ディフェンダーのモデルチェンジ・マイナーチェンジ・特別仕様車の情報
ランドローバーのディフェンダーが2020年に復活しました。ディフェンダーといえば、1948年にランドローバーの第一号車として誕生した伝説的な車で、昔ながらのカクカクとしたSUVスタイルが人気の1台です。日本市場では2005年に販売終了していましたが、本国では2015年12月まで生産されていました。
新型ディフェンダーと思われる車両のスパイショットでは、角が少しだけ丸みを帯びていますがルーフやボンネットは水平基調で、全体的なスタイリングはカクカクとした往年のSUVを思わせるデザインです。
新しいディフェンダーには、どのようなエンジンが搭載されるのか、どんなスタイリングで発売されるのか、発売日はいつかなど、新型ディフェンダーのフルモデルチェンジについてチェックしていきましょう。
ディフェンダー110へ日本限定特別仕様車DEFENDER COUNTY EXTERIOR PACK CURATED FOR JAPANを300台設定
ディフェンダー110 S D300をベースにする特別仕様車DEFENDER COUNTY EXTERIOR PACK CURATED FOR JAPANを日本市場限定で300台販売。
先代ディフェンダーに設定していたグレードのCOUNTYを現代風に再解釈したという個性的なモデルで、エクステリアの各所に印象的なコントラストカラーをコーディネート。
2023年DEFENDER COUNTY EXTERIOR PACK CURATED FOR JAPANの装備
- コールドクライメートパック
- ギアシフト(レザー)
- 標準ステアリングホイール(レザー)
- 12ウェイセミ電動フロントシート(ヒーター付)
- コールドクライメートパック
- エアサスペンションパック
- 20インチフルサイズスペアホイール
DEFENDER COUNTY EXTERIOR PACK CURATED FOR JAPANのボディカラーは限定120台のタスマンブルー/フジホワイト、限定100台のフジホワイト/タスマンブルー、限定80台のサントリーニブラック/タスマンブルーの2トーンカラー3色を設定。
販売価格は全てのカラーで8,990,000円です。
ディフェンダーDEFENDER EASTNOR EDITION特別仕様車限定390台を2023年4月13日発表
ディフェンンダーへ日本独自の特別仕様車DEFENDER EASTNOR EDITION(ディフェンダー イースナー エディション)を限定390台設定。
ディフェンダー90、ディフェンダー110、ディフェンダー130がベースモデルで902023年4月13日から受注開始です。
ディフェンダー EASTNOR EDITIONの装備
- ブラックエクステリアパック(90、130)
- エクステンデッドブラックエクステリアパック(110)
- サテンプロテクティブフィルム
- ボディ同色ルーフ(110にサントリーニブラックで設定、90・130は標準装備)
- ブラックコントラストルーフ(90・130にアイガーグレイで設定、110は標準装備)
- シグネチャーDRL付マトリックスLEDヘッドライト
- シグネチャーDRL付プレミアムLEDヘッドライト(130サントリーニブラックのみ)
- 20インチアロイホイール(スタイル5095、グロスダークグレイ、コントラストダイヤモンドターンドフィニッシュ)
- ヘッドアップディスプレイ
- ヒーター、メモリ、2ウェイマニュアルヘッドレスト付12ウェイ電動フロントシート
- ヒーテッドウォッシャーノズル
- ヘッドライトパワーウォッシュ
- ヒーター付ステアリングホイール
- コールドクライメートパック ヒーター付ウィンドスクリーン
- エアサスペンションパック(90・110のみ)
- データプラン付Wi-Fi接続
イースナー エディションのボディカラーは人気色のサントリーにブラックとアイガーグレイの2色設定。耐久性を高めるサテンプロテクティブフィルムと悪天候でも視認性の良いマトリックスLEDなどを標準化。
特別限定車の名前は、英国にあるランドローバーテストコースがある町のEASTNOR(イースナー)が由来とのこと。
エアサスペンションパック、ヘッドアップディスプレイなど人気の装備も全て網羅するフルオプション仕様で、インテリアはそれぞれのボディカラーに、ブラック系のエボニーと、ライトグレー系のエイコーンを設定します。
