、2UR-GSE V型8気筒エンジンとDirect Shift‐10ATを組み合わせて、センセーショナルな走り実現したLC500をベースとするLC500「ストラクチュラルブルー」のスペックを紹介します。
全長 | 4,770mm |
---|---|
全幅 | 1,920mm |
全高 | 1,345mm |
ホイールベース | 2,870mm |
最小回転半径 | 5.4m |
乗車定員 | 4名 |
燃費 | 15.8km/L |
エンジン | 8GR-FXS V型6気筒 |
燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
総排気量 | 3.456L |
最高出力 | 220kW/6,600rpm |
最大トルク | 356Nm/5,100rpm |
モーター | 2NM 交流同期電動機 |
最高出力 | 132kW |
最大トルク | 300Nm |
駆動方式 | 2WD(後輪駆動) |
トランスミッション | マルチステージハイブリッドトランスミッション (電気式無段変速機) |
全長 | 4,770mm |
---|---|
全幅 | 1,920mm |
全高 | 1,345mm |
ホイールベース | 2,870mm |
最小回転半径 | 5.4m |
乗車定員 | 4名 |
燃費 | 7.8km/L |
エンジン | 2UR-GSE V型8気筒 |
燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
総排気量 | 4.968L |
最高出力 | 351kW/7,100rpm |
最大トルク | 540Nm/4,800rpm |
駆動方式 | 2WD(後輪駆動) |
トランスミッション | Direct Shift‐10AT (電子制御10速オートマチック) |
ストラクチュラルブルーはレクサス国内累計販売50万台を記念するのに相応しいフラッグシップクーペ
フラッグシップクーペとして君臨するLCは、圧倒的なスポーツ性能・ラグジュアリーな室内空間でユーザーを満足させてきました。
特別仕様車ストラクチュラルブルーでは、それら魅力にレクサスでしか表現できない圧倒的に美しいブルーカラーのインパクトが加わります。室内空間では、幻想的な空の美しい瞬間をイメージさせるインテリアカラーを採用します。
自然界の美しさと、人間の最先端テクノロジーを融合させたLCの特別仕様車は、レクサスシリーズの国内累計販売50万台達成を記念するのに相応しい車です。