ヴォクシーのモデルチェンジ

ヴォクシーのフルモデルチェンジは2021年~TNGAと2.0Lハイブリッド採用で力強く進化

ヴォクシーのフルモデルチェンジ情報。2021年に誕生が予想される次期モデルは、世界最高レベルの熱効率を実現するダイナミックフォースエンジンを搭載し、TNGAを採用してクラスNo.1の低燃費を目指し、第2世代セーフティセンスを導入して安全性能を大幅に強化する予定です。

ヴォクシーのフルモデルチェンジは2021年~TNGAと2.0Lハイブリッド採用で力強く進化

トヨタのミニバン「ヴォクシー」がフルモデルチェンジで安全性を強化してクラスNo.1の低燃費達成を目指す

3代目ヴォクシーのエクステリア過去のモデル周期からフルモデルチェンジして4代目ヴォクシーになるのは2021年になると考える

2014年に初めてハイブリッドモデルが誕生し、2017年7月のマイナーチェンジではフロントマスクが大胆に一新されたトヨタのミドルクラスミニバン「ヴォクシー」がフルモデルチェンジされます。

兄弟車である「ノア」と共に2021年に予定される次期フルモデルチェンジによって誕生する4代目モデルは、第2世代安全システムを採用して安全性を強化して新型パワートレーンを搭載してクラスNo.1の低燃費を達成する見通しです。
その他の新型ヴォクシーに関する情報を予想も交えて紹介します。

ヴォクシーは姉妹車のノアとエスクァイアを吸収しモデルを一本化する可能性が高い?

2020年5月以降からトヨタが全国の販売店で全てのモデルを併売することを決定しました。これに伴い、トヨタ・ヴォクシーに姉妹車であるノア・エスクァイアが統合され、ひとつのモデルとして販売される可能性が高いことが明らかとなっています。
3姉妹車の中でもヴォクシーは特に販売台数を伸ばしているクルマで、2018年の年間販売台数を見てみると94,048台を売り上げています(ノアは56,719台、エスクァイアが40,217台)。

ヴォクシーのフルモデルチェンジは約6年周期で行われている~次のタイミングは2021年と予想される

ヴォクシーは2001年11月に「ライトエース・ノア」の後継車として、姉妹車であるノアと同日に販売をスタートしたミドルクラスのミニバンです。

初代モデルが誕生してから2代目モデルが誕生するまでのタイミングは5年7ヶ月、2代目モデルが登場してから3代目モデルが発売されるまでのタイミングは6年7ヶ月と、過去2回のフルモデルチェンジの周期は約6年です。

その周期を適用すれば、2014年1月に誕生した3代目ヴォクシーから4代目ヴォクシーに移行するタイミングは2021年と予想されます。2020年は東京オリンピックが開催されるメモリアルイヤーで、その1年後の2021年にフルモデルチェンジを行うでしょう。
トヨタはオリンピックのメインスポンサーであるメリットを活かして、次期フルモデルチェンジのタイミングを同大会に合わせて商品キャンペーンを行って、新型ヴォクシーの魅力をPRすることも予測されます。

ヴォクシーのフルモデルチェンジ年表
2001年11月 初代ヴォクシー誕生
2004年8月 マイナーチェンジで後期型へ
2007年6月 2代目ヴォクシー誕生
2010年4月 マイナーチェンジで後期型へ
2014年1月 3代目ヴォクシー誕生
2017年7月 マイナーチェンジで後期型へ
2021年 4代目ヴォクシー誕生?

新型モデルはグリル周りでヴォクシーらしい精悍さを高めてシーケンシャルウィンカーを採用する可能性がある

フルモデルチェンジが行われて誕生する4代目ヴォクシーのエクステリアでは、グリルや2段ヘッドランプ周りでヴォクシーらしいワイルド感満載のデザインの導入、シーケンシャルウィンカーの採用が予想されます。

ヴォクシーは2代目から3代目に移行する際には、ヘッドランプと連続する上下2段ユニットのフロントグリルを採用するなどエクステリアを大きく変化させました。2021年に予定される次期フルモデルチェンジにおいても、エクステリアは大きく変化する可能性があります。

その際に見込まれているのが、ヴォクシーのメインユーザーが求めるフロントグリル周りのワイルドさの向上、C‐HRやハリアーが装備するシーケンシャルウィンカーの採用です。

新型ヴォクシーはロングスライド機能やインフォテインメントシステムを充実させて室内空間の快適性を高める見込み

2021年の発売が予定される新型ヴォクシーは、現行型も採用する2列目ロングスライド機能や、インフォテインメント機能を充実させて室内空間の快適性を高める見込みです。

