ランドクルーザー300のモデルチェンジ情報 2026年9月16日に一部改良を発表 ハイブリッドモデルを設定し10月1日発売
「陸の王者」の異名で親しまれ、世界各地に熱心な支持者を持つクロスカントリー四駆がランドクルーザーです。トヨタの現行車種のなかでもっとも長い歴史を刻んできた、日本を代表するモデルのひとつでもあります。
200系が10年以上販売されるなかで世代交代のうわさは何度も流れましたが、2021年8月、ついに300系へのフルモデルチェンジが実現しました。300系ではランドクルーザーとして初めて「GR SPORT」が設定され、上質さを軸にしながら走りを強調した選択肢も加わっています。
登場から5年を迎えた2026年9月16日、トヨタは300系の一部改良を発表し、あわせてシリーズ初のハイブリッドモデルを設定しました。発売は10月1日です。価格表はディーゼル車とハイブリッド車の2本立てとなり、グレードもZX・GR SPORT・GXの3つに絞られています。最上級のGR SPORT(ハイブリッド車)は1,000万円の大台を超えました。
このページでは、最新の一部改良の内容を冒頭で詳しく紹介し、続いてこれまでの300系の動きと、歴代ランドクルーザーのモデルチェンジの歩みを順にまとめています。
ランドクルーザー300を2026年9月16日に一部改良 ハイブリッドモデルを設定しラインナップを再編
トヨタは2026年9月16日、ランドクルーザー“300”シリーズの一部改良を発表しました。あわせてハイブリッドモデルを新たに設定し、10月1日から販売を始めます。
2025年3月の一部改良は法規対応と装備の見直しが中心でしたが、今回はパワートレインの選択肢そのものが組み替えられています。呼称は「一部改良」ながら、中身の変化はかなり大きく、300系の後半を方向づける節目の改良と受け止めてよさそうです。
公式サイトの価格一覧では、ZXとGR SPORTに3.3Lディーゼル車と3.5Lハイブリッド車が並び、GXは3.3Lディーゼル車のみとなりました。これまで主力だった3.5L V6ツインターボのガソリン車と、VX・AXの2グレードは一覧から外れています。
ハイブリッドモデルを設定 専用バンパーや電動サードシートを採用
新たに加わったハイブリッド車は、ZXとGR SPORTの2グレードに設定され、いずれも3列シートの7人乗りです。3.5LのV6ツインターボにモーターを組み合わせたユニットで、海外市場で先に投入されていた仕様が国内にも導入された形です。
外観では、ハイブリッド専用のフロントエアロバンパーとリヤエアロバンパーが用意されました。ZXのフロントには漆黒メッキ加飾、リヤには漆黒メッキモールが組み合わされ、従来のメッキ仕上げより引き締まった印象です。ディーゼル車との見分けがつきやすくなる点も、オーナーにとっては小さくない魅力でしょう。
室内では、サードシートが5:5分割の電動格納タイプとなり、リクライニング機能とセンタートレイが備わりました。スイッチを長押しすると、ヘッドレストの格納からシートバックの前倒しまでが自動で進みます。
さらに、サードシートを畳んだときの荷室をフラットに整えるフレキシブルデッキボードも採用されました。ボードを跳ね上げれば床下側の空間も使えるため、背の高い荷物と細かな道具を分けて積みたい場面で重宝しそうです。駆動用バッテリーの搭載に合わせて荷室まわりを作り直しつつ、使い勝手をきちんと確保しようとした工夫が見て取れます。
メカニズム面では、ハイブリッド車に電動パワーステアリングが採用されました。これまでの300系は、油圧式に電動の操舵アクチュエーターを組み合わせた方式でした。電動式への移行は、運転支援機能との連携や燃費の面でも有利に働くと考えられます。
センターコンソールボックスの後部には、AC100V・1,500Wのアクセサリーコンセントが備わり、非常時給電システムにも対応します。従来のラゲージ側コンセントは100W以下という制約があったので、家電製品まで使える1,500W対応は大きな進歩です。キャンプや災害時の電源としても頼れる存在になり、ハイブリッド化の恩恵をもっとも実感しやすい装備と言えるでしょう。
なお、ハイブリッド車のシステム出力や燃費などの詳しい数値は、発表時点で参照した公式リリースでは確認できませんでした。判明しだい追記します。
GXはディーゼル車として設定 前後電動デフロックでタフさを強調
エントリーグレードのGXは、これまでのガソリン車からディーゼル車へと切り替わりました。乗車定員は5人です。
外観では、ラジエーターグリルがメッキ加飾付きのブラックとなり、従来のシルバー塗装から一転して精悍な顔つきになりました。足元は265/65R18タイヤとシルバー塗装の18×7.5Jアルミホイールの組み合わせで、アルミサイドステップも紹介されています。
