レガシィB4のモデルチェンジ

レガシィB4のフルモデルチェンジ情報 日本市場では次期型は無く生産終了

レガシィB4のフルモデルチェンジ最新情報。6代目レガシィB4は2020年6月で生産を終了。次期型レガシィB4が登場する場合、次世代アイサイトや新設計のターボエンジンを搭載し、ボクサーエンジンにモーター走行の魅力をプラスしたハイブリッド車もラインナップするでしょう。

レガシィB4のフルモデルチェンジ情報 日本市場では次期型は無く生産終了

レガシィB4が2020年6月をもって生産終了

広島スバル株式会社が公式ツイッターで、6代目となる現行型レガシィB4について2020年6月22日までの注文分で生産を終了。現行レガシィB4は2019年9月に新グレード”B-SPORT”を追加した改良版が出たばかりで、1年足らずでの生産終了となります。
なお、次期型レガシィB4に関する情報は現時点では入っておらず、最後の特別仕様車なども発表されていません。

レガシィB4生産終了前に予想されていた次期型のフルモデルチェンジ情報

レガシィB4

2020年6月22日で生産終了するレガシィB4が、生産終了発表前に予想されていた次期型のフルモデルチェンジ情報をまとめました。

スバルのフラッグシップセダン「レガシィB4」は次期型へのフルモデルチェンジで自動運転レベル2をクリアする次世代型「アイサイト」や、高い環境性能を誇る新設計のダウンサイジングターボエンジンを搭載する見込みです。

テストカーと思われる車がスクープされた事でも注目度が高まる、新型レガシィB4の内外装の特徴の予想から、実際にシカゴオートショーで発表された新型レガシィについて紹介します。

レガシィB4の国内生産を2020年に終了して生産拠点を北米に集約 国内販売の継続は未定でモデルチェンジが白紙になる可能性も

スバルのセダン「レガシィB4」の国内生産を終了して、生産拠点を需要の高い北米(米国)に集約するという情報があります。

現在、世界的なSUVブームが起きていて、日本ではSUVが売れる替わりにセダンタイプの販売台数が落ち込んでいます。スバルのレガシィB4も苦戦していますが、北米では需要が高いため、日本で生産するよりも現地で生産した方が合理的、という判断があったのかもしれません。

気になるのはレガシィB4の今後の動きで、シカゴモーターショー2019でモデルチェンジしたレガシィセダン(日本ではレガシィB4に相当)が日本にも導入されるのか、ということです。

日本国内でレガシィB4を販売するのかは未定ということなので、最悪のケースを想定すると日本ではモデルチェンジせず生産終了するということも考えられます。

スバル米国部門がシカゴモーターショー2019で世界初公開の新型レガシィの映像を公開!

シカゴモーターショー201で世界初公開された新型レガシィの映像をスバルの米国部門が発表しました。5年ぶりのモデルチェンジとなる新型レガシィは、日本ではレガシィB4に相当します。

新開発のFA24型2.4L水平対向4気筒ガソリンターボエンジンがどのような走りを実現するのかファンには気になるところでしょう。

レガシィセダンがシカゴオートショー2019に出展 7代目の次期レガシィB4が世界初公開

シカゴオートショー2019で世界初披露する新型レガシィセダン新型レガシィセダンがシカゴオートショー2019でワールドプレミア レガシィセダンは2019年にモデルチェンジする日本のレガシィB4にあたるため注目が集まる

日本で発売するレガシィB4にあたるレガシィセダン(米国仕様)が2019年2月7日から開催するシカゴオートショーに出展、世界初公開されました。 発表されたレガシィセダンは米国仕様ですが、日本ではレガシィB4にあたる車種なので7代目レガシィが5年振りにモデルチェンジすることになります。日本時間2019年2月8日0時から会場のスバルブースでレガシィセダンのプレスカンファレンスも行われました。

日本で販売するレガシィのラインナップはセダンタイプのレガシィB4とSUVタイプのレガシィアウトバックの2車種を展開します。2019年にモデルチェンジを行う7代目の新型レガシィB4にあたるのが今回出展されたレガシィセダンです。
発表と同時にヘッドライトを強調したディザー画像がニュースリリースに掲載されていましたが、本番のシカゴオートショーで全貌が明らかになりました。