ディフェンダー イースナーエディション 90が計50台で販売価格は9,079,000円~、ディフェンダー イースナーエディション 110が計300台で販売価格は11,002,000円~、ディフェンダー イースナーエディション 130が計40台で販売価格は11,880,000円~です。
グレード | ボディカラー | インテリアカラー | 値段 | 販売台数 |
---|---|---|---|---|
DEFENDER EASTNOR EDITION 90 SE P300 |
サントリーニブラック | エボニー | 9,079,000円~ | 40台 |
アイガーグレイ | エイコーン | 9,222,000円~ | 10台 | |
DEFENDER EASTNOR EDITION 110 X-DYNAMIC SE D300 |
サントリーニブラック | エボニー | 11,002,000円~ | 250台 |
アイガーグレイ | エイコーン | 11,002,000円~ | 50台 | |
DEFENDER EASTNOR EDITION 130 SE D300 |
サントリーニブラック | エボニー | 11,880,000円~ | 8台 |
エボニー | 11,769,000円~ | 22台 | ||
アイガーグレイ | エイコーン | 12,023,000円~ | 10台 |
ディフェンダー特別仕様車「DEFENDER 75TH LIMITED EDITION」を2022年09月15日発表
ジャガー・ランドローバー・ジャパンはランドローバー75周年を記念したディフェンダーの特別仕様車「DEFENDER 75TH LIMITED EDITION」を2022年09月15日に発表しました。
発表した特別仕様車「DEFENDER 75TH LIMITED EDITION」は専用エクステリアカラーとしてグラスミアグリーンを採用し20インチアロイホイールとホイールセンターキャップも同色、インテリアにもグラスミアグリーンパウダーコートブラッシュドフィニッシュのクロスカービームやレーザーエッチングディテールが施されたエンドキャップなどを装備しています。
また、エボニーレジストシート、センターコンソールサイドのホッケースティックは、「DEFENDER」で最も頑丈なファブリックであるロバステックを使用した車で、日本には限定225台での販売となっています。
特別仕様車「DEFENDER 75TH LIMITED EDITION」のボディタイプは「DEFENDER 90(ナインティ)」または「DEFENDER 110(ワンテン)」となっており、ベースモデルには上位グレードの「HSE」、パワートレーンは「110」にはマイルドハイブリッドテクノロジー(MHEV)の3.0リッター直列6気筒INGENIUMディーゼル・エンジン、「90」には2.0リッター直列4気筒INGENIUMガソリン・エンジンを採用しています。
1948年のアムステルダムモーターショーで発表した「LAND ROVER SERIES I」から75周年であり、それを記念した「DEFENDER 75TH LIMITED EDITION」は他に類を見ないオールテレイン走破能力など、革新的な最新テクノロジーを備えさらに進化を遂げています。
価格は「DEFENDER 90」が11,013,000円で限定75台、「DEFENDER 110」が12,423,000円で限定150台となっており、2022年9月15日(木)~10月16日(日)の間で注文を受け付け、台数を上回る注文があった場合は抽選となっています。
新型ディフェンダーに3列8人乗りのディフェンダー130を追加 日本発売も期待
新型ディフェンダーに後部を340mm延長して、8人乗車可能なディフェンダー130を新たにラインナップ。
パワートレインは直列6気筒の3.0Lガソリンエンジンとディーゼルエンジンを設定。ガソリンモデルの最高出力は400ps、ディーゼルモデルの最高出力は300psを発揮します。
スクエアで独特の雰囲気を持つ新型ディフェンダーは日本でも人気があり、2020年の発売時も予約が殺到しました。
今回発表されたディフェンダー130も日本に導入予定で、日程について後日詳細を発表するとしてます。
ランドローバー・ディフェンダーの受注が2020年4月9日よりスタート!