注目したいのは、フロントとリヤの電動デフロックがGXの装備として紹介されている点です。従来、前後の電動デフロックはGR SPORTだけの装備で、GXではリヤ側がメーカーオプションにとどまっていました。
シート表皮は汚れを気にせず使えるファブリックで、メーカーオプションとして樹脂製フロアカーペットも選べます。泥や雪を持ち込んでも手入れが楽な仕立てで、飾り気よりも実用性を優先したい人にはうってつけです。価格は上がったものの、「道具としてのランクル」を求める層にとっては、むしろ魅力が増したグレードと言えます。
デジタルインナーミラーや前後方ドライブレコーダーなど装備を拡充
一部改良に伴う装備の変更点として、以下のアイテムが紹介されています。
- おくだけ充電®
- ブラックのルーフレール(ZX)
- クールボックス、JBLプレミアムサウンドシステム(14スピーカー/12chオーディオアンプ)、リヤシートエンターテインメントシステム(いずれもZXのハイブリッド車の例)
- マルチテレインモニター(バックアンダーフロアビュー&両サイドビュー)
- デジタルインナーミラー
- 前後方ドライブレコーダー
クールボックスやJBLプレミアムサウンドシステムなどは、これまでZX・GR SPORTでも有料のメーカーオプションでした。今回の紹介には「オプション」の表記がなく、上級グレードでは標準装備へ移行したと見られます。
うれしいのは、これまで設定がなかったデジタルインナーミラーが加わったことです。荷室の天井近くまで荷物を積んだり、サードシートに乗員がいたりしても後方を確認しやすく、大柄なボディの300系では実用上のメリットが大きい装備です。前後方ドライブレコーダーも、購入後に後付けする手間が省けます。
ボディカラーにニュートラルブラックとプラチナホワイトパールマイカを採用
ボディカラーでは、「ニュートラルブラック」と「プラチナホワイトパールマイカ」の2色が新たに案内されています。プラチナホワイトパールマイカは33,000円のメーカーオプションです。
従来のZX・GR SPORTでは、白系の有料色として55,000円の「プレシャスホワイトパール」が用意されていました。白を選ぶ場合の追加費用は抑えられた形ですが、高級車向けの特別なホワイトからランドクルーザー250などと共通の定番色に移ったため、特別感をどう評価するかで印象は分かれそうです。そのほかの色の設定状況は、公式サイトや販売店で確認してください。
グレードは3種類・5タイプに整理 GR SPORTのハイブリッド車は1,000万円超え
一部改良後のラインナップは、ZX・GR SPORT・GXの3グレードです。ディーゼル車はすべて2列シートの5人乗り、ハイブリッド車は3列シートの7人乗りとなりました。
つまり「3列目が必要ならハイブリッド車、5人乗りで足りるならディーゼル車」という選び方になります。同じグレードのなかで乗車定員を自由に選べるわけではない点は、購入を考えるうえで最初に押さえておきたいポイントです。
2026年9月一部改良後 ランドクルーザー300のグレード構成
- ZX(3.3Lディーゼル車・5人乗り)
- ZX(3.5Lハイブリッド車・7人乗り)【ハイブリッドモデルを設定】
- GR SPORT(3.3Lディーゼル車・5人乗り)
- GR SPORT(3.5Lハイブリッド車・7人乗り)【ハイブリッドモデルを設定】
- GX(3.3Lディーゼル車・5人乗り)【ディーゼル車を設定】
価格は全体に大きく上がりました。ディーゼル車は、ZX・GR SPORTとも改良前より1,014,200円高くなっています。GXは改良前のガソリン車(5,252,500円)と比べて1,048,300円高です。
ハイブリッド車は、改良前の同グレードのガソリン車と比べると、ZXで2,365,000円、GR SPORTで2,363,900円の上昇です。GR SPORTのハイブリッド車は10,200,300円となり、ランドクルーザーもついに1,000万円を超える時代に入りました。
もっとも、上級グレードではクールボックスやJBLプレミアムサウンドシステムといった従来の有料装備が標準に回ったと見られ、ハイブリッド化のコストも加わっています。額面ほど割高になったわけではなく、「必要な装備をあらかじめ揃えた価格」と捉えるのが実態に近いでしょう。
| グレード | 乗車人数 | パワートレイン | 販売価格 |
|---|---|---|---|
| GX | 5人 | 3.3L V6ツインターボディーゼル | 6,300,800円 |