北米で公開した新型レガシセダンと現行レガシィB4のボディサイズ比較
  7代目新型レガシィセダン 現行レガシィB4
全長 4,840mm 4,800mm
全幅 1,840mm 1,840mm
全高 1,500mm 1,500mm
ホイールベース 2,750mm 2,750mm

日本で7代目レガシィB4を発売する場は10月の東京モーターショーで同時に市販化も発表か

シカゴオートショーで発表された新型レガシィは北米仕様となっており、販売するのは2019年秋ころとアナウンスされました。

日本の7代目レガシィB4の市販化モデルは、2019年秋に開催される「東京モーターショー2019」に出展され、発売も同時に行われると考えます。今回発表されたのはレガシィセダンですが、2019年4月に行われたニューヨーク国際モーターショー2019でアウトバックが世界初公開され、日本では2020年には市販化予定になっています。

ヴエールを脱いだ新型レガシィB4のエクステリアが快適な移動空間を作り出す

新型レガシィB4のエクステリアヴェールを脱いだ7代目新型レガシィB4のエクステリア

新型レガシィのフルモデルチェンジ後のエクステリアは、動きのあるなめらかなシルエットを持ちつつ、ボディパネルには立体感と厚みがあり、エネルギッシュで屈強さが表現されています。

新型レガシィB4のインテリア新型レガシィB4のインテリアには大型ディスプレイも搭載

インテリアは新たにインフォテインメントシステムが採用され、11.6インチの大型ディスプレイで、さまざまな情報を得られるようになりました。
レガシィシリーズの顔として高級感あふれる質感や、これまでになかった機能を兼ね備えることで、移動空間がよりすごしやすいものとなります。

発表前の予想!次期フルモデルチェンジで誕生した新型レガシィB4のエクステリアの特徴をテストカーとコンセプトカーから読み解く

2018年6月と7月に次期レガシィB4と思われるスバルの新型セダンのテストカーがスクープされた事で、同車のフルモデルチェンジは現実味を帯びてきました。

ここでは、次期フルモデルチェンジが行われて誕生する7代目レガシィB4のエクステリアの特徴を、スバルの新型セダンのテストカーと、東京モーターショー2017に出展されたコンセプトカー「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」から読み解きます。

新型レガシィB4のテストカーから同車のエクステリアを読み解けば、現行モデルよりもフロントグリルやヘッドライトを若干ワイドにしているものと思われます。また、現行モデルよりもルーフ後端をなだらかな曲率としているような印象も受けます。

「スバル・ヴィジヴ・パフォーマンス・コンセプト」は、スバルのハイパフォーマンスカーの未来像を提示するコンセプトカーです。同車のエクステリアは、低重心かつ硬質感ただようボディに躍動感とパワフルさを加えるフェンダーを特徴とします。

「スバル・ヴィジヴ・パフォーマンス・コンセプト」のデザインコンセプトも活かされる7代目レガシィB4のエクステリアは、ヘキサゴングリルを若干ワイド化してフェンダーの力強さを向上させて、スバルが追い求めるデザインフィロソフィー「DYNAMIC×SOLID」の完成形にさらに近づくと思われます

7代目レガシィB4は新型フォレスターのように室内をスタイリッシュとしスマートフォンとの連携を強化したデジタル空間を完成

2019年10月にフルモデルチェンジが行われて誕生が予定される7代目レガシィB4は、2018年6月に発売をスタートした新型フォレスターのように、フットランプやドリングホルダーイルミネーション等のパーツにLED間接照明を設置して室内をよりスタイリッシュにするでしょう。

また、スバルのフラッグシップセダンに相応しいラグジュアリーな内装に、スマートフォンのアプリ機能との連携を強化したマルチインフォメーションディスプレイを採用するなどして機能的で快適なデジタル空間を完成すると予想します。

フルモデルチェンジで誕生したレガシィB4は新世代のスバルグローバルプラットフォームを採用

新型レガシィB4の後ろからのショット新型レガシィB4のリヤはラグジュアリーで高級感がある

フルモデルチェンジが行われて誕生した7代目レガシィB4は、2016年10月に発売を開始した5代目インプレッサが初めて導入した「SUBARU GLOBAL PLATFORM(スバルグローバルプラットフォーム)」で開発されました。

