ジムニーのサスペンションを変えて足をあげよう!車高3インチアップできるタイヤもある!
ジムニーのサスペンションなどの足回りを社外品に変えることで、車高をリフトアップすることができます。運転席からの視界が高くなって見晴らしがよくなるだけでなく、純正サイズより大きいタイヤを装着できるようになります。乗り心地の快適性が増し、見た目もスタイリッシュになる足回りのカスタマイズは、ジムニーにおすすめのカスタム方法です。
そこで、ジムニーの車高をリフトアップできるサスペンションキットや、約3インチアップ(約76mm)までに履けるタイヤサイズを紹介します。さっそくチェックしていきましょう。
20mmリフトアップでノーマルジムニーより少しだけ差をつけて峠の曲がりくねった道を攻めたい
スーパーつよし君 A2000SA20 N8
| 商品名 | スーパーつよし君 A2000SA20 N8 |
|---|---|
| コイルスプリング | スーパーつよし君コイルスプリングA2000SA-20 |
| ショックアブソーバー | ROADWINショックアブソーバーN8 |
| 車高アップ量 | およそ20mm(約0.8インチ) |
| 価格 | 118,800円~(2025年調べ) |
| 参考 | アピオ |
20mm(約0.8インチ)のリフトアップは、一見大きな変化がないように思われるかもしれませんが、ノーマルのジムニーと並べて比較するとその違いは明確に分かります。わずか2cmだけでも車高が上がると運転席からの景色も変わり、本格的なカスタムをためらっていたオーナーの方にもきっとご満足いただけるでしょう。
20mmアップのサスペンションキットとしては、APIO(アピオ)の「スーパーつよし君A2000SA-20 N8セット」がおすすめです。
スーパーつよし君コイルスプリングのフロントバネレートは1.9kgf/mm(約19.0N/mm)、リアバネレートは2.3kgf/mm(約23.0N/mm)に設定されていて、ショックアブソーバーの最小長や最大長は純正ショックと同等の数値に収められています。
45mmアップでダートトライアルを自由自在に走り回りたい
スーパーつよし君 銀八 安心キット
| 商品名 | スーパーつよし君 銀八 安心キット |
|---|---|
| コイルスプリング | ROADWINスーパーつよし君 A2000Ti |
| ショックアブソーバー | ROADWINショックアブソーバー銀八 |
| ロッド | ラテラルロッド(ラバーブッシュタイプ) |
| ブッシュ | キャスター補正偏芯ブッシュ |
| 車高アップ量 | ジムニーJB23:約45mm/ジムニーシエラJB43:約40mm(約1.6~1.8インチ) |
| 価格 | 154,710円~(2025年調べ) |
| 参考 | アピオ |
ジムニーの足回りを45mm(約1.8インチ)アップさせると、「リフトアップしている」ことがはっきりと分かり、満足感の高いカスタマイズになります。運転席からの視界は20mmアップよりもさらに高くなって遠くまで見渡せますし、ダートコースでも安定感のある走りを体験することができます。
45mmリフトアップのサスペンションキットは、アピオの「スーパーつよし君銀八安心キット」がおすすめです。20mmアップキットと比べて、車軸のズレを補正するラテラルロッドが内容に含まれており、赤色のロッドと銀色のショックアブソーバーがスタイリッシュなセットです。
45mmリフトアップのキットはラテラルロッドも内容に含まれているため、純正の車高から大幅に高くなるキットでも車軸のズレを抑え、安定した走行を実現することができます。このリフトアップ量であれば林道などの道でも楽々走破することができ、アウトドア遊びの幅が広がります。
65mmアップで高い視点を手に入れ荒れ果てたデコボコ道を冒険したい
A2000Tiつよし君RE50安心キット
| 商品名 | A2000Ti つよし君RE安心キット |
|---|---|
| コイルスプリング | ROADWINコイルスプリング A2000Ti |
| ショックアブソーバー | ROADWINショックアブソーバー RE50ROADWINショックアブソーバー RE50 |
| ロッド | ROADWINラテラルロッド |
| ブッシュ | キャスター角補正偏芯ブッシュ |
| ブレーキホース | ロングブレーキホース |
| スペーサー | ステアリングストッパーボルト・スペーサー |
| ケーブル | ABSケーブル移動ブラケット |
| 車高アップ量 | 約60mm(約2.4インチ) |
| 価格 | 193,042円(2025年調べ) |
| 参考 | アピオ |
ジムニーを60mm(約2.4インチ)リフトアップさせると、オフローダーらしい迫力のある見た目になり、ノーマルのジムニーと比べて格段の差がつくルックスになります。乗用車では片輪が浮くような高低差がある道でも、路面にしっかりとタイヤを着地させながら走ることができる優れた悪路走破性をジムニーに与えることができます。
60mmリフトアップキットは「A2000Ti つよし君RE50安心キット」がおすすめです。45mmアップキットと比べると、ストローク量の増加に対応するためのロングブレーキホースやABSケーブル移動ブラケットなどが追加されたフルキットとなっています。
【注意点】車高を大幅に変更するカスタムは、走行性能だけでなく車検にも関わるため、専門の知識を持ったショップで取り付けてもらい、必要に応じて構造変更申請(記載変更)を行うようにしてください。
車高をあげたらやっぱり大径タイヤに履き替えたい!