| ZX | 5人 | 8,750,500円 | |
| GR SPORT | 5人 | 9,150,900円 | |
| ZX | 7人 | 3.5L V6ツインターボ+モーター(ハイブリッド) | 9,801,000円 |
| GR SPORT | 7人 | 10,200,300円 |
インテリアは、水平基調のインパネに12.3インチの大型ディスプレイを組み合わせた構成です。基本的なデザインは従来から大きく変わっていません。今回の改良は、見た目を刷新するよりも、パワートレインの選択肢と装備の中身を磨くことに重点を置いた内容だと言えます。
長く続いた受注の停滞が今回の改良でどう変わるかも、購入を検討する人にとって大きな関心事です。工場出荷時期の目安は公式サイトでも案内されているので、あわせて販売店に早めに相談しておくと安心です。
ランドクルーザー300“RALLY RAID”をトヨタ車体が設定 ダカール市販車部門12連覇の記念モデル
かねて取り沙汰されていた特別なモデルは、トヨタ車体による特別架装車という形で結実しました。2025年9月11日、GR SPORT(ディーゼル車)をベースとした「ランドクルーザー“300”RALLY RAID」が発表されています。
ダカールラリー2025で市販車部門12連覇を達成したことを記念した一台で、コンプリート車は連覇の数にちなんで12台のみの限定設定。路面状況を的確に伝えるタイヤ・ホイール、意のままの操縦性を狙ったサスペンションやキャブマウント、姿勢を保持する専用シートなどを備え、ラリーで培った速さと疲れにくさを市販車へ落とし込んでいます。
ボディカラーにはプレシャスホワイトパールが組み合わされ、受付は抽選方式で行われました。台数がごく僅かなため、実質的にはコレクター的な位置づけの一台と言えそうです。なお、2026年9月の一部改良後は、白系の有料色としてプラチナホワイトパールマイカが案内されており、プレシャスホワイトパールをまとったRALLY RAIDはいっそう希少な存在になりそうです。
長年噂されたハイブリッドは海外が先行 2025年6月に中東・豪州で初公開
発売前から「いずれ追加されるのでは」とささやかれ続けてきたハイブリッド仕様は、まず海外市場で実車が披露されました。2025年6月、トヨタは中東およびオーストラリア向けとして、ランドクルーザー300のハイブリッド(HEV)モデルを初公開しています。
3.5LのV6ツインターボへモーターを組み合わせるシステムで、レクサス「LX700h」に積まれるユニットに近い構成。その後、2026年に入ってからは欧州向けにも展開が広がりました。
国内はガソリン・ディーゼルの受注消化が優先されていたため導入時期が読みにくい状況が続きましたが、結果として2026年9月16日の一部改良でハイブリッドモデルが設定され、10月1日から国内でも販売されることになりました。海外での先行投入から1年強という間隔は、受注残の処理を考えれば妥当なタイミングだったと言えるでしょう。
ランドクルーザー300初の一部改良を2025年3月24日に実施 法規対応やセキュリティ強化など
ランドクルーザー300は、法規対応や装備の見直し、セキュリティ強化を柱とした初の一部改良を2025年3月24日に実施しました。
法規面では、プリクラッシュセーフティ(対自転車運転者を含む)の機能強化、イベントデータレコーダーの装備、サイバーセキュリティ対応、ディーゼル車のRDE(実路走行時排出ガス)対応などが盛り込まれています。
メーターは全車がインフォメーションディスプレイ内蔵のTFTカラーメーターへ刷新され、GR SPORT・ZX・VXが12.3インチ、AX・GXが7インチを採用。
ディスプレイオーディオは全グレードに8インチを標準装備し、GX以外には12.3インチのディスプレイオーディオPlus(コネクティッドナビ対応)をオプション設定しています。
盗難防止面も拡充され、My TOYOTA+アプリで車両の始動をロックできる機能、スマートキー測距システム、指紋認証スタートスイッチを全グレードへ標準化しました。
もっとも、この一部改良は装備の話題性とは裏腹に、新規受注の再開を伴っていません。ランクル300は2022年7月から注文受付を停止したままで、改良後もトヨタは納車待ちの車両を優先して生産する姿勢を続けてきました。一部の販売店ではディーゼル車の抽選枠が案内されるなどの動きもみられましたが、納期はグレードや仕様によって大きく差が出ているのが実情です。こうした状況が、前述の2026年9月の一部改良とハイブリッドモデルの設定を機にどう動くのかが注目されます。
| グレード | 乗車人数 | エンジン | 販売価格 |