ジャガーランドローバージャパンは2020年4月9日から新型ディフェンダーの受注をスタート、2020年6月17日にNEW DEFENDER ジャパン プレミア オンラインと題してYouTube公式チャンネルでライブ配信を行いました。
新型ディフェンダーのボディタイプは3ドア5人乗りの「DEFENDER 90」、5ドア5人乗り(3列目追加で5+2シートも可能)の「DEFENDER 110」がラインナップ。価格帯はDEFENDER 90が499万円~739万円、DEFENDER 110が589万円~820万円です。
直列4気筒2.0リッター“INGENIUM”ガソリンエンジン(最高出力221kW/300PS、最大トルク400Nm)を心臓部に置き、駆動方式はフルタイム4輪駆動。110には電子制御エアサスペンションが標準装備となっていて、-40mm~+145mmまで車高を設定でき、走破性と乗降性を高めます。
さらに、インフォテインメントシステムにはジャガー・ランドローバー初採用となる「Pivi Pro」を導入。AI学習機能つきで運転手に合わせたナビゲーションを可能とします。
その他にも170種類の純正アクセサリーやオプション装備を選ぶことができ、「アドベンチャーパック」「アーバンパック」「エクスプローラーパック」「カントリーパック」などのアクセサリーパックも設定されます。
またV8エンジンを採用するモデルも開発中との噂もあるようです。
グレード | 販売価格 |
---|---|
90 ディフェンダー | 4,990,000円~ |
90 ディフェンダー S | 5,820,000円~ |
90 ディフェンダー SE | 6,480,000円~ |
90 ディフェンダー HSE | 7,300,000円~ |
90 ディフェンダー ファーストエディション | 7,390,000円~ |
110 ディフェンダー | 5,890,000円~ |
110 ディフェンダー S | 6,630,000円~ |
110 ディフェンダー SE | 7,320,000円~ |
110 ディフェンダー HSE | 8,120,000円~ |
110 ディフェンダー ファーストエディション | 8,200,000円~ |
新型ディフェンダーのショートボディを欧州市場で受注スタート
ランドローバーは新型ディフェンダーのショートボディ「ディフェンダー 90」の受注をヨーロッパで開始しました。イギリスでの価格は4万0290ポンド、納車時期は2020年夏ごろを予定しています。
軽量アルミニウムのモノコック構造を採用したディフェンダー 90は、5人乗りで小型ハッチバックと同じくらいのサイズ感。ジャンプシートをセレクトした場合は6名乗車可能です。
ヨーロッパ仕様のディフェンダーにはガソリンとクリーンディーゼルがラインナップし、今後PHV車も新規設定される見込み。キャビンは初代ディフェンダーを彷彿とさせる実用的かつシンプルな作りで、装備や構造物があえて露出したスタイルが特徴です。
007シリーズに登場する新型ディフェンダーのスタント映像が公開!
映画007シリーズの最新作「NO TIME TO DIE」にランドローバー・ディフェンダーの新型モデルが出演しますが、007の公式アカウントより、カーチェイスシーンを撮影した映像が公開されました。
スタント撮影ではフォーミュラ3 Wシリーズに参戦したジェシカ・ホーキンス選手が新型ディフェンダーのステアリングを握っており、映像では、新型ディフェンダーが過酷な悪路を逞しく駆け抜け、時に華麗に宙を舞う様子が映されています。
ディフェンダーに先行予約モデル第2弾が登場!受付は2020年3月下旬まで
ランドローバー・ディフェンダーの先行予約モデル第2弾「DEFENDER STARTUP EDITION(ディフェンダー・スタートアップ・エディション)」が、2019年11月18日より予約受注をスタートしました。本モデルは先行予約モデル第1弾である「DEFENDER LAUNCH EDITION(ディフェンダー・ローンチ・エディション)」の好評を受けて用意されたもので、受付は2020年3月31日までで、納車は2020年秋ごろからとなる見込みです。
DEFENDER STARTUP EDITIONは3ドアの「ディフェンダー 90」と5ドアの「ディフェンダー 110」の2モデルを用意。
標準仕様のディフェンダー 90(車体色:フジホワイト)は4,912,000円、レザーシート仕様のディフェンダー 90(車体色:フジホワイト)は6,159,000円から。標準仕様のディフェンダー 110(車体色:フジホワイト)は5,967,000円から、レザーシート仕様のディフェンダー 110(車体色:フジホワイト)は7,451,000円からとなります。
ランドローバー・ディフェンダーが映画007の最新作「NO TIME TO DIE」に出演決定!