やはり車高を高くしたら、ツルっとした見た目のハイウェイテレーンタイヤでは物足りなく感じるものです。ゴツゴツとした外径の大きいタイヤを履きたくなるでしょう。ノーマルタイヤと比べて直径が大きいタイヤを履くことで、リフトアップによってできたフェンダーとの隙間を埋め、さらに車高を稼ぐことができます。
さっそく、16インチに合う大径タイヤの中から、ノーマル車高や約2インチアップ(約50mm)まで、約3インチアップ(約76mm)までのジムニーに履けるタイヤサイズの目安を紹介します。
ノーマルや2インチアップまでのジムニーに履けるタイヤサイズは185/85R16など
ノーマル車高から約2インチアップ(約50mm)までのジムニーなら、純正タイヤサイズである「175/80R16」より少し外径の大きい「185/85R16」などのサイズを履くことができます。タイヤ幅の広がりも控えめなため、フェンダーからタイヤが飛び出る心配も少なく、車検も比較的安心です。
| 185/85R16 | デューラーM/T |
|---|---|
| ジオランダーA/T・M/T | |
| オープンカントリーR/T | |
| 195R16 | グラントレックMT2 |
| ジオランダーM/T ワイルドトラクション |
「185/85R16」のタイヤは、ブリヂストンのデューラーM/TやヨコハマのジオランダーA/TやM/Tがラインナップしています。また、マッドテレーンとオールテレーンの中間の性能を持つ、TOYOのオープンカントリーR/Tという人気タイヤもあります。
また、あまり聞きなれないサイズですが「195R16」というサイズもあり、ダンロップのグラントレックMT2やヨコハマのジオランダーM/Tワイルドトラクションがラインナップしています。
2~3インチアップまでのジムニーに履けるタイヤサイズは225/75R16など
約2インチ(約50mm)~約3インチアップ(約76mm)したジムニーには、外径760mmまでのタイヤが目安となり、リフトアップによりフェンダーとタイヤとの間に開いた空間を埋めることができます。フェンダーの隙間が広すぎると見た目のバランスが悪くなることが多いので、大径タイヤを履くことでスッキリとしたスタイリングになります。
| 225/75R16 | デューラーM/T |
|---|---|
| グラントレックAT3・MT2 | |
| BFグッドリッチA/T・M/T | |
| 195R16 | ジオランダーM/T |
「225/75R16」のタイヤは、ブリヂストンのデューラーM/T、ダンロップのグラントレックAT3やMT2、そしてオフロードタイヤとして有名なBFグッドリッチのオールテレーンやマッドテレーンなどがラインナップしています。ジムニーは3インチアップすることでBFグッドリッチのオールテレーンやマッドテレーンといった人気の大径タイヤを履けるようになり、とても満足度の高いカスタマイズになります。
ジムニーの足回りを変えると走破性が高まりどこにでも連れて行ってくれる頼もしい車に
ジムニーの足回りを変更して車高を上げると、ノーマルでは履けなかった大径サイズのタイヤを履くことができ、オフロードタイヤの代名詞ともいえるBFグッドリッチのタイヤも装着できるようになります。アピオの60mmアップキットなどを装着すると悪路走破性もかなり高まるので、荒れた土地でも走破することができ、どんな場所にも連れて行ってくれる頼もしい車となります。
アピオのサスペンションキットで20mm、45mm、60mmと、ご自身のお好みに合わせてリフトアップし、素敵なジムニーライフを送ってください。