|---|---|---|---|
| GX | 5人 | ガソリン | 5,252,500円 |
| AX | 7人 | 5,630,900円 | |
| VX | 7人 | 6,436,100円 | |
| ZX | 7人 | 7,436,000円 | |
| 5人 | ディーゼル | 7,736,300円 | |
| GR SPORT | 7人 | ガソリン | 7,836,400円 |
| 5人 | ディーゼル | 8,136,700円 |
ランドクルーザーのBEVモデルをジャパンモビリティショー2023でワールドプレミア
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LAND CRUISER Se(ランドクルーザーSe)がジャパンモビリティショー2023でワールドプレミア -
LAND CRUISER Se(ランドクルーザーSe) -
LAND CRUISER Se(ランドクルーザーSe) -
LAND CRUISER Se(ランドクルーザーSe)
ランドクルーザーのBEVモデル「LAND CRUISER Se(ランドクルーザーSe)」は、ジャパンモビリティショー2023で世界初公開されました。
全長5,150mm、全幅1,990mm、全高1,705mm、ホイールベース3,050mmという堂々たるサイズで、300系より長いボディながら全高は大きく抑えられ、スタイリッシュな低重心フォルムに仕立てられています。骨格は歴代のラダーフレームからモノコックへと大きく設計思想を変えつつ、ラフロードでの走破性も高い次元で確保しているとされます。
展示時点ではあくまでコンセプトカーという位置づけでしたが、そのまま市販できそうな現実味のある内容だっただけに、その後の展開に関心が集まりました。海外メディアの間では2026年秋頃の登場を見込む声もありましたが、2026年9月時点でトヨタからの正式な発売アナウンスは行われておらず、市販へ進むかどうかはなお不透明です。
300系がハイブリッドへ舵を切ったことを踏まえると、当面はBEVよりも電動化ハイブリッドで規制に対応する路線が優先される、と読むのが自然かもしれません。パワートレインは100%モーター駆動のBEVが中心とみられ、将来的にエンジンとモーターを組み合わせる外部充電式のPHEVが加わる可能性も取り沙汰されています。
ランドクルーザー(300系)が遂にフルモデルチェンジ 最高のオフローダーが全方位で進化
ランドクルーザーは「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」という理念のもと、70周年の節目にあたる2021年8月2日、300系へとフルモデルチェンジしました。
日本のみならず海外での人気も根強く、先行して発表されたドバイでは花火やパレードが催されるほどの盛り上がりを見せています。
300系最大のトピックは、新開発のGA-Fプラットフォームを採用したことです。ボンネットやルーフ、フロントドアパネルなどをアルミニウム素材へ置き換え、高張力鋼板も広く用いることで、約200kgもの軽量化を達成しました。
軽量化は走行性能にも燃費にも直結する要素で、この一点だけでも200系からの正常進化がうかがえます。2026年9月の一部改良で設定されたハイブリッド車は駆動用バッテリーなどを抱えることになるため、軽量化で生まれた余裕がどう活かされているかも見どころのひとつです。
サスペンションも刷新され、フロントにハイマウントダブルウィッシュボーン式、リアにトレーリングリンク車軸式を採用。
タイヤの接地を保つホイールアーティキュレーションも磨かれ、悪路走破性は世界トップクラスへと引き上げられています。
ボディサイズは全長4,950mm(ZXは4,985mm)×全幅1,980mm×全高1,925mm、ホイールベース2,850mm。先代の200系と比べても全長が数十mm伸びた程度で、ほぼ同等のサイズにおさまっています。
大柄なイメージの300系ですが、200系に乗っていた方であればサイズ感を大きく変えずに乗り換えられそうです。
| 全長 | 4,950mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,980mm |
| 全高 | 1,925mm |
| ホイールベース | 2,850mm |
| 最低地上高 | 225mm |
| 室内長 | 2,755mm |
| 室内幅 | 1,640mm |
| 室内高 | 1,210mm |
| 車両重量 | 2,440kg |
| 最小回転半径 | 5.9m |
| 総排気量 | 3,444cc |