フルモデルチェンジを発表したばかりのランドローバー・ディフェンダーが、2020年4月公開の007 NO TIME TO DIEに登場することが明らかとなりました。
今回公開されたのは5ドアタイプとなるディフェンダーX(110)で、精悍なサントリーニブラックの車体色をまとっています。足元には大口径の20インチアルミホイールを装着し、最低地上高は291mm。スタントコーディネーターも納得の卓越したオフロード性能を追求した一台であることから、今回の出演に至りました。
新型ディフェンダーに高性能モデル「SVR」を設定するとの情報を入手!
フランクフルトモーターショー2019で発表された新型ディフェンダーに、ジャガー・ランドローバーの最強モデルを示唆する「SVR」が新設定される可能性が濃厚であることが判明しました。
もし噂通りディフェンダーSVRが登場するとすれば、パワートレインには最高出力577ps を発揮するBMW製4.4L V型8気筒ツインターボエンジンを採用し、8速ATを組み合わせると予想されます。駆動方式は四輪駆動で、2020年にはデビューを迎えるでしょう。
また、現時点ではSVRだけでなく、8人乗りの「ディフェンダー130」が登場するとも噂されており、今後のディフェンダーのラインナップ拡大に期待がかかります。
新型ランドローバー・ディフェンダーが2019年11月3日に先行予約を開始!
ランドローバーは、新型ディフェンダーの先行予約モデル「ローンチ・エディション」の先行予約を2019年11月3日に開始しました。
ショートホイールベースの3ドアモデル「ディフェンダー 90 ローンチ・エディション」は15台、ロングホイールベースの5ドアモデル「ディフェンダー 110 ローンチ・エディション」は135台、合計150台の限定先着販売です。デリバリーは2020年夏を予定しています。
モデル名 | カラー | 価格(消費税10%込) |
---|---|---|
90ローンチ・エディション(ファブリックシート仕様) | フジホワイト | 4,890,000円 |
90ローンチ・エディション レザーシート仕様 |
フジホワイト | 6,137,000円 |
サントリーニブラック | 6,232,000円 | |
アイガーグレイ | 6,232,000円 | |
フジホワイト(コントラストルーフ) | 6,266,000円 | |
ゴンドワナストーン | 6,361,000円 | |
インダスシルバー | 6,361,000円 | |
パンゲアグリーン | 6,361,000円 | |
タスマンブルー | 6,361,000円 | |
パンゲアグリーン(サテンフィルム仕様) | 6,787,000円 |
モデル名 | カラー | 価格(消費税10%込) |
---|---|---|
110ローンチ・エディション | フジホワイト | 5,967,000円 |
サントリーニブラック | 6,062,000円 | |
アイガーグレイ | 6,062,000円 | |
フジホワイト(コントラストルーフ) | 6,096,000円 | |
インダスシルバー | 6,191,000円 | |
パンゲアグリーン | 6,191,000円 | |
ゴンドワナストーン | 6,191,000円 | |
タスマンブルー | 6,191,000円 | |
110ローンチ・エディション (レザーシート&3列シート最大7人乗り仕様) |
フジホワイト | 7,451,000円 |
アイガーグレイ | 7,546,000円 | |
サントリーニブラック | 7,546,000円 | |
フジホワイト(コントラストルーフ) | 7,580,000円 | |
インダスシルバー | 7,675,000円 | |
パンゲアグリーン | 7,675,000円 | |
ゴンドワナストーン | 7,675,000円 | |
タスマンブルー | 7,675,000円 |
新型ディフェンダー「ローンチ・エディション」は、2.0Lの直列4気筒「INGENIUM」ガソリンエンジンを搭載し、最高出力は300PS、最大トルクは400Nmを発生。
3ドア車はコイル・サスペンション、5ドア車はエア・サスペンションの2種類が設定されています。
フルモデルチェンジしたランドローバー・ディフェンダーがフランクフルトモーターショー2019で世界初公開!
