JEEPコマンダー

ジープ・コマンダーのモデルチェンジ情報:2026年6月9日「Commander Overland」が発売

ジープ・コマンダーのオーバーランドはリミテッドと何が違うのか。ボディ同色フェイシアや専用18インチホイール、テュペロブラウンの合成皮革シートなどの差を比較し、限定車から正式追加へと至った経緯と装備の進化ポイントを整理して紹介します。

ジープ・コマンダーのモデルチェンジ情報:人気グレード「オーバーランド」がカタログモデルに

ジープのミッドサイズSUV「コマンダー」に、上質な内外装をまとった新グレード「オーバーランド」が2026年6月9日より加わりました。今回の発表はフルモデルチェンジやマイナーチェンジといった改良ではなく、これまで限定車として人気を集めてきた仕様を、待望のカタログモデルへと昇格させるものです。本記事では、新グレードの装備や価格はもちろん、世代を重ねて進化してきたコマンダーの歴史から、走行性能、安全装備までを詳しく解説します。

ジープ、人気グレード「コマンダー・オーバーランド」をカタログモデルとして発売

Stellantisジャパン株式会社は2026年6月9日、ジープの7人乗りミッドサイズSUV「Commander(コマンダー)」に新グレード「Overland(オーバーランド)」を追加し、同日より全国のジープ正規ディーラーにて発売しました。これまで「Limited(リミテッド)」の単一グレードで展開されてきたコマンダーに、より上質な内外装を備えた上位グレードが加わることで、ラインナップが拡充されました。

コマンダー・オーバーランドは、2024年から2025年にかけて計3回発売された限定車が好評を博したことを受け、今回新たにカタログモデルとして導入されました。メーカー希望小売価格は6,440,000円(税込)に設定されています。

JEEP「Commander Overland」

エクステリアには、ボディ同色のフロントおよびリアフェイシア、ホイールフレア、シルモールディングを採用し、全体に統一感のあるスタイリングを実現しています。さらに、グロスブラックアクセント付きのクロームフロントグリルや、ダイヤモンドカットを施した専用の18インチアルミホイール、オーバーランド専用バッジなどが特別装備され、精緻さと力強さが際立っています。

JEEP「Commander Overland」

インテリアでは、品格ある空間を演出するため、素材のスタイリングとカラーコンビネーションにこだわっています。フロントシートに「Overland」の刺繍を施したテュペロブラウン(明るい琥珀色)の合成皮革シートを採用し、インストルメントボルスターにはエンペラドールブラウン(濃い茶色)のスウェード素材を使用しています。また、従来はオプション設定で人気の高かった「コマンドビュー® デュアルペインパノラミックサンルーフ」を標準装備し、開放感あふれるドライビング体験を提供します。

ボディカラーは「パールホワイトトライコート」「ブリリアントブラッククリスタルP/C」「グレーマグネシオメタリックC/C」の計3色が設定されており、いずれも内装のテュペロブラウンとの組み合わせにより個性が引き立てられています。動力性能面では、最大トルク350N・mを発揮する2.0Lターボディーゼルエンジンに、電子制御式9速オートマチックトランスミッションと、あらゆる路面状況で高い走破性を発揮する「Jeepアクティブドライブ」を組み合わせています。

ジープ・コマンダーの軌跡:3列シートSUVの先駆者から現代のクロスオーバーへ

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ジープ・コマンダーは、ステランティスN.V.がジープ・ブランドで展開する、3列シートを備えたミッドサイズSUVです。英語で「司令官」を意味するその名は、かつて他社の車両やバイクにも使われてきた歴史がありますが、ジープにおいてはブランド初となる多人数乗車を可能にしたモデルとして知られています。モデルチェンジを重ねてきたコマンダーは、世代ごとにその姿を大きく変えながら進化を続けてきました。

初代(XK型):ジープ初の7人乗りフラグシップ

初代コマンダーは2005年のニューヨーク国際オートショーで発表され、2006年に発売されました。ジープブランドで初めて3列シート7人乗りを採用したモデルであり、当時のブランド内では最上級のフラグシップという位置付けでした。ベースとなるプラットフォームは、3代目ジープ・グランドチェロキーと同一のものが採用されています。日本市場では2006年5月13日より販売が開始されましたが、2009年に日本仕様車の販売が終了し、続いてアメリカでも2010年に生産および販売が終了しました。