| 最高出力 | 305kW(415ps)/5200rpm |
| 最大トルク | 650Nm(66.3kgm)/2000-3600rpm |
| 乗車人数 | 7人 |
| WLTCモード燃費 | 7.9km/L |
2021年8月2日の発表前には、最上級グレードで1,000万円を超えるのではないかという観測もありました。ふたを開けてみると予想を大きく下回る価格設定だったこともあり、先行オーダーの段階で納期が1年以上に達する人気となりました。その後、2026年9月の一部改良でGR SPORTのハイブリッド車が10,200,300円となり、1,000万円という数字は5年越しに現実のものとなっています。
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300系ランドクルーザー VX -
300系ランドクルーザー VX -
300系ランドクルーザー VX -
300系ランドクルーザー VX -
300系ランドクルーザー VX -
300系ランドクルーザー VX -
300系ランドクルーザー VX -
300系ランドクルーザー VX -
300系ランドクルーザー VX
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300系ランドクルーザー GR SPORT -
300系ランドクルーザー GR SPORT -
300系ランドクルーザー GR SPORT -
300系ランドクルーザー GR SPORT -
ランクル300のタイヤは265/65R18を装着している
300系ランドクルーザーはZXとGR SPORT限定でプレシャスホワイトパールを設定していた
2026年9月の一部改良前のランクル300では、最上位グレードのZXと、スポーツグレードのGR SPORT限定で「プレシャスホワイトパール」が用意されていました。クラウンなどトヨタのフラッグシップに採用される特別なカラーで、格別の高級感を味わえる仕上がりです。
このほか、ダークレッドマイカメタリックなど、従来のランドクルーザーでもおなじみのカラーも設定されています。
※以下は2025年3月一部改良時点の設定です。2026年9月16日の一部改良では、ニュートラルブラックとプラチナホワイトパールマイカ(33,000円高)が新たに案内されています。最新の設定は本記事上部の該当項目、および公式サイトや販売店でご確認ください。
300系ランドクルーザーのボディカラー一覧(2025年3月一部改良時点)
- ホワイトパールクリスタルシャイン(33,000円高、ZX・GR SPORT以外に設定)
- プレシャスホワイトパール(55,000円高、ZX・GR SPORTのみ設定)
- グレーメタリック
- ブラック
- ダークレッドマイカメタリック
- アバンギャルドブロンズメタリック(GR SPORT以外に設定)
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ホワイトパールクリスタルシャイン(33,000円高、ZX・GR SPORT以外に設定) -
プレシャスホワイトパール(55,000円高、ZX・GR SPORTのみ設定) -
グレーメタリック -
ブラック -
ダークレッドマイカメタリック -
アバンギャルドブロンズメタリック(GR SPORT以外に設定)
ランドクルーザーのモデルチェンジ遍歴
ランドクルーザーは世界中で支持を集めるクロスカントリー車で、モデルチェンジを重ねながら70年以上にわたり愛され続けてきたモデルです。初代は幌付きのみでしたが、世代を追うごとに高級感を身につけていきました。
トヨタ・ジープBJ型/1951年~1955年
ランドクルーザーの初代には、まだその名前はありませんでした。警察予備隊への納入を見据えて1951年に開発が進められ、試作車が完成しています。基本は後輪駆動で、トランスファーの切り替えによって四輪駆動になる仕様でした。エンジンは直列6気筒OHV・3,400ccのB型ガソリンを搭載。B型エンジンを積んだJeep型車から、BJ型と名付けられました。警察予備隊の入札では採用に至りませんでしたが、後に国家地方警察のパトロールカーとして採用され、活躍を見せます。
1954年6月、車名は「ランドクルーザー」へと改められます。当時クロスカントリー車として台頭していた「ランドローバー」を意識し、それを駆逐するという意気込みから、巡洋艦(クルーザー)になぞらえて名付けられたとされ、長い歴史の出発点となりました。
ランドクルーザー20系/1955年~1960年