新型ランドローバー・ディフェンダーがついにフランクフルトモーターショー2019でワールドプレミアされました。
新型では3ドアモデルの「90」と5ドアモデルの「110」がラインナップし、90は4万ポンド(約531万円)、90の商用モデルは3万5000ポンド(約464万円)、110は4万5240ポンド(約600万円)からという価格設定。グレード構成は「S」「SE」「HSE」「DEFENDER X」のほか、限定車として「FIRST EDITION」が用意されます。
エンジンはマイルドハイブリッドを組み合わせたガソリンエンジンやディーゼルエンジンのほか、2020年にはPHEVモデルを新たに追加するとのこと。世界初採用となる「コンフィギュラブル・テレイン・レスポンス」や「ClearSightグラウンドビュー」などの先進技術を投入し、悪路走破性を最大限に高めています。
新型ディフェンダーは従来のディフェンダーのエクステリアデザインを継承しつつ、未来を感じさせる次世代モデルへと生まれ変わりました。新しいプラットフォーム「D7xアーキテクチャ」を採用し、従来比3倍というランドローバー史上最高のボディ剛性を有します。
新型ディフェンダーのインテリアは高い質感を維持しつつ、ヘビーデューティーな作りで耐久性に優れます。フロアは手入れのしやすいゴム張りの床となっています。
90 | 110 | |
---|---|---|
全長 | 4,583mm | 5,018mm |
全幅 | 2,008mm | 2,008mm |
全高 | 1,969~1,974mm | 1,967mm |
ホイールベース | 1,969mm | 3,022mm |
ランドローバー・ディフェンダーの画像がリークか ベースは2ドアのディフェンダー90
2ドアモデルのディフェンダー90をベースとした画像がリーク。
画像に注目すると、以前にリークされたイメージと同様丸みのあるボディスタイルで、ボディカラーはシルバーのルーフにシックなグリーンの2トーンカラー。足回りには白の鉄チンホイールが装着されています。
今回公開されたグリーン×シルバーの車体色のように、次期ディフェンダーはカスタムバリエーションの豊富なモデルとなることが期待されます。世界初公開は2019年9月10日を予定しています。
ついにランドローバー・ディフェンダーのティーザー映像が公式発表!デビューは2019年9月10日
2019年後半に発表され、2020年発売予定のランドローバー・ディフェンダーの最新映像が、ランドローバーから正式に公開されました。
この動画によれば、新型ディフェンダーのワールドプレミアは2019年9月10日となる模様。ライバル車種としてはメルセデスベンツ・Gクラスが挙げられますが、今回のモデルは丸みをおびたエクステリアで、デザインだけに注目するとオフロードモデル路線からは一線を画した印象です。
新型ディフェンダーの注文受付は2019年9月12日から、フランクフルトモーターショー2019で行われます。4ドアモデル「ディフェンダー110」に続き、2020年3月に2ドアの「ディフェンダー90」、2020年8月には3列シートモデル「ディフェンダー130」を販売する予定。
なお、ディフェンダーはピックアップトラックモデルの市販化も噂されており、フランクフルトモーターショーでの新たな情報解禁が期待されます。
ランドローバー・ディフェンダーの量産デザインがリーク!
フルモデルチェンジを迎えるランドローバー・ディフェンダーの量産デザインが、今回ついに完全リークされました。
角ばったボディが特徴だった従来モデルと比べ、新型ディフェンダーは丸みを帯びたデザインへと生まれ変わっています。前世代が持つ無骨さは今回復活予定のモデルでは弱まったかに思えますが、オーバーフェンダーや丸型デイタイムランニングライトなど、随所に従来のディフェンダーの要素を受け継いでいることがわかります。
デザインを大きく刷新した本モデルでは価格帯がどう設定されるのか、また、2019年9月に行われるフランクフルトモータショー2019で2ドアが出展するのか4ドアが出展するのか、といった点も気になるところです。
ランドローバー新型「ディフェンダー」の開発車両からインテリアが明らかに!?
