フォレスターの内装

フォレスターの内装を徹底解説 グレード別シートバリエーションや快適装備まとめ

フォレスターの内装はどのグレードがおすすめ?撥水シートのX-BREAK、本革シートが選べるAdvance・Premium、ウルトラスエードオプションの違いをグレード別に比較。荷室容量・シートアレンジ・収納スペースの詳細もあわせて紹介します。

4代目SJ系フォレスターの上質で洗練された内装

ここからは参考情報として、4代目SJ系フォレスター(2012年11月〜2018年5月販売・現在は生産終了)の内装を紹介します。ラリーで培ったスバルの4WD技術と水平対向のボクサーエンジンを継承した本格SUVとして、スバリストから絶大な支持を集めたモデルです。

4代目フォレスターの内装は標準シート3種類とオプションの本革シートを合わせた4種類

4代目フォレスターのシートはグレード別の標準装備3種類+オプション設定の本革シートを合わせた計4種類が用意されていました。シートの素材・デザインからグレードを選ぶのもひとつの方法です。

運転席と助手席のシートヒータースイッチ

2.0i EyeSight以外のグレードには前席(運転席・助手席)と後席左右の全席にシートヒーターが標準装備されていました。

後席のシートヒータースイッチ

後席までシートヒーターを備えた車種は多くなく、他車種と迷っている方には大きなアドバンテージとなるポイントです。

ブラックのファブリックシートは「2.0i EyeSight」「2.0i-L」「2.0i-L EyeSight」グレードに標準装備

2.0i EyeSight・2.0i-L・2.0i-L EyeSightに標準装備されていたのがブラックのファブリックシートです。白いステッチがアクセントとなり、標準装備とは思えない上質な仕上がりでした。フォレスターの硬派なイメージにマッチする座り心地のよいシートです。

ファブリック+合皮シートは「S-Limited」「2.0XT EyeSight」に標準装備

柔らかい座り心地のファブリックに高級感のある合皮を組み合わせたシートで、S-LimitedとXT EyeSightに標準装備されていました。ブラックで統一されたシートが室内をより一層上質に演出していました。

撥水ファブリック+合皮シートはアウトドアグレード「X-BREAK」に標準装備

X-BREAKグレードに標準装備されていたのが撥水ファブリック+合皮シートです。シートサイドのオレンジ加飾がアクティブな印象を与え、シンプルなフォレスターの内装にほどよいアクセントを添えていました。

本革シートは「S-Limited」「2.0XT EyeSight」にオプション設定

S-LimitedとXT EyeSightグレードにメーカーオプションとして設定されていた本革シートは、全面本革張りの贅沢な仕上がりでした。高級セダン並みの上質さがフォレスターの格式をワンランク高めていました。

コクピットには走りの楽しみを期待させる演出

4代目フォレスターのコクピットはマルチインフォメーションディスプレイを採用し、アイドリングストップ情報・SI-DRIVE(運転モード)・運転時間などドライバーと車の情報をリアルタイムで表示できました。

スバル車の特徴であるエンジン始動時にメーターが振り切れる演出も健在で、走りに妥協しないスバルの姿勢が感じられる素敵なコクピットでした。

エアコン吹き出し口の上部には室温や時間を示すマルチファンクションディスプレイも搭載。見やすい4.3インチ大型液晶で視認性が高く、中央配置なのでドライバーだけでなく助手席の乗員も操作しやすい設計でした。

マルチファンクションディスプレイには燃費情報も表示でき、エコドライブの楽しみ方としても活用できました。

ステアリングにはパドルシフトも搭載されており、スバルの水平対向エンジンのフィーリングを手元で楽しめました。ボクサーエンジン特有のレスポンスと組み合わせることで、スポーティなドライビングを体感できます。

上位グレードには8ウェイパワーシートが標準装備

S-LimitedとXT EyeSightには運転席・助手席の8ウェイパワーシートが標準装備されていました。リクライニング・傾斜・前後調整をカバーするパワーシートは、上位グレードに標準搭載されていたのは嬉しいポイントで、ミリ単位でドライビングポジションを調整でき、ロングドライブでも疲れにくい仕様でした。