現行モデルにおいても好評の2列目ロングスライド機能は新型となって進化させる事で、3列目を使用しないときにはゆとりある空間をセカンドシート周辺に創り出します。

設置するディスプレイの視認性を高めるインフォテインメントシステムは、インターネットやスマートフォンのアプリ機能との連携を強化させる最新版へとアップデートされる可能性が高いです。

また、次期ヴォクシーではトヨタのラグジュアリーミニバン「ヴェルファイア」や「アルファード」のように、乗車中の足元に更なる心地良さを与えてリラックス度を高めるオットマンの標準装備が噂されています。

4代目ヴォクシーは世界最高レベルの熱効率40%を実現するエンジンを搭載すると考える

2021年にフルモデルチェンジが行われて誕生する4代目ヴォクシーは、2017年7月に誕生した新型カムリが初搭載した「ダイナミックフォースエンジン」を採用する見込みです。

同エンジンは「レーザーピットスカートピストン」等の先進技術を導入して、ガソリンエンジンで40%、ハイブリッド用エンジンで41%という世界最高レベルの熱効率を実現しました。

新型カムリのハイブリッドモデルはダイナミックフォース(2.5L)にTHS2を組み合わせることで、従来モデルと比較すれば、燃費は最大20%向上し、加速性能が向上したというデータがあります。
2.0Lダイナミックフォースエンジンを搭載する予定の4代目ヴォクシーにおいても同様の燃費改善が見込まれます。

次期ヴォクシーのハイブリッド車はTHS2を採用して4WD車もラインナップする見込み

2021年に予定されるフルモデルチェンジで誕生する新型ヴォクシーのハイブリッドモデルは、ダイナミックフォースエンジンに、モーター等のパーツを組み合わせるトヨタの最新ハイブリッドシステムTHS2の採用が見込まれています。

また、同車にはプリウス4WDのハイブリッド車に導入される、リヤ部に駆動モーターを設置し、ぬかるんでいる等の路面状況に応じて駆動力を発揮する4WDシステム「E‐FOUR」のアップグレードモデルも搭載も期待されます。
現行モデルのハイブリッド車は2WDのみの設定です。寒冷地方でニーズの高い4WD駆動にハイブリッドモデルをラインナップすれば新たな顧客を獲得できます

4代目ヴォクシーは新型パワートレーンを採用して日産セレナを超える低燃費を目指す

2021年にフルモデルチェンジが行われて誕生する4代目ヴォクシーは、2.0LダイナミックフォースエンジンやTHS2等を組み合わせた新型パワートレーンを採用して日産セレナe-POWERの26.2km/Lを超える低燃費を目指します。

自分のために家族のために運転する機会の多いミニバンでは、より低燃費を実現する車の方が好まれる傾向にあるので、ヴォクシーはフルモデルチェンジのタイミングで最大のライバル車である日産セレナを超える低燃費を実現させると考えます。

3代目ヴォクシーとライバル車の燃費比較
燃費(JC08モード)
ヴォクシー ハイブリッド 23.8km/L
ステップワゴン ハイブリッド 25.0km/L
セレナe‐POWER 26.2km/L

次期ヴォクシーはトヨタの新プラットフォームTNGAをミニバンで初採用して居住空間を拡げる

次期ヴォクシーは、4代目プリウスが初採用したトヨタ自慢のプラットフォーム「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」で開発が進められると考えます。

トヨタの新しい車作りのカタチであるTNGAは、商品企画・トータルデザイン・製造工程等の根本的改善を目指してコストカットを実現します。また、車両性能においては「広い室内の確保」「高い空力性能」「低重心」「高剛性」が達成されます。

そのため、2021年に予定されるヴォクシーの新型モデルにTNGAが採用されれば、現行モデルよりも広い居住空間を確保してミニバンの魅力をさらに高める事ができるでしょう。

現行モデルとライバル車の居住空間を比較すれば、ライバル車の方が上まわっている数値もあります。TNGAを採用する次期ヴォクシーの居住空間はライバル車を意識して拡げられる事が確実視されています。

3代目ヴォクシーとライバル車の居住空間の比較
ヴォクシー(現行モデル) セレナ ステップワゴン
室内長 2,930mm 3,240mm 3,200mm
室内幅 1,540mm 1,545mm 1,500mm
室内高 1,400mm 1,400mm 1,425mm