ランドローバーの新型「ディフェンダー」の開発車両が目撃され、偽装されている箇所があるものの、インテリアの重要部分もほぼ明らかになりました。目撃された開発車両は、2ドアモデルの「ディフェンダー90」と、4ドアモデルの「ディフェンダー110」です。
今回キャッチされた開発車両のカモフラージュはまだまだ厚く、そのデザインの詳細は不明のままで、確認できるのはリヤにスペアタイヤが装着されていることくらいでしょうか。ヘッドライト、テルランプの形状などはカモフラージュに覆われて確認できません。
サスペンションはコイルスプリングのセットアップだと考えられますが、「ディフェンダー110」ではオプションでエアサスペンションの設定ができるのではないかとの噂もあります。
インテリアについては、ファブリックパネルで多少の偽装はあるものの、今回ほとんどが開発車両から確認することができました。
ステアリングホイールの形状や、インフォテインメントディスプレイがフルデジタルになっていること、センターパネルには大型の液晶ディスプレイがあり、その下部にはジョイスティック型のシフトレバーが確認でき、右横には空調関係のスイッチ類が配置されているのが分かります。
パワートレインについては、先に2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンがラインナップされ、ハイブリッドモデルやディーゼルモデルのラインナップが後から続く予定です。
9月に開催されるフランクフルトモーターショー2019でワールドプレミアされる予定で、販売は2020年以降となるでしょう。
新型ディフェンダーが近日公開 2019年後半に世界初公開
新型ディフェンダーのモデルチェンジが2019年後半を予定していることがランドローバー公式から発表されました。
ディフェンダーの走行テストが120万kmに達したことで最終段階に入ったこと、2019年後半のワールドプレミアにむけた最終フィールドテストを行っていることが判明、1948年にデビューしたディフェンダーのフルモデルチェンジが間近に迫ってきました。
これまで新型ディフェンダーのプロトタイプが世界各国で目撃されていましたが、全てがカモフラージュされたプロトタイプでした。ランドローバーから明確な発売時期が明かされたことで、今後はより市販車に近いモデルを見る機会が増えることになるでしょう。
新型ディフェンダーのワールドプレミアは2019年後半を予定していることから、2019年9月にドイツで行われるフランクフルト国際モーターショー、2019年10月に行われる東京モーターショーで発表する可能性が高いと考えます。
発表が遅れた場合は2019年11月に行われるドバイモーターショーが有力です。
新型ディフェンダーのエクステリアは少し丸みを帯びたデザインになったが全体的なボクシー感は健在
新しいランドローバーのディフェンダーと予想している車種のスパイショットです。従来のディフェンダーと比べるとバンパーやオーバーフェンダーが少し丸みを帯びたデザインになっています。ボンネットの端も丸くなっていて、歩行者保護の観点から完全に四角くデザインしていないものと考えます。
サイドビューから見ると5ドアのSUVスタイルなのが分かります。ボンネットとルーフは水平ラインを描きGクラスのようなイメージです。アンテナにはシャークフィンアンテナが採用されていて、ドアガラスもスクエア形状のため昔ながらのSUVスタイルを継承したモデルになっています。
また、真正面から見るとフロントガラス上部にカメラのような装備が見えるため、自動緊急ブレーキやレーンデパーチャーワーニングなどの「ドライバーアシストシステム」を標準装備していると考えます。フロントバンパーには、4つのソナーが見えるためフロント・リアパーキングエイドなども搭載していると予想します。
ヘッドライトはカモフラージュに隠れて形状は分かりにくいですが、スモールランプの光がLEDに見えるためヘッドライトにもLEDが光源として使われていると考えます。
新型ディフェンダーのボディラインナップはショートの90とロングの110の2種類が登場するだろう
新しいディフェンダーは日本で販売していたのと同様に、ショートホイールベースの90とロングホイールベースの110がラインナップするでしょう。
90 | 110 | |
---|---|---|
全長 | 3,886mm | 4,648mm |
全幅 | 1,778mm | 1,778mm |
全高 | 2,032mm | 2,286mm |
ホイールベース | 2,362mm | 2,794mm |
ディフェンダーのボディサイズはショートとロングで1メートルの差がありショートは3,886mmですが、ロングでは4,648mmになっています。全高もどちらのモデルとも2メートルあり、日本の道では少し高すぎる気もしますが、どんな困難からも守ってくれる頼もしいボディサイズです。