スバルの新世代プラットフォームを採用して誕生した5代目インプレッサを、前モデルと比較すれば衝突安全性・軽量化・運動性能・室内空間などの全てのカテゴリーにおいてワンクラス上の魅力的な車となりました。

スバルグローバルプラットフォームは、フォレスターやXV等のモデルにも対応できるため、採用することで生産効率化とコスト削減が図られるので、そのメリットはクルマ全体の品質の良さに還元されます。

同プラットフォームをレガシィB4が導入したことで、室内空間が拡充して、燃費は改善されて、内外装はよりラグジュアリー装いになってスバルのフラッグシップモデルに相応しい更なる貫禄を備えるものとなりました。

発表前7代目レガシィB4 はスバルらしいハイブリッドモデルe-BOXERをラインナップする可能性が高いと噂されていた

スバルグローバルプラットフォーム(SGP)は、ガソリンエンジンだけではなく、ハイブリッドやプラグインハイブリッド、EVといったパワーユニットに対しても汎用性を持ちます

スバルは中期経営計画「際立とう2020」で、車に求められる環境性能を満たすために今後はハイブリッド車やEVのラインナップを積極化する事を宣言しています。

2018年6月20日フルモデルチェンジが行われて発売を開始した新型フォレスターは、スバル自慢の水平対向エンジンにモーターとバッテリーを組み合わせたハイブリッドシステム「e-BOXER」を搭載したグレードもラインナップします。

水平対向エンジンが実現する安定感のある低重心走行に、モーター動力による静粛性とスムースな加速性が加わる「e-BOXER」は新感覚の走りを提供するパワートレーンです。

新型レガシィB4もフォレスター同様に、スバルらしいハイブリッドシステムを搭載したモデルを発売する可能性は高いです。

フルモデルチェンジによって誕生したレガシィB4には次世代型「アイサイト」を初搭載

フルモデルチェンジによって誕生した7代目レガシィB4は、次世代型「アイサイト」を初搭載しました。安全運転を支援するために米国仕様に初めて追加された機能として、斜線中央維持制御や先行車追従操舵制御とドライバーモニタリングシステムを組み合わせました。

スバルは2020年にアイサイトの最新バージョンを投入する予定であることをすでに発表しています。車載ステレオカメラに加え、レーダーとデジタルマップを搭載する次世代型アイサイトは、高速道路上での自律的車線変更を可能とする自動運転レベル2をクリアする安全システムです。

アイサイトツーリングアシストが、2017年7月に行われたビッグマイナーチェンジのタイミングでレヴォーグに初搭載されるまでには、アイサイト等のスバルの新技術を初搭載する車はレガシィがスタンダードでした。

レヴォーグの次期フルモデルチェンジのタイミングとして可能性が高いのは2019年です。そのため、次世代型アイサイトを初搭載するには時期的には間に合いません。

2019年10月完成予定の次世代型アイサイトは、以前のようにスバルのフラッグシップであるレガシィに初搭載されたのです。

新型レガシィB4に搭載されたエンジンは水平対向4気筒エンジンと4気筒噴射ターボエンジンの2機種が登場

新型レガシィに搭載されるエンジンは、2機種になりました。水平対向4気筒の2.5リッターDOHCエンジン「FB25」のほか、新しく登場した新型エンジン、水辺対向4気筒2.4リットル噴射ターボエンジン「FA24」がお目見えしました。

新型の「FA24」は最大トルクが277lb-ft/2000-4800rpmと、低い回転意気からパワーのあるトルクを発生させるので、加速がかなりスムーズになりました。
このエンジンがSUBARU GLOBAL PLATFORMに搭載されることで、走行にストレスを感じない運転を実現することができるのです。

発表前は次期フルモデルチェンジで誕生する7代目レガシィB4は 新開発のダウンサイジングターボエンジンを搭載する可能性が高いと言われていた

2019年10月と予想される次期フルモデルチェンジで誕生するレガシィB4は、日本仕様では1.5Lダウンサイジングエンジンを北米仕様は2.4Lダウンサイジングターボエンジンを搭載する可能性が高いと言えます。