次期フルモデルチェンジで誕生する4代目ヴォクシーは新型「無段変速機(CVT)」を搭載してスムーズでエネルギーロスの少ない走りを実現する

2021年頃に行われる次期フルモデルチェンジで誕生する4代目ヴォクシーは、トヨタの新型「無段変速機(CVT)」を装備してスムーズでエネルギーロスの少ない走りの達成を目指します。

4代目ヴォクシーに投入予定の新開発CVTは発進用ギアを装備させることで、変速時のパワーロスを少なくして燃費を改善し、変速ショックの少ないスムーズな走りを実現し得る新技術です。

新型ヴォクシーは第2世代セーフティセンスを搭載するなどして安全性能を大幅に向上させる可能性が高い

次期フルモデルチェンジで誕生する新型ヴォクシーは、第2世代セーフティセンスを搭載し、ヴェルファイアやアルファードが装備する「インテリジェントクリアランスソナー」を一部グレードに導入して、安全性能を大幅に向上させる事が想定されます。

ミニバン市場で新車販売台数No.1の日産セレナは、ミニバンで初めて「電動パーキングブレーキ」を採用するなど高い安全性も魅力的な車です。

フルモデルチェンジで誕生する4代目ヴォクシーは、障害物と衝突の恐れがあれば自動ブレーキを作動する「踏み間違い時サポートブレーキ(インテリジェントクリアランスソナー)」を装備して安全性を強化すると思われます。

現行モデルが装備するトヨタセーフティセンスCと、ライバル車が搭載する「ホンダセンシング」や日産の安全技術を比較すれば、ライバル車の方が上まわります。
ファミリーカーとして購入するオーナーが多いミニバンにとって安全性の強化は重要です

そのため、新型ヴォクシーは高性能ミリ波レーダーを搭載して対車両だけではなくて夜間の対歩行者や昼間の自転車にも対応するPCS(プリクラッシュセーフティ)が適用され、レーダークルーズコントロールやRSA(ロードサインアシスト)といった新機能が加わる第2世代セーフティセンスを導入する可能性が高いです。

次期ヴォクシーは車載専用通信機(DCM)を標準装備してコネクティッド機能を強化

トヨタは2018年6月26日に発売した新型「クラウン」や「カローラスポーツ」の全車両に、車載通信機を装備させてコネクティッド機能を充実させました。

コネクティッド機能を充実させた新型クラウンは、走行エリアのグルメ情報やレジャースポット情報を乗員に知らせるなどマルチサービスの利用が可能です。

トヨタは新型クラウンや新型カローラスポーツ以降に発売するモデルチェンジを含む新型車の全てに車載専用通信機(DCM)を装備することを発表しているため、2021年誕生予定の次期新型ヴォクシーもコネクティッド機能を充実させて、家族でもっとドライブを楽しめるためのサポートシステムを整えるでしょう。

2019年4月から始まった販売店統合によりヴォクシーがノアとエスクァイアを吸収する可能性が高い

2019年4月から首都圏を中心にトヨタの販売チャンネルが統合します。目的は販売店の集約と車種再編で、これにより今までのチャンネル専売車種の概念がなくなります。 現在ヴォクシーはネッツ店、ノアはカローラ店、エスクァイアはトヨタ店とトヨペット店の専売車種ですが、2019年以降は全店て取り扱うのに伴い車種を一本化します。

どの車種がどの車種に統合するのかはわかりませんが、販売台数を見るとヴォクシーが一番多いため、ノアとエスクァイアがヴォクシーに統合すると見るのが有力でしょう。

車名についてはヴォクシーのままで販売することも考えられますが、車名を変えた新型車として販売することも考えられます。
2021年のフルモデルチェンジで実施する可能性が高いため今後の動向に注目しましょう。

2021年にモデルチェンジした新型ヴォクシーが誕生してミニバン市場は熱くなる

ヴォクシーのモデルチェンジが行われて新型モデルの誕生が予定前年の2020年は、56年ぶりにオリンピックが開催されるメモリアルイヤーです。オリンピックでは各国から集った代表選手がスポーツを通じて熱い戦いを繰り広げます。

世界最高レベルの熱効率を実現する「ダイナミックフォースエンジン」を搭載し、エネルギーロスが少なくスムーズな走りを実現する無段変速機を導入する可能性の高い新型モデルの登場は、ミニバン市場に大きなインパクトを与えます。
2021年に日本を代表するミニバンであるヴォクシーに新型モデルが登場することで、ミニバン市場の競争は激しさを増していきます。