2代目:11年ぶりの復活とグローバル展開

初代の生産終了から11年が経過した2021年、コマンダーは大規模なモデルチェンジを経て、現代的な中型クロスオーバーSUVとして復活を遂げました。2代目は2代目コンパスの「スモールワイド4×4アーキテクチャ」をベースに開発され、チェロキーとコンパスの間に位置するモデルとしてラインナップに加わりました。主にラテンアメリカやインドなどの市場で販売されており、インド市場では「メリディアン」という別名で展開されています。日本市場では、2022年10月にStellantisジャパンが発売を発表し、インドで製造された車両が導入されました。2026年現在も、ジープが誇る走破性と7人乗り3列シートの実用性を兼ね備えたモデルとして、日常からレジャーまで幅広いシーンを支えています。

洗練された力強さ:ジープ・コマンダーが放つ独創的なエクステリアの魅力

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ジープ・コマンダーは、ジープブランドの伝統的なオフロード走破性と、都市部でも際立つ洗練されたSUVデザインを高い次元で融合させた7人乗りミッドサイズSUVです。そのエクステリアは、スクエアな塊感を強調した力強いプロポーションを持ちながら、流れるようなラインと最新のLED技術を組み合わせることで、上質かつエレガントな印象を放っています。

ジープの伝統とモダンな感性が融合したデザイン

コマンダーの外観における最大の特徴は、水平方向に伸びるジープ伝統の7スロットグリルです。この象徴的なフロントフェイシアは、車両をよりワイドで堅牢に見せ、重厚な存在感を演出しています。また、ジープ特有の台形ホイールアーチや、オフロード走行で実力を発揮する優れたデパーチャーアングルが、ブランドのアイデンティティであるたくましい走行性能を物語っています。

ライティングには最新のテクノロジーが投入されており、シャープな輝きのLEDヘッドライトを採用しています。ユニット内に組み込まれたデイタイムランニングランプは、日中においても存在感を際立たせ、エクステリアに鋭いアクセントを加えています。足元には、力強さを高める5本スポークデザインの18インチアルミホイールが標準装備されています。

グレードごとの個性を引き立てる特別装備

コマンダーには、標準的な「Limited(リミテッド)」と、より上質さを追求した新グレード「Overland(オーバーランド)」が設定されており、それぞれ異なる意匠が施されています。

  • Limited(リミテッド):クロームアクセント付きのグロスブラックフロントグリルを採用し、ブラックペイントルーフが精悍な印象を与えます。
  • Overland(オーバーランド):ボディ同色のフロントおよびリアフェイシア、ホイールフレア、シルモールディングにより統一感のあるプレミアムなスタイリングを実現しています。さらに、グロスブラックアクセント付きのクロームフロントグリルや、ダイヤモンドカットを施した専用18インチアルミホイール、専用バッジが、その精緻さと個性を強調します。

多彩なボディカラーバリエーション

ライフスタイルに合わせて選べるボディカラーは、各グレードで異なるラインアップが用意されています。Limitedには、以下のカラーが設定されています。

  • JEEPコマンダーのボディカラー・パールホワイトトライコート
  • JEEPコマンダーのボディカラー・ヴェルヴェットレッド P/C
  • JEEPコマンダーのボディカラー・ブリリアントブラッククリスタル P/C
  • JEEPコマンダーのボディカラー・グレーマグネシオ メタリック C/C
  • パールホワイトトライコート(オプション)
  • ブリリアントブラッククリスタル P/C
  • グレーマグネシオ メタリック C/C
  • ヴェルヴェットレッド P/C(オプション)

一方、Overlandには次の3色が用意されています。

JEEP「Commander Overland」ボディカラー

  • パールホワイトトライコート(オプション)
  • ブリリアントブラッククリスタル P/C
  • グレーマグネシオ メタリック C/C

いずれのカラーも、ブラックまたはテュペロブラウン(オーバーランド専用)といったインテリアカラーとの組み合わせにより、ジープらしい個性が最大限に引き立てられています。

上質な空間と先進機能の融合:ジープ・コマンダーが提供する3列シートの寛ぎ

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ジープ・コマンダーは、ジープブランドが誇る高い走破性と、最大7名が乗車できる3列シートの実用性を兼ね備えたミッドサイズSUVです。そのインテリアは、単なる移動手段としての空間を超え、「洗練された冒険」をコンセプトに、上質な素材と最先端のテクノロジーが惜しみなく投入されています。都市部でのドライブからアウトドアフィールドまで、乗る人すべてを満たす、快適で機能的な室内空間の特徴を詳しく解説します。