スバルは中期経営ビジョン「際立とう2020」にて、高い環境性能を備えた新設計の1.5Lダウンサイジングターボエンジンの完成を2020年としています。2020年は次世代型アイサイトの完成が予定される時期でもあるため、新型レガシィB4の商品力をアピールするために同エンジンもマイナーチェンジなどで搭載すると予想します。

北米市場にラインナップする新型レガシィB4は、現行モデルが搭載する3.6L 6気筒NAエンジン(EZ36型)と同レベルの走行性能を備える新開発の2.4Lダウンサイジンエンジンを導入する見込みです。

その際には、北米市場専用の大型SUV「アセント」が搭載する2.4L水平対向直噴ターボエンジンに改良を加えて、米国で高まる厳しい環境基準をクリアするタイプを導入するものと考えます。

現行モデルのレガシィB4にはターボモデルは設定されてはいません。そのため、ターボモデルのラインナップは商品力の強化につながります。また、レヴォーグやBRZに続き新型レガシィB4のSTIモデル登場も期待されます。

後世に受け継がれていくものを意味するレガシイB4のモデルチェンジ遍歴

レガシイはスバルが販売する高級スペシャリティセダンで、3代目からB4のブランド名が与えられました。日本での販売は6代目までで、7代目からは海外のみで展開されています。

レガシイB4 BE型(3代目)/1998年~2003年

1998年12月、3代目レガシイがBH型登場し、この代からB4の称号が与えられます。グレードはスポーツグレードの「RSK」「RS」の設定です。
1999年11月、レガシイB4発売1周年記念の特別仕様車「RS typeB」を発売。走行性能と安全性、快適性が向上しているモデルです。12月には「RSK」に対して富士重工業とポルシェデザインが共同開発した特別仕様車「BLITZEN」を発売。
2000年5月、年次改良でターボモデルにアルミ製ボンネットを採用。

2001年1月、「B4 BLITZEN 2001 model」がスバルテクニカルインターナショナルから発売。5月にはビッグマイナーチェンジを実施。フロントマスクの刷新の他、シート生地の変更やサンルーフも設定されました。また、「RS25」を新たに追加設定。

2002年1月、EZ30型3.0L水平対向6気筒エンジンを搭載した「GT30」「RS30」を追加設定。2月には「BLITZEN 2002 model」を発売。5月の一部改良ではフォグランプベゼルのデザインを変更し、SOHCエンジン搭載の「S」が追加されました。8月、「BLITZEN6」「B-SPORT」を発売。11月には400台限定のSTIによるコンプリーロカー「S401 STi Version」を発売。全車持ち込み登録となります。同月、「RSK S edition」を設定。

2003年1月、「BLITZEN 2003 model」を発売。5月、生産を終了します。

レガシイB4 BL型(4代目)/2003年~2009年

2003年6月、BL型のB4を販売開始。9月に3.0Lモデルの「3.0R」を設定しました。
2004年5月、年次改良で「2.0 CNG」を、10月には「3.0R Spec B」を追加設定。

2005年3月、「2.0R B-SPORT」「2.0i B-SPORT」を追加。5月の年次改良ではサスセッティングの調整やヘッドランプカラーの変更などが施されました。同時に、南関東限定販売の期間限定車「GLAENZEN」を発売。8月には600台限定の特別仕様車「tuned by STI」を発売。
2006年5月、マイナーチェンジを実施。11月に翌年3月末までの期間限定販売の「2.0i B-sport Limited」「2.0GT SI-Cruise Limited」「3.0R SI-Cruise Limited」を追加設定。

2007年5月、年次改良でスマートエントリースタートキーを「3.0R」「2.0GT」「2.0GT Spec.B」に「標準装備。「2.0R」を「2.0R SpecB」にグレード名を変更し、「3.0R SpecB」を廃止。8月、600台限定の特別仕様車「tuned by STI」を発売。11月、水平対向4気筒2500cc SOHCエンジンを搭載した「2.5i Urban selection」を追加すると共に、特別仕様車「Urban selection」を設定。