1955年8月、初のモデルチェンジで20系へと進化します。ホイールベース2,285mmのショートボディと2,430mmのミドルボディが用意され、のちに2,650mmのロングボディも加わりました。
エンジンは初代から続くB型に加え、11月にはF型ガソリンも追加され、選べるようになります。
ボディバリエーションも広がり、ショートとミドルにはソフトトップとハードトップ、ミドルにはピックアップやバン、消防用シャシなどが設定されました。その後にはロングボディをベースにした4ドアステーションワゴンも加わっています。
20系からは輸出が本格化し、北米では当時主流だった4気筒勢に対し、6気筒でパワフルなランドクルーザーが評価を獲得。後の海外人気を切り拓く一台となりました。
ランドクルーザー40系/1960年~1984年
1960年1月、フルモデルチェンジで40系が登場します。30系を飛ばしたのは、20系で「FJ35V」と、すでに30番台を使っていたためです。40系は24年もの長きにわたり生産され、1960年代前半には北米でもトヨタの量販車となっていました。パワフルな40系は発展途上国を中心に世界中で愛され、「ヨンマル」「フォーティー」の愛称で親しまれています。後年、ランドクルーザープラドをベースとした人気車FJクルーザーのデザインモチーフにもなりました。
1960年1月に生産開始された40系に続き、45系(Bシリーズ)も登場し、スーパーロングも追加されます。45は1967年以前を初代、以降を2代目としています。1973年にはランクル初のディーゼルとなる直列6気筒3,576cc OHV・95PSのH型ディーゼルを積むHJ45が追加され、翌1974年には直列4気筒2,977ccのB型ディーゼルも登場しました。
40系は4ナンバーで登録でき経済性が高く、すぐれた性能と高い耐久性から世界的な大ヒットとなり、販売台数を大きく伸ばしていきます。その後も燃料タンクの床下配置による油臭の解消、パーキングブレーキのセンタードラム式から後2輪ドラム式への変更、快適性を重視したインテリアへの見直し、特別仕様車「ザ・マイティ」の設定など改良を重ねつつ、1984年11月に70系へのバトンタッチをもって生産を終えました。
ランドクルーザー55・56型/1967年~1980年
北米で「ヘラジカ」とも呼ばれたフロントまわりや電動昇降式のリヤウインドウなど、それまでのランドクルーザーとは一線を画す独特なスタイルが特徴です。内装も北米の保安基準に適合する作りとされました。55型にはディーゼルの設定がなく、価格も高めだったことから、業務用としての導入実績はあったものの、日本での個人向け販売は伸び悩みました。
本来、50系は2ドアモデルとして「FJ50型」を名乗る予定でしたが、北米で好調だった「FJ40」とのバッティングを避けるため、また販売価格や部品などの生産能力を考慮して、開発途中で2ドア計画は中止に。これに伴い、55型・56型は50「系」ではなく「型」と呼ばれるようになりました。
ランドクルーザー60系/1980年~1990年
ステーションワゴンの56型を受け継ぐ形で、1980年8月に60系が登場します。従来の構成を刷新して本格的なステーションワゴンとし、これを基本にクロームメッキバンパーやドアミラー、サイドステップ、オーバーフェンダーなど、時代のニーズに合わせた変更や追加が加えられていきました。この頃からインテリアが上質になり、上級装備のオプションも増えていきます。発売から年月が経った今でもコアなファンを持ち、運転のしやすさから中古車市場でも高い人気を誇るモデルです。
ランドクルーザー70系/1984年~2004年/2014年~2015年/2023年~
ヘビーデューティーで知られる70系は、40系に代わって1984年11月にデビューしました。長く親しまれたモデルでしたが、自動車NOx・PM法の影響を受け、2004年7月に国内販売を終了しています。
2007年にはフロントまわりの意匠を大きく変えた新型が、オーストラリアをはじめとする海外でデビュー。ボンネットの造形が刷新され、よりワイルドな表情になりました。日本でも2014年8月から2015年6月まで、発売30周年記念の復刻モデルとして期間限定で販売され、大きな話題を集めます。ランドクルーザーらしいデザインに高い居住性、最大600kgを積めるデッキスペースなどを備え、ピックアップ型も同時に用意されました。
そして2023年、日本市場へ再度の設定が行われます。30周年記念モデルより全長を80mm拡大しつつ、排気量はダウンサイジング。外観に1984年モデルの面影を残しながら、現代のニーズに合う機能性や安全性能を織り込んでいます。
ランドクルーザー80系/1989年~1997年