先進のデジタル技術が集約されたコクピット

運転席まわりは、最新のデジタル技術によってストレスフリーで直感的な操作が可能になっています。ダッシュボード中央には、高速な処理速度を誇る最新の「Uconnect® 5」システムを搭載した10.1インチタッチパネルモニターが配置されています。このシステムはApple CarPlayおよびAndroid Autoに対応しており、スマートフォンとのシームレスな連携を実現しています。

また、運転席正面には10.25インチのフルカラーマルチビューディスプレイが装備され、車両の状態を示す重要なデータをデジタル表示します。このディスプレイは表示内容をカスタマイズでき、ドライバーが必要な情報を真正面で素早く確認できるよう設計されています。ステアリングホイールには、オーディオ音量や選局、音声認識などの操作が可能なスイッチ類が集約されており、ハンドルを握ったまま安全に機能を利用できます。

7名全員が快適に過ごせる多彩なシートアレンジ

コマンダーの最大の特徴である3列シートは、すべての乗員に圧倒的な寛ぎを提供するために細部まで作り込まれています。2列目シートには、前方に回転させて簡単に折り畳める「タンブル機能」が搭載されており、3列目へのスムーズな乗降をサポートします。さらに、3列すべてにリクライニング機能が備わっているため、長距離の移動でも一人ひとりに最適な着座姿勢を保つことができます。

積載性においても非常に優れており、3列目シートを前方に倒すとフラットで広大なカーゴスペースが出現します。多彩なシートアレンジによって、日常の買い物から週末のキャンプギアまで、必要なアイテムをたっぷりと積み込むことが可能です。また、荷物で両手が塞がっている際に便利な「ハンズフリーパワーリフトゲート」も標準装備されています。

グレードごとに異なる品格ある素材使い

インテリアの質感は、各グレードに合わせて厳選された素材によって高められています。

  • Limited(リミテッド):上質でプレミアムな魅力を放つブラックのレザーシートを採用しています。フロントシートには8ウェイパワーシート(運転席側メモリー機能付)と4ウェイパワーランバーサポートが備わり、最適なドライビングポジションを提供します。
  • Overland(オーバーランド):テュペロブラウン(明るい琥珀色)の合成皮革シートを採用し、フロントには「Overland」の刺繍が施されています。さらに、インストルメントボルスターにはエンペラドールブラウンのスウェード素材があしらわれ、カラーコンビネーションによって品格ある空間が演出されています。

快適な移動を支える充実のホスピタリティ装備

車内での時間をより豊かにするために、数々の快適装備が用意されています。音響面では、サブウーハーを含む計10基のスピーカーで構成されるプレミアムサウンドシステムが採用され、ダイナミックで臨場感あふれるサウンドを楽しめます。空調面では、デュアルゾーン温度調整機能付のオートエアコンが室内の空気の流れを効率よく調整し、全席で快適な温度を維持します。

利便性においては、センターコンソールに「ワイヤレスチャージングパッド」が配置されており、対応するスマートフォンを置くだけで充電が可能です。また、Overlandに標準装備(Limitedはオプション)される「コマンドビュー® デュアルペインパノラミックサンルーフ」は、広大な視界と開放感を室内にもたらし、旅の楽しみを一層引き立てます。

卓越した走破性と洗練された走りの融合:ジープ・コマンダーが誇るパフォーマンスの真髄

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ジープ・コマンダーは、ジープブランドが長年培ってきた卓越したオフロード性能と、現代のSUVに求められる効率的で快適なオンロード走行を高い次元で両立させています。そのパフォーマンスの核となるのは、パワフルなターボディーゼルエンジンと、あらゆる路面状況に対応する先進の4輪駆動システム、そしてそれを支える高度な制御技術です。都市部での軽快なドライブから、過酷な自然環境下での冒険まで、乗員7名全員に安心感と歓びを提供する走行性能の詳細を解説します。

パワフルで効率的な2.0Lターボディーゼルと9速AT

コマンダーの心臓部には、最大トルク350N・m(35.7kg・m)を発揮する2.0L ターボチャージャー付直列4気筒DOHCディーゼルエンジンが搭載されています。このパワーユニットは、125kW(170ps)の最高出力を発生させ、低回転域からの力強い加速と高い環境性能を両立しています。