オプション設定のウルトラスエードで更なる上質空間へ

全グレードでオプション設定されたウルトラスエードを使った内装加飾は見た目も触り心地も高級感がありました。コンソールリッドのウルトラスエードはオプション料金20,520円(当時)で装着できました。

コンソールオーナメントの左右にもウルトラスエード加工のオプションがありました。シフトノブ周辺に位置するため存在感があり、周囲のメタルパーツとの相性も良く上質な大人の空間を演出していました。オーナメントのウルトラスエードはオプション料金17,280円(当時)でした。

前席ドアグリップのウルトラスエード加飾もオプション設定されていました。パンチング加工でグリップ感が向上し、滑り防止にも役立つ実用的な加飾です。ブラックに白のステッチが存在感のある仕上がりで、オプション料金は17,280円(当時)でした。どのオプションもブラックの内装にナチュラルに馴染み、高級感をプラスするのに効果的な選択です。

広いラゲッジスペースと余裕のある室内空間

4代目フォレスターの室内はライバル車と比較してもトップクラスの広さを誇っていました。170cmの大人が2人座っても余裕のある後席はレジャーシーンでもファミリーカーとしても活躍しました。

室内サイズ比較(4代目SJ系フォレスター参考値)
スバル フォレスター(4代目) トヨタ ハリアー 日産 エクストレイル(2列)
室内長 2,095mm 1,965mm 2,005mm
室内幅 1,540mm 1,480mm 1,535mm
室内高 1,280mm 1,220mm 1,270mm

荷室最大幅1,535mm・荷室高884mmのラゲッジスペースは505Lの大容量で、ゴルフバッグなら横に4つ、大型スーツケースも縦に4つ積めるほどの広さでした。同クラスSUVのなかでもトップレベルの収納力がフォレスターの強みのひとつです。

4代目SJ系フォレスターには2種類のシートアレンジが可能

シートアレンジは「分割モード」と「フルモード」の2種類です。分割モードでは長い荷物を片側に積みながら、残り半分の座席は乗車スペースとして使えます。

フルモードでは最大1,827mmの荷室長を活かして大きな荷物を積んだり、車中泊にも活用できます。スノーボードやゴルフなどアウトドアが趣味の方にも十分に対応できる広さが魅力でした。

車内のフォレスターの内装には収納スペースもたっぷり

4代目フォレスターの車内には豊富な収納スペースが用意されており、レジャーなどのロングドライブで重宝しました。

2.0i EyeSight以外のグレードに標準装備されていたセンタートレイは、サングラスやウェットティッシュなど運転や車のお手入れで使う小物類の収納に便利でした。

フロントの大型ドアポケットはA4サイズの書類やペットボトルも収納できる広さで、使い勝手を考慮したゆとりのあるスペース設計でした。

コンソールボックスにはコインホルダーが付いており、駐車場などでも便利に使えました。また2.0i EyeSightと2.0i-L以外のグレードには100mmのスライド機構が搭載され、乗降時やドライブ中の快適さをサポートしていました。内部には電源ソケットとUSB充電ポートも備わり、スマートフォンを充電しながらドライブを楽しめました。

前席には2つのカップトレイが装備されており、仕切りを外すことで小物入れとしても活用できる柔軟な設計でした。

後席のアームレストにもカップトレイが設けられており、後席の同乗者への配慮も行き届いた装備でした。

ラゲッジ下の床下収納スペースには、アウトドアで使った後の濡れた靴やアウターなどを分けて収納できます。床下スペースを活用することで車内を清潔に保てる点は、ファミリーでの使用時にも特に重宝しました。

フォレスターの内装はクラストップレベルの使い勝手の良さ

広い室内・同乗者への配慮が感じられる装備・必要十分な収納など、スバル・フォレスターはクラストップレベルの内装を持つSUVです。5代目SK系・4代目SJ系ともに大人5人が乗っても余裕のある室内を実現しており、EyeSightをはじめとする先進の運転支援システムと合わせて、家族での長距離ドライブやアウトドアレジャーまで幅広く活躍します。2025年4月に発売された6代目フォレスターでは、ストロングハイブリッド「S:HEV」の採用や新世代アイサイトXの搭載など、さらなる進化を遂げています。