80系は北米やオーストラリア、中東などを主戦場に見据えたモデルで、高級SUVへと歩みを進める最初の一台となりました。オンロードでの操縦安定性と快適性に、オフロード性能を高い次元で両立しています。
1989年10月に登場した80系は、数多くの新機構を採り入れたことでも知られます。1992年にはマイナーチェンジでエンジンを4.0Lから4.5Lへ変更し、サスペンションの熟成や安全装備の追加も実施。その後、特別仕様車「メモリアルパッケージ」や「Gパッケージ」などが設定され、1995年のマイナーチェンジで後期型となります。やがて1997年、その高い人気は100系へと受け継がれていきました。
ランドクルーザー100系/1998年~2007年
1998年1月、80系の後継として100系が誕生します。半世紀にわたり世界の悪路を走破してきたランドクルーザーの歴史のなかで、実用一辺倒のタフなモデルから、タフさを保ちつつラグジュアリーなSUVへと大きく舵を切った世代であり、「トップ・オブ・SUV」を掲げたモデルでもありました。ランクル初のV8エンジンや電子制御フルタイム4WDを採用し、変わらぬ悪路走破性に加え、インテリアの上質感にもこだわっています。
複数回の一部改良と2度のマイナーチェンジを経て、2006年には特別仕様車「60thスペシャルエディション」を設定。2007年に平成17年度排出ガス規制への適合が難しくなり生産を終え、後継の200系へと歴史を繋ぎました。
ランドクルーザー200系/2007年~2021年
2007年、フルモデルチェンジで200系が登場します。悪路走破性はそのままに内外装がいっそう豪華になり、上質感が高まりました。世界初のクロールコントロールを搭載し、砂地や岩場など微妙な速度調整が求められる場面で車両を安定させます。2009年と2010年の一部改良を経て、2011年のマイナーチェンジでは全グレードでトラクションやブレーキ制御をスイッチで切り替え、オフロード性能を引き出せるようになりました。2015年のマイナーチェンジではデザインを一新し、フロントまわりが大きく変わっています。2016年にはトヨタ店創立70周年記念の特別仕様車「ZX-FRONTIER」も設定されました。
ランドクルーザー300系/2021年~
2021年8月、フルモデルチェンジで300系が誕生しました。14年ぶりの世代交代とあって予約段階から注文が殺到し、一時は納車が数年待ちという事態にもなっています。フロントグリルは拡大され、水平基調のデザインへ。ボンネットやルーフ、ドアパネルにアルミニウムを採用したことにより、200系比で約200kgの軽量化を果たしました。トヨタ初の指紋認証スタートスイッチや、最新化された「Toyota Safety Sense」など、時代に合わせた装備も充実しています。
ランドクルーザー初のGR SPORTが設定されたのもこの世代で、強化された足まわりや専用装備が特別感を高めています。その後、2025年3月に初の一部改良を実施し、2026年9月16日にはハイブリッドモデルの設定を含む一部改良が発表されました(10月1日発売)。
| ランドクルーザーのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| トヨタ・ジープBJ型 | 1951年~1955年 |
| ランドクルーザー20系 | 1955年~1960年 |
| ランドクルーザー40系 | 1960年~1984年 |
| ランドクルーザー55・56型 | 1967年~1980年 |
| ランドクルーザー60系 | 1980年~1990年 |
| ランドクルーザー70系 | 1984年~2004年/2014年~2015年/2023年~ |
| ランドクルーザー80系 | 1989年~1997年 |
| ランドクルーザー100系 | 1998年~2007年 |
| ランドクルーザー200系 | 2007年~2021年 |
| ランドクルーザー300系 | 2021年~ |
ランドクルーザーの写真
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ランドクルーザー200系(後期) -
ランドクルーザー200系 -
ランドクルーザー200系 -
ランドクルーザー200系 -
ランドクルーザー200系
-
LAND-CRUISER AX Gセレクション -
補助ミラー(キノコミラー)が付いていないが、純正ナビでフロント・サイドにカメラを搭載するとミラーが不要になる -
LAND-CRUISER AX Gセレクション -
LAND-CRUISER AX Gセレクション -
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