このエンジンに組み合わされるのは、電子制御式9速オートマチックトランスミッションです。ドライバーの操作や路面状況に基づいてシフトスケジュールを調整し、滑らかで洗練された変速を実現します。特に「D(ドライブ)」レンジでは、市街地から高速道路まで、燃費性能を最大限に発揮しながら最適な走行性能が得られるよう設計されています。また、重い荷物の積載時や丘陵地の走行など、頻繁なシフトが必要な場面では、手動でギヤを選択できる「AutoStick」機能を使用することで、エンジンブレーキの活用や過熱の防止が可能です。

あらゆる路面を制する「Jeep®アクティブドライブ」

駆動方式には、高度なオンデマンド方式の4輪駆動システムである「Jeep®アクティブドライブ」が採用されています。このシステムは、電子制御式パワートランスファーユニット(PTU)を備え、走行状況に応じて「4×2」と「4×4」を滑らかに切り替えます。

通常走行時には前輪駆動に近い状態で走行することで燃費を抑制し、トラクションが必要な場面では瞬時に後輪へ駆動力を伝達します。また、燃費向上策として「リアアクスル分離機能」も搭載されており、条件が許せばドライブシャフトを切り離すことで走行抵抗を低減します。

走行状況を最適化する「セレクテレイン™ システム」

多様な地形において最高のパフォーマンスを発揮するため、「セレクテレイン™ システム」が装備されています。これは各種車両コントロールシステムの能力を集結させ、スロットル、シフトスケジュール、トラクションコントロールなどを統合的に管理する技術です。ドライバーはセンターコンソールのスイッチで、以下のモードを選択できます。

  • AUTO(オート):通常のオンロードおよびオフロード走行に適した完全自動モードです。
  • SNOW(雪):雪道などの低ミュー路での安定性を重視し、発進時に2速を選択することでホイールのスリップを最小限に抑えます。
  • SAND/MUD(砂地/泥地):ぬかるんだ道や砂地でトラクションを最大化するよう、トランスミッションなどの設定を最適化します。

悪路でのコントロール性を高めるオフロード支援機能

さらに過酷な状況に対応するため、強力な駆動力を提供する機能が備わっています。

  • 4WD LOW / 4WD LOCK:急な坂道や極端な悪路で強力な駆動力が必要な際に使用します。フロントおよびリヤのドライブシャフトを機械的にロックすることで、前輪と後輪を強制的に同じ速度で回転させ、高い減速率によりホイールへ大きなトルクを伝達します。
  • ヒルディセントコントロール(HDC):急な下り坂において、ドライバーがブレーキ操作をすることなく、車両が一定の低速を維持して安全に降坂することを可能にします。これにより、オフロードでの高いコントロール性が確保されます。

また、車両の取り回しにも配慮されており、全長4,770mmのミッドサイズSUVでありながら、最小回転半径は5.8mに抑えられています。これに電動パワーアシストが加わることで、狭い場所での操作性も高められています。

360度の安心を提供:ジープ・コマンダーが誇る最新の安全テクノロジー

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ジープ・コマンダーは、乗員7名全員が日常のドライブからオフロードの冒険まで、深い安心感とともに楽しめるよう設計されています。オンロード、オフロード、そして駐車時のあらゆるシーンにおいて、最新の安全性能が相互に連携し、あらゆる角度から万一の事態に備える包括的な保護体制を整えています。

事故を未然に防ぐ先進の運転支援システム(ADAS)

コマンダーには、最新のセンサーとカメラを駆使した高度な運転支援機能が標準装備されています。「フルスピードフォワードコリジョンワーニング(前面衝突警報)」は、前方車両への急接近を検知して音と表示で警告し、必要に応じて自動でブレーキを作動させます。さらに、歩行者やサイクリストを認識して衝突回避を支援する「衝突被害軽減ブレーキ」も搭載されています。

高速道路での巡航をサポートする「アダプティブ クルーズ コントロール(STOP & GO機能付)」は、前方車両との安全な車間距離を自動で維持し、停止や再発進までを制御します。また、「アクティブ レーン マネジメント」は、車線逸脱の防止を支援するだけでなく、死角に車両がいる場合の車線変更時にはステアリングを補正して衝突回避を助けます。

快適な移動と駐車をサポートする知能機能

ドライバーの疲労軽減や、大型SUV特有の死角を補うためのインテリジェントな機能も充実しています。「ハイウェイ アシスト システム」は、高速道路において車線の中央付近を維持するようステアリング操作を支援し、SAEレベル2の運転支援を提供します。「サラウンドビューカメラ」は、車両を真上から見下ろしたような映像などで周囲の状況をモニターに映し出し、狭い場所での取り回しを強力にサポートします。