2008年5月、年次改良を実施。「3.0R EyeSight」「2.0GT EyeSight」を追加設定し、「3.0R」「3.0R SI-Cruise」「2.0GT SI-Cruise」「2.0R Spec.B」を廃止。同時にスバル50周年記念の特別仕様車「2.0i Advantage Line」を発売。10月、特別仕様車「Smart Selection」「Premium Leather Limited」を発売。

レガシイB4 BM型(5代目)/2009年~2014年

2009年5月、フルモデルチェンジでBM型に。11月、2009-2010日本・カー・オブ・ザ・イヤーの特別賞「Best Value」の受賞を記念した特別仕様車「2.5i L Package Limited」「2.5i S Package Limited」を発売。

2010年5月、一部改良で「2.5i」と「2.5GT」に「EyeSight(Ver.2)」を設定。「2.5GT L Package」と「2.5GT SI-Cruise」を廃止。同時に特別仕様車「2.5i S style」を発売。6月、600台限定の特別仕様車「2.5GT tS」を発売。11月には特別仕様車「2.5i EyeSight Sport Selection」「2.5GT EyeSight Sport Selection」を発売。

2011年6月、一部改良で走行性能や安全性能が強化されました。11月、特別仕様車「2.5i EyeSight B-SPORT」を発売。

2012年5月、マイナーチェンジでフロントフェイスを刷新。インテリアはダークメタリック長に加飾パネルを変更。新グレードの「2.0GT DIT」を追加設定し、「2.5i S Package」を廃止しました。9月、「2.0GT DIT EyeSight」を追加発売。11月、第42回東京モーターショーに参考出品したモデルを忠実に再現した特別仕様車「Premium Leather Selection」を発売と同時に、300限定の限定車「2.5i EyeSight tS」を発売。

2013年5月、一部改良を実施し、「2.5i B-SPORT EyeSight G Package」を新設すると共に「2.5GT EyeSight」を廃止。10月、特別仕様車「2.0GT DIT spec.B EyeSight」を発売。
2014年6月で受注を終了。次期型ではターボエンジンモデルをWRX S4に統合されることが発表されました。

レガシイB4 BN型(6代目)/2014年~2020年

2014年10月にフルモデルチェンジでBN型になりました。グレード体系は標準仕様の「LEGACY B4」と、上級グレードの「LEGACY B4 Limited」を用意。
2015年9月、一部改良で「アドバンスドセイフティパッケージ」を標準装備。
2016年9月、一部改良。「アイサイト(ver.3)」に機能を追加して安全性能を強化。同時にMALIO LEVIとのコラボレーションの特別仕様車「LEGACY B4 SporVita」を300台限定で発売。
2017年9月、大幅改良モデルを発表。安全性能、走行性能を向上させ、エクステリアもデザインを変更。インテリアも刷新されました。
2018年9月、改良モデルを発表。安全性能を改良し、快適装備も強化されました。
2019年9月の一部改良モデルの発表では、標準仕様の「B4」を廃止して「B-SPORT」を追加し、ブラウンレザーインテリアが「Limited」に追加されました。
2020年7月、日本国内での販売を終了し、31年の歴史に幕を降ろしました。7代目以降は海外で展開していくことになります。

レガシイB4のモデルチェンジ遍歴
レガシイB4のモデル 販売年表
BE型(3代目) 1998年~2003年
BL型(4代目) 2003年~2009年
BM型(5代目) 2009年~2014年
BN型(6代目) 2014年~2020年

レガシィB4が生産終了 今後はセダンからSUVへシフト

新型レガシィB4の正面からのショット7代目新型レガシィB4の高級感あふれるフロントマスク

日本市場よりも北米市場の方が好調であるレガシィは、北米向けの車へとシフトチェンジを行って、ボディサイズを大型化していきました。2014年に誕生した6代目シリーズではレガシィのツーリングワゴンが廃止されてレヴォーグが誕生しました。

その後、セダンでは「WRX」が、クロスオーバーSUVでは「フォレスター」や「XV」がスバルの人気車種となり日本市場においてレガシィはかつての勢いを失いました。
2020年に生産終了したレガシィB4ですが、スバルは今後SUVやステーションワゴンなどに注力すると予想します。