新しいディフェンダーのエンジンには2.0Lガソリンエンジンやディーゼルエンジンを搭載する可能性
新しいランドローバーディフェンダーのエンジンには、ディスカバリースポーツに搭載されているインジニウムエンジンが装備されると考えます。直列4気筒の2.0Lのガソリンエンジンとディーゼルエンジンを用意していて、ガソリンは最高出力が高く、ディーゼルエンジンはトルクが大きく燃費もいい傾向があります。
ガソリン | ディーゼル | |
---|---|---|
種類 | 直列4気筒 | 直列4気筒 |
排気量 | 1,995cc | 1,999cc |
最高出力 | 177kW | 132kW |
最大トルク | 340Nm | 430Nm |
燃費 | 10.2km/L | 14.4km/L |
ディスカバリーに搭載されているエンジンは、どちらも2.0Lの排気量ですがガソリンとディーゼルの2種類が用意されていて、どちらか好きなほうを選べます。燃費の数値はディフェンダーのものですが、ディーゼルエンジンは14.4km/Lを記録しています。
ディフェンダーのフルモデルチェンジは2019年後半から欧州で発売か
ランドローバーから新しいディフェンダーが発売されるのは2019年後半になると予想します。欧州市場では2016年1月からの数年ぶりの復活ですが、日本市場では2005年から実に15年ぶりの復活となります。価格帯はショートホイールベースのモデルで590万円、ロングホイールベースで700万円になると噂されています。
ランドローバーシリーズから誕生したディフェンダーのモデルチェンジ遍歴
ランドローバー・ディフェンダーは、イギリスのランドローバーが販売するクロスカントリーです。当初は「ランドローバー」として販売されていましたが、後にディフェンダーと改称されています。
ランドローバー 90/110/127(1983年~1990年)
1983年、ランドローバーのシリーズⅢがマイナーチェンジを実施し、「ランドローバー 90/110」とされ、後に127も登場します。
ディフェンダー 90/110/130(1990年~2016年,2018年,2021年)
1990年、ランドローバー90/110が「ランドローバー・ディフェンダー」に改称されます。
1994年、新型ターボエンジン「ランドローバー・300T diエンジン」が登場。
1998年、50周年特別記念モデルの「90」が登場。「ランドローバー・Td5エンジン」がユーロⅢ排出ガス規制に適合して登場。
2007年、排出ガスと安全基準を満たすための仕様変更。Td5エンジンに代わり、2.5L直4エンジンを搭載。インテリアではインストルメントパネルのレイアウトを大きく変更。以前は6人乗りと7人乗りだったディフェンダー90ステーションワゴンが4人乗りに、9人乗りだったディフェンダー110ステーションワゴンは7人乗りになりました。また、新しく5人乗りの「110ユーティリティワゴン」が設定されました。
2012年モデルでは新しいエンジンを搭載し、パッケージオプションの変更が実施されました。
2016年1月、延べ67年の歴史に幕を降ろし、販売を終了しました。
2018年1月、限定150台でランドローバーの70周年記念の特別仕様車「ディフェンダー ワークスV8」を、2021年には90、110のボディで25台限定の「ディフェンダー・ワークスV8トロフィー」が用意されました。
ディフェンダーのモデル | 販売年表 |
---|---|
ランドロ-バー 90/110/127 | 1983年~1990年 |
ディフェンダー 90/110/130 | 1990年~2016年,2018年,2021年 |
新型ディフェンダーが復活することでランドローバーのラインナップが増えて選択肢が広がる
2018年のラインナップでは、ランドローバーにはレンジローバーが4モデル、ディスカバリーには2モデル、プラグインハイブリッドが2モデルあります。ですがどれもすべてクロスオーバーのスタイリングで、ボディタイプは似ています。
そこで、ディフェンダーが復活することで昔ながらのSUVスタイルをラインナップに入れることができ、選択肢の幅も広がるでしょう。ライバル車はメルセデスベンツGクラスやジープのラングラーになると考えていて、特にGクラスとはいいライバルとなるでしょう。
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2種類をラインナップし、選ぶ楽しみもあるディフェンダーは2019年後半予定で欧州から発売され数ヶ月後には日本市場でも2020年に発売開始しました。