駐車支援に関しては、「ParkSense® 縦列/並列パークアシスト」がステアリング操作を自動で行い、ドライバーはアクセルとブレーキ、シフト操作のみでスムーズな駐車が可能です。このほか、道路標識を読み取ってパネルに表示する「トラフィック サイン レコグニション」や、ドライバーの疲労を検知して休憩を促す「ドライバー アテンション アラート」も搭載されています。

万一の衝突に備えるパッシブセーフティと保護装備

事故が発生してしまった際の乗員保護機能も極めて高いレベルにあります。合計6基のエアバッグシステム(フロント、フロントシートサイド、全席をカバーするサイドカーテンエアバッグ)が連携し、瞬時に展開して強い衝撃から乗員を守ります。

また、衝突を検知すると二次被害を防ぐために燃料供給を停止し、ドアロックの解除や室内灯の点灯などを自動で行う「高度事故時反応システム(EARS)」が備わっています。さらに、衝突前後の車両データを記録する「事象データ・レコーダ(EDR)」も装備されており、事故状況の把握に役立てられます。

走行安定性を支える高度な電子制御技術

路面状況を問わず、常に安定した姿勢を維持するための技術も追求されています。「エレクトロニック・スタビリティ・コントロール(ESC)」は、車両のコース逸脱を予測すると、ブレーキやエンジン出力を統合制御して安定性を確保します。これには、急カーブでの横転リスクを低減する「エレクトロニック・ロール・ミティゲーション(ERM)」も含まれます。

日常の利便性を高める機能として、停車中にブレーキを維持する「オートブレーキホールド」や、坂道発進を助ける「ヒルスタートアシスト」も標準装備されています。また、急ブレーキ時にブレーキライトを高速点滅させて後続車に注意を促す「アダプティブ リヤ ブレーキライト」など、細部にわたる安全への配慮がなされています。

ジープ・コマンダーの価格と主要諸元:洗練された7人乗りSUVのスペック詳細

ジープ・コマンダーは、ジープブランドが誇る卓越したオフロード走破性と、最大7名まで乗車可能な3列シートの実用性を高い次元で融合させたミッドサイズSUVです。日本仕様車には、力強い走りと環境性能を両立させた2.0Lターボディーゼルエンジンが搭載されており、電子制御式9速オートマチックトランスミッションとの組み合わせにより、スムーズで快適なドライビングを提供します。近年のモデルチェンジのトレンドでは上級グレードの拡充が重視される傾向にあり、コマンダーのラインナップ強化もその潮流に沿うものといえます。以下に、最新のグレード展開、価格、および詳細な主要諸元をまとめました。

グレード一覧とメーカー希望小売価格

2026年6月現在、カタログモデルとして「Limited」および「Overland」の2グレードが展開されています。

グレード メーカー希望小売価格(税込)
Limited(リミテッド) 6,190,000円
Overland(オーバーランド) 6,440,000円

※価格には、2026年1月1日より導入された経済変動加算額200,000円(税込)が含まれています。

主要諸元

主要諸元は各グレード共通ですが、車両重量などの一部数値に差異があります。

項目 仕様・数値
型式 3DA-H620
全長 / 全幅 / 全高 4,770mm / 1,860mm / 1,730mm
ホイールベース 2,780mm
車両重量 1,870kg(Limited)/ 1,890kg(Overland)
乗車定員 7名
エンジン種類 ターボチャージャー付直列4気筒DOHCディーゼル
総排気量 1,956cc
最高出力 125kW(170ps) / 3,750rpm
最大トルク 350N・m(35.7kg・m) / 1,750-2,500rpm
駆動方式 4輪駆動(オンデマンド方式)
トランスミッション 電子制御式9速オートマチック
使用燃料 / タンク容量 軽油 / 60L
最小回転半径 5.8m

タイヤ・ホイールサイズ

足元には、力強さを際立たせる18インチのアルミホイールとM+Sタイヤが標準装備されています。

項目 サイズ・仕様
タイヤサイズ(前後共通) 235/55R18(M+Sタイヤ)
ホイールサイズ 18インチ × 7.5J
Limited専用ホイール 18インチアルミホイール
Overland専用ホイール 18インチアルミホイール(ダイヤモンドカット、グラナイトクリスタルアクセント)